まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

みなみけ おかえり 1~5話

1月からテレビ東京系(6局)とAT-Xで放送してた全13話の新番組。
原作は青年誌(ヤンマガ)のマンガで3巻まで読んだことがあります。
※セルDVDは4/8からリリース(レンタルは4/24から)

約1年ぶりのみなみけ3クール目です。
制作会社は何故かおかわりと同じだけど監督は変わってます。
キャラの目が小さくなってたり、1回あたりショート4本構成だったりと、
作品の体裁的には(人気があった)無印にかなり近づけてあります。
主題歌なんて無印のオマージュかよって感じだし(作詞・作曲は同じ人)。
変なオリジナル要素もかなり薄くなったので内容も無印に近いです。
(お隣の人は存在を抹消したのかな?)
無印から続けてみる場合はこっちの方がはるかに違和感は少ないです。
なので作品の内容とかは「みなみけ」のところを参照(おいおい)。

ただし似せてるだけで完全に無印と同じテイストではないですが。
顔がいきなり劇画タッチになる表現手法は全く踏襲してないし。
演出レベルも頑張ってはいるけど無印より多少落ちるかなって感じで。
(つまり「今日の5の2」TV版の方が演出レベルはずっと上ってこと)
総合的な印象はおかわりよりは上、無印よりは下って感じでしょうか。
カレーの妖精はとても面白かったよ。保坂先輩の気持ち悪さも含めて(爆)。

基本は無印に似せてるけどおかわりを引きずってる部分もあったり。
それは南家の間取りやら(高校の)教室の構造とかの空間設定のあたり。
恐らく(大月)プロデューサーは無印に似せろとはオーダーしたけど、
そのへんの細部に関してまでは指示をしなかった(任せた)んだろうね。
そもそも無印とおかわりで南家の間取りが違うのはどうかと思ったが。
この南家の間取りをおかわり仕様にしたのは失敗だった気がするよ。

無印の間取りは。
玄関を入って廊下を突き当たったとこにリビングがあって。
キッチンはリビングの手前を右に入ったところにある。
リビングとキッチンはアコーディオンカーテンで仕切られてる。
玄関から見てリビングの左側の襖を開けると千秋の部屋。
廊下はリビングに突き当たって左(キッチンの反対)に曲がってて。
曲がった先の右(奥)側には夏奈の部屋がある(千秋の隣)。
おそらく春香の部屋は夏奈の部屋の反対側(手前)の扉だと思う。
玄関からリビングまでの廊下には右に一つ、左に二つ扉がある。
サイズ的に右のが風呂&洗面所で左の一つがトイレな気がします。
(確認した4話までには使ってるシーンが存在しない)
ベランダは当然ながら玄関からちょうど反対側にあります。

たぶんこんな感じ(サイズはテキトー)です。


おかわり・おかえりの間取りは。
玄関から入って手前の右側がリビング、左側がダイニングキッチン。
右の奥が千秋と夏奈の部屋で左奥がたぶん風呂&洗面所(&トイレ)。
ってことは突き当たりの部屋が春香の部屋だろうか。
ちなみにベランダは何故か玄関から入って右側に存在します。
右端みたいだからそこにあってもおかしくはないけど……
長辺の片側に玄関があるんだから反対側にもベランダがあるはず
そのへんの設定はちゃんとしてるはずなのになんか変ですよ。

おかわり仕様の間取りに違和感があるのはとりあえず置いといて。
おかわりの配置では全体の構造がわかりにくいのです。
キャラの動線をきっちり描かないと部屋の配置が見えないのです。
実際、1話構成だったおかわりではある程度把握できたんだけど、
動きが省略されたショート構成のおかえりではまるでわかりません
4話まで詳細に確認したけど玄関と廊下とリビングの関係しかわからんよ。
キッチンがリビングの反対にあるらしきことは何となく説明されるけど、
その間の動きが存在しないので実際のところは確証が持てません。
キッチンとダイニングがひと続きなのも絵が無くて全くわからんし。
おかわりを確認してて同じらしいと気付いて脳内で補完しただけです。
(おかわりとほとんど同じだけど一部設定が違うみたい)

無印の間取りは何と言っても視界がクリアなのが特徴なのです。
キャラがよく集まるリビングがあってその扉を開けると玄関が見える。
リビングとキッチンは行き来が見えるので位置関係がわかりやすい。
キッチンから廊下を見るとそのまま廊下のL字の奥が見える。
千秋の部屋はリビングと襖で繋がってるからこれも位置関係が見える。
ショートのようなキャラの動線が極めて制限される作品だからこそ
キャラをあまり動かさなくても配置がわかるようにしてあるのです。
1話で夏奈がキッチンから見える右奥の扉から起きてきてみたり、
千秋にキスしようと走り回ったりと配置を意識的に見せてもいる。
1話を見ただけでほぼ部屋の配置がわかるあたりよく考えられてます。

この手の設定って一見すると作品の面白さに関係ないようだけど
「みなみけ」みたいな限られた空間で展開するストーリーの場合、
空間の存在感はボディーブローのように効いてたりするわけです。
無印に似せているのに無印に届かないのはそのへんもあるのです。

※今回もDVDの初回版にサントラが付属する模様

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