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タイタニア 1~7話

10月からBS2(のみ)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
原作はSF(なのか?)小説で読んだことは有りません。
※セル・レンタルDVDのリリースは1/30から
人類が宇宙に進出してから数え切れない時が流れた時代。
宇宙には幾多の星系国家が生まれ星間都市連盟という秩序が生まれた。
そして今から200年ほど前この宇宙には新しい秩序が芽生えた。
それはタイタニア一族による全宇宙の国家の実効支配である。
名目上はヴァルダナ帝国の一臣下にすぎないタイタニア一族だったが、
強大な軍事力により多くの国家を支配下におき帝国の実権をも支配した。
タイタニアの意向が全世界の意思と言っても過言ではないほどだった。

そんなタイタニアによる星間連盟所属の都市国家エウリヤへの攻撃は
いつものように完璧な勝利によって幕を閉じるはずだった。
圧倒的戦力のタイタニアに対してエウリヤは指揮官すら無名であった。
戦う名目だけ整るためで勝つ気はないのだとアリアバート公爵は思った。
しかし簡単に勝利するはずのその戦いは思わぬ展開を見せる。
エウリヤの無名の指揮官ファン・ヒューリックの奇策に嵌められて
タイタニア軍は壊滅的な大損害を被り撤退を余儀なくされたのである。
この戦いこそタイタニアの歴史の中で初めての敗北であった。
永劫に続くと思われたタイタニアの権勢が綻び始めた瞬間であった。

銀英伝(銀河英雄伝説)の外伝です!
とか言いたくなるぐらいに見た目も雰囲気もそっくりですな。
原作者が同じで似たような原作だし監督も同じだから当然だけど。
ヒューリックが奇策で戦局をひっくり返すのなんかまんまヤンだよ。
銀英伝を知ってる人間なら圧倒的に不利な状況で余裕の態度だから
これは何か策を仕込んでるなと容易に想像がついてしまうほどです。
そしてヒューリックの奇策を見ながら、ほらやっぱりやったなと。
まぁ、そんな感じの銀英伝と極めて似たテイストの作品です。
科学的な仕掛けを用いたSFではなく単に宇宙を舞台にしてるだけで。
主軸は政略であり戦略であり戦術であり、そこにある人間模様です。
(単に宇宙を舞台にしてるだけのSFは腐るほどありますが)

銀英伝とは全く違った側面もあります。
銀英伝は物語の開始当初は2つの大きな勢力が対峙している構図でした。
対してこちらは唯一の圧倒的な勢力とそれに屈してない勢力と言う構図。
戦術レベルでは勝敗はあっても戦略レベルではもはや勝敗は決した状態。
その磐石なはずのタイタニアの権勢が崩れ始めるという展開。だと思う。
その大きな切っ掛けになったのが冒頭のヒューリックの奇策なわけです。
つまり彼はタイタニアの覇に異を唱える人たちのカリスマとなるのです。
たぶん大きなうねりの中で彼は意図せず祭り上げられていくのでしょう。
でも物語が始まった当初は戦勝の英雄どころかいきなり失業してたり
そもそもエウリヤは冒頭の戦いに勝つ気などなかったのだから。
余計なことをしてくれた、と逃げたことにして放逐してしまうのです。
さらにはタイタニアから指名手配されて逃げるはめに陥るのでした。

ヤンとラインハルトという二人の天才による物語だった銀英伝と違って
今のところはタイタニアを中心に変革を求める人が蠢いているだけ。
ヒューリックは放浪をしながらいろんな人と出会っているだけです。
もちろん彼がタイタニアを負かした人間なのは知る人ぞ知る事実で、
タイタニアに反抗しようとする勢力は引き入れようとするのです。
でもヒューリックは積極的にその手の誘いから逃げてたりして。
消極的サボタージュをしてたヤンと違って覇気のある遊び人な感じで。
だから7話まではタイタニアと再び本格的に戦うシーンはありません。

あと銀英伝と大きく違う点は役者の絶対数が少ないところでしょうか。
タイタニア側もヒューリック側も役付きのキャラがそんなにいません。
場を動かすリーダー以外の脇を固める中堅キャラがあまりいないのです。
今回もキャラにクレジットが入ってるけど無くても困らないぐらいです。
たぶんガンダム00の方がはるかにキャラが多い(多すぎ)と思われます。
キャラが少ないせいもあって銀英伝に比べてこじんまりとしています。
銀英伝の本編ではなく外伝と比べると丁度いい位のスケールです。
最初に外伝とか書いたのは、暗にそういう意味でもあったわけです。
銀英伝のようにもっとキャラの層が厚ければいいのにと思ったよ。

作品の内容ではなく見た目について。
最近の緻密に描きこんだ絵ではなく銀英伝レベルのあっさり品質です。
装飾は煌びやかだしキャラ描写は仰々しいし見た目も麗しいですが。
繊細で艶っぽい美樹本絵は美学を体現する作風に合ってると思います。
個人的には銀英伝のバタ臭い清水恵蔵さんの絵柄のほうが好きだけど。
ただキレイなのよりクドイいぐらいが仰々しいキャラに有うと思うから。

作品の見せ場である艦隊戦は手描きではなく3DCG描画になってます。
テレビシリーズのスケジュールを考えると仕方ないかなとは思います。
CGのクオリティ自体はサンジゲンなんで問題は無いレベルだし。
ただタイタニア側の戦艦がみょーにスマートでカッコよすぎなのです。
指揮官が載る旗艦だけはシンボル的にそんなデザインでもいいけど、
大多数の船はもっと無骨なデザインで渋い配色にして欲しかった。
今のテイストだと戦闘シーンがみょーに安っぽく見えてしまうから。
このへんはCGを使ったことが問題ではなく使いかたの問題っすね。

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