と言ってもわざわざ書くほどのリリース情報は無かったり。
ここ1年ぐらいの作品って大半が同時で一部が最大で1ヶ月遅れぐらいだし。
あまりニーズが無いせいか旧作もあまり出なくなってしまったし。
なのでレンタルについてあまり語られない情報を。
前にレンタルDVDの基礎知識としてさりげなく書いたことだけど
レンタルDVDにはセル版ディスクと全く同じ内容のモノが結構あります。
今までいろいろ借りた感触では(アニメの)7~8割はそうかもしれない。
最王手のバンダイビジュアル以外は差別化してないところが多いので。
で、ここからが本題です。
レンタルDVDとセルDVDの内容が同じかどうか実際にセルDVDを買わなくても
ある方法を使えば簡単に分かるのです。全てに通用するわけではないけど。
どーするかというと、簡単に言ってしまえばディスクを見ればいい。
ディスクの中身ではなくディスクそのものをよく観察するのです。
![]() |
![]() |
ディスクの左中段の赤い部分を拡大すると(右の写真)
レンタル版の型番のBCDR-1976とレンタル専用という表示が有ります。
バンダイビジュアルのレンタルDVDは全てBCDR-になってたはずです。
そしてレンタル版には必ずレンタル専用の表記があります。
ちなみにバンダイビジュアルのレンタルDVDは全てこのレーベルです。
中身だけでなくレーベルにも一切絵をつけない差別化をしてます。
他の会社はセルもレンタルもレーベルにあまり差はないんですが。
アニメの場合はアダルトアニメのバニラ・ミルキー・ディスカバリーなど
一部のレーベルでセル・レンタル兼用のディスクと言うのがあります。
この場合はレンタル専用とは書いてません。
それ以外の一般向けのアニメでレンタル専用と入ってないのを貸してたら
そこは契約違反のヤバイお店と言うことになります。
![]() |
![]() |
ディスクの内周上部の赤い部分を拡大すると(右の写真)
スタンパーがつけたとおぼしきBCBA-3043という刻印が入ってます。
このBCBA-3043でググってみると7巻の通常版だとわかります。
よーするにこのディスクはセル通常版のディスクってことです。
電脳コイルの公式サイトを見るとDVDには全巻限定版と通常版があって
映像特典は限定版にしかついてないのがわかります。
つまりレンタル版はセル通常版と同じだけど本編だけってことです。
最初から何もついてないから差別化のしようもないというか……
こんな感じで限定版と通常版を差別化して通常版=レンタル版という
パターンも実は結構あったりします(ストパニとか)。
限定版も通常版もレンタル版もディスクは全部同じって場合もあるが。
※角川エンタのハルヒとかがそう
表の型番と裏の刻印が同じ場合は当然レンタル用に作ったディスクです。
仮に映像特典がついててもセル版とは差別化されてる可能性が大です。
映像特典全カットではなく一部だけつける差別化もよくあるのです。
※本編を差別化することは滅多にありません
具体的にどこが差別化されてるかは公式サイトとかで調べてね。としか。
あと例外的なパターンを一つ。
表の型番と裏の刻印が違うけどレンタル用ディスクという場合があります。
具体的にはGOZNOが製作・発売してる作品(の一部)のことですが。
中小パブリッシャーなので自社用のディスク番号が無いのかも知れない。
おそらくソニーかなんかのOEM用の型番を振ってあるんだと思われます。
なのでレーベルの商品番号とディスクの刻印番号が全然違います。
もしかしたらセル版もそうかもしれない(一つも持ってない)。
よーするに表の型番と裏の刻印が違うのが決め手ではなく
裏の刻印で検索して該当商品のセル版が引っ掛かるか調べてください。
100%ではないけどこれで95%ぐらいは確実にわかります。
![]() |
![]() |
ディスクの下部の赤い部分を拡大すると(右の写真)
BCBA-2761というパッケージに書いてあるのと同じ型番があります。
※当然裏にも同じ刻印がある
バンダイビジュアルのセルDVDは全てBCBA-になってたはずです。
つまり裏にBCBA-と入ってたらセル版のディスクってことです。
他の会社にも型番には同様の法則性があります。
ちなみに「あさっての方向。」はセルとレンタルの中身が全く同じです。
一通りレンタルで借りてから買ったから間違いないよ!!!(爆)
毎回こんなことを書いてる気がする……