まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

セキレイ 1~5話

7月から一部の民放(9局)で深夜に放送してる新番組。
原作はスクエニ系(ヤングガンガン)のマンガで2巻まで読んだことがあります。
※セル・レンタルDVDのリリースは10/22から
成績はそれなりに優秀だが本番に弱く2度目の大学受験に失敗した佐橋皆人。
やりたいことも無く、見た目も冴えない、彼女もいない、いわゆるヘタレ。
そんな彼の前に結(むすび)という名の美少女が空から(まさに)降ってきた。
結はSM服を着て電撃を放つ二人の女に追われ襲われているみたいだった。
皆人は結を助けようと立ち塞がったが結局は彼女を連れて逃げることに。
あまり格好がよくはない彼の姿だったが、結の胸は熱く高鳴っていた
(その行為だけで結の胸が高鳴ったわけではない)
欲求のままに皆人にキスをした結。その瞬間、彼女の背に光る羽が現われる。
つまり結はセキレイで、皆人は彼女の葦牙(あしかび)として選ばれたのだ。
こうして巻き込まれ体質の皆人は(行き掛りで)パートナーとなった結と共に
何だか良くわからない「鶺鴒計画」なるものに参加するハメに陥った。
果たして皆人の運命は?そして結の想いの行方は?

これ最初に読んだときにこの作者に何が起きたのか?とか思ったよ(爆)。
知ってる人は知ってるけど、この作者の人って以前はBL&ショタマンガや
美形の男キャラてんこもりの少女マンガばかり描いてた人ですから……
※Amazonとかで極楽院櫻子(桜子)・さくらあしかで検索するといい
それがこんな美少女てんこもりのマンガを描いてるからビックリした。
でも美少女モノをずっと描きたかったとか後書きに書いてあったり。
描きたい気持ちが滲み出るかのようにノリノリで描いておりました(笑)。
そしてそんな作品が巻を重ねてアニメになるんだから世の中わかりません。

この作品は美少女てんこもりというよくあるアレなテイストを除くと
どちらかというと少年マンガのバトルモノに設定は近いかもしれない。
なにしろ最後の一人になるまで戦って勝ち抜けとかゲームみたいだし
戦う理由もこのゲームの目的も今のとこ全く明かされてないわけで。
さほど意味もなく戦う少年マンガのバトルモノと外枠はそっくりです。
戦ってるのがほとんど美少女で見た目も雰囲気も美少女モノですが。

ただよくある美少女バトルモノと少し違うなと感じた部分がひとつ。
それはセキレイが戦う理由。戦いを運命付けられていたの下りではなく。
最後の一人になれば大好きな人(葦牙)と永遠に婚ぐことができるとこ。
※負けて鶺鴒紋が消えたら葦牙と別れなければならない
つまりセキレイは自分の想いを繋ぐために戦ってるというわけです。
自分の愛を貫くために他のセキレイの愛を蹴散らしているのです……
ハーレムアニメでヒロイン同士が火花を散らしてるのと似ています(笑)。

セキレイが葦牙に惹かれるプロセスも印象的だった。
胸の奥が熱くなるって体が疼いてると言ってるのと大差ない表現だし(爆)。
恋というもっと淡い感情ではなく直接的に体が求めるてるわけですよ。
恋愛感情と性欲は表裏一体なので相手に対してより強い欲求があるとか、
例えば運命的に惹かれあう関係なら、こんな反応もアリなのかもしれない。
※恋愛と性欲を直接的・記号的に描いた「パラパル」というマンガが
つまりこの作品は戦う理由も惹かれあうプロセスも全て愛なのです。
ああ、なんかとっても女性作家らしいなとかみょーな感心をしたよ。

ストーリー構成について。
手元に原作が2巻まであったので見た後に確認してみました。
見比べた感じではストーリーはだいたい原作に沿ってるみたいっすね。
ただ4話にして2巻をほぼ使い切ってる通常の2倍速近い高速展開なので
細かいシーンが端折られてたり細部の構成を組み直してはありますが。
でもこのスピードで原作と内容が大差ないのは実は凄いことかもしれん。
1話なんてバトルシーンを原作よりも増量してあったのに。

原作にあってアニメでは端折られてる内容にはこんなのが。
4話の結と細女(うずめ)がお風呂に入ってるところ。
原作ではくーちゃん(草野)が元気になるようにと結が祈るシーンがあって、
それをうずめが恋敵なのにいいの?とからかってたりする。
結は恋敵ってなんですか?とか天然ボケキャラらしい反応をしてたよ。
最後の一人まで戦うということは同じ葦牙を持つセキレイ同士だって
いずれは自分の想いのために戦うことになるわけで。
結をエネミー呼ばわりして排除しようとした松の方がむしろまともかも。
たぶん結は戦う以外のことをまだ何もわかってないのでしょう。
料理もカレーしか作れないしな(爆)。

あと、この作品でこれに触れないのはむしろ不自然だろうから、、、
つまりおっぱいのことですが(爆)。
結のおっぱいバーンなスタイルもさることながらコスチュームが(笑)。
ミニスカ巫女服で腰を絞ってるからさらに胸が強調されてます。
まぁ、上側はともかく下乳の形があそこまでハッキリ出るもんか?
とか思わないでもないけど、そこはつっこんだら負けな気がします。
結以外にも巨乳なセキレイが続々と登場してきます。
みなさん胸を強調したコスプレ度満点な凄い格好をしています。
※セキレイは大半が女性タイプらしい
ここまでみんなして凄い格好をしてるのは逆に感心してしまうよ。
妹ちゃんのようなまともなカワイイ服も描けるのにね……
(この作品に出てきた服では妹ちゃんの服が一番好き)

おっぱい話の続き。
胸を強調したコスチュームの視覚的なインパクトとは別として
おっぱいがそのものずばり視覚に入ってくる作品でもあります。
結は天然なので皆人の前で平気で裸になってしまったりするので。
慎みが足りないのはいけないと気をつけてはいるみたいだけど。
(結には恥ずかしいという感情が無いみたいだね)
パンツ一枚で戦った時なんかずっと胸(だけ)を手で隠して戦って
「慎みは守りました!」とか言うので口あんぐりだったよ。
他にもお風呂とかでおっぱい露出シーンが大量にあります。原作は。
よーするにこれの原作は「おっぱいマンガ」なんですよ(爆)。
アニメのほうも原作に忠実におっぱい大乱舞な感じになってます。
さすがに湯気や構図とかで肝心な部分は見えなくなってますが。
※湯気は濃いけどかなり小さくてピンポイント
またDVDだと見え見えだったりするのかな。

書き忘れてた。
この作品の主題歌は良くある声優がわいわい歌ってるやつですが
なんとアニプレックス(ソニーミュージック系)が自前でやってます。
バンブーのJVCエンタに続いてソニーミュージックまで声優ソングとは。

※この作品もサントラがDVDに付属する模様(1巻の初回限定版に)

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