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二十面相の娘 1~8話

4月からフジテレビ系(3局)で土曜日の深夜に放送してる新番組。
5月からBSフジでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は青年誌(フラッパー)のマンガで2巻まで読んだことが有ります。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/25から
まだ夜が本当に暗かった時代。怪盗が世間を騒がせていた時代。
資産家の令嬢の千津子は今日も義母の作る料理に手をつけなかった。
正確には一口だけ手をつけた後、ごちそうさまと席を立ったのである。
一見ただの我侭な好き嫌いにしか見えないこの行動には理由があった。
彼女の舌にはこの料理は変な味だった。前から何度もそんなことがあった。
ずっと気のせいだと思ってた。だけどある時彼女は知ってしまったのだ。
食べ物に少しづつ毒物を混ぜて病死に見せる方法があることを。
気づかなければ良かった。だって本には逃れる方法までは書いてない
自分では何も出来ない彼女はいつしか二十面相を待ち望むようになる。
自分をこの地獄の家から盗み出してくれることを夢見るようになる。
そしてついに千津子の前に二十面相が出現した。

原作は1巻だけ(3年ぐらい前に)読んだことが有ったので、
毒入りスープのシーンではそうそうこんな内容だったとか思いました。
でもその後の二十面相の仲間としての日々には全く覚えがなくて、
忘れてしまったのか?それとも2巻以降の内容か?とか思いつつ見てた。
そして大きな転機になる6話。ここの展開は何となく覚えが合ったよ。
ってことは原作とはずいぶん構成が違ってる?とか思ったりもした。

アニメを見てから原作の1巻を確認してみてビックリ。
なんと原作には二十面相の仲間の日々ってほとんど無いのでした……
※連載前の読み切りに少しだけある
つまり攫った(救い出した)話とサーカスの話の間には何もないのです。
そりゃあ全く見覚えが無いのも当然だったなと。

この作品は怪盗が華麗に活躍するかなり昔のノリの作品なのです。
だからレトロな雰囲気や名作劇場っぽい素朴な見た目が良く似合ってる。
うそ臭いほど大胆な仕掛けもこの世界観ならまるで違和感が無いし。
怪盗をただの盗人ではなく何らかの理想を目指す手段にしてるのも、
フィクションが夢と希望でいっぱいだった時代を彷彿としてていい。
(今は気分が悪くなるほうにばかりリアルを追求する作品が多いし)
チコがおじさま(二十面相)や仲間と家族のような日々を過ごしながら
様々な知識を学んでまさに「二十面相の娘」になるプロセスも良かった。
ちょっと昔風味ではあるけどこれはこれで面白い作品だと思ったのです。
しかし楽しかった怪盗の日々はある日終わりを告げる。

アニメだと6話で第一部が終わり、とでも言う状況でしょうか。
原作だと1巻は導入部でむしろこの後の内容こそがメインみたいですが。
つまり7話からが真のスタートと言っても間違いではないわけです。
二十面相の知恵と技術を受け継いだ一見普通の女子中学生(たぶん)が、
少女探偵団なる活動をしながらおじさまの行方を探す内容らしいし。
だから「二十面相の娘」ってタイトルなんだとやっとわかったよ。
6話までも結構好きだけど7話以降の展開に俄然興味がわいてきました。
二十面相より少女探偵団の方がカワイイからって意味ではないよ(笑)。
普通ではない生き方をしてきた人間が普通の人間のふりをして生きる、
そんなシチュエーションがとってもツボなので。萌え萌えなので(爆)

にしても、叔母って1話だけの端役だと思ってたのに……
チコだけではなく自分の夫にまで毒を盛るなんて凄い人だよ。
※そして今度は毒殺に成功
チコが家に戻ってきたら躊躇せず再び毒入りスープを作ってるし。
自分の欲のためには人殺しを厭わない絵に描いたような悪人ですな。
さすがに帰ってきたチコは叔母の企みにはまることは無いですが。
だって公言はしてないけど二十面相の(力を継いだ)娘なんだから。
そしていつかチコが叔母を撃退する日が来るのでしょう。

あと、最初に書いた原作との比較の続きを。
1話のチコを二十面相が攫うエピソードは原作1巻の最初にあります。
ただしカーチェイスとチコを攫う話は別で何故か平行して描かれてる。
ここは原作だと流れがわかりにくいのでアニメの構成の方が親切だね。
てゆーか原作の1巻は技巧的に今ひとつな感じがしないでもないので。
題材は魅力的だしセンスには光るものがあるんだけど……って感じで。
(技巧はあるがセンスが足りないとかその逆な人は珍しくもない)
面白そうなのに積極的に続きを読まなかった理由はそこなんだよね。
アニメを見てたら続きを読んでみたくなった。

ちなみに1話のビンでコロコロなシーンは原作にはありません。
ここでさりげなくチコの聡さを表現したのはなかなか上手いと思った。

2話と3話の内容は原作1巻には全く存在しません。
※2話の内容は2巻収録の連載前の読みきりがベース
チコが仲間たちからいろんなことを学んで次第に上達していく過程とか、
みんなに認められて家族のようになる過程をじっくり見せてるのがいいね。
このへんは原作1巻ではすっぽり抜け落ちてたから……
いくらワケ有りでも足手まといを抱えたことに違いなかったわけだし、
そうではないとみんなに思わせていく内容があったのは親切だったよ。
そして仲間たちへの愛着が見てる側にもわいた頃に6話があるのです。
1話からいきなり5~6話になる原作に比べてアニメは間の内容がある分、
その場面でチコが感じてる痛みが見てる側にも伝わってくるのです。
(原作はわりと傍観者的に見てたので)

4話の内容は1巻の読み切り版(連載版と内容が違う)の内容の一部と
5話の原作のエピソードの初仕事関係のセリフを組み合わせてある。
※原作の連載版では5話のエピソードが初仕事
さらにアニメの構成に沿うようにかなりアレンジが入ってます。
(アレンジがいろいろ入ってるのはこの回に限らないけど)
特に最上階でのピンチを切り抜ける鮮やかな仕掛けが良かったよ。
そして「おじさんならどうする」をピンチの時に使うのも凄く効果的。
状況を見極め策をねる意図とおじさんを慕う感情の両方が表現できるから。

さて、続きが気になるんだけどどうしよう。

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