まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

素敵探偵ラビリンス 1~9話

10月からテレビ東京系(3局)とAT-Xで深夜に放送していた全25話の新番組。
原作は少年誌(マガジンSPECIAL)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※レンタルDVDはセルDVDと実質同時リリース(13話分までリリース済)
かつて栄華を誇った東京という大都会があった。
都市機能が新都へと移った今では旧都と呼ばれ朽ち果てる一方だった。
(大災害の後に復興をせずに都市機能を移したらしい)
旧都は警察にも見放され、あらゆる犯罪行為が日常的に起きていた。
人間技とは思えない奇異な事件、通称「幻夢事件」も続発していた。
そんな状況に警視庁も重い腰を上げて一組の刑事を旧都へと派遣する。
というのは建前でよーするに閑職に追いやられたわけですが……
戸丸と猪神の二人の刑事は幻夢事件の捜査に際する取っ掛かりとして
警察へ幾度となく奇妙な情報をもたらした謎の人物の元へと訪れる。
そしてその人物がまだ12歳の少年であることを知り驚愕を覚えるのだった。

わたなべひろし監督の新作です。
今回は前作のシャイニング~と違ってところどころで面白い映像が見れます。
(シャイニング~は映像はともかくストーリーがアレ過ぎだったけど)
1話だけやたら気合が入ってて2話以降がくっと落ちるのはいつも通りですが。
見た目のインパクトのわりにストーリーがチープなのもいつも通りです(爆)。
にしてもロキ、tacticsに続いてコレだからすっかりショタアニメマイスター。
特にこの作品なんか露骨なぐらいショタ属性を前面に出してるしね。

この作品の原作は1巻しか読んだことが無かったので
カワイイ少年が謎解きをするだけの良くある推理モノって印象でした。
(真実が見えてしまうので正確には推理とは言いがたいけど)
しかしアニメだといきなり主人公たちと対立する存在が登場してたり。
繭樹(マユキ)の学校のクラスメイトなんかも最初から出てくるし。
※どちらも原作の1巻には登場しない
何だか原作を読んだときとはずいぶん印象が違って見えました。
原作に比べるとアニメのほうが最初から方向性が見えるので親切かもね。
クラスメイトが最初から出てくるのも生活感が感じられていいと思うし。
つまり原作の1巻と比較する限りではアニメのほうがデキがいいです。
脚本的にも原作より多少は構成に工夫が見られるし。
(同時期のアニメの中でデキがいいかと言われるとアレだけど)

原作との比較と言えば、
実はアニメ(の序盤)は原作とは全く構成が違います
何しろ原作1巻の2つのエピソードのうち1つ目は9話までに出てこないし。
※ざっと確認した限りは10~11話がそれっぽい
2つ目のエピソードも8~9話になってやっと使われたぐらいだから。
1巻分のページ配分から計算するにオリジナルが結構入ってるのかも!?
たぶん1話と2話はオリジナルのエピソードだと思う。
1話の刑事さんがマユキに会いに行く展開は1巻の最初の部分の内容だし、
原作ではマユキは最初から学校に通ってるから初登校の話も考えにくい。
まず主要キャラの紹介と立ち位置をハッキリ見せたということでしょう。

レンタルDVDについて。
2巻以降はセルDVDが4話収録でレンタルDVDは2話収録になってます。
レンタルは2巻同時なので巻番号が違うだけでリリース日は一緒ですが。

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