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ef - a tale of memories. 5~8話

えらいことになっている……

設定が見えた時点である程度覚悟はしてたけど予想以上の展開になってるよ。
6話で多少ギャグっぽい表現を使ったりして明るくて順調な印象が有って。
この作品は設定が設定なのでどーしても重苦しくなってしまう必然だから、
真ん中へんに気晴らしのような幸せな光景を入れたんだろうと想像はついた。
おそらくこの後の展開はそれまでより厳しいことになるんだろうなとも。
そう覚悟はしていたのに7話の急転直下な暗転っぷりは凄くこたえました。
見てる人の忍耐力を試してるんじゃないかとすら思えたね。

まずは紘と景、みやこの話。
景が紘とみやこが食事をしてる場面を見てショックを受けるのが4話の最後。
それまで見え隠れしてた景の紘への感情がハッキリ見えた瞬間でもありました。
実は最初は景と紘は兄妹だと思ってて、途中で兄妹ではないことに気づいて、
何となくそーなのかなと思って、ああやっぱりそーなんだと理解をした。
そして新たに紘にハッキリ意思表示をしないのはナゼ?という疑問が生まれた。
あれだけ近い位置に居るのだからその気になれば上手くいく可能性は高いのに。
もちろん幼馴染で兄妹みたいな関係がマイナスに作用することもあるけど。

なぜ景が紘に意思表示しなかったか、その理由はほどなくわかります。
勘のいい人なら想像がつくだろうけど、ここで千尋の過去の話が出てきます。
直接ではないにしろ自分の行為が千尋の障害の原因になっていたのでした。
※あくまで景がそう思ってるという意味
さらに小さい頃の3人の間ではむしろ千尋の方が紘と気が合ってたのだった。
千尋のことを考えると気持ちを伝える資格がない、と考えるのも仕方ないね。
千尋が幸せそうだから自分もやっと前に踏み出そうとしたのも理解できる。
※二人は頻繁にメールでやり取りをしてる

話は三角関係のことに戻る。
景は紘とみやこのシーンを目撃してひどくショックを受けるのです。
そこでただ泣いているだけの景ではないわけで……泣いてはいたけどな。
こんな時にやることは一つしかないわけで。当然みやこに詰め寄るのです。
本心を出さずに建前の理由を挙げて紘にちょっかいを出すなと言うのです。
しかし、みやこは景の本心に気づいてるから「つまらない話」と切り捨てる
「つまらない話」しかできなかった理由はすぐ前に書いてあるとおり。
そして次の対面で本心をハッキリ出した理由もすぐ前に書いてあるとおり。
そう、初対面でつまらないとあっさり撃墜された景はリベンジしたのです。
「あんたの存在なんか紘の心の中から消してやる」と。

この作品は千尋の障害も含めて全て現実に起こり得る内容で出来てます。
舞台は多少フィクションっぽいけどキャラも全て現実にいそうな人たちです。
そしてキャラの表情やリアクションや選択する行動がとても生々しいです。
生々しい感情が衝突するシーンは鋭い刃のようなセリフが飛び交うのです。
泣いてるわけではなく、怒ってるわけでもない。だけど見てて心臓に悪いよ。
月詠を見てて新房組は表情をつけるのがとても上手いなとは思ってたけど、
この強烈なストーリーで表現力を生かすと凄まじい威力を発揮してくるね。
(ぱにぽに以降のネタっぽい作品しか知らないと驚くかもしれないけど)
D.C.1期の前半と後半の印象の違いもまさに描いてる内容の違いなわけで。

あんたなんか消してやる宣言をした景のその後の行動はまさに宣言どおり。
美少女アニメで期待される可愛いヒロイン像とは正反対の真っ黒な行動で(笑)。
詳細な事情は自分で見てもらうとして、紘の家のドアを叩くみやこの前に
バスタオルを巻いた景が出てきて、紘は寝てるから帰って!とか言ってたり。
よーするにそーいうことだから、わかるでしょ?とでも言いたげな態度で。
そしてこれは景がそう匂わせてるだけで事実ではないのがポイントですよ。
はたから見たら卑怯だろうと目的を達するためなら何でもやるみたいな。

景のわりと卑怯な反撃によって大ダメージを喰らったみやこ。
ダメージを受けた理由にはみやこ自身の事情も含まれていた。
みやこ自身の事情の詳しいことは自分の目で確かめてもらうとして、
みやこはずっと自分を受け入れてくれる場所を探していたのです。
そして見つけたのが紘だったという、実は運命的な出会いだったのでした。
今までは紘の視点だったから、みやこの気まぐれみたいにも見えてたのに。
そのわりにはぎゅっと胸を押し付けてみたりと、さり気にアピールしてるけど。
※あの手の行為を無意識にやることはまずない
勝手に家に上がりこんでご飯を作ってたりするし。しかもなかなかに上手だし。
空気を読めないふりして意図的に紘のテリトリーにどんどん踏み込んでるし。
事情を知ってみればそれら全てはみやこの本気のアプローチだったんだなと。
意図が読みにくいのもみやこなりの事情があったのだなと。

紘の側から見ると意図が読みにくいみやこのアプローチ。
それでもみやこ的には結構上手くいってると思ってたんではないかなと。
客観的に見ても二人の関係は上手く進んでたんじゃないかと思えるのです。
それは紘がみやことのデートを(当初は)選んだということが指し示してる。
だけどある出来事のせいでこのデートは流れてしまうのです。
さらにそこに追い討ちをかけるような景の卑怯な反撃が……
今まで順調に進んでる思ってたけど独り善がりな思い込みだったのかな。
過去のトラウマからみやこはそんな思考の泥沼に飲み込まれていくのです。
みやこが紘へ送る留守電のメッセージがどんどん悲痛になっていくのです。
(このメッセージを景は消しちゃうのだった)

この留守電のシーン、実際に見るとわかるけど結構怖いのです。
待ち合わせ場所に現れない紘に催促するように電話をしてるんだけど、
全く反応がないので何度も何度も電話をしてるのです。99回(以上?)も。
最初はまだ寝てるの?みたいに明るく、次にさっさと来い!と怒るように、
そして事故にあったのかと心配するように。
しまいには自分が悪いから返事をくれないの?みたいな内容になっていく。
これらの留守電の内容を白紙に文字を埋めるように延々と見せるのです。
みやこの言葉で画面が黒く塗りつぶされるまで延々と続くのです。
そんな怖いシーンなのです。本来なら怖いと思うべき、なのでしょう。
だけど言葉に秘められた思いが心にグサグサ突き刺さって痛いのでした。
見てて涙がボロボロ出てしまったよ。

景のカウンターでみやこは痛恨の大ダメージを受けて一時退場したので、
結果的に紘の位置がみやこよりも景に近づいたようには見えるのです。
でもそれは紘が選んだ結果ではなくて偶然を景が有効に利用しただけ。
何となく、あくまで何となくだけど、紘はみやこに惹かれてるような。
景はおそらく紘にとって(実の)妹のような近しい存在だと思われます。
だから景の行動には全く意味がない、と言うつもりはないけどね。
みやこが出てくる前に自分の本心を伝えるべきだったとは思うけど。
さらにみやこが一時退場してるうちに本心を伝えないのも戦略ミスだね。
今の状態でみやこが戻ってきたら景はポジション的にかなり不利だから。

そして今度は景の悲痛な叫びを聞くことになるのでしょうか?
その時、景の心のよりどころに京介がなるのでしょうか?

次にメインとも言える千尋と蓮治の話。
千尋は蓮治の助けを借りて夢だった物語を綴ることを始めるのです。
小さい頃の夢で今も残ってた唯一の夢。そしてあきらめかけていた夢の。
物語を綴り始めてから千尋が語った今までの挫折の記録が凄かったよ。
もの凄い回数の挑戦ともの凄い回数の挫折が日記に記されてた事実が。
普通の人間なら何度も挫折したらもう挑戦しようとは思わないだろうに。
それでもまた挑戦しようと思ったのは実感のない記録だからなのかな。

この二人の共同作業はさながら初々しい恋人同士のようだった。
実際この二人ははたから見たら恋人と言っても差し支えない関係だった。
千尋が行きたくても行けなかった高校の(景と同じ)制服を着るとこなんて、
とても嬉しそうで見てるこっちまで凄く嬉しくなってしまったし。
物語の執筆も順調に進んでたし。全て上手く行ってるように思ってた。
だけど二人の日々を積み重ねるほど蓮治は違和感が膨れていったのです。
知識としてはわかっていたのに、実感としてわかってなかったのです。
蓮治には千尋がいったいどーいう状態なのかと言うことが。

人は記憶を積み重ねて成長していく。
記憶の集合体が人格を形成するので、記憶はその人そのものとも言える。
恋愛の感情も出会いの記憶が積み重なることで熟成していくのです。
では記憶を積み重ねていけない場合、恋愛感情はどーなるのだろう?
過去の出来事を詳細に記したとしても、それはあくまで文字の上のこと。
事実の羅列から自分の位置を客観的に知ることはできるかもしれない。
しかしその感情は事実から推測したものに過ぎない。
「私は自分の感情で判断ができません」というセリフを今さらに思い知る。

目の前で愛の告白のようなものをしてる千尋の姿。
おそらく自分の感情で判断できない千尋にしたら精一杯の行為だったはず。
しかし蓮治にはその場面の言葉と態度の違和感が拭えなかったのです。
なぜこの場面で恥じらいが感じられないのか、好きだと言わないのかと。
それは普通の人が相手なら当然の疑問で、蓮治にも多少の同情はできる。
しかし躊躇した蓮治の姿に千尋はひどくショックを受けるのでした。
恋愛に関して自分の判断が間違ってたのだと思い逃げてしまうのでした。

もちろん蓮治は千尋がショックを受けたのがわかって否定しようとする。
自分の行動を悔いてせめてこのことは日記に書かないでと願うのです。
その願いが通じたかのように翌日の千尋はいつもと変わらなかった。
昨日ことは無かったことにしたのか事実だけで感情が抜け落ちたのか。
とにかく前のような日々に戻った気がした。そう蓮治は錯覚をした。
しかも千尋の表情が前より豊かになったような気すらしていた。
千尋の症状がわずかながら快方に向かってる。そんな気がした。
そんなことなど有り得ないと蓮治にまだはわかってなかったのです。
※千尋の障害が自然に治ることはない

実は千尋は影でとんでもないことをしてたのです。
とんでもないというか、必死で無茶な努力をしていたというか。
あの蓮治のリアクションを無かったことにしたわけじゃないのです。
むしろあの瞬間のことは心に刻んでずっと忘れないようにしてた。
必死に蓮治と釣り合うような普通の女の子になろうとしてたのです。
それを知って止めようとした保護者の火村さんの言うことも聞かずに。
でも無理はいつまでも続かない。まもなく終わりが来るのです。
それも今度こそと千尋が蓮治に手を差し伸べた瞬間に。

大事なことだけは何度も思い返して忘れないようにする。
だから蓮治のことだけは覚えてると言ってた千尋なのに。
まさかここでリセットされてしまうとは……
いったいこの先どーなるのか全く予想がつきません。

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