10月からTBS系(3局)で金曜日の深夜に放送してる新番組。
11月からアニマックスでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル(電撃文庫)で読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは1/25から
灼眼のシャナの2期です。当然ながらストーリーは続きだと思われます。
と言ってもある程度キリのいいところから2期は始まってるみたいですが。
1期は最初の4話しか見てないのにわりと展開についていけるみたいだし。
いきなりこれから見たらさすがにかなり説明が足りないでしょうが。
まぁ、固有名詞の乱舞に関してはちゃんと見ててもわかりにくいけど(爆)。
そのへんは小説と映像という媒体の特性の違いから仕方ないかなと。
見た後に公式サイトや原作本とかで復習するしかなかろう。
2期なのに1話はまるで物語はここから始まるかのような展開になってて。
あれー、なんかどっか見たような光景と雰囲気だなとか思ったのでした。
それもそのはず1期1話の冒頭にそっくりだから(後で1期の内容を確認した)。
と言っても完全に1話の冒頭の状況と同じわけではなくいろいろ違ってた。
シャナが既に平井ゆかりの代わりになってたり、吉田さんと仲良かったり、
マージョリーが誰かの家に住み着いてたり、謎なメイドさんが出てきたり、
1期の最後まで積み重ねた(らしき)関係に準じたキャラ配置だったから。
2年ぶりの続編だから単純な続きにしないで視聴者の意表をついてみた。
1期冒頭をトレースするような構成はそーいう意図なのかなと思ったよ。
いろんなことがあった(らしい)けど戻ってきた日常、みたいな感じで。
しかし、その日常だと思って見てた光景は実は現実ではなかったのです。
いつのまにか紅世の徒のつくり出した夢に閉じ込められていたわけです。
この現実に酷似した夢の世界の違和感に気づいていく過程は凄く良かったよ。
1話、2話と夢を使う徒の話があって3話で新キャラ近衛史菜が登場。
この史菜というのが1期でいろいろあった(らしい)ヘカテーにそっくりで。
当然ながらシャナと悠二は警戒していろいろ試してみたりするのです。
結局のところ人間らしいということでそれに関しては一応ケリがつきます。
(ヘカテーと同じ顔で同じ声で無関係ってのはちょっと考えにくいけど)
しかしむしろそこからシャナ(と吉田さん)には大変な事態になるのでした。
大変な事態と言っても強力な紅世の王がやってくるとかではなく、
とってもとっても日常レベルだけど当人たちには大変な事態なのでした。
そもそも3話に雑魚の徒が出る以外は5話まで何も出てこないんだけど。
なんだかシリアスな雰囲気のラブストーリーでも見てる気分ですよ。
多少、常人から外れたフレイムヘイズたちも個性の範囲だと思えるから。
日常のシーンをじっくり描くのは作品世界に深みが出ていいとは思います。
でもそればっかりだとシャナという作品って感じがあまりしないんだけど。
てっきり日常と戦いが隣り合った緊張感のある作品だと思ってたので。
激動の展開だった1期の最初しかみてないからそう思うだけなのか?
戦いは置いといても衝撃的だった1期序盤に比べてインパクトが弱いなと。
3話以降を見てると最初の夢の話はもっと大掛かりでも良かった気がします。
にしても、悠二の鈍さはちょっと酷すぎだね。犯罪的なほどに。
ここまで行くと「このボケ犬~!」と鞭でしばきたくなるよ(笑)。