4月からWOWOWで深夜に放送してた全13話のTVシリーズ。DVDレンタル。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(3巻までリリース済)
九州全てが進入不能な雲で覆われて50年、人々はその存在を忘れつつあった。
もちろん雲の周囲には監視施設が設置され今でも厳重な監視は行われていた。
そんな一見は平穏な日々の中、草薙剣児はライダーとして上を目指していた。
ライバルの美角鏡といつものようにテストコース(?)で速さを競っていた。
しかしそんな剣児たちの平穏な日常は突如として崩れ去る。
50年間全く変化の見られなかった雲が外に向かって膨張を始めたのである。
時を同じくして目と鼻の先に九州の雲が臨める剣児たちの街にも怪物が出現した。
この後、なぜか助けに行った幼馴染(?)の珠城つばきの祖母にバイクを託され、
なぜか怪物に追いまわされ、なぜか助けにきたはずの謎の戦闘機にも攻撃され、
なぜかつばきと鏡が別の飛行機で出現して、なぜか二人は状況を把握してて、
なぜかつばきの指図で叫びながら両方の拳を合わせるとバイクが変形して、
なぜかつばきの飛行機から射出された人型の一部らしきパーツと合体をして、
なぜか鋼鉄ジーグなるロボットの操縦者として怪物と対峙することになった。
なぜかは知らないけど鋼鉄ジーグのパイロットに選ばれたんだそうだから。
その昔。30年ぐらい前。「鋼鉄ジーグ」というアニメが有りました。
これはその作品のリメイクではなく続編という位置づけらしい。
と言ってもアニメ版ではなくマンガ版の内容の続きらしいとか、
設定が多少違ってて完全な続きではなくパラレル世界らしい、とか。
らしい、らしい、ばかりなのはオリジナルの内容を全く覚えてないから。
(再放送を)見てた記憶はかすかにあるけど内容なんか覚えてるかYO!(爆)
射出したパーツが合体するあたりは記憶の片隅に残ってた気もするが。
表現のこと。
この作品には一見しただけでわかる特徴があります。
それは往年の(つまり30年前の)ロボットアニメそのまんまってとこ。
絵柄は永井豪さんのちょっと昔風味の絵柄を完璧に再現してるし、
ストーリーやノリも大昔のロボットアニメのそれと全く同じです。
もちろん!?主人公は無駄に熱かったりするし(しかもちょっとバカ)。
ロボットの変形や合体にまるで必然性が感じられないとこもそのまんま。
まるで昔のアニメをそのまま今の作画でリファインしたかのような。
よーするに新作アニメなのにおよそ新作には見えない作品だったりして。
バイクのレースシーンとかのCGを使った部分は今の作品に見えるけど。
恐らく企画段階からそーいう意図だった映像化なのでしょう。
昔のロボットアニメのノリが好きな人ならどーぞって感じかなと。
※レンタルDVDにも映像特典がついてます