7月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は4コマ誌(きらら)のマンガで雑誌で(流し)読んでます。
※セル・レンタルDVDのリリースは9/21から
主人公の長菜(おさな)なじみはバイトをクビになってしまったので
お金のあてを求めて露理(つゆり)の手伝いで同人誌即売会に参加する。
同人誌に全く縁の無かったなじみはその空間の独特な熱気にあてられ、
さらに幼馴染のジャスティス(本名らしい)のあまりの売れっぷりから
自分も人気作家になって稼いでやろうと思うのでした。
なんて根本的なとこから間違ってるんじゃね?って感じの作品です。
後半が実写だし前半のアニメはチープだし、どんだけ低予算だよ!
ちゃんと中身を見るまではそう思ってました。
でも実際に見てみたらこの構成はアリかもしれないと思ったり。
と言うかアニメパートよりも実写パートの方が面白いんですが(爆)。
てっきり予算の関係でアニメは15分枠を埋めるのが精一杯なのかと。
いやまぁ、それはかなり正鵠を射てたりするんでしょうが。
※後半の実写パートはチープな前半とも比較にならないほど低予算
しかし実際に見てると後半こそがメインでアニメは前座に見える(笑)。
同人誌入門と言う意味でも後半のほうが遥かに役に立つ内容だしね。
それってアニメ作品としてはどーなの?って気はするけど……
後半の実写パートには
「ももこときみこのドージンワクワク」というタイトルがついてます。
内容は露理役の斎藤桃子さんとソーラ役のこやまきみこさんが、
全く経験のない同人誌を一から作って販売するまでを追ったもの。
作り始める前から同人誌を販売する日は決まってて、間に合わなければ
恥ずかしい格好で謝罪会見を開く、と言うどっかで見たような設定です(笑)。
さらにこやまきみこさんは絵が全然描けないという恐るべき事実が!!
「じゃあ何でここにいるんですか?」とか桃子さんに言われてたり。
当人こそ何でこんな企画に出されてるんだろ?って思ってるだろうけど。
そりゃあそこそこ描ける人より描けない人のほうが見てて断然面白いし(爆)。
後半の実写パートを見ててハピレスDVDの映像特典を思い出しました。
毎回声優さんが出てきてバラエティ番組風に何かをやるという内容の。
放送されてるという違いを除けばまさしくそのまんまっすね。
このバラエティ番組っぽい体裁というのがとても重要なポイントで、
出てる声優さんに思い入れがなくても楽しめる内容になってるのです。
実際ハピレスの映像特典は今まで見た中でもトップクラスに面白いし。
※レンタルDVDにも入ってます
バラエティ番組風と言っても
ドージンワクワクには筋書き(台本)はほとんど無いみたいですが。
(わりと無謀な)チャレンジ企画は筋書きなんか無いほうが面白いので。
全くの未経験者は予想外の行動をとったりするので予断を許さないし。
声優さんは演じるプロなわけだから素のリアクションもやっぱり面白い。
(バラエティで若手の無名芸人を使うのも似たような理由)
特に桃子さんはいつも演じてた天然(ちょっとおバカ)キャラの雰囲気が
素でもどことなく漂ってるのが面白かったりして。
決してボケてるわけではないんだけど微妙にテンポがズレてるあたりが。
※今回演じてる露理はその系統ではない
平野綾グラビアビデオモードなハルヒの映像特典よりも断然面白いよ。
てゆーか台本のある「らっきー☆ちゃんねる」より断然面白(以下略)
後半ばかり語るのもアレなので前半のアニメ部分についても。
ぶっちゃけて凄くチープです。目に見えるほどに低予算です(爆)。
まぁ、原作からこんな感じなんである意味では原作に忠実かも(笑)。
ノリはそこそこいいし、ストーリーも序盤はまぁまぁ見れるし、
絵も原作よりはマシなので、それなりに楽しめないこともないかなと。
キャラが全体にダメダメなのは原作からなのですっぱり諦めろ(おい)。
ストーリーが進むほどに内容が微妙になるのも原作から(以下略)
ドージンワクワクの前座だと思えばこんなんでもいいかなと言うか。
実はアニメは4話までだけど後半は放送済の10話分全てを見てたりとか。