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そのへんも含めて
今回も書くつもりだったんだけど……
更新日が押しまくりで時間切れなので次の機会に。
(俺妹のことですよ)
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放送中アニメの人気ランキングについて。
時間がないのでいちいち書いてませんが随時改良を重ねています。
特に先月と先々月には内部処理にかなり大幅な改良を行いました。
見た目的にはリリース情報がないものをわかるようにしたぐらいかな。
レンタルは有るけどセルが出てないのもわかるようにしました。
どちらも前から気にはなってたので大幅改修のついでに実装しました。
内部処理の大幅な改良については使う側はあまり関係がないですが
参考になる人がいるかもしれないのでメモがわりに書いておきます。
改良点の1つ目は
メモリーリークを無くしたこと。
ランキング情報は30分毎にデータを取得して更新してるわけですが、
この処理で大量にメモリーリークしてる事に今さらに気づきました(汗)。
300~500Mbyteぐらい大量にメモリー消費してるのは知っていたけど、
大量にデータを取得して加工してるからそーいうもんだと思ってました。
でもメモリー使用量が増えないはずのところで増えたので気づきました。
XMLを解析してるとこでDOMツリーを毎回明示的に破棄してなかったので、
Amazonから取得したデータのDOMツリーが
全てメモリーに残ってたという。
一度に150回ぐらいデータを取得してるのでえらい事になってたわけです。
そーいや動画配信サービスナビで全く同じところでハマってたなと……
XMLパースのモジュールは既存のモノなので問題に思い至らなかったよ。
なんか上手いことデータを破棄してくれると勝手に思い込んでたみたい。
てゆーかネットのサンプルソースでツリーを破棄してるの見た事ないぞ。
まぁ、PerlのCGIはリクエスト処理して結果を返せばプロセス終了だから
多少のメモリーリークなんてほとんど問題にはならないとは言えるけど。
150回もXMLをパースするのが尋常じゃないだけで。
と言うわけで毎回DOMツリーを破棄してメモリーリークを無くしました。
結果としてメモリー使用量が数10MByteまで減りました。
そして更新プロセスが
途中で勝手に打ち切られる事も無くなりました。
プロセスが止められてたのは時間が長すぎたせいじゃなかったんだ……
長すぎるんだと思って処理を分割したのは無駄な努力だったのねん(泣)。
まぁ、処理を分割する事でメモリーリーク量も抑えられてたわけですが。
この改修作業をやった10月頃には毎日のように更新が止められていたので
改修によってそれが無くなったのが予想外のメリットだったすね。
しかし平穏な更新処理は長くは続かなかったのでした。
Amazonから新たな不具合という刺客が!(詳しくは後述)
改良の2つ目はデータ更新処理の最適化。
ランキング更新処理で取得したデータを過去のランクと合成してますが
この時にデータの検索処理を最適化してみたら
驚くほど速くなりました。
まぁ、最適化以前は単にリストを順にチェックしてただけですが。
これを検索対象のリストを予めASINをキーにしてハッシュに入れてみた。
そしたら10秒以上かかってたリスト合成処理が1秒かからなくなった……
書き方次第でパフォーマンスが天と地ほども違うといういい例ですね(汗)。
実は処理の非効率さには前から気づいてはいたのです。
でも
なし崩しで拡張を重ねたコードなので構造が凄く汚くなってまして。
何しろ最初のバージョンには非同期のデータ更新処理すら無かったので。
なので内部構造のリファクタリングを先んじてやってたわけです。
そしてやっとデータ処理の非効率な箇所に手を入れる事ができたわけで。
メモリーリークもその作業の過程で気づいたようなもんです。
ランキング更新処理が210秒から200秒になっても大差はなかったりする。
(Amzaonと通信してる部分で200~250秒ほどかかってます)
ぶっちゃけ今まで放置してたのも実害が無かったからにほかないわけで。
手間かけてまで処理を最適化したのには切羽詰った事情が有りました。
それは、今現在サーバーリソースをかなり消費してるという事情です。
レンタルサーバーの負荷が
追い出されかねない状況に近づいてるのです。
サーバーログによると放送中アニメの人気ランキングのスクリプトは
いつのまにやら1日4000アクセス(500ユニーク)ぐらい行ってるご様子。
しばらく安定してたけどここ数ヶ月でアクセスが倍増してるみたい。
ちなみにブログパーツのアクセス数は一日20000アクセスぐらい。
ブログパーツも含めた1日の転送量が先月の平均で
1GByteに達してます。
500Mbyteぐらいで数ヶ月安定したのにここ最近また上昇し始めた模様。
先月のピークだと2GByte近くまで行ってる日があります……
ライトコースだと転送量3Gbyteぐらいが上限の目安なのでそろそろヤバイ。
まぁ、月100円コースでこんだけ使えれば十分だと思いますが。
サーバーの負荷は転送量とは別にCPU使用時間というのが有ります。
恐らく動的生成のスクリプト(CGI)が占有してる時間だと思われます。
ものすごい転送量になってるブログパーツは固定したファイルなので
こちらの負荷はほぼアニメランキングがかけてると思われるわけで。
(アニメ動画配信サービスナビは問題になるほどアクセスが無い)
そしてCPU使用時間も既に予断を許さないレベルに達してたのでした。
いずれは上位プランに引っ越すにしても
多少は足掻いてみようかなと。
更新処理の効率化はつまりそーいう意図で実行されました。
改良の3つ目は表示のキャッシュ処理。
今まではリクエストが有るたびにランキングページを生成してましたが、
一度生成したページをデータが更新されない限り流用するようにしました。
これも以前からずっと考えてたのだけどどう実装するか悩んでたわけです。
データ更新時にアクセスの多いページを一緒にに生成してしまうかとか。
とりあえず
リクエスト内容で判断して必要なら生成する仕様にしました。
これならキャッシュ生成したけど実際には使わないみたいにならないし、
アクセスの多いページなら確実にキャッシュが効くはずなので。
最適化とキャッシュ処理でだいたい3割ぐらい負荷が軽減されました。
これで上位プランへの引っ越しが少し先延ばしできればいいけど。
最後に改良の4つ目。
ここ最近ランキング情報がごっそりと欠落することが頻発してます。
昔から一部のアイテムのランク情報が一時的に欠落する事は有ったけど
ここ最近数100~1000アイテムという
大量のランク欠落が発生してます。
この1週間なんか毎日のようにランク情報欠損状態になっています。
※この文章を書いたのは1週間ぐらい前です
履歴のグラフで線が切れてる箇所がランク情報が欠落してるところです。
(作品の履歴でいきなり下に落ちてるのは一番上が欠落してる状態)
さすがにここまで頻発すると
アニメランクの信頼に関わるということで
大規模に欠落する時は一つ前のランク情報を流用するようにしました。
今のところ2回連続して大規模欠落は発生してないので行けるかなと。
お店側で表示されてるランクと微妙にずれてしまう可能性はあるけど、
今までもAPIで返ってくる情報は半分ずつ更新みたいなことが有ったし、
欠損するよりは少し前のランク情報のほうがマシだろうと言うわけで。
(個別にデータが欠落してるのも一定の法則で補完するようにしました)
ちなみに最初はリトライして何とか情報を取れないか考えてました。
しかしリクエストを変えて再度試してもやっぱり取れないようで。
(ある程度時間をあければ取れるかもしれないけどやりようが無い)
どーやらAPI側で持ってるデータからランク情報が欠落してるみたい。
お店側サーバーとのデータのやり取りに不具合が混入してるみたいです。
半分ずつランク情報が更新されてたのも似たような不具合だろうなと。
しかしAmazonは
定期的に不具合を混入しないと気がすまないのかね……
もう一つ。これは最近追加した機能ではないけど告知してなかったので。
順位履歴のグラフに一日の平均値(長期)のグラフが追加されてます。
実は1週間の詳細順位のグラフを作った時に一緒に実装してたのですが、
グラフを表示してみたら
平均値の計算が間違ってたのが発覚しまして(爆)。
1週間のグラフは1週間すれば入れ替わるので間違いもすぐ消えるけど
長期グラフは半年ぐらい残るので間違ったデータもずっと残ってしまう。
さすがにそれはまずいとデータを一度全消去して最初からやり直しました。
そしてグラフはデータがある程度たまってから表示するようにしました。
最初から長期のグラフが見れたのは確か今年の4月組からだったはず。
この長期の変動グラフはいろんな情報が読み取れてとても面白いです。
「STAR DRIVER」なんか放送日に跳ね上がりずるずる落ちていくので
1週間周期で尖った山ができる
実にわかりやすいグラフになってたり。
(放送周期の上下がここまで極端なグラフはあまりない)
ヨスガノソラは1話と4話のあたりでものすごく順位が上がってるとか。
自分作っといてなんだけどこれはランクそのもの以来のヒットだと思う。
見たことない人は試しに眺めてみてください。
(ランク変動の)範囲の右にある「→」で見れます。
10月から教育テレビで土曜日の夕方に放送してる新番組。
原作は少年誌(ジャンプ)のマンガで読んだことは有りません。
※セルBD/DVD・レンタルDVDは1/26からリリース
真城最高(ましろもりたか)は小さい頃からマンガを描くのが大好きだった。
絵画で賞を取るほどの画力を持っていてマンガ家を夢みていた事も有った。
しかし憧れの叔父のマンガ家・川口たろうが亡くなってその夢を封印した。
高木秋人(あきと)は最高とクラスメイトで常に学年トップの秀才だった。
良い高校、良い大学を経て一流の会社に入るであろうと誰もが思っていた。
しかし秋人には小さい頃からマンガ家になりたいという気持ちがあった。
たくさんのマンガや小説を読んで研究して自分の中に積み重ねていった。
ただ自分の画力ではとてもプロになれないという自覚もあった。
だから自分の作った物語を絵にするパートナーとして最高を選んだのだ。
こうして最高と秋人は向き合い
マンガ家を目指す挑戦が始まった。
ジャンプらしくないというか
ジャンプなのに面白いとか思ってしまった。
と言ってもジャンプの作品がクソだとか言ってるわけではないよ。
今のジャンプで主流な作品は私が求めるものとかけ離れてるだけの話。
だからこんな作品がそこそこ売れて打ち切られずに続いてる事が驚きだ。
現実的な舞台で現実的な題材を描いてもやり方次第でウケるんだなと。
初恋限定。はさすがにジャンプでやるにはハードルが高すぎたのかも。
にしてもラブコメ以外でジャンプで現実的な作品って凄く珍しいっすね。
実は見る前はこの作品に対してあまり期待してなかったのです。
むしろ同じ題材を描いた傑作の「G戦場ヘブンズドア」を知ってたので
ろくにマンガを知らないやつが持ち上げてるのではとか思ってたよ(汗)。
少年3誌しか知らないでマンガを語る人が世の中に山ほどいるから……
でも実際に見てみたら、ごめんなさん、
凄く面白ったです、と。
とても先の展開が楽しみになる作品なんてジャンプでは久しぶりだよ。
なによりマンガ家を目指すと言うのが題材としてとても興味がわくし。
現実を舞台にしてキャラも現実的なので共感しやすいというもある。
そしてマンガ家になるための
方法論が計算ずくなのが新鮮だったなと。
私はプロになれる人はとにかく描きたい人、人に伝えたいことがある人、
という印象だったから最高たちの考え方はカルチャーショックだったよ。
プロになる道筋としてそういう考え方やアプローチも有りなんだと。
そういう方向性で決め付けて描くのはどうかな、とも思ったりしたけど。
そこについてはちゃんと作品内で触れてたのでそこも好感触だった。
これは現実を分析・パターン化してドラマ仕立てで見せる作品なんだと。
ちなみに私が持ってたイメージこそが大ヒットを飛ばす天然タイプすね。
「G戦場ヘブンズドア」の主人公たち(こちらも二人)も天然タイプです。
マンガ家を目指す作品と言うことで描いた作品が作中に出てきます。
それを見ててこれも少年ジャック(≒ジャンプ)らしくないと思ったね。
そして投稿作ってことは読み切りなわけで長さ的にも厳しそうだなと。
そこだけ見てるとリアルじゃないとか突っ込まれそうではあります。
でもこの作品はそこもちゃんと
編集の人の意見として言及されている。
ジャックらしい作品を描かせて失敗するなんて展開まであったりして。
この作品は見てて疑問に思った事をそのまま放置しないのがいいなと。
物語作法の基本中の基本のはずなのにちゃんとやらない作品が多いから。
当たり前の事をちゃんとやって新鮮な視点もあるのが面白い理由かなと。
考えてみたら曲がりなりにもジャンプで連載を続けている人なわけで。
どのくらいの内容がページ数に収まるかは経験的に知ってるはずだし、
少年ジャンプ読者や編集者にウケる作品を知らないはずもないわけで。
読者が感じる事は
最初から分かってて描いてるに決まってるわけです。
他の題材はともかくことマンガ家に関しては作者こそが専門家だから。
違うとケチをつけるよりもまずは作者の意図を読み取るべきだなと。
このアニメは親切な作りで何話か見続ければすぐに疑問に答えるしね。
最高と亜豆(あずき)の恋愛的要素の描き方もなかなか面白かったよ。
今時そんなのあり?と思うほど奥ゆかしいというか回りくどいというか。
秋人は今時のすぐにベタベタするよりもずっといいとか言ってたけど。
見ててあだち充以前の20年以上前の男女関係みたいだなとか思いました。
(学校で一番の美少女って設定は昔ながらの少年マンガのお約束です)
古すぎるから
一週まわって逆に新しいのかもなんて考えたりもしたよ。
最高と亜豆の関係は確かに昔っぽいけどキャラは古いわけじゃないです。
もう一人の女の子の見吉なんか特にそうだけど結構現代的なキャラです。
そして当然のように最高と亜豆の関係に変だよと突っ込みを入れてます。
(既に書いたように疑問に思う事は必ず作中で自ら言及する)
現実的なキャラで現実的な題材を描きながら味付けが普通ではないのです。
好きな女の子にいいところを見せたいのが夢を目指す最大の原動力なのも、
キレイゴトで誤魔化してないというか、説得力がありすぎでいやん(爆)。
ギターを始めた理由が女の子にモテたいからなんて珍しくもないからね。
けいおん!を見てバンドを始めたとか普通すぎてネタにもなりません。
(キャプテン翼のおかげでサッカー人口が増えたのを知らんのだろうか)
この作品はキャラをスマートに描いてるけどカッコつけたりしないのです。
秋人なんていきなり二人にモテる状況になって
カッコ悪く動転してたし。
頭良くて見た目いいし普通にモテそうなのに本人には全く自覚がないから。
わざとらしくカッコよく描かずに自然体で魅力的に見えるのがいいなと。
最初のうちは物語が順調に進みすぎてちょっとと思う向きもいるかも。
確かに父親にはすんなり認められて、想いを寄せた亜豆とは両想いで、
初めての投稿で結構いい感触があって、とトントン拍子にすすみます。
できすぎなのは確かだけど父親の反応は過去を考えれば妥当なわけだし、
亜豆が最高に想いを寄せてたのも秋人が観察して推測した通りなので。
可能性が有ると思ったから秋人が焚きつけて結果届いてしまっただけ。
秋人が気付かなければ二人の性格から淡い想いのまま終わってただけ。
そして初投稿でいい感触を得たのも取り組みを考えれば妥当でしょう。
むしろ初投稿でそこまで
高い目標を掲げて描くのかと驚いたぐらいで。
それぐらいの心構えでなければプロにはなれないのかもしれないけど。
順調すぎるぐらいに順調に進むのはむしろ手法としては正しいのです。
最初に上手くいかな過ぎて物語が足踏みすると魅力が見えにくいから。
だから序盤は歯車が噛み合うように順調に回して進めるべきなのです。
そして物語のエンジンが掛かって調子に乗ったあたりで事故るのです。
手塚賞でいいところまで行きそうと期待させながらダメだったりとか。
あそこはすっかり舞い上がってたので
結果が読めまくりでしたが(笑)。
結果を待つ間に次の描くように言われたのに何も手につかなかったし。
つまり、止まってる、動き出す、順調にまわり出す、調子に乗りコケる、
って感じでこの作品は物語のセオリーをきっちりと踏襲してるわけです。
10月から一部の民放(6局)とAT-Xで深夜に放送してる新番組。
ShowTime・アニメワンで最新話無料配信中(他のサイトは有料配信)。
原作はライトノベル(HJ文庫)で読んだことは有りません。
※レンタルDVDはセルBD/DVDと同時リリース(1巻はリリース済)
現実と似て異なる世界。江戸時代に似ているけど現代っぽくもある時代。
ここ大日本と呼ばれる国は数百年にわたり徳川幕府の治世が続いていた。
幾度とない列強各国の侵攻も守護神のサムライ達によって退けてきた。
平誠20某年、霊峰富士の裾野の武應学園では武家の子女が集い学んでた。
この学園に転校してきた柳生宗朗は宿所となる柳生道場に訪れたのだが
誰もいないはずの道場には真田幸村、後藤又兵衛という先客がいたのだ。
豊臣方という理由で生徒会に追われてこの道場に隠れていたのだという。
そして彼女らと一緒にいた事で宗朗まで生徒会に追われることとなる。
目くらましで一時は逃れたものの先回りされて追っ手に囲まれてしまう。
その時、空が眩しく輝いて宗朗の元に空から
裸の女の子が落ちてきた。
とても特徴的な見た目の作品というのが最大の印象かなと。
何しろ
墨絵っぽい独特のタッチで江戸時代っぽい舞台を描いているので。
PVの時から意欲的だと思ってたけど実際に見ると凄くインパクトあるよ。
それでも1話を見たときは見た目ほどは強く印象に残らなかったかな。
見た目は凄くエキゾチックだけど内容は普通のライトノベルというか。
いやまぁ、実際この作品(原作)はありふれたライトノベルな内容です。
アニメだと江戸時代をベースにした舞台なので妙に雰囲気があるけど、
原作だとたぶん江戸時代の文化が残ってる現代みたいな設定っぽいし。
美少女ハーレムっぽい構図でコメディとアクションを両立させてるし。
よくあるライトノベルを凄く特徴的な映像にしただけと言えなくもない。
最初は見た目以外はわりと普通(そこそこ見れるけど)と思ってました。
十兵衛のバカっぽいキャラもお約束過ぎて魅力的に見えなかったし。
でも見続けてるうちにキャラが見えてきてだんだん楽しくなってきた。
設定はあまりリアリティが無いけど
キャラの反応は意外にまともだし。
ただの権力側の悪役と思ってた千(姫)が意外に良識的だったりするし。
安易に善悪で区分けするような安っぽい作りじゃないのが面白いなと。
強気に出るかと思えばみょーに純情だったりと可愛いとこもあったし。
千と半蔵の過去エピソードなんかいい話し過ぎて不覚にも感動したよ。
幸村も変な格好(禁句)をしてるけど洞察力があるし喋りも面白いし。
あいなま(おい)の自称愛の戦士の兼続もお馬鹿すぎて逆に可愛いし。
日常のシーンでコメディで畳み掛けつつラブ要素で雰囲気を出して、
時おり挿入される緊迫感あふれるアクションでメリハリをつけてる。
キャラをむやみに追加投入してこないので思い入れもしやすいし。
そしてバカやってるように見えて意外と
ストーリーに深みもある。
全ての黒幕かと思った慶彦は黒幕ではなくて別に敵がいたりとか。
黒幕ではなかったけどやってことはとんでもなかったりするとか。
見続けてみたら第一印象よりもずっと面白かったというのが結論です。
ぶっちゃけ、わざとらしいエロ要素が無くても魅力は大差ないような。
地上波では黒い墨で見えなくなってるのに変わらず楽しめてるしね。
幸村のスク水をベースにした服も独特な表現でほとんどわからないし。
(原作がそうなので原作がそもそもイロモノ路線なのかも!?)
エロが売りと見せかけて意外にも
エロはオマケだったという感じ。
ただのエロ作品だと思ってる人は先入観を捨てて見たほうがいいかも。
10月から一部の民放(8局)でAT-X(1月~)で深夜に放送してる新番組。
ニコニコ動画で最新話無料配信中。
キャラクター先行のメディアミックスプロジェクトの一つなのかな。
※セルBD/DVD・レンタルDVDは1/19からリリース
現実に似てるけど少し違う世界。トイズと呼ばれる超能力のある世界。
財宝を奪う怪盗がいて、怪盗を捕まえるために探偵が奮闘する世界。
目覚しい活躍を続けるミルキィホームズという探偵のチームがあった。
シャロ、ネロ、エリー、コーデリアの4人の少女からなるそのチームは
それぞれのトイズと抜群のチームワークによって大怪盗すら退けてきた。
そしてその日も宿敵・怪盗帝国の面々をビルの屋上に追い詰めていた。
しかしビルに落雷が落ち怪盗の姿は消え彼女らのトイズは消えてしまう。
トイズを失った彼女らはかつての優秀さはなく
全くの役立たずだった。
あまりの体たらくに「ホームズ探偵学院」の生徒会長アンリエットは
3ヶ月でトイズを取り戻さなければ退学してもらうと宣告するのだった。
屋根裏に追いやられ解雇予告を突きつけられた彼女らの明日はどっちだ?
なんじゃこれ?とか言いたくなる作品です。
作品の体裁的には大きなお友達向けのキッズアニメみたいなもんですが、
キャラ付けとか内容が変な方向に吹っ切れているので……
上級者向けとか形容してた人がいたけど、なるほどとか思いました(爆)。
例えばコーデリカという見た目がお嬢様っぽいキャラがいるんだけど、
女の子同士の仲が良い光景を
私のお花畑とか言う凄い妄想体質でして。
お花畑を守るために罪を被って悲劇のヒロインの境遇に陶酔するのです。
1話の印象は絵がキレイでギャグのキレはいいけどそれだけだったのに、
真の姿はキャラが変な方向に振り切れたトンでも作品だったと言う。
回を経る毎に変さが増幅し4話に至っては
宮崎アニメのパロてんこもりで。
まともに作品を作る気無いのか?と言いたくなるほど脱線しまくってたよ。
これがどんな作品か知りたいなら4話ぐらいまで見たほうがいいと思います。
1話だけだといい意味でも悪い意味でもこの作品の本質が見えないので。
これを見ててなんとなく「おねがいマイメロディ」を思い出しました。
キッズアニメなんだけどいろいろ突き抜けてて上級者向けだったアレ(笑)。
微かに記憶があったので確認したら
やっぱり監督が同じじゃないですか。
「おねがいマイメロディ」がキャラを変えて復活した感じかもしれない。
変な方向に凄くパワーアップして(いい意味で)ものすごく酷くなって(爆)。
あと絵は無駄にキレイです。3話までは。
10月から一部の民放(4局)でAT-Xで深夜に放送してる新番組。
原作は少年誌(ジャンプ)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※レンタルDVDはセルBD/DVDと同時リリース(1巻はリリース済)
To LOVEるの2期です。1期と(コミックス同梱)OVAのそのまま続きかな!?
OVAで初登場(らしい)ナナとモモがいきなりリトの家に居候してるし。
OVAでやった(らしい)リトが女になるエピソードの第2弾もやってるから。
原作は1巻しか知らないので原作順に映像化されてるかは知りませんが。
続きでは有るけど大きなストーリーはないのでここから見ても大丈夫です。
キャラはいきなり大量に登場するけど見てるうちにだいたい分かるので。
大した内容がないので設定をよく知らなくても問題ないというか……
2期になって監督が変わったせいかキャラの見た目がずいぶん変わりました。
監督の同じ「かのこん」や「れでぃ×ばと」と似たタッチになってます。
キャラデザインの人は1期と同じでその2作とは違うのにナゼなのだろう。
構成も話を膨らませてた1期と違って毎回ショートの3本立てになってます。
ショート構成なのでラブコメ要素の深みがなくなってずいぶんおざなりに。
ギャグ要素も弱くなってスラップスティックとは形容しにくくなってます。
1期に比べて
ずいぶん浅くて薄くなったなというのが一番の感想かなと。
変わりにお色気要素だけは1期に比べてやたらとパワーアップしてます。
(おかげで地上波は頻繁にマスクされた真っ白い画面になってます)
エロ要素をパワーアップしてもいいけどそれだけじゃ楽しくないですよ。
1期は結構楽しかったのに求めるものと違う方向に行っちゃったみたい。
また巨大なタコとイカとエビが戦うみたいな暴走したのが見たかったのに。
キャラはそこそこ立ってるので楽しめはしますが。
10月からテレビ東京系(5局)とAT-Xで深夜に放送してる新番組。
あにてれ・Newtypeチャンネル・ニコニコ動画で最新話無料配信中。
原作は18禁の恋愛アドベンチャーでやったことはありません。
※セルBD/DVDは12/24からリリース(レンタルDVDは1/28から)
支倉孝平は設計技師の父親の都合で各地を転々とする生活を続けていた。
そんな生活環境だったので初めて会った人ともすぐ話せるようになった。
しかし転校続きだったので
他人と深く付き合うことは今ままで無かった。
転校続きの生活と決別したかった孝平は全寮制の学校に入ることを決める。
そして小さい頃に少しだけ住んでいた場所にある修智館学園にやってきた。
果たしてここで孝平は今まで得られなかった深い関係を築けるのだろうか。
一言で言うとパッとしない作品という感じか。
ストーリーとしては成り立ってるけど取り立てて特徴がないと言うか。
見た感じでは手を繋ぎましょうと差し出してるのがテーマなのかなと。
孝平が修智館学園で人と交流していくのが作品のポイントなのかなと。
だからひたすら
日常的な学園生活をイベントを絡め描いてるのかなと。
つまりは「けいおん!」あたりとやってる事はそう大差ないわけです。
そのわりに面白さとか印象には天と地ほども違いが有ったりしますが。
(同じエロゲー×角川×ゼクシズのCanvas2と比べても凄い差があるよ)
日常的な内容を面白く描くのは実はそんなに簡単ではないってことすね。
両者の違いが何かといったらやっぱキャラが生き生きしてるとこかなと。
「けいおん!」はキャラが生き生きとしてるから魅力的に見えるのです。
対してこちらはキャラが
記号的で薄っぺらくてあまり魅力的じゃない。
記号的なキャラでいかにもな作り話を見せるので感情移入しにくいです。
主題も素材も悪くはないけど調理が下手糞だからまるで面白くないです。
原作ゲームとアニメスタッフのどちらが悪いのかまでは分からないけど。
この監督は毎度キャラがマネキンなので責任の何割かは有りそうだなと。
(kiss×sisが少しマシだったのは原作のおかげ?)
にしてもこの作品の吸血鬼と言う設定はあまりに軽いような……
1話で意味深に出てきたわりにかなりあっさりと正体をばらしてしまうし。
そもそも5話までだと吸血鬼である意味自体ほとんどなかったりするし。
瑛里華が孝平と握手の途中で逃げちゃったのも
大した意味は無かったし。
意味が有ったのは吸血鬼の力で孝平の記憶を消そうとしたところぐらい。
果たしてこの先吸血鬼の設定に意味がある展開になるのでしょうか?