まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[DVD] 化物語 1~3巻

買ってもいいとは思ってるんだけどお金がないのでレンタルです。
限定版が買えるうちに恋愛サーキュレーションがついてる撫子の巻と
サントラがついてる翼の巻(両方)だけでも入手したいのだけど……

レンタル版の仕様ですが映像特典は全部ついてるみたいです。
目玉であるキャラクターコメンタリーもちゃんとついてます
アニプレックスがレンタルに映像特典をつける基準がわからんです。
ひだまりは1期は全てついてて2期は全くついてなかったし。

放送とDVD/BDの違いとしては、まずちゃんと全話にOPがついてます
放送枠よりも少し尺が長めの回はOPを削って収めていたようです。
次回予告の絵は放送と違って本編の絵を編集したものになってます。
音声は公式サイトに掲載されてる長篇版と(たぶん)同じモノです。
(放送版の次回予告は映像特典として収録されてます)
ED映像も最初から暫定止め絵バージョンではなく正式版になってます。
あと2話のEDの入りと音楽のつけ方が放送とは多少違います(EDも違う)。
それ以外の本編の絵は比較して無いのでどこが違うかわかりません(汗)。
通常再生とコメンタリー再生の2回で結構時間を消費してしまったので。
新房×シャフト作品はいつも結構手を入れてるので今回もそうかなと。

映像特典としてはまずいつものノンクレジットOPとEDが。
珍しく5話と8話の特別構成のEDのノンクレジットもついてます。
放送版の2話のED(とその前後)もクレジット付きで収録されてます。
新房アニメ恒例のエンドカードは残念ながら収録されてません。
(エンドカードを収録してる作品自体あまりないです)
公式サイトにあるのでそれを保存すればいいという気もするけど。

映像特典のメインのキャラクターコメンタリーについて。
よくあるキャストコメンタリーと同じく中の人が喋っているわけですが
キャストのコメンタリーではなくキャラのコメンタリーなのがポイント。
キャストの人があくまでそのキャラを演じながらコメントしています。
コメンタリーの内容もキャラが作品を見て語ってるという設定なのです。
いわゆるコメンタリーとは違って(原作者による)台本も存在しています。
つまりコメンタリーするという設定のオーディオドラマみたいな感じ。
コメンタリーとは言ってるけどこれは従来のとは全く違う代物ですね。
自分が出演するドキュメントを見て語るとか羞恥プレイみたいだしね。
誰が思いついたかの知らないけどこれはエポックメイキングだなと。
他の作品でもどんどんやったらいいんじゃないかな。
※同じアニプレのWORKING!!とAngel Beats!でもやってます

私はいわゆる本編と同期したコメンタリーはあまり好きではありません。
スタッフやキャストのコメントが嫌いと言うわけではないんだけど。
むしろ文字におこしてあるコメントは熱心に読んでたりするわけで。
単独のコメンタリーも多少間延びしてるけどそんなに嫌いではないかな。
※「あとがたり」がこの作品のキャストコメンタリー
スタッフのコメントは人によって聞きにくいのも有ったりするけど(爆)。
ではなぜ本編と同期してるのがダメなのかというとぐだぐだだからです。
文字や単独のトークなら間延びした部分は適当に編集してしまえるけど、
本編と同期してるトークではそうは行かないわけで……
途中で止めてやり直すとか荒業をやれば内容を凝縮できるかもだけど。
時間密度が低いから貴重な時間を割いてまで聞きたいとは思えないのです。
本編を見てコメントするなら音声に合わせて映像を編集して欲しいなと。

その点キャラクターコメンタリーはコメンタリーの体こそしてるけど
オーディオドラマみたいなものなので内容はどうとでもなるわけで。
密度も雰囲気も自由自在でまったりなのも忙しないのも何でもできます。
そして何よりキャストの人がちゃんとキャラで喋ってるのが大きいです。
まさにオマケとしてキャラが演じるドラマCDがついてるみたいなもの。
(作品のアニラジってあまりキャラを再現してないのが多い)
しかも映像を見ながらコメントしにくいことをコメントしてるわけで。

ひたぎの告白シーンを本人がどうコメントするか聞いてみたいって話で
自分が告白したシーンの解説とかどんな罰ゲームですかみたいにね。
2話の延々下着姿のシーンでは戦場ヶ原ひたぎって娘は知り合いだけど
~らしいわよとか他人のふりをしてたし。他人のふりをしたくもなるが。
するがモンキーでは駿河がひたぎにそろそろ帰りませんかとか言うし。
あのスプラッターシーンの一部始終をひたぎに見せた反応が怖いから。
実際そのシーンの反応はなかなか面白かったというか怖かったというか。
噂には聞いてたけど一つの作品が二度楽しめる面白さだなと思いました。
※キャラクターコメンタリーは全話についてます
作品のファンだったら聞いて時間を無駄にしたとは思わないはずです。

ちなみに
1巻の「ひたぎクラブ」はひたぎと翼でわりと普通っぽいコメンタリー風。
2巻の「まよいマイマイ」は真宵と翼で脱線しまくりぐだぐだアニラジ風。
3巻の「するがモンキー」は駿河とひたぎで男子禁制なガールズトーク風。
巻毎に方向性を変えてくるとは芸が細かいなと。

さて、やっと最終回が見れるよ。
まさかこんなに待たされるとは……
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へっぽこ実験アニメーション エクセル・サーガ 1~8話

1999年頃にテレビ東京で放送された全26話のテレビシリーズ。
ShowTime・各バンダイチャンネルで有料配信中(1話は無料)。
原作は青年誌(アワーズ)のマンガで全巻持ってます。
※今のところDVDはレンタルしてません(レンタルはVHSのみ)
F県F市の某地下には総帥イルパラッツォ率いる秘密結社アクロスがある。
アクロスとは腐った世界を是正すべく世界征服を目指す理想推進機関。
そして無理なき世界征服の第一歩として市街征服を当面の目標とする。
構成員であるエクセルとハイアットは崇高な目標にむけ勤しんでいた。
そんなエクセルたちの前に市街安全保障局という敵対勢力が現われて、
緊迫と命がけの戦闘が度々繰り広げられる……なんてことは全くなく
無駄に派手だけどバカっぽい衝突が有ったり無かったりするのでした。

放送時に生で中途半端に見ててレンタル(VHS)でも12話まで見た作品。
そのうち続きとか思ってたけど新番組の洪水に流されて忘れてました。
すっかり忘れてたので続きを見る前に1話から改めて見てみました。
放送からだと11年弱で3巻のレンタルからも6年半ぶりに見ましたよ。
ちなみに未だDVDのレンタルが出てないので配信で見る方がお手軽かも。
これもShowTimeの配信を購入したものです。
期限切れ前のso-netポイントを(使えるようになったので)利用しました。

凄く久しぶりに見て思ったけどこれ新房アニメに通ずるものが有るなと。
新房アニメが登場するまで最も暴走する内容をやったのがナベシンだし、
回によって表現の方向性を変える手法は「ぱにぽにだっしゅ!」同様だし、
露骨なパロとスタイルのオマージュてんこもりなのもそっくりそのまま。
物語の中と外の境界が曖昧だったりメタな表現を多用するのも似てる。
新房アニメで見た斬新な手法がここで既に使われてたりなんてことも。
原作クラッシャーと呼ばれがちと言う意味でも両者に共通点はあるかも。
(新房アニメは巷の印象よりずっと原作に忠実ですが)

いろんなジャンルスタイルを取り入れて好き放題やってた作品と言うと、
古くは「うる星やつら」で新しいのでは「ぱにぽにだっしゅ!」だけど、
これとパトレイバーがその間を埋める代表的な作品ではないかなと。
(パトレイバーは真面目な回とお遊び回とがある)
いろんなジャンルスタイルを取り入れた作品は他にもいくつか有るけど
徹底的にやりながら一つの作品として成り立ってるのはその4作品ぐらい。
「迷い猫オーバーラン!」はシリーズ監督がいない欠点が露呈してたし。
シリーズとしての流れがありながら毎回路線を変えてるこの作品こそが
「迷い猫~」が目指してたものなんだろうなとか見てて思ったりしたよ。

新房アニメと方向性が似てるから余計に見た目のチープさが気になります。
新房アニメって絵の構図を作りこんでるので映像に凄く力があるというか
どんなにバカみたいな内容をやってても決してチープには見えないから。
それにこの10年で平均的に描画の繊細さがずいぶん増したのもあるかな。
まぁ、へっぽこというタイトル通り当時でも十分にチープだったけれど。
「青い花」や「超電磁砲」と同じJ.C.STAFFの作品とはとて思えない……
当時だって少し後に「雪使いシュガ~」や「藍より青し」をやってたよ。
キャラの顔だけ描きこんでるあたりチープな見た目は意図通りなのかね。
気の抜けた見た目のほうが表現的にいろいろ冒険し易いと考えたのかも。

内容については前にも書いたけど原作コミックスとは全く違っています。
原作とこんなに違ってていいのか?と見てるこっちが心配になるほどに。
毎回冒頭に作者の「内容を一任する」誓約書を出すほどの内容なのです。
キャラ設定は原作に近いし展開も大筋でそれなりに沿ってたりはしますが。
パロやオマージュてんこもりで悪ノリしすぎ暴走しすぎだったりするのが
まさに原作の方向性なので、ある意味しっかり沿ってるとも言えるのかも。
原作ファンとしては作者公認パロ作品みたいで結構楽しんで見てました。
まぁ、ナベシンがレギュラーで目立ちすぎ内容に絡みすぎとは思ったけど。
※アフロで赤ジャケの監督の自画像キャラで声も本人
ウチュウとか大いなる意思とかペドロまでレギュラーで出てくるよ……

あとは1話ずつ簡単に。

1話。「六道神士殺害計画」
基本スタイル?タイトルはよくある言い回し。
始まって数分で主人公(エクセル)が車に轢かれたり作者を抹殺してみたり、
進行に都合が悪くなると大宇宙の大いなる意思が無かったことにしたりと、
1話から物語のセオリーを片っ端から外しまくって爆走してる作品でした。
エクセル落ちネタは1話は紐だけ登場して実際に初落下するのは5話でした。

2話。「火星から来た女」
スペースオペラ風。タイトルは「火星から来た男」から?
地球を侵略にきた巨大な宇宙船に乗ってハイアットが初登場してくる回。
いきなり苦情がいっぱい来たとか(仕込みの)苦情ネタをやってたりして。
ヌイグルミのような外見のウチュウが侵略者とかギャグにしか見えません。
しかしウチュウの持つハンドガンには宇宙船を撃ち落すほどの凄い威力が。
今気づいたけどエクセルが腕にはめて葉巻をくわえたとこはコブラだね。

3話。「地獄の毒々大脱走のいけにえ」
B級バトルアクション風。タイトルは有名な映画を繋いだっぽい。
2話の最後に爆発で吹き飛ばされたエクセルはなぜか戦場で捕まってたり。
そこから脱出しようと派手なアクションをやったりする。ナベシンが(爆)
オヤジ声なのに美女とかいきなり踏み切りで電車とかシュール満点な回。
戦士がメンチに安らぎを求めて犬小屋を作るとかコテコテで苦笑するよ。

4話。「ラブへな」
ラブコメというより恋愛SLG風。タイトルは「らぶひな」から。
渡辺がハイアット(綾杉)と街中で偶然であってデートらしきことをする回。
イルパラッツォがプレイする学園恋愛SLGがナゼか展開に影響したりする。
ゲームの画面やお約束をまんま再現したりモブが変な白キャラだったりと、
ぱにぽにだっしゅ!でやった手法を先んじて取り入れた回だったりするね。

5話。「おもしろい巨塔」
社会派ドラマ風。タイトルは「白い巨塔」から。
市長の権威を失墜されるネタを求めて市役所にもぐりこんだエクセルたち。
そこでエクセルは過去に事件を追った者が残したメッセージを見つけた。
蒲腐博士が初登場して権力中枢に謎の影響力が有ることを見せつけてたり。
渡辺たちもここで市街安全保障局に就職して原作と同じポジションになる。

6話。「寒が冬いぜ!!~遭難編~」
サバイバルアクション風!?タイトルの元ネタは不明。
市街安全保障局が活動を開始して妙なコスチュームを着て訓練をするけど、
偶然にも訓練場のそばの山にエクセルたちは密名でやってきてたのでした。
オモチャみたいな銃なのに山を吹っ飛ばす威力とか相変わらずなノリです。
松屋の初登場シーンの妙なカメラワークに当人が突っ込みを入れていたり。

7話。「地下道のメロディ」
クリーチャーホラー風。タイトルは「地下室のメロディ」から。
いきなり恐怖新聞だったり昔のホラーぽい表現を使ってるかと思えば
地下に巣食ったまんまエイリアンなクリーチャーと対峙したりする展開が。
アクロス基地近くに接近した渡辺たちをエクセルたちが様々なトラップで
撃退しようとしてたはずがナゼか(別の)ウチュウが出現してそんな展開に。

8話。「視聴率強化週間」
美少女アニメ風。タイトルは学校や職場とかの目標から?
画面が女キャラばかりで絵が妙にキラキラでプールという狙いすぎの回。
エピソード的には男も登場してるんだど顔が全て見切れてるという……
セーラ・コゼットという実に不幸そうな名前の幼女キャラが登場して
絵面とかけ離れたクライムアクションっぽい背景が語られたりもする。

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