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君に届け 1~25話

去年の10月から日テレ系(5局)で放送してた全25話のテレビシリーズ。
ShowTime・バンダイチャンネル・Gyao!で有料配信中です。
原作は少女誌(別冊マーガレット)のマンガで読んだことはありません。
※セルDVD・レンタルDVDは全巻リリース済
この物語の主人公の黒沼爽子は爽やかな子と書いて「さわこ」と読む。
しかしストレートロングの黒髪と名前とは裏腹の醸し出す雰囲気から
(かの有名なホラー映画の)貞子と呼ばれて恐れられ避けられていた。
爽子自身は決して陰気ではなくむしろ妙に前向きな性格をしていて、
避けられ恐れられても決してめげずに他の人と交流しようとしていた。
皆に楽しんで貰えるならと肝試しのオバケ役も自ら進んでやっていた。
そんな爽子が憧れている男の子がいた。同じクラスの風早翔太である。
いつも爽やかでみんなに好かれる風早みたいになりたいと思っていた。

かかか、カワイすぎなんだけど、どうしよう……(爆)
なんて興奮したくなるほどこの作品は爽子の可愛さが際立ってるなと。
と言っても美少女系のような見た目の美醜を言ってるわけではなくて。
むしろあだ名が貞子になるような陰気で怖い外見だったりするわけで。
(少女マンガなんで外見がかわいく見える瞬間もあるけど)
それなのにこの作品を見てると爽子がかわいくて仕方なくなるのでした。
少女マンガには内面から可愛さが滲み出る作品が多いのは確かだけど、
実際に映像で見ててここまでかわいいと思えたのは凄く久しぶりです。
(過去にこんな気分になったのはフルーツバスケットだけ)

爽子がかわいいと思えるのは自分を変えようと頑張ってるからです。
みんなに怖がられ避けられてもめげずに他人にアプローチをしてるし。
肝試しではみんなに楽しんでもらおうとお化け役を自ら買って出るし。
あんな扱いでも心が捻じ曲がらずに凄く前向きで真っ直ぐなのでした。
そんな内面に気付いてちづとやのちんが親友になるのも理解できるよ。
二人を切っ掛けにして次第にクラスの人たちに理解されていくのです。
一つ一つのちょっとした素敵に凄く喜ぶ爽子に共感してしまうのです。
最初があまりに低い位置だったから普通が素晴らしく思えるのです。
いかにもな感動シーンではない何気ない瞬間にこみ上げてくるのです。

最初は友達(親友)ができたりと爽子の世界が順調に広がっていきます。
しかし妙な噂を発端にちづややのちんとの関係がぐら付いてしまう。
最初は二人とも噂の内容を全く信じないで一笑に付してはいたけど。
その後の言葉の行き違いから互いの関係に亀裂が生じてしまうのです。
噂ではなく互いの言葉が原因になるあたり構成に工夫が見えるなと。
そして互いの強い信頼関係こそが危機の原因なのも興味深かったなと。
噂が二人を傷つけるのなら離れたほうがなんて爽子は考えちゃうし。
せっかくできた風早との絆までも全て無かったことにしようとして。
でも思ってないことはできませ~んって言っちゃうのが凄く良かった。
理性でそうすべきだと思っても感情がコントロールできない感じで。
こんな気持ちが入ったセリフを喋るアニメが他にあるかなと思った。
もちろん見てる時にはそんなことばかり考えてたわけではないけど。
爽子に共感しまくって涙がボーロボーロだったので(汗)。

なんとか爽子とちづややのちんの関係は(より強固に)修復されます。
爽子の成長のプロセスという意味で最高に感動的なシーンとして。
そのへんの詳細はここでは触れないので自分の目で確かめてください。
とりあえず6話の最後のそのシーンまでは見ることをオススメします。

で、実はそこでとりあえず視聴は終わり(中断)にしようと思った。
でも噂の出所がうやむやなのが気になってそのまま続きを見ました。
まぁ、くるみ(胡桃沢)は初登場から怪しすぎたけど(笑)。
物語のセオリーからして絶対にこいつだと根拠の無い確信があったよ。
自分は虫も殺さないみたいな完璧に白いキャラが実に嘘臭かったし。
くるみから爽子に直接アプローチしてくるとかやる気まんまんだし。
さすがに爽子に接近してくると愛想の裏の本心が垣間見えてきますが。
カワイイ顔でやる事が陰険なのが実に少女マンガだとか変な感心を。
そして爽子がくるみの行動を全て好意的に解釈するのがまた面白い。
くるみの陰険な行動が爽子の前ではただの空回りの喜劇になるので。
人の嫌な部分を描きながら悪い印象を与えないんだから面白いなと。

次第に爽子の前でもくるみの本性が現われていくようになって。
ついに噂の出所がくるみなのが爽子の耳にも入る日が来るのです。
意外にも爽子はそのこと自体にはショックを受けてなかったなと。
既に噂の事件は過去のことで自分の中では整理がついてたからかな。
それよりくるみのある言葉の方に爽子は凄いショックを受けてた。
切っ掛けはどうあれくるみとは本心をぶつけ合った関係だったから。
くるみがあそこまで本心を見せた相手は爽子以外にいないだろうし。
それに意外にもくるみは爽子の魅力をちゃんと理解していたわけで。
「私の方がずっと好きだから」勝てると思ったって言っちゃうあたり
(てっきり私の方がずっとキレイだからって言うと思った)
爽子にやったことは許せないけどくるみ自身は憎めないなと思った。
同じ人を好きなるぐらいだから気持ちを共感できる関係なのだけど、
でも決して友達にはなれないというのがなんとも切ないっすね。

15話でくるみの話にもケリがついてそこで終わりでも良かったけど
ここまで見たなら最後まで見てしまえと勢いで最後まで見ました。
一日で最初から最後まで一気に見たので疲れました(何度目だよ)。
ちなみに16話が総集編で17話以降は恋愛中心の内容になってます。
もちろん15話以前も恋愛要素はありますが。

17話以降には爽子メインではないちづの恋愛エピソードが有ったり。
この作品は爽子の精神的な成長がテーマになるので友達を作るのや
その友達の恋愛に触れて知っていくのも重要な要素なのでしょう。
アニメの後の内容ではやのちんの恋愛話が出てきたりするのかな。
(付き合ったとか別れかとか言葉ではいっぱい出てくるけど)

そしてアニメのラストに来るのが爽子と風早の年越し初デートの話。
この二人って最初から両想いなのに25話も使って手を繋ぐだけです。
互いに好きと言葉に出すことも無くキスなんてまだまだな関係です。
今時こんなスローテンポな恋愛モノはそう無いだろうと思うぐらい。
まぁ、爽子の場合はあまりにも最初のポジションが低すぎるので
自分が好かれるという想像が出来ないのも仕方ないとは思ったけど。
他人には当たり前のことで爽子は凄く幸せになってしまうから。
それでも人より遅い歩みできっと着実に進んでは行くのでしょう。
風早が積極的に引っ張らないのは成長を待ってるのかもしれないね。

爽子の相手役である風早のこと。
彼をカッコイイと言う人が多いけど、私は見ててカワイイと思った。
爽子のセリフで素直に喜んだり意図が違うと知って落ち込んだりと、
爽子の態度で一喜一憂する様が実にかわいく見えてしまうのでした。
もちろん爽子に共感して見てるからとても素敵な存在に見えるのです。
一方で一歩引いた視点もあって(歳のせいか)かわいく感じてしまう。
ある意味好きな相手が爽子なのは気の毒とすら思ったよ。
なにしろ爽子が風早のことを好きだと自覚するのはずっと後だから。
(最初から気持ちは有ったけどそれが何かわかってなかった)
自覚は無いのにあれだけ風早を慕った態度をとってたわけですよ……
風早の視点で見たら爽子に翻弄されてる気分に陥ってたかもしれない。
もちろん爽子がそんなキャラじゃないのは知ってはいただろうけど。
だからこそ余計に爽子の態度でやきもきしてしまいそう。

この作品のエンディングを歌ってるCharaを大昔に熱心に聞いてました。
実は(10年以上前の)初の武道館のライブに行ったことがあったりする。
その頃を知ってるだけにずいぶんと声が歳をとったなと……(爆)
声は歳をとったけどを音楽は今で全く古くなってないのが凄いです。

ちなみに16話の総集編はセルDVD・レンタルDVDには収録されてません。
16話はコミックス11巻の初回限定版の付属DVDに(だけ)収録されてます。
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こばと。 1~9話

去年の10月からBS-2(のみ)で放送してた全24話のテレビシリーズ。
今年の4月から教育テレビで月曜日の夕方に放送しています。
Newtypeチャンネル・各バンダイチャンネルで有料配信中です。
原作は角川系(ニュータイプ)のマンガで全巻持ってます。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(7巻までリリース済)
どこからかこの街にやってきた花戸小鳩と言う名の不思議な少女がいた。
彼女には行きたいところがあってその実現のためにするべきことがあった。
人の傷ついた心を癒すことで生まれる小さな星型のカケラを集めること。
4つの季節が巡るまでに小瓶いっぱいにカケラを集めないといけないのだ。
それが人知を超越した誰かによって決められた希望を叶える条件だった。
しかし世間知らずの小鳩には傷ついた人を探すのさえも一苦労だった。
役に立ちたいとしたことで迷惑をかけてしまうことも少なくなかった。
だけど人を笑顔にしようと奮闘する小鳩の行動が人の心を動かしていく。

原作と全く別物になっててビックリというのが一番の感想かな。
原作と別物と言うのは原作を逸脱してるという意味ではないです。
ちゃんと原作のキャラに沿ってるしちゃんと原作の内容を使ってます。
ストーリーも構成を結構いじってはあるけど大筋で原作に沿ってます。
アニメには原作にない要素が大量に含まれてるのだけが違うのです。
その原作にない要素とはこばとが人の心を知って癒していくプロセス。
保育園の俊彦くんのエピソードだけは原作にも有るけど他はないのです。
(猫を拾う話も有るけど原作はずっと簡単で癒しが存在しない)
このアニメの根幹になってる癒しのプロセスが原作由来じゃないのです。
これで原作とは全く別物と言ってる意味が理解してもらえるかと。
ぶっちゃけアニメの方が原作よりもずっとずっと面白かったですよ。
てゆーか原作を知ってたからアニメには全く期待してなかったのです。
だから原作と別物でビックリして予想外に面白くてビックリしたのです。

そもそも原作のコミックスはまだ4巻しか存在しないわけで。
普通のペースで映像化しても16話ぐらいで24話分には到底足りません。
オリジナルを足すか個々のエピソードを膨らませる必要が有るのです。
そしてこのアニメでは単純に内容を足す手法を取らなかったのでした。
原作の内容を整理したり再構成して骨のエピソードだけを取り出して、
そこに個々の癒しのエピソードを組み合わせて物語を構成したのです。
だから原作の内容と癒しのエピソードがちゃんと両立してるのです。
そもそもこばとは人の心を癒すためにここに存在してるわけだから、
そのへんが置き去りの原作よりアニメの方が内容が適切と言えるかも。
ちなみにいおりょぎさんがこばとの行為に採点するのもアニメ独自です。
採点行為自体は原作でもビンを貰うまでのプロセスでやってはいますが。
(ビンを貰うプロセスはアニメだと凄く簡素化されてます)

見てて印象的だったのはやっぱりそれぞれの癒しのエピソードですね。
垣間見える人の心の内と何とかしようとするこばとの頑張りが良いので。
中でも5話のホタルのエピソードが9話までの中で最も印象的だったなと。
実は途中まで忙しくて気持ちがすれ違って別れたんだと考えたのでした。
忙しいのを理解して待っていたのだからこそ結果があまりにも悲しくて
伝えようとしてたことが伝わるまでにあんなに時間がかかってしまった。
あまりに悲しくて切なくて、そしてとても美しくて息を呑んでしまった。
明滅する淡い光の点がどうしてこうも人の心を揺さぶるのかと思いつつ。

CLAMP作品ではお馴染みの他作品とのリンクがこの作品にも有ります。
特に強い関係なのは「ちょびっツ」すね。千歳さんのアパートだし。
それどころかちぃともう一人が違う名前で準レギュラーで出てるし。
※人間かちぃ同様のロボットかは原作では言及されてない
しかも原作よりもアニメのほうが登場回数がずっと多いしいい扱いだし。
私は「ちょびっツ」が大好きだったので嬉しいような複雑な気分です。
ちなみに「チロル」とそこの店長さん(傘の人)も「ちょびっツ」です。

琥珀と一郎さんは「Wish」のキャラです。原作として併記されてる。
琥珀ってアニメで見てると女のようだけど天使だし性別は無いのかな?
Wishは1巻しか持ってないのでそのへんのことは良くわかりません。
(Wishを読んでると中世的な顔立ちの少年のように見える)
1巻を見る限りは原作として併記されてるけど使える感じがしないかな。
4話でWishの1話の内容を少しだけ使ってると言えないこともないけど。
原作としてわざわざ併記したってことは重要な役回りでもあるのかね!?
ちなみに「こばと。」の原作には元から琥珀は登場してます。

エンジェリックレイヤーやxxxHOLiCのキャラも原作では登場します。
アニメでは(今のところ)きれいさっぱりと出番がカットされてますが。
権利関係が面倒になるから作品の根幹に関わるのだけにしたのかな。
1話のお婆さんは原作だとxxxHOLiCの占い師のお婆さんなのです。
※見た目はそのままで設定が全く関係なくなってる

にゃんこい! 6~12話

後半はオリジナル展開という話だったので今さらだけど見てみました。
確かに原作どおりなのは6話までで後半はほとんどオリジナルだったよ。
アニメ化時点で原作が足りないから入れざるを得なかったわけだけど。
ちなみに9話は全てが原作の内容で、10~12話も少し原作を使ってます。

オリジナル自体は原作と違和感さえなければかまわないと思っています。
それと原作が連載中なのにアニメは一応の区切りをつける必要が有るし。
原作が足りてたとしても何らかのアレンジか独自の展開をする必要が。
そのへんを注視して見てたので、へーそうするのか、とか思ったよ。
原作でほとんど変化のない呪いをアニメで進行させることにするとはね。
原作より先に進むわけには行かないので何とか初期状態まで戻しますが。
その過程で原作にはない水野楓と猫たちのある光景が出てくるのです。
このシーンはなかなか良かったよ。半分ギャグっぽい絵面だったけど。

アニメでの原作の消費速度と時間経過から最終回は初詣だと思ってた。
(原作とアニメは時間経過が全然違うのであちこち変えてあります)
原作で辛うじてキリがいいと言えるのがそのあたりしか存在してないし。
でもそれだけだと淡々と回を重ねてそのまま終わってしまうわけです。
てゆーか原作は双子以降キャラは増えず、呪いの状況もとくに変わらず、
人間関係も互いに遠慮してて亀のような一進一退を繰り返してるだけ。
だからアニメ独自で呪いの進行というメリハリをつけてみたようで。
おかげでアニメはクライマックスに向けそれなりに盛り上がってます。
原作ファンとしては、まぁこれもいいんじゃないの、って感想かなと。
最終回の後に原作の続きのエピソードをやるのは全く問題ないしね。
セールス的に2期は難しいと思いますが。

オリジナルエピソードに関しての感想としては。
原作をベースにアレンジをした回に比べて密度が薄いかなという印象が。
原作者は内容に対するページ配分とかキャラの表現が結構上手いのです。
ありがちな作品なのに熱心に読んでたのはそのへんが理由なわけです。
だからそれを元に足したり削ったりしてる回はとても密度が濃いのです。
対して完全なオリジナルの回は時間配分の関係か内容が薄いのでした。
原作回が原作2話分の内容なのに対して原作1話分の内容しかないみたいな。
もう少し悪ノリを増やすか雰囲気に浸るシーンを入れれば良かったような。
7話なんかアフロ赤ジャケのナベシン回なのにそんなに飛ばしてないし。
10話の変身退魔少女ぐらい徹底的に脱線してたほうがむしろ楽しいです。

10話のような朱莉が潤平を意識する展開は原作にはほとんどありません。
基本的に琴音が潤平に迫って朱莉がそれを引き剥がすという展開だし。
潤平がさっさと他の女の子とくっつくように裏で画策してたりもする。
そしてそれが琴音にばれてお仕置きを食らうことも有るのでした。
※アニメでやった分の後のエピソード
なので10話を見ててちょっとアレっ?という気はしたかな。
まぁ、変身退魔少女の時点が脱線しすぎなので今さらと言う気もしたが。
それに双子のクラスでの様子を描いてたりしてこれはこれでいいかなと。
盗聴器を仕掛けたりGPSを仕掛けたりとストーカー描写も凄くなってるし。
双子は元からおいしいキャラだけどアニメで一番プラスαされてる感じ。

あとは簡単に1話ずつ。

6話「ミルク&ビター&シュガー&スパイス」
原作3巻の12話と13話が元になってます。
この作品で最も萌えキャラな外見のツインテール双子の登場エピソード。
姉の琴音はストーカーの電波系で妹の朱莉は霊が見えるという危ない姉妹。
ただの可愛いキャラなどこの作品には間違っても出てこないのだった(爆)。
タマとノワールの言い争いに黙れーー!と叫んで水野楓に誤解された後の
楓が落ち込んでるシーンや誤解を解くプロセスは原作にはありません。
(原作だと次のプールの回で簡単に説明して誤解を解いてる)

7話「暗くなるまで待って」
原作にはない修学旅行のエピソード。アフロ赤ジャケのナベシン登場回。
この姿が有るだけで誰が演出してるかわかるのってどーなんだろう……
ガイドの人の顔や説明が妙なのやノリが変なのはナベシンのせいか!?
凪先輩の本家が京都とかジョセフィーヌの妻とかは原作にも出てきます。

8話「炎の個人教授ランナー」
水野楓が陸上部という設定を使った完全なオリジナル。
成り行きで陸上部に仮入部することになって楓と楽しい時間を過ごしてたら
お願いの特訓を忘れて放置されたことに怒ったミッチー(猫)が仕返しをする。
ミッチーのキャラといいこの回のノリといい別の作品を見てるようでした。
楓はメインヒロインなんだからもうちょっといい感じにまとめて欲しかった。

9話「ガールズ・イン・ザ・ウォーター」
原作3巻の14話と2巻の8話が元になってます。
8話が飛ばされてたのは加奈子メイン回としてまとめるためだったわけね。
時間経過の関係で夏の屋外プールだったのが冬の室内プールになってます。
ネコを助けて寒い屋外に出たのと風邪の話が繋がっててなるほどと思った。
ちなみに原作ではこのプールのシーンにツインテール双子は登場しません。

10話「或る夜の出来事」
ツインテール姉妹が簡単な退魔術が使えるという設定を使ったオリジナル。
オリジナルエピソードの中で最も原作から脱線していた回だったりする。
最高に悪ノリしてたけど最後はいい感じに〆てたりして意外に楽しかった。
ちなみに口移しポッキーは原作3巻17話(バレンタイン)にも有ります。
口移しの相手は琴音で、しようとしたのも琴音からで、未遂だったけど。

11話「フレンズ」
原作3巻15話の郵便局のバイトエピソードをモチーフにしたオリジナル。
バイトをするため郵便局を訪れたシーン以外は原型をとどめてません
呪いが進行するのも加奈子と映画に行くのも当然ながらアニメオリジナル。
ちなみに原作15話は望月さんが好きな人の予想外の姿を知るエピソード。

12話「天国は待ってくれる?」
呪いの進行のエピソードに原作3巻16話の初詣のシーンを足してあります。
水野楓の疑いを払拭するために10話の招き猫を使った三文除霊芝居をする。
招き猫や除霊行為を1回きりで使い捨てず本筋に絡めてきたのは感心した。
そして上にも書いたけど楓が潤平猫を抱き上げたシーンは凄く良かったよ。
初詣での楓の本心とか一緒に鈴に当たるとかいい雰囲気で終わってるしね。
(鈴が当たるのは原作では全く違った解釈になってるけど)

うみものがたり ~あなたがいてくれたコト~ 1~6話

去年の7月からTBS系(9局)とAT-Xで放送してた全12話ののテレビシリーズ。
アニメワン・ShowTime・バンダイチャンネルで有料配信中です。
パチンコ海物語のキャラをモチーフにした実質オリジナル作品です。
※セルDVD・レンタルDVDは全巻リリース済
現実に近いけど少し違う世界。海の中に海人(うみびと)が生きる世界。
海人のマリンとウリンはある日空から落ちてきたキレイな指輪を拾った。
以前から空(陸上)の世界に興味があったマリンは指輪を届けようと言う。
空は怖いと反対したウリンだがマリンの熱意に折れて付いていくことに。
そうしてマリンとウリンは海に囲まれた離島の天神子島へとやってきた。
しかし指輪の主の夏音(かのん)はいらないから海に捨てたのだと言った。
振られた元カレに貰ったものなんかと今度は森に向かって放り投げた
指輪を贈った人の心を信じたいマリンは指輪を探しに森へ入っていく。

これがあの海物語なのか?と言うのが第一印象でしょうか。
とてもパチンコ屋の店頭を飾る野暮ったい絵柄のアニメとは思えないよ。
確かに輪郭に面影は残ってるけど凄くスマートな絵柄に変わってるので。
まぁ、元のままの絵柄で誰が見るんだという気もしますが……
原作との繋がりがある絵柄すら辛うじて共通点が有るというレベルだし、
ストーリーはパチンコを元にしようもないのでオリジナル展開なわけで。
「海物語」というタイトルがついてるだけのオリジナル作品と言えます。

ではどんな作品かというとよーするに戦う変身魔法少女モノみたいな。
深夜枠だけどなんちゃってタイプではなく純正の少女モノな内容です。
深夜にやるより土日の朝枠でやった方が相応しいと思える内容です。
(子供不可なパチンコが原案なので朝枠での放送は不可能だけど)
そんな変身魔法少女モノの中でも凄く丁寧に作ってるある作品っすね。
魔物が出てくるファンタジーな味付けだけど決して安っぽくないし。
夏音を筆頭に地上の人たちのキャラは生っぽくて凄く実体感があるし。
さすがにこの手の作品の第一人者の佐藤順一さんだけのことはあります。
見るまでは何で佐藤順一さんかと思ってたけど、実際に見て納得したよ。
しかしパチンコ海物語が戦う変身魔法少女アニメになるとは……

この作品は天神子(あまみこ)島という小さい離島が舞台になってます。
確かこの舞台のモデルになってるのは奄美大島じゃなかったっけかな。
作品の随所で南海の離島を実感させる風景が生活感満点で描かれてます。
設定のわりに描写のない「あそびにいくヨ!」とは比較にならないほど。
そして奄美あたりが舞台なのを実感させるのが喋りのイントネーション
マリンとウリンは標準的だけど夏音や島の人たちは独特な喋りなので。
最初は独特なイントネーションの理由がさっぱり理解できなかったけど、
途中ではたと気付いたのです。これはこの地方の方言の喋りなことに。
わかりやすくするために方言は使わずイントネーションだけ使ってる。
(中央から遠くなるほど方言はわかりにくくなる)
標準語なのにイントネーションが方言だから独特に聞こえるわけです。
芸が細かいというか、斬新な表現スタイルというか。

この作品の構図がほぼ戦う変身魔法少女モノなのは上に書いたとおり。
魔の存在があって毎回のように襲いくる魔物と戦う展開になるわけです。
でも実は戦うことは主題を描くための仕掛けの一つに過ぎないのです。
戦うシーンは毎回有るけど戦い自体が主ではなく比率的には少なめです。
2話みたいに派手なアクションシーンで魅せる回もあるにはありますが。
どちらかと言うと夏音が自分の役割(空の巫女)を受け入れていくことと、
夏音がマリンやウリンと関係を紡いでいくプロセスがメインなのです。
関係を紡ぐと言ってもそれは必ずしもいい意味とは限らないわけです。
無邪気に夏音を慕うマリンの姿を見るウリンの心に闇が生まれるのです。
夏音はウリンも妹のように思うようになるし、ウリンも慕っていたけど。
だけど上手く行ってるように見えた関係は脆い土台の上に立っていた。

中盤に天神子島が皆既日食になる大きなイベントがやってきます。
確かこのアニメを放送してた頃に実際に奄美大島では日食が有ったね。
皆既日食という事で全国から人が集まり島はにわかに賑やかになります。
そして日食というのは日の力が及ばない魔が強まる瞬間でもありました。
この日食が物語の大きな転機になります。

魔というのは単純な悪の存在というより悪意が集まった存在のようで。
人の心の闇に入り込んで取り付いてしまうみたいになってるのでした。
マリンを夏音に取られたと感じてたウリンが闇に飲まれていくのです。
こうしてマリンとウリンの姉妹は光と闇の間に別れてしまうのでした。
この後マリンがウリンとの関係を取り戻すのが中心になるのでしょう。
つまり魔物と戦う過程で人と人の絆を描くのがこの作品の主題です。
マリンの口癖の「みんな愛してる」は主題を端的に表現してたのです。

ZOMBIE-LOAN 1~4話

2007年頃にテレビ朝日(のみ)で放送された全13話のテレビシリーズ。
各バンダイチャンネルで有料配信中です。
原作はスクエニ系(Gファンタジー)のマンガで全巻持ってます。
※セルDVD・レンタルDVDは全巻リリース済
人の死期を首の黒いリングとして見てしまう死神の目を持つ紀多みちる。
黒いリングを見たくないみちるは眼鏡をかけその能力を抑えていた。
しかし友人の悪戯で眼鏡が外れた時に二人の男子の首に見てしまった。
親切心で二人に忠告をしようとしたら銃を突きつけられ殺すといわれ。
黒いリングの話を二人にしたら仕事の手伝いをさせられることになり。
欲望のままに人を屠るゾンビをおびき寄せるための餌として使われて。
大して仲が良いわけでもない友人をかばって致命傷を受けてしまう。
やりたいことをまだ何もしてない。言いたいことだって言ってない。
それなのにこんなところで死にたくない、みちるは声の限り叫んだ。

一言でいうと面白さの分かりやすい作品って感じかなと。
構図や方向性やキャラの魅力が数話見ただけである把握できるので。
確かPEACH-PITさんの作品で最初に好きだと思ったのがコレだったし。
DearSの1巻の頃から不思議な魅力を感じて買い続けてはいたんだけど。
ただこの作品はこの先で物語が予想を越えるスケールアップをします。
最新刊(12巻)あたりの内容はこのアニメとはすっかり別物になってます。
物語のスケールアップは現実との接点をどんどん希薄にしていきます。
漠然としてたけど目に見えた目標も次第に手に余るようになるのです。
このアニメでやったあたりが一番面白かったかも、と考えるほどです。
つまり熱心に読んでた頃の内容なので十分に楽しめた、ということ。

大半のアニメは原作のプロモーションという意味で作ることが多いので
ちゃんと物語のラストまでアニメ化されることは極めて珍しいわけで。
この作品も多くの例と同様に途中までしかアニメ化されていません。
4話で2巻の大半を消費するペースなので恐らく6巻あたりまでかなと。
ストーリー紹介を斜め読みした感じでもそのへんまでみたいっすね。
そして原作ではその後に大掛かりなエピソードが入るようになります。
だから1クールで収めるならそのあたりが妥当な線ではないかなと。
それにそこで終わらせて続きはやらない方がマシな気がするので(爆)。
風呂敷広げすぎの原作はちゃんと終わらせられるのかな……

この作品の最初の頃はみちるが境遇に翻弄されていく様を描いています。
特別な能力を持つためにチカとシトに目をつけられ引き回されるのです。
でも一緒に仕事をする過程でチカやシトたちの事情を垣間見たりして
次第に自分の力を受け入れてみんなとの仲間意識を持っていくのです。
受け身で生きてきたみちるが精神的に成長する話とも言えるのです。

しかし、実はみちるは死神の目以外にもっと凄い能力を持ってたり。
アニメでやった分では出てきませんが唯一無二の異質な存在なのです。
ぶっちゃけそんな設定は聞きたくなかったよというぐらいの……
2話で死にそうになって命のローンで生を繋いだことになってるけど、
あそこで放っておいても死ななかったのでは?という存在なのです。
(鼈甲さんは正体を知ってたわけだからチカシトを騙したのかも)
アニメの続きを作るとこの序盤の展開を台無しにしかねないのです。
続きを作らない方がマシというのはよーするにそーいう意味です。

アニメの序盤の内容と原作との違いについて。
手元の原作とざっと比較してみた限りではほとんど原作そのままでした。
消費ペースが通常より早い1巻2話ペースなので完全に同じではないけど。
細部が多少削ってあるぐらいで内容はほとんど原作そのまんまです。
この作者お馴染みのデフォルメ絵やギャグもしっかり再現されてます。
絵柄もかなり原作に近いので原作に色がついて動いて喋ってる感じです。
あまりにも原作そのまんまで原作ファンとしては物足りない気もします。
アニメならではのプラスαが有れば新鮮に見れたのにと贅沢を言ったり。
良くも悪くも原作通りなので原作ファンなら違和感はないでしょう。

世紀末オカルト学院 1~7話

7月からテレビ東京系(6局)とAT-Xで深夜に放送してる新番組。
ShowTime・アニメワン・あにてれ他で最新話無料配信中です。
※セルDVD/BD・レンタルDVDは9/22からリリース
時は今より少し前の1999年。場所は日本の長野県の松代。
ピラミッドとも言われる皆神山に私立ヴァルトシュタイン学院はあった。
世界にも類をみない各種のオカルトを学習・研究するための学校だった。
それに関係が有るのか無いのか街では奇妙な出来事が頻繁に起きていた。
こうして学院には「オカルト学院」という実に相応しい呼び名がついた。
7月のある日、学長が亡くなりその娘の神代マヤが学院へとやってきた。
理由があってオカルトが大嫌いなマヤはこの学院を潰そうと思ってた。
そんなマヤの前に内田文明という青年が光の中から素っ裸で現われる。
彼は2012年からある目的のために来たとか信じがたいことを口走った。

題材は面白いし、見た目も力が入ってるし、キャラもいい味を出してる。
でもそれぞれが噛み合ってないと言うか、素直に面白いと言い難いです。
実は荒唐無稽な文献を元にオカルト的な探求をする作品だと思ってて。
下らないと思いつつ探検したら想像以上の光景に遭遇する的な感じで。
だからマヤがオカルトなんて大嫌いとか言い出してアレ?と思ったよ。
(マヤがオカルト探求の張本人で文明は連れまわされる存在かと)
まぁ、オカルト満点な舞台で否定から入るのも面白かなとは思ったけど。
問題はそこではなくいきなり宇宙人の襲撃なんて陳腐な話をやったこと。
不思議な謎を探求していって宇宙人に辿りつくならまだ理解できるけど。
オカルトを否定したいマヤじゃなくたって信じる気にはなれないよ……
荒唐無稽だけどもしかしたらと思えるような話にしないと。

宇宙人うんぬんは有りとしてもその後の構成は理解に苦しむのです。
前半はマヤが信じてなかったから調査が進まないみたいになってるけど、
文明は元々一人で調べて解決するため未来から送り込まれてきたわけで。
ろくに調査もしないで美風とデートしてるように見えるのはどーなのと。
(美風も意味ありげだけど今のとこ存在意義が全くない)
調査を妨害する謎の勢力も序盤に1回登場したっきりで音沙汰がないし。
マヤが亜美やこずえとオカルト学院生活を満喫してるようにしか見えん。
私的にはむしろ最初から最後までその路線で良かったと思うけどね。
現実の生活感が有れば有るほどにオカルトな要素が際立ってくるので。
なまじ最初から(陳腐な)目的を明かしてしまったのが裏目に出てる気が。
明確な目的が有るせいで逆に物語が進展してる気がしないわけだから。
最初は目的を見せないで次第に見えてくるようにするべきだったような。
シリーズ構成の水上清資さんってそのへんの構成は上手い人のはずのに。
監督の差かね。

ぬらりひょんの孫 1~6話

7月から一部の民放(3局)とBS11・アニマックスで深夜に放送してる新番組。
各バンダイチャンネル・アニメイトTVで最新話無料配信中です。
原作は少年誌(ジャンプ)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セルDVDは9/23からリリース(レンタルDVDは10/8から)
現実の現代に近い世界。妖怪が人に知られずに人の世に存在してる世界。
全国の妖怪たちを束ねる総大将ぬらりひょんの率いる奴良組が存在した。
人の目には極道一家に見える奴良組だが実態は妖怪の集う組織であった。
その奴良組の頭領は孫のリクオに跡目を継がせたいと思っているのだが、
当のリクオは人に迷惑をかける妖怪よりも人として生きたいと考えていた。
そしてリクオの資質に疑問をもつ妖怪たちは次代を巡って蠢き始める

人の社会と異なる理で生きてる妖怪を極道に重ねたのは面白い発想だなと。
そのおかげで見た目が化物なだけの極道の権力闘争になってるけれど(爆)。
キャラが全体にお子様仕様なので大人な極道よりもヤンキーみたいだが。
妖怪という設定が見た目とバトルの技以外にあまり生かされてないすね。
まぁ、少年マンガの特にジャンプの作品はこんなのばっかだけど……
氷麗(つらら)とかゆらとか強い能力を持った女キャラが出てくるのに、
必ずピンチにしてリオクに助けさせる旧来の少年マンガを踏襲してるし。
リクオが力が欲しいと願う度にあまりに都合よく妖怪化して強くなるし。
(血で強くなるから少しも本人は努力をしてないわけで)
見た目カッコよければ過程はどーでもいいのか?とか思ってしまうよ。
良くも悪くも王道というか物語の組み立てに新鮮味が全く無いんだよ。
それでもそこそこ見れてしまうのはさすがジャンプというべきかも。
楽しめるけど後に残らないハリウッド映画みたいな感じで。

清十字怪奇探偵団は子供っぽいけどむしろそこが面白いとは思ったかな。
(子供なんだから子供っぽくていいんだよ)
お子様仕様なのに大人ぶってカッコつけてる妖怪たちの権力闘争よりも。
てゆーか清十字探偵団を出したせいで大人ぶってるのが際立ってます。
探偵団か妖怪権力闘争のどちらかに方向性を統一すべきだったのでは?
清十字怪奇探偵団メインだとジャンプには載らなかっただろうけど。
そのジャンプの作風の狭さが人気の秘訣であり私的にウンザリなところ。
どんなに興味深い題材でも味のある絵柄でも全部バトルにしちゃうから。

夢色パティシエール 1~4話

去年の10月から日テレ系(29局)で日曜日の朝に放送してる新番組。
各バンダイチャンネルで有料配信中(1話は無料)です。
原作は少女誌(りぼん)のマンガで読んだことはありません。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(6巻までリリース済)
14歳の天野いちごは何のとりえもなくやりたいことも見つからなかった。
ピアノが得意でコンクールで優勝する妹のなつめとの落差を感じていた。
落ち込んだいちごは大好きなスイーツを食べて元気を取り戻そうとした。
そう思い訪れたケーキフェスタの会場で祖母のケーキと似た味に出会う。
ケーキを作ったパティシエのアンリはいちごの味覚の鋭さに感心をした
そしてパティシエを目指す学校である聖マリー学園へ入学を薦めたのだ。
いちごは忘れかけていた夢を思い出して、その道へ進むことを決心する。

現実的な題材を使ってるわりに現実味がない舞台設定だなと思った。
パティシエを目指すための学校はいいとして中学生で入るのはどーよ。
視聴者(読者)に近い目線で描くためとは言え中学生は無理有るだろう。
いちごが普通の授業もやることに驚いてたけどやるのは当たり前じゃん。
だって中学までは義務教育でその内容は学ばせないといけないんだし。
そして義務教育のカリキュラムをやるにはかなりの時間が必要なわけで。
部活動レベルの料理の勉強ぐらいしか出来なくなりそうだよ……
ファンタジーな舞台にするかもしくは高校以上にすれば良かったのに。

いちごが夢に近づくために専門の学校へ行こうと考えたのはいいとして、
行きたい学校がどんなとこか全く調べてなかったのもどうかと思った。
少しでも調べてたなら練習をするなり何らかの準備をしてただろうし。
最初の調理実習が散々な結果でボロクソに言われるのも当然だろうなと。
でも中学生ならいちごみたいな意識レベルでも仕方ないとも思ったよ。
本来なら自分でその程度は判断できるようになってから道を選ぶわけで。
高校生ぐらいから進路が分岐していくのはつまりそういうことなのです。
中学生では無理があると言ってるのはそーいう意味なのです。
もちろん中学生でも凄く意識レベルの高い人はいますが。

見てて全体にキャラが幼いとも思ったかな。内面も外見(キャラ絵)も。
りぼんのマンガだからしょーが無いか、とかなにげに失礼な感想を(爆)。
スイーツ王子のキャラが記号的なのもりぼんのマンガだから(以下略)
対象年齢の問題なんだろうけど全てにおいて幼くて底が浅いのでした。
題材や作品のアプローチ自体は嫌いじゃないんだけどね……
構造がそっくりな「金色のコルダ」のアニメなんか結構楽しめたし。
(テンプレートでも有るのかと思うほどに似た構造です)
対象年齢が低いのだから物足りないのは仕方ない、に尽きるかなと。

そーいや超電磁砲の4人も中学生なんだった。しかも美琴以外は中1です。
とても同い年とは思えない……

やわらか三国志 突き刺せ!!呂布子ちゃん 1~4話

2008年頃にリリースされた30分×4本のOVA。AT-Xを録画しました。
原作はスクエニ系(Gファンタジー)のマンガで全巻持ってます。
※セルDVDは全巻リリース済(レンタルはまだ未定)
天下無双の武将の呂布奉先は戦いの最中にいきなり空中に投げ出されて、
気付いたら今まで見たこともない世界(よーするに現代)にいたのである。
しかも元の勇猛な姿とはかけ離れたちびっこい女の子の姿になって。
元の世界に帰る方法も元の姿に戻る方法も全くわからなかったので、
とりあえず(傍にいた)陳宮と共に小学生の日々を過ごすことにした。

なんというカオスな幼女アニメというべきか……
小学生の女の子てんこもりで、エロサービス満点(大丈夫なのか?)で、
かと思えば濃ゆい男キャラがいるし、若本さんはネチっこく喋ってるし、
UMAは出るし、UFOも出るし、校長は変な歌をノリノリで歌ってるし。
あれもこれも詰め込んだ掴み所のない変な作品としか言いようがない。
「ぱにぽにだっしゅ!!」の出来そこないみたいな作品だとも思ったよ。
あの手の作品は脚本と演出のレベルが凄く高くて初めて成り立つのです。
狙いは決して悪くないけど作り手の技量が足りてないって感じか。
(もりやまゆうじさんは「ぱにぽに」もやってたから監督の差かね)
これなら全編サービス満点のゆるい幼女アニメの方が良かったのでは?
志は低くてもここまで作品が空中分解しなかっただろうから。

このアニメの内容は原作とは全く違います。
原作のキャラと設定を使ってるだけのほぼオリジナル作品って感じ。
原作はこんなに幼女だらけでもサービス満点でもないので(笑)。
ついでに言うと原作の曹操や夏候惇はもっとずっとカッコいいです。
なのでアニメを見た時にまず「なんじゃこりゃ?」と思ったですよ。
アニメはアニメで面白くなるなら原作通りじゃなくてもいいですが。
それに原作に忠実ならこれよりも面白くなったとは断言しにくいし。
原作もアニメに負けず劣らずぶっ飛んだ内容なので……
どうせアニメ化するなら「壮太君の~」の方が良かったような気が。
てゆーか最初はそーいう話だったのにいつのまにかこっちがアニメに。
ちなみにエリ先生は「壮太君の~」のヒロインキャラだったりする。
(見た目と名前以外に共通点はありませんが)

湾岸MIDNIGHT 1~2巻

2007年頃にスカパーで放送された全26話のテレビシリーズ。DVDレンタル。
原作は青年誌(ヤングマガジン)のマンガで読んだことは有りません。
※セルDVD・レンタルDVDは全巻リリース済
車が好きな朝倉アキオはある日首都高で1台のフェアレディZと出合った。
不思議に引き付けられるその車が廃車としてアキオの前に再び現われた。
凄いチューンされたそのZには持ち主が必ず事故を起こす曰くがあった。
アキオは知人が止めるのも聞かずその悪魔のZを修理し自分の車とした。
首都高をZで走ったアキオはZのポテンシャルの高さを目の当りにする。
このZの前ではどの車も止まってるようで誰にも負けないとすら思った。
湾岸最速のブラックバードとのレースも頭を抑えて優性に運んでいた。
アキオのZが事故るまでは

なんかオープニングがグランツーリスモみたいだなと。
初期の頭文字Dは凄くしょぼかったのにずいぶん表現力が進化したものだ。
(これのスタッフの大半は頭文字Dの4期と同じらしい)
作中も大半が3DCGのレースシーンなのでゲームを見物してるような気分に。
そう思って見てたのでそれなりに楽しめました。
内容がほぼそれだけなので車に興味が無いとキツイだろうなとも思った。
とってつけたようなキャラ描写と薄い人間ドラマも有るにはありますが。
こんな30年ぐらい前の感性のキャラ描写で掘り下げられても困るけど……
そもそもこの作品って連載開始が20年も前だからね。

ちなみにオカルト的な導入はしますがオカルト要素は全くありません。
極限のチューンのせいで些細な操作ミスで事故るとかそんな感じ。

おくさまは女子高生 1~4回

2005年に一部の民放(20局)で放送してた全13回のテレビシリーズ。
原作は青年誌(ヤングジャンプ)のマンガで読んだことありません。
※セルDVD・レンタルDVDは全巻リリース済
とある高校に通う小野原麻美には他人には内緒にしていることがあった。
それは同じ高校の物理教師の市丸恭介と夫婦の関係にあるということ。
二人の関係は内緒だから想いを寄せられたり迫られたりすることがあった。
市丸先生をいつも見ていたから友人に片想いしてると誤解されたりもした。
そんなちょっとした問題を乗り越え二人は秘密の夫婦生活を満喫していた。

常に「だんなさま」と呼ぶのは何かのプレイみたい、と言うのはさておき。
あまりにメリハリが無いので見ててうんざりと言うか、だるいと言うか。
4回分連続して見るのが辛くて途中で口直しに他の作品を見てしまったよ。
もっとコミカルにするとかメリハリつけるとかやりようは無かったのか。
麻美のキャラも貞淑と言えば聞こえはいいけど基本的に待ちの姿勢だし。
体の関係が無いのが不満なら積極的にいろいろ煽れば面白かったろうに。
(一度だけお風呂に入ってきたことはあったけど)
恭介は麻美のアピールと麻美の父との約束の間で揺れるみたいにしてさ。
※麻美が高校を卒業するまで手を出さないという約束がある
で誘惑に負けて一線を越えそうになったら父が出てきて大騒ぎみたいな。
そうすれば今よりずっと見てて楽しかったし共感できたと思うのだけど。
今のままでも人によっては共感できるいい作品だったりするのかね?

ちなみに1回目と2回目以降で作画・演出レベルに凄く落差が有ります。
実制作してるANIK(イマジンの関係会社)のスタッフが足りてない感じで。
(イマジン名義の怪物王女でも似たような状況になってたっけ)
マッドハウス元請(他へ)丸投げへっぽこクオリティ作品の一つです。
この頃のマッドハウス制作って実物を見るまで信用できなかったんだよ。

※1回に2話ずつ放送してるので4話収録で通常の2話分です

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