まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[雑記] ついにGyaO!に対応

アニメ動画配信サービスナビがやっと懸案だったGyaO!に対応しました。
配信サイトとしては大手だし画質は一番だから早く対応したかったけど
サイトの構造に問題が有りすぎてリストを合成するのが大変でした。
無料配信分(GyaO!)と有料配信分(GyaO!ストア)が別サイトになってるし、
有料分は作品ページが無くて単話もパックもフラットに出てくるし、
無料分だって1話お試し無料と現在配信中のページが別になってる。
(1話無料分がストア側にある作品もある)
どういう感性だとこんなサイト設計になるのか不思議でしょうがない。
画質が悪かったら頭の中から存在を抹消したくなるよ……
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WORKING!! 1~6話

4月から一部の民放(4局)とAT-Xで深夜に放送してる新番組。
原作はスクエニ系(ヤングガンガン)のマンガで1巻だけ読みました。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(1巻はリリース済)
北海道の某所にあるファミリーレストラン「ワグナリア」
そこで働いてる人たちは個性的というには常軌を逸した人たちばかり。
身長が足りなくてたびたび人に仕事を変わってもらってる人だったり。
男が怖くて緊張のあまり鋭いパンチで殴り飛ばしてしまう人だったり。
美人で仕事も完璧だけど常に腰に物騒なものを携帯してる人だったり。
物腰柔らかくて愛想も良いけど物知り過ぎで素で真っ黒い人だったり。
食べてばかりで働かないどころか客を蹴り飛ばすような店長だったり。
一番偉いはずなのに滅多に店にいない影が薄いマネージャーだったり。
見た目が怖くて実際に怒ると怖い人が一番まともだったりするぐらい。
高校生なのに小学生サイズの種島ぽぷらに誘われ(ノックアウトされ)
この店で働くことになった(自称)普通人な小鳥遊(たかなし)宗太は、
こんな人たちの中でやっていけるのか?と心配になるのだった。

個性的な人たちが集うという形容はキャッチコピーの定番中の定番で
この作品も公式サイトを見れば分かるようにそう書いてあるわけです。
でも実際に見た人ならこれを「個性」と呼んでいいのか?と思うはず。
それほどに常識の範疇を逸脱したキャラが並んでる作品と言うわけです。
さらにその人たちが一から十まで変ではないところがポイントなのです。
2割ぐらい変な要素を持ってる以外はいたって普通の人だったりするし。
明らかに異常なキャラ造作ではなく、リアルを誇張したキャラでもなく、
リアルっぽいけど現実から逸脱した要素を持ってるキャラなわけです。
みょーに地に足がついてるので逆に変人っぷりが際立ってるのです。
(地に足がついてないとただの荒唐無稽なキャラでしかない)
変人同士が組み合わさることで化学変化が起こってさらに面白いのです。
それはもう、かたなしクンじゃないけどこの店大丈夫か?と思うほど。
まぁ、かたなしクンだって人のこと言えないほど変人ですが……

ワグナリアのメンバーの中でも最も印象強いのはやっぱ伊波さんですね。
男性恐怖症で男は乱暴で怖いと言いながら鋭いパンチで殴り倒すという。
男性が苦手なので当然ながらお客さんが男の場合なんかとても大変です。
殴りそうになるのを我慢するので精一杯なのでとても仕事になりません。
我慢で(力んで)赤面して涙目で震えてるのが可愛くて誤解しそうです。
(誤解して身を乗り出したりすると昇天させられるけど)
人手の関係で男性客の食器を下げないといけない状況になった時なんか、
片付けていいか聞くところで「お殴りしてよろしいですか?」と聞くし。
その片付けは違うから!と全力でツッコミ入れたくなったですよ(笑)。

この伊波さんとかたなしクンの組み合わせが最悪で最高に面白かった。
かたなしクンは12歳以上は年増と言い切る残念な思考回路の持ち主で、
(子供を含む小さい生き物全般が好きなのでロリコンとは少し違う)
当然ながら伊波さんは彼の趣向の対象外で冷めた態度になるのです。
見た目はカワイイんだから普通なら仲良くしようと思う対象だろうに。
さらに同じ歳の種島さんは(小さいから)特別にチヤホヤしてるわけで。
元から男が苦手なのにかたなしクンの刺々しい言葉で怒りが増幅する。
好みでない上に殴られるから余計なことを言いたくなるんだろうけど。
二人の間を行き交う負の連鎖は事態をひたすら悪化させていくのです。
それを傍から見てる分には腹をかかえて笑うほどに面白いわけで。
もしも現実に伊波さんがいたりこの関係が有ったら逃げたくなるけど。
それに意外といいコンビだと思った。かたなしクンが殴られる以外は。
かたなしクンがあまり気の毒に見えないのは半分は自業自得だからか。
(相馬さんも口は災いの元を身を持って体験してたし)

これの原作ってアニメだけだとわからないかもだけど4コマのマンガです。
旧来の1本ごとに独立したネタで切ってるストーリーの無い体裁ではなく、
4コマごとにテンポを形成するショートストーリーなスタイルの作品です。
よーするに「けいおん!」「ひだまりスケッチ」と同じタイプってこと。
きらら系ではなくスクエニなので男キャラが多くてアニメでは珍しいけど。
主人公が男で周りに女キャラが目立つのに全くハーレムな構図じゃないし。
まぁ、かたなしクンの場合は自分から望んでそうなってるわけですが……
有りそうで(アニメでは)今まで無かった構図なのが人気の一端なのかな?
いや、まさかトップ争いをするほど人気が出るとは思ってなかったから。
(そこそこウケるとは思ってたけど)

4コママンガはべたっと映像化するには描写や説明が根本的に足りません。
実際にこのアニメの原作でも働いてる描写が少なかったりするわけで。
そのへんはアニメではかなり描写を足してあってちゃんと働いてます(笑)。
当たり前と言えば当たり前だけど動きがあるので実にアニメらしいです。
普通のマンガに比べて4コマは動きが省略されたり簡単になりがちなので、
アニメでは動きをしっかり描写してキャラを生き生きと見せてるのです。
例えば種島さんの仕事を教えてるとこで背伸びしても手が届かないとか。
伊波さんのパンチもアニメだと動きがダイナミックで見栄えがいいです。
このへんなんか特にだけどアニメ化したメリットを実感させてくれます。
伊波さんのパンチの構図が毎回やたら力が入ってる気がしますが(笑)。

4コママンガの1回分だとアニメの1回どころか半分にもまるで有りません。
「けいおん!」のようにエピソードを足して膨らませる必要があります。
「みなみけ」(無印)みたくショートエピソードを並べる方法もあります。
で、この作品はどうかと言うと、複数のエピソードを切り貼りしてある。
ただ繋いでるだけではなく削ったり足したり挿入してたりしてあります。
その回の中心的なキャラのエピソードを集めてリミックスしてるのです。
原作を見ると驚くほどあちこちの内容を切り貼りしてるのがわかります。
原作のテイストに忠実だし内容も使ってるけど構成はかなり違うのです。
まぁ、エピソードの前後関係が無いので特に問題は出てませんが。

せっかく1巻分だけ対応を確認したので書いておきます(登場順)。
1話。原作17品、1品、3品、2品、5品。
2話。原作5品、7品、6品、10品、12品。
3話。原作18品、4品、13品、8品、9品、16品、19品、15品。

4話~6話はすでに大半が1巻の内容じゃありませんでした。
3話までに(部分的なのもあるけど)1巻の大半は使い切ってるから。

アニメで原作より登場人物の出番が前倒しになってるのは定番すね。
1話から(まさに)キャラ紹介的にレギュラーキャラが全て登場してるし。
実はアニメだと1話から登場してる相馬さんって原作1巻にいないのです。
つまり1巻分の3話までの登場シーンは全て描き足した部分ってことです。
他にもキャラの登場がさりげなく追加されてる部分が随所に有ります。
(キャラ紹介にCV無しで載ってる松本さんも毎週さりげなく出てる)
構成を大幅に組み直したことでキャラを実感させやすくもなってます。
舞台を原作より現実っぽく描いてるので変さも余計に引き立ってます。
この作品の場合は現実っぽくしたのと再構成が効果的に効いてますね。

ちなみにこの作品もサントラが限定版DVDに付属しています。
それどころか主題歌CDすら限定版DVD(1巻)に付属しています……

ちゅーぶら!! 1~6話

1月からAT-X(のみ)で深夜に放送してた全12話の新番組。
各バンダイチャンネルで有料配信中です(最新話無料配信は終わりました)。
原作は青年誌(コミックハイ!)のマンガで1巻だけ読んだことが有ります。
※レンタルDVDはセルDVDとほぼ同時リリース(2巻までリリース済)
中学校の入学式で新入生代表で挨拶をするほど成績優秀な葉山奈由は
下着のデザイナーだった祖母や兄の影響もあって下着が大好きだった。
同級生が驚くような大人な下着をつけていて酷い誤解を受けたりもした。
過激な下着で男を誘惑するためだとか。影で援交をしているのだとか。
奈由はただ素敵な下着が大好きで装えることが楽しかっただけなのに。
みんなに下着の素敵さや下着の大切な役割を伝えたかっただけなのに。
そんな思いから奈由は理解ある友人たちと下着同好会を作ることに。

とりあえず、よくこんな扱いの難しい作品をアニメ化したなと思った。
中学生女子の下着が乱舞する作品を放送できる枠はほとんど無いのに。
唯一のAT-Xの放送ですら視聴年齢制限がつけないと無理だったろうし。
(「こじか」は視聴年齢制限を嫌ってAT-Xで放送しなかった)
でもだからと言ってエロ目当てで見るような作品ではないわけで。
もちろんエロ目当てで見てもいいけど、あまり満足できないと思うよ。
あくまでも当事者が自分たちの下着について知っていく内容なんだし。
男のエロい視点で下着を見るフェチくさい内容にはなってないから。
男子は知らない女子の事情を知るところが興味深いという方向性だし。
あえて言うなら切実な事情を知ることでそそられる部分も有るような。

このアニメの原作が載ってるコミックハイ!というマンガ雑誌は
男性向け少女マンガなる珍妙なコンセプトだと何度か書いたと思います。
で、この作品に関してですが、男性向け!?少女マンガって感じだったり。
下着のつけ方とか下着の意味や役割を丁寧に説明してる内容だから
当事者の女子中学生か小学生(高学年)に見せた方が意味ありそうだなと。
そのへんの人はアニメ放送の視聴年齢制限に引っ掛かってたけどな(爆)。
ついでに言うとそのへんの人はこれを進んで見たいとは思わないかも。
中学生日記みたいな作品だし(笑)。見たら楽しめる可能性は有るけど。
少女誌に載せるのは難しくて、かといって青年誌でのニーズも未知数。
そんなチャレンジャーな作品を載せるとこがコミックハイ!らしいね。

女性の下着を扱ったマンガと言うと他に「甘い生活」(弓月光)という
コミックスが37巻も出てる作品があったりします。
テーマがテーマなのでこの作品同様に下着姿や裸がてんこもりです。
違い有るとすると男性作家なのでこれよりずっとエロくさいとこかも。
主人公(男)が採寸のため触っただけで触られた女性は感じちゃうとか。
この主人公は天才的な女性下着のデザイナーで魔法の手を持ってるけど
女性の裸を見ても全く欲情しないという性欲が欠落した人なのです。
そんな特徴的な設定を持ったエンターティメント性の強い作品です。

対してこちらは当事者の話なので等身大で切実なのがポイントっすね。
日常の延長線上でいかにもお話って感じの内容にはなってないのです。
実際に下着同好会を作ろうなんて人は現実にはまず居ないでしょうが。
下着が好きで追究する人は居るだろうけど大っぴらにはしにくいから。
理屈で言えば現実に有っても不思議はない、でも現実には存在しない。
そんな微妙な線を描いてるから説得力があってインパクトも有るのです。
現実の延長として描いてるから下着が乱舞するわりにエロくないのです。
アニメも原作のテイストを見事に再現してるのであまりエロくないです。
やたらと下着が乱舞してるし場面転換のワイプなんてパンツなのに(笑)。

同じコミックハイ!には「女子高生 (GIRL'S-HIGH)」(大島永遠)という
女性視点の明け透けな内容を描いた作品がかつて掲載されてました。
※このアニメに登場する「セレ部」はそこから持ってきたネタ
4年ほど前にアニメ化されてるので知ってる人もいると思われます。
で、そのアニメですがスタッフのせいで原作とはずいぶん違うものに。
内容がアレンジされて台無しになってるとかそういう意味ではなく、
男性視点になってて原作の明け透けさがすっぽり欠落してたわけです。
かわりにあざといエロ視線がやたらパワーアップされてたりもして。
明け透けなのにエロじゃないのが面白いとこなのにとガッカリしたよ。

でも今にして思うとその方向は売るためには正しかったのかもしれない。
原作のテイストを完璧に再現しちゃったこれを見るにつけそう思います。
※このアニメはコアスタッフが女性ばかりです
サービスシーンも結構入れてあるんだけど、焼け石に水って感じで。
ああ、これじゃ売れないだろうなと……
私はこの媚びない作り方のほうが好きだし、大いに評価してますが。

原作とアニメの違いについて。
アニメを見た後に手元にあったコミックスの1巻と比較してみました。
ざっと見比べた感じでは細部が多少違うけど大筋で原作に沿ってました。
1巻分に関しては原作の2回分がアニメの1話にキレイに対応してますね。
1話だけ原作の2回分の内容を組み直してあるのが目立つ違いかなと。
階段を落っこちるシーンと遥のブラのシーンは原作だと別々だから。
助けたことで打ち解けて誤解が解ける流れはアニメでの再構成なのです。
この効果的な原作の再構成の手法はいかにも吉田玲子さんらしいなと。
※シリーズ構成も(けいおん!!をやってる)吉田玲子さん

いじわる三人組の存在感と陰険っぷりも凄くパワーアップしてますな。
特に好きな先生が奈由の下着によろめいて逆恨みって説得力が有りすぎ。
(原作の1巻にはそんな理由は出てきません)
遥の大きな胸のコンプレックスの描写も凄く切実に掘り下げられてるし。
4話のモデルになることを躊躇するあたりは原作だともっと簡単なので。

原作よりもアニメの方が印象があっさりしてる部分も有ります。
原作は結構ドロドロしてると言うか、ベタベタっとしてると言うか。
このドロドロっとした描写があまり好きになれなくて……
内容は意欲的だとは思ったけど積極的に続きは読まなかったのです。
対してアニメは表現がポップで勢いが有ってメリハリが効いてるので
より深いキャラ描写をしてるのに原作よりも見やすくなってる感じで。
内容は知ってて期待もそこそこだったけど、予想以上に面白かったよ。
売りにくい作品という印象は見る前も見た後も変わらなかったけど。

原作では読んでなかった分の6話に登場する清乃のスタンスも面白い。
奈由にとって下着とは(服の一種だし)自分が着ることが楽しいから。
そして体型を整えたり敏感な部分を守ったりする意味があるからで。
あくまでも自分にとっての楽しみや必然性を持った存在なわけです。
対して清乃は男に見せるため(誘惑)の下着という考え方を提示する。
例え機能性を損なっても相手を欲情させる下着があってもいいという。
下着にはそんな側面も大いにあるし、実際そういう下着はあるわけで。
奈由みたいに男の視点が欠落してる純粋な感覚のほうが稀だと思うよ。
でもあえて純粋な視点で下着の魅力や意味を最初に語ったのでしょう。
そして物語の土台が整ったところで本来あるもう一つの視点に言及する。
いかがわしいと言われる理由であるそこにあえて言及したのは凄いなと。
正直言ってこの作品がここまでしっかりした内容だとは思わなかった。

B型H系 1~5話

4月から一部の民放(8局)とAT-Xで深夜に放送してる新番組。
アニメワン・ShowTime他でも最新話無料配信中です(残りは有料配信)。
原作は青年誌(ヤングジャンプ)のマンガで読んだことはありません。
※セルDVD/BD・レンタルDVDは8/6からリリース
超絶美少女の山田15歳(処女)の頭の中は日々エロ妄想でいっぱいで、
彼女の立てた高校生活での目標はセクフレを100人作ること!だった。
美少女な彼女は当然ながら男にナンパされるのも日常茶飯事だった。
しかし処女だと馬鹿にされるのが怖くて誘いに乗ることができなかった。
最初の一人さえクリアできれば後はどんどん行けるはずなのにと思った。
そんなおり、山田は本屋で小須田と(山田曰く)運命の出会いをする。
平凡で冴えなくてモテなそうで、でもさりげなく優しい(気がする)彼。
彼なら初エッチの相手として気後れしないしバカにもされないはず。
こうして山田の初エッチを目指した小須田へのアタックが始まった。

ちょっとエッチな(テーマの)マンガって青年誌では一大ジャンルです。
内容的にとても放送しにくいのでアニメ化されることはまずないですが。
かと言って18禁のアニメにするには過激さはまるで足りないわけで。
つまりアニメとしてはとても珍しいタイプの作品ということになります。
(表面的にエロなのは腐るほどアニメ化されてますが)
この系統の作品もアニメ化される時代なのかと感慨があったぐらいです。
でも珍しいジャンルのアニメ作品って以上は期待をしてなかったけど。
だから実際に見て予想してたよりもずっと面白くてビックリしました。
青年誌によくある安易でちょっとエッチなマンガじゃないじゃん!と。
ストレートにエッチをテーマにしながら安易にエロに頼ってないし。
むしろ脈絡もなく裸の出てくる萌えアニメよりあざとさは低いぐらいで。
もちろんエロ展開もあるけど内容に沿ってるから共感できるわけです。
表面的なエロは面白くないけどこんな感じのエロなら見てて楽しいなと。

美少女なのにプライドが高くて恋愛経験値が低いって設定は面白いね。
山田のルックスならプライドさえ低ければ全く苦労はしないだろうに。
実は内面がとても臆病でプライドで外面を武装してるわけだけど。
だからイケメンに気後れして小須田なら安心できるのは当然と言うか。
小須田は最初のステップで捨石よとか不届きなことを考えてるけどね。
そんな小須田すら思惑とは裏腹に簡単には攻略はできないわけです。
体をはった猛烈なアプローチをするものの凄く的外れだったりして。
(妹に凄い剛速球を持ってるのにノーコンだとか言われてたり)
ただエッチができればいいと思ってたはずが次第に惹かれていくのです。
入り口がとんでもないしプロセスも変だけど意外にもラブ展開なのです。
凄いビーンボール気味でギャグ色が強いけどちゃんとラブ展開なのです。
映像としての出来はいいし題材の描き方も予想よりずっと面白かったです。

青年誌のエッチなラブコメの主人公は冴えない青年の場合が多いです。
そんな青年がなぜか美少女に惚れられる(ありえない)展開が多いです。
自分を磨いてないから自信がなくて受身になることが多いのです。
それでも相手のほうがエッチも含めて積極的で関係が成り立つのです。
あまりにもご都合主義というか、現実逃避し過ぎだろうって感じです。
実はこの作品も視点を小須田にするとまんまその構図だったりする。
読者のコンプレックスを刺激しないような構図の縛りでも有るのかね?
ただこの作品はありがちな構図を視点を変えることで面白くしてある。

美少女が冴えない青年を相手に選んだ理由がちゃんと存在してるし、
エッチも含めて積極的にアプローチするのもちゃんと筋が通ってる。
積極的だけど本心は臆病だから行動がチグハグになったりするのも、
小須田から見るとラブコメでよくある謎めいた女の子の行動に見える。
ご都合主義なラブコメに出てくる女の子の側に視点を持っていって
男に都合のよい行動を女の子の側の心理で筋が通るようにしてある。
まるで最近の肉食系女子の空回りまくりの恋愛事情な感じになってる。
こーゆーやり方もあるんだ!と目から鱗が落ちました。
昔読んだこの作者の作品はろくな印象がなかった(本も残ってない)のに、
ずいぶん面白い切り口の作品が描けるようになったなと驚きました。
そのうち原作コミックスも読んでみようかな。
(アニメを面白いと思わなかったら後で原作を読むことはありません)

エッチがテーマなので当然ながら放送できない際どい描写があります。
そんな際どい描写は(AT-Xも含めて)放送だと「見せられないよ」的な
マスクが被さっててちょっとギャグっぽい絵面になってたりします。
例によってDVD/BDだとそれが全開放されるバージョンになるみたい。
放送版でも雰囲気がエロいから達人なら想像で補完できそうですが(爆)。
ちなみになぜか半パート毎に1話の扱い(毎回2話放送)になってるので、
DVD/BDの4話収録はつまり(よくある)2回分の収録と言うことです。

星の海のアムリ 1~3巻

2008年にリリースされた30分×全3巻のOVA。DVDレンタル。
各バンダイチャンネルで有料配信中。AT-Xでも今月末に放送の予定。
※セル・レンタルDVDは全巻リリース済
現在より科学技術が発達して人が宇宙へとその歩を進め始めた時代。
地球に降り注ぐ放射線がアダプターと呼ばれる新人類を生み出した世界。
旧来の人類よりも強い耐性を持ち真空にも耐えられるアダプターたちは
その特性を生かして宇宙ステーションの作業に従事することが多かった。
主人公のアムリもその時、宇宙ステーション桃色珊瑚にいたのだった。
(ここまでの内容は作中でろくに説明されません)
突如として正体不明の存在に攻撃を受け桃色珊瑚が破壊されたその時に。
そしてアムリは真っ暗な星の海へと生身で放り出された。

一部ではなく全てがCGによって作られているアニメ作品です。
いかにもなアニメ絵をトゥーンシェードで動かしてる作品です。
CGの利点を生かしたダイナミックでスペクタクルな映像の作品です。
現実の模倣ではなく動きも構図もデザインもいかにもCGって感じてす。
派手だしキレイだしよく動くし表現が冒険してて視覚的には面白いです。
少なくとも見た目に関しては一見の価値が有ると思います。
アニメーションという言葉を正しく表現してる作品って感じです。

ストーリーに関しては、何と言うかかなりぶっ飛んでます(爆)。
テーマはそんな難しいわけではなくストーリーも結構シンプルです。
ビジュアル的に見せるシーンが多いので尺のわりに内容は薄いです。
ストーリーよりもビジュアルに時間を割く手法も有りだとは思います。
問題はこのテーマを描くのにこのストーリーが適切かということ(爆)。
だって触れ合えないから触れ合いたいという個人的な心の問題を、
地球人類の存亡をかけたド派手なストーリーでやってるんだから……
風呂敷を広げるにしたって限度ってものがあるだろうって感じですよ。
内容ではなくビジュアルで見てる人を強引に感動にねじ伏せてるし。
良くも悪くもアニメーションという言葉を正(以下略)

※レンタル版には本編しかついてません

迷い猫オーバーラン! 1~4話

4月から一部の民放(2局)・アニマックス・BS11で深夜に放送してる新番組。
AnimateTV・バンダイチャンネルで最新話無料配信中です(残りは有料配信)。
原作はライトノベル(スーパーダッシュ文庫)で読んだことは有りません。
※セルDVD/BD・レンタルDVDは6/25からリリース
都築巧(たくみ)は洋菓子店ストレイキャッツを経営する姉と二人暮らし。
この姉は困ってる人を放っておけず世界の果てにも駆けつける性格で、
頻繁に店を留守にするので実質は巧が店を切り盛りしていたのだった。
幼馴染の芹沢文乃(ふみの)や友人の幸谷(こうや)大吾郎の助けを借りて。
そんなある日のこと、いつものように人助けの旅から戻ってきた姉が、
いつものように拾ってきたのだ、猫……耳っぽい髪型をした女の子を。

何といいますか……酷いね。ストーリーが。
そこそこ中身がある内容をどうするとこう酷く出来るかなって感じで。
ダメすぎのストーリーをギャグをばら撒いて誤魔化してるみたいな。
てゆーかこの作品の本質はギャグでストーリーはオマケだったり!?
内容がシリアスに振れる3話が特にストーリーの酷さが際立つし。
かと言ってギャグ作品としても勢いがあるわりに表現が滑ってるわけで。
3話終わった時点で次を見るのがかなりイヤになってました。
これに比べればまだ大魔法の方が(凄くチープだけど)楽しめるよ。

しかし4話で印象が一変する。ギャグのキレが3話までと天地ほど違う。
表現の誇張やハッタリやメリハリのつけかたが断然上手くなってる。
雰囲気が盛り上がった瞬間にギャグっぽいシーンに切り替えるとか、
巧と夏帆の裸のシチュエーションで何故そっちをやるかな構成だとか、
ピンポンのシーンの投げやりリピートとか、全編演出が冴えまくりで。
内容は3話までと大差ないのに演出の超絶ドーピングで面白い作品に。
これ誰?ナベシン?とか思ってたら大地丙太郎さんじゃないですか!
そーか、このクラス(佐藤順一さんや新房さん)なら面白くできるんだ。

なんかこの作品は(作品自体の)監督がいないんだそうで。
1話毎に監督を立ててやりたいようにやらせたとかそんな感じみたい。
実際、1話毎に表現スタイルが変わるし、雰囲気もずいぶん変わります。
そんな1話毎に表現スタイルを変える作品があってもいいとは思います。
実際に「うる星やつら」なんか回によってスタイルががらっと変わるし。
でもそんな演出が好き勝手にやってるように見える作品と言うのは
凄腕の監督が上に立って全体の質を完璧にコントロールしてるわけで。
決してシリーズの監督を立てないなんて無謀なやり方ではないのです。
この作品がコンセプトのわりに質が伴わないのはつまりそーいうこと。

つまり、大地丙太郎さんをシリーズの監督にして4話以外作り直せと。

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