まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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こどものじかん 1~2巻

去年の10月から一部の民放(2局)で深夜に放送してた新番組。DVDレンタル。
原作は青年誌(コミックハイ!)のマンガで1巻だけ読んだことが有ります。
※セル・レンタルDVDは全巻リリース済
小学校教師になった青木大介は欠員でいきなり担任を任されることになる。
教師の経験がなく右も左もわからない彼だったが意欲だけは十分にあった。
小学3年生の担任として頼れるお兄さんのようになれればいいと思ってた。
そんなことを考えつつ扉を開けたら、中には着替えてる最中の女子が……
さっそく青木先生にはエロ教師のレッテルがつきました(爆)
裸を見られたから私が彼女ね!とか言う九重りんというマセガキはいるし、
みんな元気な盛りで手に負えないし、ずっと不登校の生徒もいたりするし。
前任の教師の辞職の原因が誰かに嫌がらせを受けていたかららしいとか。
新任からいきなり問題山積な青木先生の教師生活の明日はどっちだ?
りんの猛アタックの前に青木先生が屈する日が来たりするのか!?

放送直前にテレ玉の放送がキャンセルされてしまったのでレンタルです。
うちのCATVは千葉テレビだけ入らないから……
と言うわけですっかり話題から取り残された今ごろになりました。
ちゃんと録画しながら見れてない作品もゴロゴロしてますけど(汗)。

直前に放送がキャンセルされるほど過激な内容だと思うかもしれない。
確かにある意味では凄く過激というかチャレンジャなー内容です。
でもいわゆるお色気路線のような視覚的な過激さではなかったりする。
むしろ大胆な設定を使いながら凄くまともな内容なことにビックリだ。
以前は「青春ビンタ」なんて露骨にエロいマンガを描いてたのに……
(さらに過去に遡ると少女マンガを描いてた人だったりする)
コミックハイ!だから安易な設定の媚びたマンガで載るはずもないか。
あと今まで読んだこの作者の作品の中でコレが一番面白かった。

放送は見れなかった&ネット配信は見てないので
DVDと比べてどのへんに規制が入ってたかはわかりません。
DVDで見る限りここはヤバいかなと思われるシーンも少しはあるけど
大半はそのまま流してもそんなに問題なさそうな気がしました。
(ブラを買いに行ったお店で乳もんでるのはさすがに無理かも)
つーか放送時の規制が入ってるTo LOVEるの方がよっぽどエロいし(笑)。
つまり視覚的なエロスを目的に見るような作品ではないってことで。
製作側は視聴制限をつけないでも行けると思ってたぐらいだから。
確かに視覚的には大丈夫だが、、、内容的には全然大丈夫じゃない(爆)。
特にセリフはかなりギリギリ(アウト?)な単語がてんこもりです。
童貞とか包茎とか指フェラとか筆下ろしとか単語だけならエロアニメ。
黒ちゃんなんか青木先生の呼び名が毎回「童貞」なんですけど……
原作の1巻ではそこまで呼び名をハッキリ固定してないのに。

DVDを見た後に原作コミックスを確認してみました。
表現のレベル(過激さ)はアニメと原作でそんなに差はないです。
下着や裸が出る率がアニメだと多少抑えてるかなってぐらいで。
と言っても原作がアニメより凄くエロいわけではないので念のため。
ストーリー的にも原作もアニメもそんなに大差は無いかなと。
ただ、やってる内容は大差ないけど構成はずいぶん違います

DVDの2巻4話までが原作コミックス1巻分にぴったり対応していて、
個々のエピソードを組み直して1話毎に一つの流れを作ってあります。
特に1話の構成は原作に比べて感情が強く伝わる感じになってるなと。
期待して失望して見直して助けられての流れがなかなかに絶妙だし。
りんが青木先生を好きになったきっかけがハッキリと見えるので。
原作は軽口からいつのまにか本気へ変化しててわかりにくいんだよ。

あと1話ごとに簡単に(なってない)コメント。

1話は原作の1時間目と2時間目と3時間目の一部を元に再構成してあります。
美々の話と猫の話を織り込んだおかげでいろんな説得力が増してます。
例えばりんの話を信じたのは猫のシーンで言った言葉が効いてるわけだし。
※原作にはそのセリフはない
先生を好きになったきっかけについても上に書いてある通りなわけで。
原作は知ってたのに予想外に感動的な内容でちょっと来ちゃったよ(何が)。
あと、りんが教師への嫌がらせを自分から明かすシーンがゾクっと来た。
ここは原作と全然違っててカワイイだけじゃないのを強く印象づけてます。

2話は原作の3時間目と5時間目を元に再構成してあります。
この回も2回分の内容を織り込んだおかげでいろんな説得力が(以下略)
例えば黒ちゃんのりんへの(報われない)思いがより印象的になってる。
先生と生徒(小学3年生)も報われないけど女同士もまず報われないしね。
テスト100点のご褒美をだっこにしたのも上手いアレンジだったなと。
そこで先生から好きだと言わせたのも最初から計算したような展開だし。
※原作のだっこのシーンはテストのご褒美ではない
授業でりんが自分を悪者にしてでも先生を助けてるのも印象的だった。
それに青木先生が自分で気づくプロセスが入ってるのも良かったよ。

3話は原作の4時間目を元にパワーアップ&再構成してあります。
この回だけ他の3話と違って1回分を元に内容を大きく膨らませてます。
(シーンの順序は原作とアニメで大幅に違ってますが)
そんなに初めてのブラのエピソードを強調したいのですか!!!(爆)
この回は黒ちゃんの股間スナイパーっぷりが強く印象に残りました。
あと黒ちゃんのりん好き好きっぷり(以下略)ベットでもだえてるし(笑)。
原作ではたいして出番のない宝院先生の空回りっぷりも面白かったよ。
先生がりんに美々のブラを頼んだ時には解決済みだったのは上手い構成だね。
頼みごとのお礼(ぎゅっと抱きしめて)を要求して即貰っちゃたりするし。
ベビードールを赤ちゃん人形と解釈して扉を開けるのも違った意味で凄いよ。
ベビードールと言ったら下着だろ!下着!
※ここは原作と同じです

4話は原作の6時間目と7時間目をベースに少しだけアレンジしてます。
この回は原作が2話で一つの話なのでほとんどそのまんまの内容です。
ここでりんには両親が居ないという家庭の事情が出てくるのです。
つまり精神的に早熟なのは家庭の事情が多少なりと影響してたわけです。
原作でここに至った時、ちゃんと考えて作ってるじゃん!と感心したよ。
efのみやこが料理が上手いのも(冷えた)家庭の事情が影響してるわけで。
キャラ設定とキャラの環境の整合性をきちんととってるのが好感触でした。
本来ならこれは全ての作品がやってて当然のことなんですがね。

好きな相手に優しくされたら嬉しいけど、それが同情の優しさだったら……
家庭の事情を知られたくなかったのは、同情して欲しくなかったからだし。
みやこも同情して欲しくないから自分の事情は一切明かさなかったしね。
そんなこともわからんのかこのボケ教師が!!とか思いながら見てました。
知っても態度を変えないぐらいの(精神的に)大人になってください。早く。
(授業をフォローされてる時点でどっちが成熟してるんだかって感じだし)

さて、予想以上に面白かったので時間を作って続きを見ようかな。原作も。

※レンタルDVDには本編しか入ってません
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D.C.II S.S. ~ダ・カーポII セカンドシーズン~ 13話

あと1話なので最後まで見てみました。
最後まで見た感想も前回同様「もっと上手いやり方(以下略)」でしたが。
後半(D.C.II S.S.)で一番感動的なのは13話ではなく12話だったりするし。
このへんがまさしくこの作品の構成力の弱さを象徴してるわけです。
それぞれefの11話の最後と12話のクライマックスと比べてみればいい。
12話の最後はそこそこ勝負になってるのに13話は全然なわけで。
(勝負になってるのはそこだけですが)
しかもこっちは奇跡を大盤振る舞いをしてるのにこの程度なんだから……

ちなみに前回書いた未来図うんぬんですが。
ほぼイメージどおりの展開になっておりました。
てゆーかクリパの人形劇でやった内容をまんまトレースしてたから。
シチュエーションを重ねるのを物語作法の常套手段ではあるけど
もう少し先が読めないような使い方をしないとまずいのでは?
どうせ奇跡が起きるんだろ?と思われると12話最後の衝撃が半減するよ。

あと、最終話の展開を見てて思ったこと。
音姫と由夢も一度完全に忘れてしまうべきだったんじゃないかなと。
途中までみんなに忘れられそして消えるという展開だったわけだし。
音姫と由夢が忘れないうちに消えてしまったけど。
本来なら12話のラストでは音姫はほとんど忘れてるべきだったんだよ。
(由夢は別れた直後に忘れてしまってそれが消えるキッカケに)
そして13話の冒頭では全て忘れてしまった状態で始まるべきだった。

みんな忘れてしまったけど存在してた痕跡はあちこちに残ってるわけで。
音姫と由夢は最も近い存在だからそれだけ痕跡も多く残ってたわけです。
記憶にはないのにそこには確かに誰かがいた痕跡が残ってる。
(本来は写真の姿も消えてるべき)
記憶にはないのに心の中にぽっかりと大きな空洞が開いている
そこに疑問をもって二人や友人たちは痕跡を拾い集めていくのです。

みんなが存在を忘れてしまえば存在していないのと同じわけで。
逆にみんなが居ると考えるならそこに存在してると言えるわけだ。
みんなが忘れて消えるなら、思い出すことで現われる方がそれっぽい。
それこそ、みんなの強い想いが奇跡を起こしたって感じになるし。
こっちの方が多少マシだったんじゃないかと思うけど、どーですか?

まぁ、この作品の問題点はそこだけじゃないので、
ちょっとぐらい手を入れても劇的に良くなったりはしませんが。
物語をパーツレベルに分解して根本から再構成するぐらいやらないと。
表情のつけかたは致命的なD.C.S.S.に比べて凄くマシだったんだけどね。
ストーリーの構成に難がありすぎで……
D.C.(1作目)の素晴らしい感動再びという期待にはほど遠かった。
(efが5年越しのその期待を叶えてくれましたが)

ストレンヂア 無皇刃譚

2007年に公開された劇場用アニメ。DVDレンタル。
刀があり武士がいて下克上のあった戦乱の世。日本のどこか(架空の場所)。
何らかの理由で追われる犬を連れた一人の少年がいた。名は仔太郎。
(てっきりどっかの領主の子供かと思ってたよ)
一方、過去の出来事から刀を封印し名を捨てた男がいた。通称名無し。
二人はある廃屋で出会い、行きがかりで男が少年を助けたことから、
男と少年と犬は少年の目的地までしばし一緒に旅をすることになる。
男の力をみこんで礼をすることを条件に少年が頼み込んだのである。
金銭の関係だったから少年は男をイマイチ信用できなかったのだが。
そんな二人も一緒に旅を続けるうちに互いに親しみを覚えていった

見終ってまず思ったのがストーリーがまともな映画、だったかな。
そんな印象もどうかと思うけど最近のアニメ映画は酷いの多いから……
そうでなくても客引きのために演技の微妙な人を使う作品が多いのに、
ストーリーまでダメだったら何を楽しめばいいの?って感じだし。
(演技の微妙な人が出てくるのはこの作品も例外ではないが)
そーいう意味で映画としての及第点には達してるなという感じです。

ストーリーがまともと言っても素晴らしいという意味ではないよ。
どっちかと言うと物語的にはシンプルでむしろ地味なぐらいです。
いかにも時代劇な世界だから土色で見栄えの良くはない舞台だし。
序盤はかなり淡々とした展開で見てて退屈といえなくもないわけで。
そんな淡々とした展開に鋭い剣戟が挿入されメリハリがついてるのです。
そして最後の舞台では役者が勢ぞろいして派手な大立ち回りをします
全ての役者や要素がクライマックスの一点に向けて集約していくのも
終盤に派手に盛り上がって行くのも実に映画的な構成だなと思ったよ。
アクションを見せるためにあえて内容を詰め込まなかったのも良かった。
理解し易くてカタルシスを感じるので最後はそれなりに感動できたから。

この作品の売りは上にも書いてあるけど(剣戟)アクションです。
アニメーション動画技術を最大限に駆使して凄い絵を見せてくれます。
枚数制限のきついテレビアニメでは決してできない動きが満載です。
クライマックスの舞台なんて20分もひたすら動かしまくってます。
今の日本のアニメは本気を出せばここまでできるんだぜって感じだよ。
考えてみたら実写で人間を切りまくるのはかなり無理が有るので
まさにアニメだからここまで動きを表現できたと言えなくもない。
新世代の時代劇映画の誕生みたいな表現も言い過ぎではないかなと。
雰囲気や物語作法も(旧来の)邦画のやり方を踏襲してるしね。
※テレビドラマ的な映画ではないって意味

あと印象的だったのはものすごく大掛かりな仕掛けが登場するところ。
もろこし(中国の明)から来た異人が何らかの意図で作るのです。
最初その見た目から強大な威力持つ兵器みたいなものかなと思ったよ。
よーするに時代劇には相応しくないファンタジーな道具なのかなと。
しかし実際は巨大な仕掛けはただ一人の子供から血を抜くためだった。
さらにその仕掛けは皇帝の不老不死のためのモノだったという……
※この世界で不老不死が現実に可能なわけではない
錬金術的というかバカバカしいことを大掛かりにやってたわけなのです。
ああ、なんかとっても時代劇っぽい!と妙な感心をしてしまったよ。
そこもストーリーがまともだと感じた一端ではあるかな。

純情ロマンチカ 1~5話

4月から一部の民放(14局)とBS日テレで深夜に放送してた新番組。
原作はBL誌(CIEL)のマンガで1巻だけ読んだことが有ります。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/25から
第一印象は最悪だったけど、いつのまにか気になる存在になっていた。
なんて少女マンガではお約束過ぎる展開のラブストーリーです。
ただ普通と違ったのは、恋をした人と恋した相手の両方が男なところ。
まぁボーイズラブな世界では男が男に恋するのはごく当たり前なのですが。
さらにBLカップルの知り合いにBLカップルが出てくるのもわりとお約束。
それはもう犬も歩けばホモに当たるとでも言いたくなるぐらいに(爆)。
※まともな導入ストーリーは公式サイトを参照

にしても毎週(男同士の)エッチシーンを放送するとは豪胆な作品だ……
確かに局部が見えないようにカメラワークで工夫してはいるけどさ。
絵さえなければここまでやっても大丈夫なんだ?という感慨があったり。
そーいやげんしけん2でも似たようなことを考えたっけ。
ここまでストレートなBLモノをテレビ放送してることにも感慨があるね。
今までにやったのはわりと「なんちゃって」レベルが多かったし。
あと今までの作品はお世辞にもデキがイイとは言い難いのが多かった。
BLマンガをそれなりに知ってる人間からすると今までのBL風味アニメは
何でこんなに酷い作品ばかりなんだろうって思ってたわけで。
やっとまともに視聴に耐えうるBLモノがでてきたって意味でも感慨が。
(美少女モノだって最初はホントに酷かったけどね)

実はこの作者の人は結構ファンだったりする。
たぶんストーリーテラーとしての技巧と表現のセンスに惹かれたのでしょう。
「海に眠る花」(もちろんBLです)なんて凄く熱心に読んでたのを覚えてるよ。
他にも時代物の雰囲気が好きでそのへんをわりと読んでたみたいです。
で、この作品は……1巻だけ読んで2巻は買ったまま放置プレイだった(爆)。
手元に有ったのでアニメを見た後に比較の意味もこめて読んでみましたが。

アニメを見て、原作も読んでみて、なんで放置プレイだったかわかったよ。
これ2本立て(正確には3本立てみたい)のストーリーだったんだね。
※純情ロマンチカと純情エゴイスト(+純情テロリスト?)
物語があっち行ったりこっち行ったりするせいで惹きが弱かったらしい。
あと、他の作品に比べて舞台装置が普通すぎたせいも多少はあるかもね。
つまり男同士という以外は(ベタベタの)恋愛モノでしかないわけで。
悪くはないんだけど、もっと他に惹きつける作品がある、と思ったご様子。
原作の物語があっちこっちに行く構成はアニメでもそのまんまです。
ぶっちゃけこの構成のまま映像化して欲しくなかった……
ずっとロマンチカ組で構成されてたら評価(面白さ)は5割増だったのに。

せっかくなので原作とアニメの違いも。
アニメはほぼ原作に沿って構成されてるようです。5話までは。
ロマンチカ(1/2話)→エゴイスト(3話)→ロマンチカ(4話)→エゴイスト(5話)
な構成も原作の2巻までに収録されてるエピソード順と全く同じなのです。
そして恐らく6話で2巻分が終わりなので12話だと4巻までアニメ化かな?
※2クール目をそのうちやるという噂が
あと細部の内容についてはロマンチカ組がほぼ原作そのまんまで、
エゴイスト組が原作の内容を多少圧縮した感じになってるみたい。
3話なんか原作の2回分を再構成して若干展開が変わってたし。
と言ってもよくあるパーツの組み直しで大筋では大差ないですが。
あの随所に出てくるギャグっぽい表現も原作そのまんまですよ。

あと、これは原作を知ってる人ならわかりきった話でしょうが、
エッチシーンは原作に比べてとってもマイルドになってます(笑)。
あれでマイルド?とか思うかもだけど原作はあんなもんじゃないよ。
そもそも原作のまんまの表現ではさすがに放送できないと思われます。
カメラワークで誤魔化してるとはいえ毎週エッチを流してるだけで凄いが。
最近の美少女モノみたくDVDだと濡れ場がパワーアップしてたりしてな。
※DVDの映像はディレクターズカット版だそうな

ところで男でBLモノを書いてる人って現実にいるんかね?
男性名をつけてる人は腐るほどおりますが。

ソウルイーター 1~9話

4月からテレビ東京系(6局)で夕方と深夜に放送してる新番組。
BSジャパンとAT-X(6月~)でも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はスクエニ系(ガンガン)のマンガで読んだことは有りません。
※セル・レンタルDVDのリリースは8/22から
かつて鬼神と化した魂によって世界が恐怖のどん底に落ちたことがあった。
その経験から、再びそんな時代がやってこないようにある機構は生まれた。
職人と武器を育成する死神武器職人専門学校「(通称)死武専」が。
※武器=武器に変異する人・職人=その武器を扱える人
職人と武器は自らを鍛えて最終的に死神の武器デスサイズを作るのが目的。
修行として鬼神の卵を刈ることで鬼神の出現をも未然に防いでいた。
この物語は最強のデスサイズを作ることを目指す鎌職人マカと魔鎌ソウル、
暗器職人ブラックスターと魔暗器の椿、死神の息子キッドとトンプソン姉妹の
3組のコンビたちによる笑いと涙の(?)の成長物語である。はず。

夕方と深夜で共鳴放送とか言ってるやつです。
レイトショー(深夜)のしか録画してないのでどう違うかは知らん!
(深夜のほうが少しだけ内容が多いとか?)
深夜のほうが多少お色気が増えてるとか有るかもしれないけど、
そもそもこの作品はたいしてお色気シーンはありませんがな。

肝心のこの作品の印象について。
まず絵が凄いね!アクション表現がダイナミックでインパクト大だよ。
夕方放送してた少年誌のアクション作品では最も凄いかもしれん。
そして思いのほかギャグが強めでノリが異常に良かったりして。
特に冒頭の3話分はアクションとギャグが絶妙に両立してて凄く面白い。
大して中身はないのにノリとハッタリですっごく面白く感じたのでした。
このへんは監督の五十嵐卓哉さんの力量による部分が大きいのかも。
※桜蘭高校ホスト部の監督さんです
そして4話以降も3話までと同様のノリなら最高だったかもしれない。

4話以降もギャグ要素が無くなってしまうわけではなくて、
むしろ1話まるごとギャグみたいな回まであったりする。
エクスカリバー(聖剣)の回とかな。
何回か前からさんざん登場を煽るからどんなに凄いのかと思えば……
確かに想像を絶するほど凄かったけどさ。違った意味で(笑)

そんなギャグ回が存在する代わりにマジメ路線の回も増えてます。
4話以降はマジメ→マジメ→ギャグの順になってる
マジメ路線な回でもギャグを入れようと思えば入れられるけどね。
4~5話は多少ギャグ要素も入ってたし。
しかし7~8話はギャグ要素がほぼ皆無でありました。
理由は簡単で戦ってる相手がマカたちに比べて強すぎるからです。
遊びなんか入れたら勝てないからです。入れなくても勝ててないが(爆)。
4~5話のシュタイン先生もそうだけどいきなり敵が強すぎじゃね?
もう少しザコ敵と戦って経験値をつむ展開が有っていいと思うのだけど。
それならギャグ要素を散りばめても何とかなりそうだし。

マジメなアクション展開でも映像に力があるので見ごたえはあります。
アクション作品が好きな人ならそれだけでも十分楽しめると思います。
ただ私的にはこの手のキャラや舞台にあまり説得力が無い作品の場合、
ノリとハッタリで強引に見せてくれたほうが楽しめるかなと。
つまりアクションとギャグが両立してた3話までの方が良かったなと。

そうそう、1話のマカは唖然とするほど下手でした……

MURDER PRINCESS 1~2巻

去年リリースされた30分×全6巻のOVA。DVDレンタル(各2話収録)。
原作は角川系(電撃帝王)のマンガで1巻だけ読んだことが有ります。
※セル・レンタルDVDは全巻リリース済
中世っぽい世界。魔法と魔物が存在するファンタジーな世界。
とある小さな王国の城でクーデターが発生し広間へと逆賊が迫ってた。
王は傷つき息が絶え継承者のカイトは他国へ遠征中で留守だった。
一人残された王女アリタは少ない護衛を伴い城から脱出しようとした。
自分の身代わりとして城に残してきた侍女ミラノの身を案じながら。
※姿が似てて王女ととても親しい関係という設定
城を脱出して国境へと急ぐアリタの目前に巨大な魔物が出現する。
護衛を殺され必死で魔物から逃げたアリタは崖から転落してしまう。
崖の前にいた凄腕の賞金稼ぎファリスにぶつかり一緒に巻き込んで。
とても助からない高さから落ちながら奇跡的に助かった二人。
しかし死を同時に垣間見た二人は精神が入れ替わってしまったのだ。
アリタは自分の姿で勇ましく剣を振るうファリスにあるお願いをした。
その姿で国を救って欲しいと、お礼に私の全てを自由にしていいと。

原作は1巻だけ読んでばばーんと処分したぐらいイマイチだったので
あまり期待せずに見始めたのですが思ったよりは楽しめたなって感じ。
特にアリタとミラノの関係がそれなりに感動できる内容だったので。
ここ実は原作には身代わりの侍女ミラノという設定が無いらしい……
(原作はとっくに処分してて手元にないので確認はできません)
ってことは感動的なシチュエーションのいくつかは原作にないのか。
原作の記憶よりも面白く感じたのは決して気のせいじゃないのかも。
アニメ化の時のアレンジがなかなか上手く行ったということでしょう。
まぁ、元がかなりアレだったのでマシになってもそれなりですが。

この作品は一言でいうと(へっぽこな)ライトファンタジーです。
舞台設定やキャラメイクに説得力とかを期待するだけ無駄です。
(体が入れ替わる説得力とか期待する以前の作品だから)
アクションシーンはそれなりに派手だけど緊張感もあまり無いです。
(テレビの凄いアクション作品よりはあきらかに落ちます)
ストーリーも全体の流れが有って無いようなグダグダな感じです。
一応終盤(5巻あたり)には大きな世界の謎が明かされるらしいけど。
でかい風呂敷を広げてるわりに大したことをやってない気がします。
と、懇切丁寧に「くそったれ!」と評したくなる内容なのでした。
だからこの作品は元がかなりアレなんですってば……
むしろそんな作品に少しでも見れるところができたことが驚きだよ。

アリタとミラノ(侍女と元王女)の関係を中心にして設定を大幅に変えて
根本から物語を組み直したらもっとマシな作品になってたかもね。
それはもはやMURDER PRINCESSではないけども(爆)。
てゆーか現状でもちっとも虐殺姫じゃないけどな!

※レンタルDVDには本編しか入ってません