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クソ高いとか言っていたAT-Xを試しに契約してみました。
とりあえず3ヶ月の予定(つまり課金は2ヶ月)で。
いつまで経っても
FLAGのレンタルが出ないのでそれを目当てに。
見ようと思えばネット配信でも見ることは出来たんだけどね。
まとめて視聴のスタイルだと1週限定の無料配信って使えないので。
ちょっと再確認しようと思ったらお金を払わなきゃいけないし。
配信を記録する手段も無いことはないけど質を求めたら手間かかるし。
そんなとこにコスト(手間・時間)をかけるぐらいならこっちかなと。
これで8月までに「コゼットの肖像」でも放送してくれれば割安なのだが。
ダメもとでリクエストでも入れておくかな。
と言うわけでAT-Xの契約をして、初めて映るようになったわけです。
せっかく映るんだからと番組表を眺めてみたわけです。
で、思ったよ。3大都市圏に住んでない人にとっては救いの神かもと。
以前からAT-Xでフォローしてる作品がずいぶん多いとは思ってたけど
今やテレ東系の深夜アニメの大半に加えU局系の多くをネットしてるから。
大半の作品が地上波で見れない人にとっては
値段分の価値は十分有るね。
東京に住んでるとほぼ全て地上波で見れるのでありがたみがないが(爆)。
地上波で見れないの「かのこん」ぐらいだから……
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4月から日テレ系(5局)で火曜日の深夜に放送してる新番組。
アニマックスでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは8/27から
近未来。人の意識すらネットワークで繋がることが出来る時代。
電脳化による進化の歪が
記憶の流出・改竄と言う形で噴出していた。
それでもなお電脳を繋くことによるメリットを捨て切れない人間は
より高度なセキュリティを持つ新たなネットワークを生み出した。
現実(リアル)を超越した世界を意味するメタリアル、通称メタルを。
これはそのメタルが社会の基盤となった時代の物語。
そんな時代に50年間眠りつづけていた一人の男・波留真理が目を覚ます。
※読みは「はるまさみち」
彼は50年前に建築中の海上都市を崩壊された海が燃える現象を目撃した。
都市建設現場のそばで地球律の手がかりを求めて海に潜っていた彼は、
海の底から沸きあがるそれを間近で目撃し、そのまま巻き込まれたのだ。
彼は少しだけ眠ったつもりだった。しかし目を覚ましたら50年経っていた。
彼は体の自由がきかない老人になってもなお謎の探求を諦め切れなかった。
そんな彼の前に臨時の介護担当として蒼井ミナモはやってくる。
そしてその夜、まるで運命の巡り合せのように再び50年前の現象が発生する。
現象は50年前よりも小規模だったが波留のいた病院が停電する被害が出た。
この病院には停電で生命維持に支障が出る患者も収容されていたのにである。
暗闇の騒ぎの中、自分にできることをとミナモは島の変電所へ向け走り出す。
波留もそれまで頑なに拒んできた
メタルへと意識を潜らせるのだった。
攻殻機動隊の未来の世界なのでもっとハードな雰囲気だと思ってました。
思ったよりネイチャーでフレンドリー(?)な見た目にちょっとビックリ。
あと
主人公の片割れがカワイイ女子中学生なのでみょーに爽やかです。
※もう一人の主人公はなんと80歳のお爺さん
さらにミナモの友人2人(当然女子中学生)が頻繁にエピソードに絡みます。
なので一見すると美少女アニメのようにも見えます。
8話で学校の怪談みたいな内容をやってるのでどちらかと言うと少女モノ!?
(ミナモの友達の一人が美少女モノではまず出さない小太りキャラだし)
SFの仕掛けはあくまで日常の道具として生活や内面を描いた作品のようです。
※作品の方向性は電脳コイルに近いかも
メカメカしくない自然の光景があふれる未来像はとても素敵に見えるね。
実は潜脳調査室ってタイトルから
人の脳にダイブする内容だと思ってたよ。
その印象も仕掛けを考えれば半分ぐらいは間違いではないんだけど。
脳に潜るのではなく脳(意識)が電脳空間にダイブするってことのようで。
既にダイブしてる意識を助けることもあるのでそこが半分正しいところ。
調査室って言い回しもこの作品のイメージを正しく表現できてないね。
まるで公的もしくは私的な捜査機関みたいなイメージに聞こえるわけで。
これは電脳空間を管理する会社に調査を個人的に依頼されてるだけだから。
よーするにエージェントで、意味的には何たら探偵事務所みたいな感じ。
まぁ、個人で看板を出すならどんな名前付けてもいいんだけどさ……
※今のところ屋号としては使ってない
何たら探偵事務所とか例を出したのには理由があるのです。
実際にやってる内容がまるで探偵(何でも屋)の仕事みたいな感じなので。
毎回依頼が有って電脳に潜って調べてな展開かと思ったらそーではないし。
むしろ
ミナモの身近な出来事からエピソードが始まることが多いから。
メガネ探しやら、犬のご主人様探しやら、学校の怪談やらだし……
それは結果的に電脳空間に絡んだ出来事だったみたいな展開なのです。
RD 潜脳探偵局とかの方が作品のイメージにぴったりなんじゃね?(笑)
1話が始まったときはやたらとストイックな雰囲気でした。
事故があって時間が50年経過して本編が始まった後は前述のとおり。
雰囲気の話は置いといて、1話から2話は話がそのまま繋がってました。
2話と3話もほぼ話が連続してると言っていいと思います。
そんな状況だったのでてっきりこの作品は
続き物なんだと思ったよ。
しかし4話以降は読み切りだし5話以降はエピソードまで身近な内容に。
3話の最後に舞台が整うので3話までは導入エピソードってことかも!?
5話以降の内容を見続けて思ったのが最初のフレンドリーって印象です。
身近なエピソードだし、内容はわかりやすいし、女子中学生だし(?)。
なので4話までで作品の判断をしない方がいいよとだけ言っておきます。
(いい意味でも悪い意味でも)
雰囲気自体はミナモの登場以降ほとんど変わりませんが。
3話までは導入エピソードだからなのかエピソードが多少大掛かりです。
さらにそれ以降には見られないシーンがいくつか見られます。
一番特徴的なのはミナモの直感が働くのを見せるシーンだろうか。
直感と言ってるけど
何かを感じ取る能力があるようにも見せてるね。
これはキャラ設定に入ってるので今後も随所に出でくるはずです……
が5話以降はそれっぽい描写がほとんど見当たりません。
物語に直接絡まなくてもさりげなく見せないと設定に説得力がないよ。
せっかくだから友達に「お得意の直感出た!」ぐらい言わせたら?
よく口にするから知ってるけど信じてないって意味で。
気になる点がもうひとつ。
事故のときにダイブが上手く行ったのにテストでは上手く行かない真理に
ミナモが上手く行かない理由は「安全安心」だとか直感で口走るところ。
直感でヒントを言うのはいい。それを真理が理解できたのもいい。
問題は見てるこちらには意味がさっぱりわからないというところ。
何で出来たり出来なかったりするのかを
ちゃんと説明してくれよ……
ここや上の直感の部分を含めてちょっと脚本の詰めが甘いような。
題材や雰囲気、見た目はとても魅力的なので、もう少し頑張って欲しいな。
1982年頃に放送された全36話のテレビシリーズ。DVDレンタル。
1999年。巨大な船のような物体が宇宙から地上へと落下してきた。
(未来の話のはずがすでに過去です……)
宇宙船は人類よりもはるかに進んだ知的生命体の存在を示していた。
備えられた多数の武装は宇宙にも戦乱があることを物語っていた。
この宇宙船は人類に大きな衝撃をもたらし
新たな秩序を生み出した。
また宇宙船の高度なテクノロジーは人類にとって大きな革新となった。
それから10年が経ち宇宙船は人の手で改修され就航の日を迎えていた。
しかし、その日異星人の置き土産は突如として空に向かって発砲する。
砲撃は地球に接近していたゼントラーディの艦船を消し去ってしまう。
この瞬間、地球人の意図とは関係なく
戦争は始まってしまったのだ。
戦争は偶然に就航セレモニーを訪れた多くの人を巻き込んでいった。
先輩の誘いでやってきたパイロットの一条輝(ひかる)を。
おばの中華料理店に遊びに来ていたリン・ミンメイを。
ただ偶然に出会って、不運にも一緒に戦争に巻き込まれた二人。
二人の出会いはやがて世界の行方を変えることになる。
マクロスのオリジナルです。25年前の作品です。
大昔に最後まで見たことがあるので大筋の内容は知ってます。
と言っても久しく見てなかったからかなり忘れてたけどな(汗)。
ちゃんと見たのっていつ以来だろう?20年以上前だったりして!?
記憶は適度に美化されてるので実物を見ると何とも言いがたいですよ(爆)。
とにかく古い。キャラ絵も。描写も。センスも。テンポも。何もかも。
マクロスFを見た後にこれを見るとさすがに
リメイクして欲しくなる。
そんなことをやっても全ての人を納得させるのは無理だろうから
構図やシチュエーションを引用した完全な新作を作ったのでしょう。
今マクロスを作るならこうなります、と言う意味あいをこめて。
ぱっと見で初代の古さを実感するのはまずはキャラ絵でしょう。
美樹本さんの絵を古いなんて言うとファンに怒られそうだけど(爆)。
それとキャラの描写だね。例えばサバイバル中の二人の表情とか。
ここなんか当時としてはかなり現実的なキャラ描写をしてたはず。
でもそれは結果的に時間の経過による陳腐化を促進してしまってる。
まるで
セピア色の思い出のフィルムでも見てる気分になったよ(笑)。
これではとてもじゃないけど新作と同等に比較なんてできないです。
感性の違いは時代の違いでどーにもならないので置いておくとして。
それ以外で凄く実感したのがディティールの描写の違いでしょうか。
これは実は初代と7では見た目は別としてあまり大差なかったりする。
そしてプラスとゼロとFもそんなに大差はなかったりするのでした。
(実はマクロスFを見た後に全て再確認した)
つまり前者グループと後者グループとの間に極端な差があるわけです。
プラスとゼロはOVAだからテレビとは違うという言い訳もできるけど、
Fはテレビシリーズだし今時は他の作品でもFに近いのはあるわけで。
ディティール描写の違いこそ
時代による表現の進化の象徴かもしれない。
今見るとかなりチープに見える初代のディティール描写ですが、
当時としてはこれでもずいぶん頑張ってるように思ってたよ。
なにしろガンダムを最初にしたリアルロボット路線の初期だったし。
フィクションだけどただの絵空事ではない世界やシステムを描こうと
作り手がいろいろ試行錯誤をしてた時代の作品ですから。
この作品(他)があるからそれ以降の諸々の作品があるということで。
アニメの歴史に触れる気持ちで温かく見てあげてください(笑)。
新作と比べてここがアレだとか言わないのが優しさです。
襲撃を受けたにしては
ずいぶんと悠長な態度だな、とか(爆)。
古いばかりではなんなんで、印象に残ったところなど。
4話でマクロスの閉鎖区画に輝とミンメイが迷い込んでしまって
抜け出ることが出来ないサバイバル生活をすることになるのです。
ここの巨大な船内のしかも未整備な区画を探検するのが楽しかった。
そして二人の
オママゴトのような共同生活もなんか楽しかったね。
(当時のお約束のヒロインのシャワーシーンがここに)
キャラ描写で時代の違いを実感してしまった部分でもありますが。
にしてもここだけ見てると輝とミンメイが結ばれるように思えるよ。
この頃はまだ未沙の方はオバサン呼ばわりしてるしな……
そもそも4話までだと3人とも互いに好意を抱く関係になってないし。
輝とミンメイが相手を
気になる異性として認識したぐらいかな?
こうして見比べるとマクロスFの展開がもの凄く早いのがわかります。
4話の段階で既にランカはアルトに対してほのかな好意を抱いてるし。
2度助けてもらってさらに命の恩人だから抱くのが当然かもしれんが。
展開が早くて物語密度が濃いのも25年前と大きく変わった部分っすね。
女キャラが積極的になって男キャラが鈍感になったのも時代の違い!?
次の巻では確かマクロス(宇宙船)が変形するはず。
最初のフォールド(亜空間転移)でエンジン他が消え去ってしまって
主砲を撃つためのエネルギーパイプも途中で途切れてしまうのです。
なので船体ブロックを繋ぎ変えてパイプを繋ぐと言う凄い展開だった。
繋ぎかえた結果が巨大ロボット状なあたりご都合主義満点でしたが(爆)。
4月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は角川系(ドラゴンエイジ)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セル・レンタルDVDのリリースは6/25から
どこにでもいる(かは微妙だけど)一派庶民の女子高生・富士原なえか。
実は彼女の祖父は大財閥の総帥でなえかも継承者の末席に連なっていた。
と言っても、どうせ自分には関係のないこと、ぐらいに思っていたはず。
しかし何者かの陰謀により継承者が次々と命を落としていったのである。
そしてついになえか(と弟)だけが祖父の血を引く存在となっていた。
※なえかの両親は既に行方不明状態
事態を重く見た祖父はなえかの身の安全を護るために最善の策を弄す。
表向きは家事能力が壊滅的ななえかたちの生活をサポートするという名目で、
高い戦闘力を備えたメイドのメイドガイ・コガラシを派遣したのである。
今期は(も)ギャグやコメディが主体の作品が何作かありますが、
その中で一番突っ走ってる作品と言ったらやっぱこれだろうね。
設定からして常軌を逸してるので内容も常識を大股で踏み外してます。
だいたいメイドが男ってとこから変だし、女装に見えないマッチョだし、
空気が読めないのに(殺気は読めるが)サービス精神が旺盛なので超迷惑。
よーするに、
メイドの仮装をした怪人がこちらの都合などお構いなしに
一方的に(余計な)お世話をしてくれる、というとんでもない内容です。
原作を最初に読んだ時に、なんじゃあこりゃあ!と思いました。
おそらくアニメで初見の人もかなりの確率でそう思ったでしょう(笑)。
原作の持つ突き抜けたテイストはアニメでも存分に発揮されてるので、
アニメも原作に負けない勢いと面白さが感じられると思われます。
原作と比較できる最初の4話分に関しては
原作よりも面白くなってるし。
特に2話と3話は原作をいい感じに膨らませてあって勢いが増してるから。
例えば3話のラブレターの話。
原作だと中学での事件がトラウマで恋愛恐怖症になったのがわかりにくい。
もちろん断片の情報を繋ぎ合わせればそれっぽいと解釈はできるんだけど。
しかしラブレターを捨てようとしないし、料理もいきなり作ってたりする。
料理がトラウマになってるんだから自分から練習するのは変な気がするよ。
なんてツッコミを入れるような説得力は
元々この作品には無いけどね(爆)。
アニメではそのへんの説得力を含めて行動にメリハリがついてるのです。
恋愛なんてと言いつつベットの下に恋愛の本を隠してるのはそれっぽいし。
トラウマを克服するため
フブキに料理の特訓を受けるのもいかにもだなと。
(そしてお約束で爆発したりする)
弟君がやえか作のエビフライを「食べ物だ」って言うのは原作にも有るけど
そこまでの流れが原作とアニメでは結構違うので印象もずいぶん違うのです。
2話と3話以外で特に印象に残ったのが6話でしょうか。
「とかって何ですか~」と「死して屍拾うものなし」に爆笑しまくりです。
料理が下手な人ほど
余計なアレンジをしたくなると言うか……
特訓をしてくれたフブキに恩を仇で返してるやえかでありました(合掌)。
にしてもとんでもない料理を作るヒロインが今期は揃い踏みですな。
この手の勢いで見せる作品は勢いが持続できるかがキモだけど
ぶっちゃけて8話まで勢いが持続できてるとは言いがたいかな。
インパクト大の1話に続いて2話と3話が絶好調。4話もまぁまぁな感じです。
しかし5話以降は
少し息切れしてる気がしないでもない。6話以外。
シーンをバシバシ切り替えて畳み掛けるテンポが弱くなった気がするし。
(メイドガイバッチでガチャンのワイプが少なくなってるような)
8話のようにコガラシの怪人っぷりが目立たない回もあったりする。
5話以降でも他の作品に比べれば十分に勢いはあるとは思いますが。
2、3、6話のレベルを持続できれば凄い作品だったんじゃなかろうか。
まぁ、去年までのイマジン(&ANIK)の30分アニメは
2話にして映像レベルが暴落したのでこれでも凄いレベルアップかな(爆)。
実はマッドハウス・イマジンのラインで
去年の怪物王女を思い出して、
大丈夫なのか?と実物を見るまでかなり出来に心配をしてたのです。
※えにっく名義の「おくさまは女子高生」という前科もある
怪物王女の再来にならなずクオリティが高く安定してたので良かったよ。
エロアニメ(ひまじん)を撤退して一般向けに戦力を集中したからとか?
1月組の「狼と香辛料」(イマジン元請)もクオリティ高く安定してたし。
オープニング曲について。
実は最初に聞いたときにKOTOKOだと全くわかりませんでした……
今までのKOTOKOの曲ってどっちかと言うとカッコイイ曲だったし
声にエフェクトみたいのをかけてるせいで硬い印象があったのです。
しかしこの曲はみょーにカワイイ声なので全然繋がらなかったよ。
もしかしてKOTOKOの
生の声って意外とカワイイ系だったりして!?
KOTOKOってこんな歌い方も出来るんだー、とか実感をした曲でした。
4月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
7月からキッズでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル(スーパーダッシュ文庫)で読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/16から
少年の名は紅(くれない)真九郎。ぱっと見はごく普通の高校生。
しかしこの歳で揉め事処理屋という裏の世界の仕事をやっていた。
それは彼の過去の出来事や育ててくれた人と関係が有るのだけれど。
そんな境遇だからこそ普通の生活に憧れつとめて
普通を装っていた。
ある日、彼の前に一人の少女がやって来る。名は久鳳院紫(むらさき)。
大財閥久鳳院家の娘で、屋敷の中から全く出たことがなかった女の子。
同じ境遇だった彼女の母の娘には外の世界を知って欲しいという願いを
彼女の親友だった紅香(真九郎の上司)が叶えたのだ。
真九郎が最も紫の気持ちが理解できるはずと引き合わせたのだ。
こうして
血の繋がらない価値観も違う二人の共同生活は始まった。
最初、オープニング映像のあまりのファンキーっぷりに唖然としました。
クレジットで
RED GARDENのスタッフだと知ってなるほどと納得したけど。
デジタル処理のポップな映像ってところで手法が全く同じだしね。
ただRED GARDENはハイセンスに感じたけどこれはもうついていけない(爆)。
まぁ、良くも悪くも作家性の炸裂しまくりなオープニング映像だよ。
RED GARDENのスタッフと言うことで中身もまさにそんな感じです。
絵がやたらと濃い~し、キャラが同時にやかましく喋ったりするし。
※今回もプレスコを使ってるらしい
見た目が小汚くて貧乏くさいのでとっつきはRED GARDENより悪いかも!?
実は最初のうちは面白さも今ひとつわからなかったりして……
作品の構図自体はわかりやすいので
見続ければ親しみ易くなりますが。
てゆーかこの作品は見続けることで断然面白くなってくる作品です。
1話だけ見て判断するようなやりかたはオススメしません。
内容は一言でいうと子育てアニメでしょうか?
大きなお屋敷の中だけで育てられたので社会常識を知らないお嬢様を
一人立ちしてる高校生の男子が事情があって預かることになるという。
そこだけを聞くといわゆるいきなり女の子と同居パターンに見えます。
しかしそのお嬢様がまだ(たぶん)10歳未満の子供なところがポイント。
さらにお嬢様でプライドが高いし普通の生活なんか全く知りはしない。
とんでもない行為を全く悪気なくやるのは
傍観者には面白いけど……
だから紫に生活に関するあらゆる知識を覚えこませていくわけです。
そのプロセスは傍から見れば子育て以外のなにものでも有りません。
みのさんの言い回しを真似てる部分なんかリアルに子供の反応だしね。
子供を育てるということは育てる側も学んでいくわけです。
最初から満足に親が出来る人なんているわけはないから。
その上、真九郎はまだ高校生で自分だって大人ですらないし。
既に一人立ちしてるから他の高校生よりは大人に近いとは思うけど。
でもやっぱり子供の扱いなんてろくにわかってないわけですよ。
だから最初の頃は結構とんでもないことをやってしまったりする。
何もない部屋に一人で置いていくのはさすがにどうかと思ったね。
(あんな部屋では一日中テレビを見てても責められないぞ)
そんな真九郎も次第に扱いを学んでいってまさに親子みたいな状態に。
この作品は主人公の真九郎以外の主要キャラが女ばかりです。
同居してる紫は当然として他の五月雨荘の住人も女ばかり二人だし、
学校でよく話をしてる幼馴染と姉みたいな存在(養父の娘)も女だし、
仕事の上司と紫を隠れてガードしてる(先輩みたいな)人も女です。
つまりキャラの構図だけ見ればハーレムモードの美少女アニメです。
しかし見た目が濃い~し、小汚くて貧乏くさいし、子育てしてるし、
さらにキャラ描写が生臭いのであまりそんな感じはしないのであった。
その手のを期待してもあまり期待に添えないかも、とだけ言っておこう。
原作は良く知らんので、原作に比べてどうこうとかはわかりません。
回を経るごとに面白くなっていくこの作品。
最後に見た6話ではすっかり笑わせられました。ちょっと腹痛くなった。
町内会の催しで五月雨荘の住人がミュージカルをやることになるんだけど
闇絵さんが凄い音痴でね……途方にくれた真九郎が助けを呼ぶのです。
そしてやってきたのが美人で見るからに優秀そうな夕乃だった。
しかし歌わせてみたら闇絵さんよりも酷い音痴で
しかも自覚全くなし(爆)。
わりと歌える新谷良子さんが大胆に音程を外しまくるのが何か凄いです。
さらに特訓しようと二人きりになったらここぞと夕乃は迫りまくるし。
状況を収集しようとすると状況がさらに悪化する喜劇を地で行ってます。
最後のミュージカルもRED GARDENのがパワーアップした感じで凄かった。
そんな感じで少なくとも6話は一見の価値があると思われます。
10月から日テレ他(5局)で深夜に放送していた全25話の新番組。
3月から日テレプラスでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(ジャンプ)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(6巻までリリース済)
明らかに殺人だが原因が不明なため事故として扱われた事件がある。
そんな奇妙な殺人事件によって父親を失った女子高生の桂木弥子。
彼女は父を亡くしたことを悲しみ、
事件の真相を知りたいと願っていた。
そんな彼女の前に脳噛ネウロと名乗る得体の知れない魔物が現れた。
魔界の謎は喰い飽きたので人間界の謎を喰いに来たのだとそれは言う。
弥子の前に現われたのも纏った謎に美味なる予感がしたからであろう。
その後の経緯は今のところアニメでは描かれてないけど、
ネウロが謎を喰らうため、謎のほうからやってきてもらうために、
弥子を傀儡にして
女子高生探偵として売り出すのであった。
一見するとよくある私立探偵の推理モノ。
でも実体は推理モノっぽいグロテスクで破天荒な娯楽作品だったり。
そもそも最初から犯人がバレバレなあたり何を推理しろって感じだし、
殺人トリックは伏線がないので解説されるまで絶対にわからんわけで。
つまり外枠は推理モノっぽいけど体裁が全くそれっぽくないのでした。
かわりに日常のシーンで変な(崩した)顔が乱舞するみょーなノリと、
犯人が化け物みたく変態するグロテスクなノリがありまして……
他にも原作では意図的に歪んだパースで不気味さを表現してたりして。
ああ、なんか
とてもジャンプっぽいなとか変なトコで感心してたよ。
推理モノをジャンプテイストで味付けるとこうなる、みたいな。
先に進むと人間離れした強敵が現れるあたりもまさにジャンプってか。
体裁はほぼ1話読みきりなので全体の構成なんて無いようなもんだけど
原作と見比べるとちょっと違うところがあります。
オリジナルエピソードも結構入ってるみたいだけどそれは置いといて。
アニメだと(一応)主人公の弥子の父親の犯人がまだ判明してないけど
原作だと最初のエピソードで犯人を特定してしまうのでした。
恐らくアニメだと
最後のエピソードで犯人にたどり着くのでしょう。
ちらっと公式サイトをみる限りはやっぱそのようで。
(この作品の体裁から違いは大して問題はならないと思われる)
あと違うところと言えば最初から探偵事務所があって吾代がいるところ。
探偵事務所を奪うエピソードは5話の回想エピソードでやってましたが。
(吾代が下っ端として常駐してる理由はさっぱりわかりません)
つまり最初から女子高生探偵なる恥ずかしい肩書きで活動してるのです。
まぁ、
とってつけたような悲劇的なイントロで物語を始めるよりは
全編にアホなノリを漂わせつつ悲劇を胸に秘めるアニメの方がいいような。
だからと言って他に比べて面白いかと言われると……
4月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少女誌(花とゆめ)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セル・レンタルDVDのリリースは8/6から
お金持ちのエリートたちが通う私立白選館学園高校。
この学校ではAからFまで成績順にクラス分けが行われていて、
中でもAクラスはたったの
7人だけしか入ることができない羨望の的。
さらに1年から3年のAクラスの中で最も優秀なAクラスはS・Aと呼ばれ、
特別仕様の制服を着て優雅な校舎で過ごすことができるのである。
主人公の華園光はプロレス好きの父親の影響で雄々しく育っていた。
小さい頃はプロレスでは誰にも負けないと思っていた。
しかし6歳の時に滝島彗と対戦してこてんぱんに負けたのであった。
それ以来、彗をライバル視して何度も挑戦しては返り討ちにあっていた。
そして現在、二人の関係は私立白選館学園高校S・Aの1位と2位である。
努力の末に上り詰めた光の上には
彗が涼しい顔で君臨してたのだ。
なんかとっても少女マンガっぽい!とかアホな感想を抱きました(汗)。
だってキャラが
(異常に)細いし(異常に)手足が長いし。
美形だらけだし、現実離れした設定だし、キャピキャピしてる(?)し。
主人公が男前なのや相手役が美形で嫌味ったらしいのもわりとお約束だし。
表現がポップなのも含めていかにも少女マンガのアニメって感じですよ。
ホスト部と同じあたりを狙ってるのは設定を見てれば想像はつきます。
そのホスト部と比べると面白さにずいぶんと差が有りますが……
見比べてみたけどどこが原因なのかハッキリとはわからなかった。
明らかに見た目が違って表現の洗練度も違ったけどそれだけなのか?
(ちょっとやり過ぎというかバランス感覚に欠ける部分もあるね)
内容の無さに関してはホスト部だって大差なかったし(爆)。
大した内容は無いのに表現技法やノリでとても面白く感じただけだから。
そーいう意味ではこの作品はメッキが無いので輝いて見えないのかも。
そこそこ見れる作品ではあるけど、
見てて何か物足りないのでした。
てゆーか見比べたホスト部の続きを見たくなりました(笑)。
エピソードはほぼ読みきりで毎回同じパターンです。
ちょとしたこと(光の鈍感や彗の厭味)で光と彗の関係が拗れるのです。
だけど最後は誤解も晴れて仲良く終わるという展開をやります。毎回。
現状では彗には好意はあるが、光は好感を持ってるレベルだろうか。
さらに光は超鈍感で彗の好意にはさっぱり気づかないオマケつき。
そんな状況で素直に好きと言えるほど彗も素直な性格をしてないから。
(ようするにツンデレです)
おかげさまで毎回のように
何たらの喧嘩は犬も食わねぇぜ状態に……
S・Aの他のキャラがあまり立ってないのもそう感じる理由ですが。
ちなみに後で原作と見比べてみたけど原作も大差ないです。
むしろ1巻のエピソードに関しては原作よりアニメの方が多少マシだった。
てゆーか原作1巻のレベルはぶっちゃけ上手いとは言いがたいぞ(爆)。
なので
アニメ化で劣化したわけではないよと言っておきます。
最後に一言。
やっぱ後藤邑子さんは音程の外れた歌を歌わないと面白くな(以下略)