まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[CD] ef - a tale of memories. ORIGINAL SOUNDTRACK ~espressivo~

2ヶ月ほど発売が延びてとっても待ち遠しかったサントラです。
思わず発売日(前日)に買いに行ってしまったほどです。
風邪がまだ完治してなくて腸がまだ多少やばかったのに(爆)。
そして買ってから今までにヘビープレイ中。既に20回ぐらい聞いたよ。

千尋エディション込みで千尋パートは既に10回ぐらい見てたりするので
千尋パートに使ってる曲はほとんどどころか全て頭に入ってました。
何しろサントラを聞いたら使ってるシーンをほぼ全てイメージできたから。
音楽を印象的に使ってる作品は過去にもいくつもあったけど、
ここまではっきりと使ってる位置がわかった作品は初めてだよ。
それだけ印象的なシーンが多くて印象的に使われることが多かったのです。
そんな状態だったのである程度サントラの出来も事前に予想できてました。
(予想できてたからレンタルしないでいきなり買ったわけで)
そして予想してた通りの……予想してた以上に素敵なサントラでした。
1枚目が出たばかりなのに4月発売の2枚目が待ち遠しくなってしまったよ。

サントラを何度も聞き返してるうちにあるコトがやりたくなりました。
それはハルヒで作った全楽曲の使用リストのefバージョンです。
実はサントラが発売される前からリストは作りたいと思ってたのです。
サントラの発売が延びたから曲を抜き出して繋ぎにしようとも思ってた。
結局、時間の余裕がなくて考えただけで実行には至らなかったけど。
しかしサントラを聞き返してるうちに、無性にやりたくなってしまって、
曲を使ってる場所をざっと調べるついでにリストも作っちゃいました(笑)。
決してついでになんて形容できるような作業量ではないけどね。
※15時間ほどかかってます

そのefの全楽曲使用リストを作ってて気づいたんだけど
このサントラってほとんどの曲が初出順に収録されてるのでした。
今までに使用位置を確認したサントラでそんなの初めて見たよ。
(自分で作ったハルヒの自作サントラがまんま初出順だったけど)
あと、1枚目なので前半(6話まで)の曲みたいな表現がされているけど、
4話の最後の曲(M4-01 Love)や以降に初出の曲は未収録だったりして。
つまり5話以降で印象的に使われた曲の大半は2枚目ということです。


全曲紹介とどこで使われてるかを簡単に説明。
※詳細な使用リストは「ef - a tale of memories. 全楽曲」に

Less than 45sec
euphoric fieldのインストアレンジ。静かなピアノ曲。
千尋パートで5回使ってて、どれも印象的に使われてます。
特に1話の冒頭と11話のAパートの最初の部分をよく覚えてるかな。

「Holy day」
紘パートで1回だけ使ってるシチュエーション曲。
曲聴けばすぐわかるだろうけど1話のクリスマスの街角で使ってます。

「Church's bell」
紘パートで1回だけ使ってる荘厳な曲。A moon filled skyの別アレンジ。
1話で紘が教会の中に入ったときに使ってます。

「Meets girl」
紘パートのみやこのシーンで3回使ってる雪っぽい!?曲。
1話でみやこが気を失ってるあたりで使ってます。

「Snowly star」
紘パートで2回使ってるる優しいピアノ曲。
1話でみやこが雪に喜んでるあたりで使ってます。

「A sheep as for a lamb」
紘パートで1回だけ使ってるキラキラした曲。
1話で「エッチなこと考えたでしょ」のシーンで使ってます。

「I'm here (TV-EDIT cho.1) / Miyako Miyamura」
1/7/10話で実際に使ってたみやこバージョンのED曲。

Single line
両方のパートで使われてるどこか物悲しいピアノ曲。
一番印象的なのは9話の「自ら寂しさに足を踏み入れた」のシーンだね。

「Unattended station」
千尋パートで3回使ってるピアノの旋律が目立つ曲。
一番印象的なのは2話の千尋の「夢があります」のシーンでしょう。

「Handing over」
千尋パートで2回使ってるソフトノイズっぽい物悲しい曲。
一番印象的なのは1話の「昨日のまたねって」のシーンだろうか。

Stay with...
千尋パートで3回使ってる特に印象的な曲のひとつ。
一番印象的なのは6話の図書館の本の中で喜んでるシーンかな。
この曲のアレンジがあと2曲あってどれも印象的に使われてます。
そして必ず蓮治と千尋の幸せな光景のシーンで使われるので、
このメロディは二人の愛のテーマみたいなものかもしれない。

「Euphoric night」
euphoric fieldのインストアレンジ。物悲しいバイオリン曲。
千尋パートで3回使ってて、どれもズキっと来るシーンで使ってます。
一番印象的なのは12話の「僕は全部覚えているのに」のシーンかな。

「刻む季節 (TV-EDIT cho.1) / Kei Shindou」
4/5話で実際に使ってた景バージョンのED曲。

「Every morning」
紘パートの景のシーンで2回使ってる爽やかな曲。
2話の「お兄ちゃん朝だよ」のシーンで使ってます。

「A moon filled sky ARmix」
両方のパートで使ってる久瀬さんのバイオリン曲。
一番印象的なのは5話の「歌を教えてあげようか」のシーンだね。

「Free and easy ARmix」
紘パートのみやこのシーンで2回使ってる穏やかな曲。
2話の「私見ちゃった」なシーンで使ってます。
これとアレンジ違いの「Shiny walking」は全てみやこのシーンなので、
このメロディはみやこのテーマなのかも。タイトルもそれっぽいし。

Promise
サブタイトル・アイキャッチ及び次回予告で使ってるジングル。
そして千尋パートで3回使ってる穏やかなピアノ曲でもあります。
3回全てがとても印象的なシーンなので甲乙つけがたいけど
一つだけ選ぶなら9話の「今の私の一生です」のシーンだね。

「Secret story」
千尋パートで3回使ってる物悲しい曲。
一番印象的なのは2話の「麻生蓮治さん私は……」のシーンでしょう。

「The diary」
千尋パートで2回使ってる静かな曲。Handing overの別アレンジ。
一番印象的なのは3話の「全部手放してしまえば」のシーンかな。

「Sorrowful feather C2Rmix」
悠久の翼のインストアレンジ。穏やかで物悲しい曲。
両方のパートで使われてる、これもとても印象的な曲の一つ。
一番印象的なのは2話の「消えてなくなることを」のシーンでしょう。

Impulsive step
千尋パートで4回使ってる緊迫した曲。
4回全てが蓮治が大きなショックを受ける忘れられないシーンです。
中でも一番強烈なのが8話の「これが千尋だ」のシーンだね。

「空の夢 (TV-EDIT cho.1) / Chihiro Shindou」
6/8話に実際に使ってた千尋バージョンのED曲。

「Junior girl ARmix」
紘パートのみやこのシーンで2回使ってる愉快な曲。
3話の「じゃあ行こうか」のシーンで使ってます。

「Shiny walking」
紘パートのみやこのシーンで2回使ってる元気な曲。
Free and easy ARmixの別アレンジなので要するにみやこの曲。
3話の「退屈が嫌いなだけ」のシーンで使ってます。

「Deep thinking」
紘パートで3回使ってる物悲しい曲。
7話の「ここは音の消えた場所」のシーンで使ってます。

「Unexpected」
紘パートの景のシーンで2回使ってる変な曲。
5話の景が過去の行動を思い起こしてるシーンで使ってます。

Early days
紘パートで2回使ってるふわふわした曲。
4話の回想シーンで(2回とも)使ってます。

「Bad friend ARmix」
両方のパートで使われてる日常系の曲。
3話の蓮治の夕食のシーンで使ってます。

「Mistake」
両方のパートで使われてるファニーな曲。
6話の「ダメダメですね」のシーンで使ってます。

「Early Childhood ARmix」
紘パートで2回使ってる明るい曲。
4話の「バカなんかじゃないよ」のシーンで使ってます。

「euphoric field (English TV-EDIT cho.1) feat. LISA」
未使用のOPのテレビサイズ(歌詞が1番のやつ)。
実際に使ってるのはシングルに入ってる歌詞が2番のやつです。

補足情報として主題歌は今回収録されたのとは別バージョンがあります。
「cho.1」は1番の歌詞のことで他に2番の歌詞バージョンがあるのです。
千尋エンディングに2番の歌詞バージョンが有るのは気づいてたけど、
他の二人のにも2番の歌詞バージョンが有るのは気づいてなかったよ。
※詳細は「ef - a tale of memories. 全楽曲」に
千尋エンディングと違って歌詞以外はほとんど変わらないから……
(千尋エンディングはイントロから全く違うのですぐわかる)


こーして改めて聞いてもやっぱり千尋パートにいい曲が多いっすね。
そしてシーンと共に記憶に強烈に刻まれてる曲も圧倒的に多かったよ。
何度も見返したからだけではなく、それだけ記憶に残る内容だったわけだ。
ちなみに紘パートは曲は覚えてたけどシーンはほとんどわからなかった。
「Early days」はさすがにわかったけどね。
この後、紘パートにもとても印象的なシーンがいくつか出てくるけど
そのへんの曲は全て2枚目に収録されると思われます。

もちろん千尋パートの印象的な曲もまだまだこの後に何曲も有ります。
それらも全て2枚目に収録されると思われます。
特に千尋パートの11、12話の曲は凄く好きな曲がてんこもりなので
今から2枚目のサントラが楽しみでしょうがありません。
実は既に未収録曲を抜き出した暫定サントラ2枚目を作っちゃいました。
そのへんも今回一緒に載せる予定だったけど時間切れなので次回に。


曲を確認したい場合、録画したものやDVDが手元に有る場合は
上の説明や「ef - a tale of memories. 全楽曲」を参考に探してみてね。
公式サイトのサントラ特設ページでも6曲ほど聞くことができます。
あと参考までにCMで使ってる曲の情報を。
1巻Ver(ブログパーツの映像)の前半部が「Less than 45sec」で。
2巻Verは「A moon filled sky ARmix」
サントラのCM(公式のトップで流れてる)は「Sorrowful feather C2Rmix」
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俗・さよなら絶望先生 1~6話

1月から一部の民放(8局)で深夜に放送してる新番組。
キッズとBS11でもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(マガジン)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セルDVDのリリースは3/26から(レンタルは4/25から)

絶望先生の2期目です。むしろ2クール目と言った方が相応しいかも。
全くの説明なしにキャラ設定が違う内容を延々とやってたりするし。
オチも投げっぱなしで次のパートはいつものキャラ設定に戻ってるし。
1クール目が絶望先生の入門編だとすると応用編みたいな感じだったり。
1クール目を見ないでいきなりこれを見た人はさぞかし意味不明だろうね。
と言うわけで初心者はまず「俗」のついてない方から見てください。
それで自分はこのノリについて行けると思った人だけ「俗」も見ませう。

2クール目と言うことで、内容がいろんな意味でパワーアップしてます。
1クール目がウケたので監督以下を調子に乗らせてしまったようです。
まぁ、新房さんはいつも好き放題やってるような気もするけど(笑)。
しかし2クール目を見ると1クール目はまだ抑えてたのだと実感するよ。
どこまで視聴者は付いていけるかの表現の許容限界でも追求してるようで。

特に2話の意味不明言語(ポロロッカ語?)の喋りと日本語字幕には唖然……
意味不明な喋りには気を取られるし、字幕が速すぎで結構読み落とすし。
さらにバシバシ切り替える画面にも文字を含めて情報があふれてるし。
1回見ただけで全ての情報を受け取らせてたまるかという執念を感じた(爆)。
一瞬だけ画面に出るテロップとか黒板の文字ネタとかもそうだけど、
はなから全部読み取ることを考えない、読み取れない前提で作ってたり。
それを本来なら読める速さで表示する字幕でもやってるのが凄い。かも?

2クール目になって1クール目とは全く変わった部分もあります。
それは各話の構成が完全な3本立て(1話は2本だて)になったトコかな。
1クール目も別々のエピソードの2本立てに近い構成ではあったけど、
今回はパート毎に完全に別になっててサブタイトルも別々についてたり。
※サブタイトルの画面の端に原作~巻~話とか書いてあったり
さらにパート毎にコンテ・演出・作監まで別の人が担当することも。
つまり内容を1話単位で再構成してない分原作に近くなったのかも。
と言っても映像はあいわからずシュール全開の新房アニメなわけですが。

新房アニメと言えばOPとEDの映像も最も楽しみ要素の一つです。
今回はどんなの?と思って見た1話は……1期の最初のやつの変形版だった。
2クール目で曲が変わったのに映像が一番最初のなので違った意味で驚いた。
まぁ、あの映像ならテンポさえ調整すればどんな曲でも使えそうだけど(笑)。
ひだまりスケッチのイベント用にスケッチスイッチ版も作ったそうだし。
文字だけOP映像を見ながらまた途中から変わるんだろうなとも思ったり。
予想通り!?3話から全編描画のいろいろとヤバいOP映像に変わりました。
何がヤバいって絵がグロ過ぎなんですが。白黒なのは規制されたせい!?
ちなみにOP映像は5話からまた多少変わってた。

ED映像は1~4話と5話~ので既に2種類流れてたり。曲ももちろん違う。
シングルの商品情報によると今回は3曲あるみたいなので4話ずつかな?
1クールで何曲もED曲があるのはたまに有るけど映像が複数は珍しいね。
ついこの前やってたefも3曲(+α)+映像も3種(+α)だったけどさ。
※efも体裁はまんま新房アニメだし
このED映像。特に4話までの映像の絵が凄かった。絵というか絵柄が。
もはや似てないとかいうレベルを超越していてむしろお見事というか(笑)。
見てて鳩山郁子さんの耽美な(BLではない)漫画を思い出したよ。

1話の最初の話。いきなりマルチ商法とか新興宗教とか何コレと思った。
こんな話も原作にあるのか?と思ったらちゃんと有ったよ。なんと1巻に。
1巻持ってたのに気づかなかった……まさか前巻のあらすじが元ネタとは(爆)。
1巻なのに前巻のあらすじとは何ぞや!とか思うだけ無駄です。この作品は。
てゆーか筋も脈絡もない内容をまともに映像化した力の入れ具合に唖然(笑)。

筋も脈絡もないといえば6話の夢オチの話もそう。
いきなり冒頭で「今回は夢オチ」ですとか宣言するのも凄いけど、
その後の内容は夢なんだからと止め処なく破綻していくのも凄かった。
夢オチって見てる間は現実だと思ってるから夢がオチになるわけで。
最初から夢だと知ってればそれはもはや夢オチでも何でもないような。
ひだまりスケッチでもシュールな夢の回は夢だけどオチてないしね。
そんなわけで?収拾つかなくなって最後には投げっぱなしで終わります。
どこが夢オチやねん(笑)

この夢オチの話で一番記憶に残ったのが実は音無芽留が喋ってたこと。
見たことある人なら知ってる話だけど実は音無芽留って喋らないんです。
会話は全て携帯メールを介して行う無口にも程があるだろう的なキャラ。
そして携帯の電波が届かなくなると精神崩壊して奇声を発するのです(笑)。
そんなキャラなもんでキャストには「???」とか書いてあったり。
この手の表記は大概はバレバレだけど表向きは内緒な場合に使うのです。
※仮面をかぶって別人を装うとか

ところが新房作品ではまさしくCVが不定な場合に使ってたりして。
ぱにぽにだっしゅ!ではレギュラーの人が順番にあてていたそうで。
恐らく音無芽留もそうだと思われます。そもそも滅多に声出さないけど。
で、この夢オチの回ですが、(斎藤)千和さんぽいと思ったらそうだった。
※(斎藤)千和さんこの作品のレギュラーじゃない
ひだまりスケッチ以降は出てこないなと思ったらこんなところに。

CVネタと言えば6話の後半でCVをシャッフルしたのにもビックリした。
最初、キャラ名(CVのクレジットつき)のテロップと入って何かと思ってたら
いきなりCVが通常とは違う人になって、さらに次から次に違う人に……
キャラの識別って目と耳の両方でやってるから頭の中が大混乱したよ。
CVシャッフルの印象が強すぎて肝心な内容を見終わったら忘れたし(爆)。
今ちらっと画面を見たら内容を思い出したので必死に見てたみたいだね。
意味不明言語の喋りの速すぎテロップといい試聴限界に挑戦してるようだ。

他にもいろいろ書きたいネタが有ったけど長いのであと一つだけ。
5話で最後の話のタクシーのシーンのテロップ。
「この放送は昭和82年6月13日のものです。
現在は原油高によりさらに値上げが拡大しております。」とか出るのです。
まるで過去に放送された番組の再放送のようにテロップを捏造してるし。
次から次へと新たな表現を見つけてくるもんだと感心してしまうよ。
ちなみに昭和82年は西暦だと2007年なので去年の6月という設定?らしい。

true tears 1~4話

1月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
キッズとBS11でもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は美少女恋愛ベンチャーでやったことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは3/25から
仲上眞一郎は絵本作家を真剣に目指して出版社へ投稿なんかもしていた。
そんな彼が今こんな物語を頭の中に思い描いていた。
いつも涙を流している彼女がいて、その涙を拭う方法が見つからない。
このイメージの中の泣いている彼女には実はモデルがいる。
父の友人だった両親が亡くなり家に引き取られてきた湯浅比呂美である。
小さい頃から彼女のことは良く知っていた。笑顔が印象的だったから。
だから初めて家に来たときは驚いた。その顔から笑顔が消えていたから。
それからの彼女は家の中では息を潜めて小さくなってるように思えた。
彼女の笑顔を取り戻したい、そんな思いが物語として膨らんだのだった。

ある日、彼は天使をイメージした。彼女の涙を止めるための存在として。
その翌日、彼は学校でイメージから抜け出たような女の子に出会った。
彼女の名は石動乃絵(いするぎのえ)。奇妙な言動で密かに有名らしかった。
そんな彼女の不思議な言動はむしろ眞一郎の興味を大いに引いたのだった。
そしてある出来事をきっかけに乃絵にとっても眞一郎が大きな存在となる。
二人の距離は次第に近づいていって、互いの生活に大きな刺激を与えていく。
それだけではなく周囲の人たちの関係にも大きな波紋を投げかけていった。

まず最初に思ったのがものすごく丁寧に作ってあるということ。
緻密で現実的な空間描写によって作品世界にとても奥行きが感じられるし、
そこで動いてるキャラの仕草やセリフも実に丁寧で生きているようだから。
キャラデザインが顔のパーツのバランスが取れた絵柄なせいもあって、
見ていていわゆる美少女アニメやエロゲーアニメって感じがしなかったよ。
それもそのはず、この作品は原作とは真実の涙という主題こそ同じだけど
それ以外はキャラ絵から設定からストーリーまで全てオリジナルだから。
そして見る限り制作スタッフはその手の作品にする気は無いみたいだから。
どちらかと言うと絵柄のスマートな青年誌の恋愛モノに印象が近いかなと。
それも一対一ではなく数人の男女による青春群像劇みたいな感じの。

美少女アニメでキャラを現実的に描くのは今では珍しくありません。
Canvas2なんかキャラ描写がかなり現実に近いものになってたわけだから。
※シリーズ構成の岡田麿里さんはCanvas2もやってた
そしてこの作品はCanvas2にも匹敵する現実的なキャラ描写になってます。
さらに舞台設定やキャラ設定までとても現実に近いモノになりました。
なのでいわゆる美少女アニメ的な要素がほとんど感じられないのでした。
眞一郎が描いてる絵本の話が本編の内容に絡んでる構成はそれっぽいけど。
それはエロゲーアニメでよく使ってるだけで汎用的な手法に過ぎないし。
ギャルゲーを原作にしながらここまで現実方向に突き詰めたという意味では、
このアニメはまさしくエポックメイキングではないかと思われます。
突き詰めた結果、美少女アニメに見えなくなっちゃったんですがね(笑)。

現実方向に突き詰めたこの作品にもいわゆる不思議ちゃんはいます。
ヒロインの一人の石動乃絵(いするぎのえ)がそうなのです。
作品の説明にある涙を無くした女の子その人なのでメインヒロインかな?
この乃絵の不思議ちゃん描写こそがまさに現実志向の最たるものだったり。
美少女アニメではお約束の記号キャラである不思議ちゃんを出しといて
いったいどこが現実志向だよ寝ぼけたことを言うな!とか思うかも。
乃絵が常人とはかけ離れた言動をするあたりがまさに不思議ちゃんです。
しかしまともにも喋れるし比呂美の本心を見抜くあたり洞察力も優れてる。
不思議ちゃん=全部変なんじゃなくて、一見まともにも見える変なのです。
この地に足のついた不思議ちゃんの描写にはホント感心してしまったよ。
(不思議ちゃんは現実にも存在するわけで)

この作品には乃絵を含めて3人のヒロインキャラがいます。
最初は乃絵だけがヒロインなのかなと思ったけどそうではないようで。
同級生で(ある事情で)同居してる湯浅比呂美もそうだとすぐわかったけど。
眞一郎の絵本の話に出てくる女の子のモデルはどーやら比呂美みたいだし。
ってことはつまり眞一郎は比呂美に対して好意を抱いてるわけです。
ただの同級生かと思ってたら以前からわりと近しい関係にあったようで。
対する比呂美はと言うと……結構複雑なので自分の目で確かめてくれ。
にしても現実的なキャラを演じるとホントに名塚さんは上手いっすね。

そしてもう一人のヒロインが眞一郎より一つ上の幼馴染の安藤愛子。
眞一郎とは姉弟みたいで眞一郎とつるんでる三代吉と付き合ってる。
だからあくまで眞一郎と近い主要キャラでヒロインではないと思ってた。
しかしどーやら愛子は表向きの態度とは別の秘めた感情が有るようで。
愛子がこんなセリフを言うのです。
人は好きになるとその人に近寄りたいと思う。もっともっと近くに。
だけどそれが叶わない時はその人に近い誰かのそばに……
これを聞いてふとした瞬間に見せてた表情の意味が判ったのでした。
(なんで三代吉と付き合ってるかも見てればわかります)

4話を終わった段階で3人のヒロインたちと眞一郎と三代吉は
想いの向かう先が絡まらない単純な関係に見えます。表向きは。
しかし、各人の秘めた想いは既に複雑に絡まりあってしまってる。
誰かが自分の気持ちを表に出したらこの危うい均衡は崩れてしまう
恐らくかりそめの平和は近日中に崩れてしまうのでしょう。
そして、その先にどんな未来が待っているのか、今はまだ見えません。

H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~ 1~5話

1月から一部の民放(12局)で深夜に放送してる新番組。
2月からBS朝日でもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は美少女ノベルアドベンチャー(18禁)でやったことはありません。
※セルDVDのリリースは3/21から(レンタルは3/28から)
(たぶん)心に負った傷が原因で目が見えなくなった主人公の弘瀬琢磨。
彼は療養のために緑に閉ざされた山間の小さな村へとやってきた。
そこで彼は3人の少女と印象的な出会いをする。
一人はいきなり現れたり消えたりする風の精霊(自称)の音羽(おとは)。
一人は他人との関わりを避け差し伸べた手すら拒絶した小日向はやみ。
一人はなぜか琢磨のことを運命の人と呼ぶ学級委員長の神楽ひなた。
琢磨ははやみの扱いに納得がいかず事情を知ろうとするのだが……

アバンの重苦しいナレーションに続いて哀愁を帯びたOP主題歌が始まって、
エロゲーアニメによくある重い内容の作品なのか?と身構えたのでした。
しかしOPに続いて流れた本編は媚び媚びの美少女アニメだったのです……
アバンの雰囲気と内容はいったいどこへ行った?と呆気に取られたよ。
もちろんどっかに行ったわけではなくちゃんと本編に存在してましたが。
つまりこのアニメは華やかでわりとあざとい美少女アニメ的な側面と、
重苦しい雰囲気のシリアスパートが両立して存在しているのでした。

全編が本筋のシリアスパートだけだと見てて疲れるのは確かです。
だから息抜き的に明るく楽しい内容を入れるのは理解できます。
二つの側面を持った作品なんて過去に何作も存在してて珍しくもないし。
同じゼクシズ制作のD.C.1作目やCanvas2だって同様だったわけだから。
特にCanvas2は両方の側面が完全に融合していてお見事だったよ。

で、肝心な話はここから。
それら過去の作品と比較してこれには特筆すべき特徴があるのです。
それはこの作品の中の両方の側面があまりにかけ離れていること。
ストーリー上は一応繋がってるしシーンも連続してはいるのです。
しかしとても同じ作品とは思えないほどに雰囲気が違うのでした。
この作品の本質ははやみの置かれた状況を含めたシリアスパートの筈。
美少女アニメ的なシーンはあくまで彩りを添える程度にするべきなのに、
あまりにわざとらしくやり過ぎでまるで別の作品を見てるようです。
2本立てのefですらちゃんとテイストは統一されてたのに……

たぶん美少女アニメ的なシーンは視聴者サービスのつもりなのでしょう。
海に行った4話なんか水着乱舞でまさにサービスサービスって感じだから。
そんなサービスによって満足度を上げて売上倍増!と考えてるのかなと。
でも、こんなこと言いたくないけどこの作品に関しては逆効果だと思う。
※Amazon.co.jpのランキングは今のところかなり寒い状況
本筋のシリアスパートとは繋がらないほど雰囲気がかけ離れてるわけで。
本筋に興味を持った人にはサービスシーンはむしろ邪魔でしかないから。
気になるところで終わった3話に続いて4話がサービス回って……
あの内容はどこ行ったんだよ!と画面に向かって問い詰めたかった(爆)。

この作品の根底には恐らく田舎の小さな村の因習みたいなモノがあって、
はやみの血筋は村の人たちの忌避の対象なんではないかと思われます。
表の設定としてはいじめって書いて有るけどそんな単純なものじゃない
誰も見て見ぬふりをしてるし、むしろ先生すら荷担してるように見える。
小さい頃に友達だったらしいひなたは、わざとらしく無視をしてるし。
(はやみに直接の危害を加えないあたりに心の内が垣間見えるけど)
そしてこれらの出来事の中心に村の実力者であるひなたの祖父がいる。
こんな感じで回を重ねて本筋の話が見えてくるほど興味深い内容だったり。

4話で放置プレイを喰らった本筋の物語が5話では一気に進みます。
なんと5話はこのアニメが始まって初めて本筋だけの回だったりして。
今まで断片で語られたはやみとひなたの過去の話も一つに繋がったし。
二人が関係を取り戻した最後のシーンはなかなかに感動的だったよ。
なので1話で何じゃこれ?と思った人も5話までは見たほうが宜しいかと。
つくづく最初からこの路線で全編作ってくれれば良かったのにと思った。
せっかく本筋が面白いのに物語の導入を間違えて視聴者を逃がしてるから。
全体の整合性を考えて作ればもっとずっといい作品になっただろうに……

全編サービス回の4話の話も少し。
というかサブタイトルの「はまじ」のことですが。
4話を最後まで見た人は一様にこう思ったでしょう。男かよ!!!と(笑)
なにげに原作ゲームのサイトを見たらキャラ紹介にちゃんと書いてあるね。
つまりゲームをやった人はやる前から知っていたわけか。
しかしアニメのサイトにはキャラ紹介がないので全く気づかなかったよ。
※大半の角川アニメは公式サイトにろくに情報がない
そもそもあのスク水は誰のだよ?上には何を入れてるの?下は(以下略)
そーか、あの人工呼吸は男同士だったのか。うほっ、やらな(以下略)

君が主で執事が俺で 1~4話

1月から一部の民放(南関東のみ4局)で深夜に放送してる新番組。
アニマックスでも2月からやるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はお仕えアドベンチャー(18禁)でやったことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは4/16から
暴力を振るう父親に耐えかねて家出をしてきた上杉美鳩と錬の姉弟。
二人は住み込みの仕事を探して回るのだが仕事先は見つからなかった。
そんな中、貧血で倒れかけた少女(成人らしい)を助けることになる。
この少女、実は広大な敷地に使用人を何人も抱える大金持ちのお嬢様で、
事情聞いたお嬢様たちは美鳩と錬を使用人として迎え入れるのだった。
こーして上杉錬はお嬢様たちに仕える執事としての日々が始まった。

以前サービスシーンが大量にあるm.o.eというアニメレーベルがありました。
知る人ぞ知るポニーキャニオンの15分アニメ用のレーベルのことです。
放送本数が飽和してる現状では割高な15分アニメはもはや存続が不可能で、
m.o.eというブランド名も既に過去のものになりつつあったのでした。
しかしその思想(?)は消え去らずに脈々と受け継がれていたのです。たぶん。
だってこの作品の作り方はそのまんまm.o.eアニメじゃないですか!
やたらと下着や裸が乱舞してたりセクハラしまくりの内容に口あんぐり……
さすがに昨今の表現規制の関係?で裸は逆光や湯気で隠れてたりしますが。
(いつものようにDVDだと全てオープンになるそうです)
当初はMXだけ夕方枠の予定だったのに深夜に飛ばされたのも納得したよ。
※MXは深夜アニメを夕方に放送したりする

実は過去にも30分枠のほぼm.o.e路線のグリグリと言うアニメがありました。
※正式名称はグリーングリーンというエロゲー原作のアニメ
地上波の放送局がほぼ南関東しかないと言うあたりにも共通点が有ったり。
エンディングの服が脱げていく映像でグリグリのOPを思い出してしまったし。
エロゲー原作でサービス満点でノリが実にバカバカしいのがそっくりです。
こんなノリのアニメが好きな人はグリグリも見てみるといいかもね。
今ならDVDもレンタルしてるので(エロリューションズ以外は)。

執事アニメと言えば深夜34時(おいおい)の「ハヤテのごとく!」が人気です。
そしてこちらの執事アニメなんですが、、、
生活に困った主人公が凄い大金持ちのお嬢様に気に入られて執事になるとか、
やたらとパロてんこもりのギャグアニメだったりとネタが被りまくりです。
1話のOP直前のシーンがハヤテかよ!とかツッコミ入れたい絵面だったり、
次回予告では森羅が次回は私が生徒会長をしてる学園にとか言ってるし、
※森羅のCVは伊藤静さん=桂ヒナギク
4話の執事の穴のところで久遠寺と九鬼に並んで三千院とか書いてあるし、
どーせ設定が似てるんだからとあえてハヤテのネタを入れてたりして。

もちろんそれ以外にも元ネタが露骨なパロが全編に散りばめられています。
パロてんこもりは原作ゲームからそうらしいです。
この節操のないネタアニメなノリについて行けるなら楽しめると思います。
エロとパロに頼りすぎで中身がほとんど無いような気もするけど……
ま、1話見てダメだったら早々に立ち去るがよいです。ずっと同じだから。

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