まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[雑記] efのブログパーツ

数日前にさりげなく(もないか)efのブログパーツを貼ったのです。
※ブログの全ページと本家のアニメ索引に表示されてます
今までは運営ポリシーの関係であからさまな宣伝素材は使わなかったけど、
個人的にとても応援したい作品なのと宣伝映像のデキが素晴らしいのとで、
特別に期間限定(数ヶ月程度)で貼ってみることにしたわけです。
自分のサイトやブログに飾りたくなるほどデザインがいいってのもあるね。
※キャラやレイアウトの違いで6パターンあります
他の作品でもこんな感じにブログパーツを作ってくれるといいのに。
知ってるのだとあとスカイガールズぐらいしかパーツを提供してないので。

このパーツの再生ボタンを押して流れる映像は今TVで流れてるCMです。
作品を見たことない人もこの映像を見れば少しは雰囲気がわかるかも!?
これを見てもらえば新房組の映像センスの凄さが少しは伝わるかも!?
(バックの音楽もいいのでよかったらボリュームを上げてみて)
ちなみに前半が本編の映像で後半はオープニングの映像を編集したもの。
※オープニングの映像の全編は公式サイトで見れます
使われてる素材も素晴らしいけどCM用に30秒に凝縮した編集が凄くイイね。
セリフも文字も全く使ってないのに雄弁に内容を伝えるセンスの良さが。
てゆーかアニメ関連グッズのCMでこんなデキがいいのは滅多にないから。
最高級の灰羽やLASTEXILEのCD・DVDやクラウのサントラのCMに匹敵する。
※本編の映像に強めのぼかしをかけた綺麗なやつ(たぶん全て同じ人)
こんな素敵な映像を自分のページに貼れるのがとても嬉しいよ。
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[DVD] よみがえる空 -RESCUE WINGS- 1~2巻

前にレンタルDVDを借りて見たけど今回のはセルDVDです。
気持ち的にはずっと欲しかったし安かったしってことで買ってみたよ。
(まだDVD-outletに残ってるよ)
予算の都合で3巻以降が手に入る予定は今のところ全くありません(泣)。

ちなみに本編の映像はセルもレンタルも全く同じです(BVは全てそう)。
違いはセル版には映像特典が入ってるというところ。
※この作品のレンタル版には映像特典が全く入ってません
それも何だかやたらと力の入った映像特典がいっぱいついてます。
本編は2話収録で50分ほどなのに映像特典が30分近くもあるよ(笑)。
さらに1巻の初回版には別の映像特典ディスクまでついてるし(値段同じ)。
見るからに大ヒットしなそうな作品に何をそんなに力を入れてるんだか。

映像特典の内容について。
まず1巻ごとに1人ずつ主要キャストの人の作品についてのインタビューが。
(公式サイトによると3巻の本郷三佐役の石塚さんまでみたい)
2巻の能登さん(めぐみ役)の特に印象的なのは4話全てって話が凄く同感だった。
あとめぐみは現実にはあまりいないぐらい良い娘ってのも確かにそうかもと。
見たことある人は説明するまでもないことだけどこの作品は男ばっかりで。
でもいわゆる女性向けの幻想キャラではなく男性視点の現実的なキャラで。
その代わりに(あまり出てこない)女性キャラが多少美化されてるのかもね。
美少女モノのような記号的美化ではなく現実の延長の魅力的な人間として。

ある意味真の主役たちとも言える現実の救難隊員のインタビューも各巻に。
実際の救難の仕事の話や印象に残ってる現場の話とか凄く興味深かったよ。
大きな災害だとテレビで見て知ってるから話の内容に現実感が凄くあるし。
ちなみに救難隊員の人たちが作品を見た感想も話したりする。
この文脈だと出てこないのかなと思ったらいきなり作品に触れてビックリ。
全てがハッピーエンドじゃないところがとてもリアルだとか言ってたよ。

この人たちは1巻の特典ディスクのドキュメント航空救難団にも出てきます。
おそらく3巻以降でインタビューしてる人たちも出てると思われます。
大量にインタビューした内容を各巻とこれに分けて収録したのではないかな。
このドキュメント航空救難団では救難隊員たちによる活動内容の説明を
実際に救難団が活動している映像をふんだんに散りばめて見せてくれます。
この作品の映像特典としてはこれ以上ないぐらい的確な内容だと思ったよ。
このアニメが好きなら1巻の初回版が手に入るうちに買った方がいいと思う。

各巻にはミュージッククリップなんてのもついてます。
よーするに主題歌や挿入歌・イメージソングに映像をつけてあるもの。
1巻のエンディング曲は本物の救難団の活動を編集したもの(実写)で、
2巻のオープニング曲はアニメのシーンをいい感じに編集したものです。
さらにそれを歌ってる人のインタビューもついてます(2巻まで?)。
3巻以降も6巻までずっとミュージッククリップはついてるみたい。

エンディングを歌ってる影山ヒロノブさんのインタビューのこと。
この作品は1クールなのに変則的なエンディングが何度もあるのです。
最初のエピソードが終わる3話のエンディングも変則バージョンでした。
ここ最初は曲だけで歌が流れなくて今回は歌がないのかと思ったら
途中から歌が流れてさらにさびを繰り返してくれて凄く感動したそうな。
確かに主題歌がここまで作品と一体化して使われることは希だからね。

オープニングの三郷あきさんも凄くカッコイイ映像で感動したそうな。
作品の内容も凄く良くてそんな作品の主題歌が歌えて嬉しかったとも。
ブックレットにも作画スタッフがこの作品に携われて良かったという話が。
(女の子がもっと描きたいなんて言ってるのは俺だけだったな話の流れで)
アニメのように多人数で作り上げる作品は大多数のスタッフにとって
作品の面白さに自分の意志が直接的に介在することは滅多にないわけで。
だからこそ出来上がった作品が予想以上に素晴らしいものだった時は、
そこに自分の手が少しでも加わったことがとても嬉しいわけです。
逆にあまりアレなデキだとスタッフリストから名前消したくなるが……

あと各巻の映像特典としてはWEB予告編映像というのが。
公式サイトに掲載されてる予告編を収録したものです(今もまだ見れる)。
中身は次のエピソードを短い時間にダイジェスト編集したもので、
いわゆる予告編映像とはちょっと違う感じ。ブチっと途切れるし(爆)
ちなみに放送の次回予告は黒字にサブタイトルだけの簡素なものでした。
放送枠いっぱいいっぱいまで本編に使いたかったからなのでしょうか?
通常のOP/EDを使わない変則構成も本編が長いからそうなるわけだし。

1巻の特典ディスクにはドキュメントとは別に小松救難隊訪問記と言うのも。
めぐみ役の能登麻美子さんがアニメの舞台(モデル)になった小松救難隊の
施設の各所を隊長さん他の人たちの案内で見て回るという内容です。
これはアニメDVDの特典映像なのですぐに見比べられるわけですが、
アニメに出てくるシーンそっくりそのままなのにちょっと感動したよ。
施設だけではなく飛行機や仕事内容も含めて綿密に取材してあるのだなと。
スト4の時も思ったけど現実に存在する場所を細部まで再現することで
作り物の作品世界でも実存するような説得力を与えられるのだと実感した。
特にアニメのように1から画面を作る場合はそこは特に重要なんだなと。
最近の作品で実在する場所を再現する作品が多いのもそこが理由だね。

他の映像特典としては1巻の通常ディスクの番組宣伝スポット(30秒版)が。
特典ディスクにも番宣スポットの短い(15秒)版が入ってました。
録画でしか見ない人間だと番宣はあまり見る機会がないので貴重ですね。
作品のDVDやCDのCMは番組内のCM枠で流れるから見る機会もあるんだけど。
ちなみにCM等は公式サイトによると7巻(SPECIAL)に収録されてるらしい。

特典ディスクには公式サイト用のプロモーション映像なんてのも。
作品の紹介と言ってもアニメの映像はなくほぼ全て救難団の映像なやつ。
※公式サイトのほうにはもうその映像は無いようです
これを作った時点ではまだアニメの映像があまり無かったのかもだけど、
ある意味とってもこの作品らしいプロモーション映像だとも思いました。
何しろ映像特典では実際の救難団の紹介する映像がやけに多いわけで、
ブックレットも作品の内容より救難団の仕事や設備の解説が多いし(笑)。
今さらに出た(らしい)公式ガイドブックも内容はそんな比率らしいし。
杉山プロデューサーの燃え燃えっぷりが実感できます。いい意味で
公式サイトのブログが今でも更新されてるしな。

CMといえば自衛隊のイメージCM?の「よみがえる空」バージョンなんてのも。
実際に流してるのは見たことないけどこちらにあるので見てみたり。
※「あなたの空に…」のIとIIがそれ
なんだかよくできた「よみがえる空」のCMにしか見えないんですが(笑)。
だって一部にアニメ映像を使ってるんじゃなくて全編アニメ映像だし。
まぁ、これ以上ないぐらいに絶妙なコラボレーションだとは思ったけど。
自衛隊のイメージCMとしてはちょっとカッコよすぎな気もするがな。
(軍隊というのは本来は人を殺すのがお仕事だから)

中身についても前に書かなかったことを少し書くつもりだったけど
時間がなくて見返せなかったので次の機会があればと言うことで。
(4話までは今までにも3~4回ほど見返してたりするけど)

[DVD] Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 1~12巻

レンタルで全部借りて見返してみました。
放送版も一部の話は何度か見てたけど通して見返したのは初めてかな。
ちなみに放送版と詳細に見比べたわけじゃないので違いはよくわからん(爆)。
放送時にも絵が荒れてたわけじゃないからそう劇的な違いはないはず。
一部の良い絵の回を除いてずっとそれなりのレベルだったとも言うが。

3話の最後の面白い顔のところが修正されてるのだけはさすがにわかった。
このシーンは別にあの面白い顔のままでも良かったと思うけどね。
この作品は少女漫画的にキャラ絵を派手に崩す路線だから違和感なかったし。
修正された絵も崩し方が多少抑えられてる程度で整った絵にはしてないし。
と言う感じで修正はされてるみたいだけど気にするほどの違いはないなと。

内容の大筋については前に山ほど書いたのでそちらを参照してください。
今回は改めて見て気づいたことや前に書かなかったことをいくつか。

1作目のヒロインたちがこれにもゲストやエキストラとして登場してるのは
Canvas(原作1作目のエロアニメ)を見たときに確か書いたはず。
4話にゲストとしてしっかり登場してるのが美咲菫のお姉さんの美咲彩。
あとエリスの担任の先生として全編通して時々登場してるのが篠宮悠。
2話と18話にみょーに存在感のある端役として登場するのが桜塚恋。
やけに存在感があって重要キャラかと思いきや全く内容には絡まないし。
※「むかちく~」と言ってる人

理事長代理の妹で本当の理事長だけど15話の電話越しの声だけな鷺ノ宮藍。
8話の祭りでおみくじ売ってる巫女(背景キャラ)が君影百合奈と御薗瑠璃子。
18話でダーツを投げてるお子ちゃまみたいなの(ほぼ通行人)が七城柚子。
橘天音だけは見つからなかった(Wikipediaには出てると書いてあるけど)。
出てると言っても藍以外はなぜか名前があるエキストラって感じだけど。
そんなエキストラキャラにも関わらず声を当ててるのが有名な人だったり。

他にもなぜか名前のある端役の人として2話の食堂のおばちゃんが。
みょーに華やかで場違いなキャラだと思ったら他の作品のキャラだったとは。
※PALETTEという作品のキャラらしい
1作目のキャラも含めてゲストキャラの声優さんがなにげに豪華なこの作品。
(若本さん、川澄さん、釘宮さん、能登さん、水樹奈々さん等々)
実は名前のないエキストラに毛の生えた役にもさりげなく有名どころが。
最終回の霧の髪を切ってる美容師が堀江由衣さんだし、
5話でエリスの横で浩樹にちゃちゃ入れてるのは小清水亜美さんだし、
霧の高校時代のバスケ部員の門脇舞さんや22話の斎藤千和さんなんてのも。
普通なら1回きりの名無しキャラとしてこのクラスは使わないんだけどね。
1作目のキャラが内容と無関係に登場するのも含めてサービス精神旺盛だなと。

見返しててもう一つとても印象に残ったのが食に関するシーン。
料理やグルメアニメ以外でこれほど料理や食事のシーンが多いのは珍しいかも。
日常の表情を描いてるシーンだけではなく物語上で重要なシーンも多いし。
確かに現実の生活における食の比率は決して小さいものではないのだけど
食がテーマではない物語でここまで目立つ扱いなのは特筆ものかもしれない。
エリスの口癖?の「デリ~シャス」も食事のシーンが多いから違和感ないよ。

重要なシーンに食事のシーンが多いので勿体無いことになるのも目立ちます。
決して料理が下手くそで食べられないことになるとか言う意味ではなくて。
(みんな不味いとか言いながらちゃんと食べてたりするし)
例えば2話で霧が浩樹の家にお邪魔してエリスも含めた3人でご飯を食べる場面。
霧と浩樹の会話に不機嫌になったエリスは途中で食事を終わりにしちゃうとか。
エリスが絵のコンクールで入選したのを霧が料理を作って祝ってくれたときも、
「何でここにいるの」「帰って!」と料理を作った人を追い出してたりとか。
物語が進むとエリスも霧に対してここまで露骨な拒否反応はしなくなるのです。
料理でも赤を克服しようとするのを含めて食でも成長を象徴的に描いてるなと。

勿体無いことになる重要なシーンはもう一つあって。
柳との再会を祝して霧の家でみんなで食事しようという展開になった回。
浩樹は一度は行こうとしたんだけど結局理由をつけて行かなかった。
柳は隠してた高校時代の重い話を打ち明けて食べずに帰っちゃったし。
それを聞いたエリスはお兄ちゃんが可哀想とこれまた食べずに帰るし。
せっかく霧が頑張って作った料理なのに三度勿体無いことに……
そーいや釣りに行くのを浩樹にすっぽかされて(一応理由はあったんだけど)、
霧が二人分作ったお弁当を公園で一人で食べるなんてシーンもあったっけ。
このときは偶然散歩に来てた理事長代理が相伴に預かったみたいだけど。

料理を作ってるシーンで「あっ!」なことになるシーンもあります。
一番印象的なのがエリスが体育祭のお弁当の卵焼きを作ってるシーン。
浩樹への想いが届かなくて気まずくて朋子ちゃん家にプチ家出してた頃の話。
体育祭がちょーどエリスの誕生日で霧がプレゼントの希望を聞いてたのです。
で、朋子が「お兄ちゃんを頂戴」って霧先生にお願いしたら?とか言ったり。
エリスはその発言に動揺して卵のボールに砂糖をぶちまけてたよ……
それ見て「私、絶対食べないから」とキッパリ拒絶する朋子ちゃんだった。
これぐらいが丁度いいとか言ってたエリスが食べた時の顔が見たかったよ。
(とある経緯で結局は橋爪くんが食べて保健室送りに)

映像特典について。映像特典はレンタル版にも全てついてました。
と言うかセルとレンタルのディスクが全く同じみたいです。
時かけもそうだしハルヒもそうらしいから角川エンタは全部中身同じかも。
※「時をかける少女」はレンタルした後セルを買ったので間違いない

で、収録されてる映像特典ですが。
各巻にワーニングコメント劇場というしょーもない三文芝居が(爆)。
しかも一部を除いてちっともワーニングコメントをしない三文芝居です。
映像は本編の絵をテキトーに繋いだだけという手抜き感が超満点だし。
あいかわらず角川はろくな映像特典を作ってこないなと実感したり。
平野綾さんがリュミエール(キディグレイド)のネタをやったりとか、
エリスの乙女の法律がどうとかネタ自体はそれなり楽しめるけど。

他はノンクレジットOP・EDやDVDやCDのCMという定番のやつ。
それと怒涛の次回予告総集編という単純に23話分の予告を繋いだものが。
そんなのDVDを全部集めれば見れるじゃん!とか言いたくなるが……
まぁ、この作品は予告が結構面白いからまとめて見るとなかなか楽しいかな。
毎回、恋愛についてのキーワードを上げてくるのもなにげに親切だしね。
エリスバージョンはたまに変なことを口走ってたりするけどな(笑)。
幼馴染の話から「恋は半径50メートル以内で!」になったりするし。
浴衣の話がなぜだか「恋を盛り上げるのはコスプレよ!」になったりだし。
(確かに浴衣は昔から存在するコスプレみたいなもんだけど)
そんな(夫婦)漫才みたいな内容をひたすら堪能できます。