まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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みなみけ 1~4話

10月からテレビ東京系(6局)で日曜日の深夜に放送してる新番組。
AT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は青年誌(ヤンマガ)のマンガで2巻まで読んだことがあります。
※セルDVDのリリースは1/9から(レンタルは1/25から)
この物語は、南家三姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。
過度な期待はしないでください。
あと、部屋は明るくして、TVから3メートルは離れて見やがって下さい。
※冒頭の視聴テロップより

これはいわゆる記号化・類型化した萌えキャラを並べた作品ではなく
わりと現実に近いキャラの日常を多少誇張して面白おかしく描くタイプ。
4コマ漫画ではここ5年ぐらいで一大勢力になったスタイルの作品っすね。
いわゆる萌え4コマ漫画にもこのスタイルの作品は結構あったりします。
※記号化萌えキャラ系とこの手のリアルボケキャラ系とがある
そーいう意味ではまさに今のトレンドど真ん中な作品だったりします。
と言ってもこの作品の原作漫画自体は4コマの体裁じゃないですが。
ふつうのストーリー漫画で毎回読みきりエピソードという良くある体裁。
なのになぜ4コマ作品っぽく感じるんだろうね?作品の内容なのか?
どことなく「苺ましまろ」(アニメ)に雰囲気が近いのでそう思うのかも!?
(音楽の付けかたも「ましまろ」に近いです)

原作はストーリー漫画ですが1回分のページ数が通常よりかなり短いです。
そのままアニメにすると1話どころか半パートにすら全然尺が足りてません。
なのでこの作品は1話あたり原作の4~5本のエピソードを使ってるのでした。
エピソードを再構成したり、ぐだぐだな会話っぽく繋いだり、とかではなく、
単純に複数のエピソードをワイプで繋いで並べるという正攻法なやりかたで。
※1話はサブタイトル前の話で1本
原作と話の順序を変えて関連がありそうなエピソードを並べてはありますが。
この手のアニメでここまで原作の内容に近いのってもしかして初めてかも?
つまりスマッシュヒットなネタも微妙に外してるネタも全て原作に起因します。
全般にみょーにローテンションなのも微妙にズレてるのも全て原作に(以下略)

内容は原作に近いですがアニメならではの違いも当然ながらあります。
おそらく一番大きな違いは原作よりも動きがあるってところだろうか。
もちろん漫画は止まってる絵だからという意味で言ってるわけじゃないよ。
原作では動きがないシーンにもアニメでは動きが追加されてるってこと。
例えばキスの話だと原作では追い掛け回してるシーン自体がありません。
原作だとカナがキスしようと迫るとこですぐにハルカが止めに入るので。
保坂先輩の気持ち悪い妄想も原作だとあっさりと流してたので凄く違うね。

1話のBパートにはワイプが入ってないということは全部が1本のネタなのかも。
原作だとラブレター以降の内容で1本なのでてっきりその前は別のネタかと。
やっぱり別のネタを繋いだのかもだし、オリジナルの内容なのかもしれない。
手元には2巻までしかないので確定的なことはちょっとわかりません。
2話以降でも2巻までに存在しないネタがあるけどオリジナルかはわからない。
あ、「先生と二宮クン」のゲームの話はオリジナルのような気がするけど。
「先生と二宮クン」はアニメでは何度も使ってるけど原作は1コマだけだし。
※「ふんどし祭」も原作では1コマだけ
にしても「先生と二宮クン」のゲームってどんなんやねん!
恋人同士が対戦格闘ゲームでバトルして倒したらバットエンドって……
あまりに想像を超越した設定でなんだか凄くやってみたいんですが(笑)。

あと一部の人には凄く重要かもしれないけど他の人にはどーでもいい違い。
原作では何度かパンツが見える場面があるけどアニメでは全く見えません。
カナが藤岡に蹴りを入れるシーンなんか見えても不思議はない構図なのに。
絶妙にまとわりつくスカートの鉄壁のディフェンスはさすがテレ東というか。
あんなに足を上げても見えないスカートが実在したら欲しい人もいるかも(笑)。
ちなみに原作ではパンツが見えると言っても全くエロくはないので念のため。
青年誌的なサービスのつもりなんだろうけど、みょーにあっさりしてるので。
よーするにアニメも原作も雰囲気はほとんどかわりません。

絵柄的な特徴についても。
普段の絵柄はこの手の作品としてはごく標準的な丸っこい柔らかい絵です。
そして時々みょーに描きこんだリアルというか劇画調の濃い絵になります。
公式サイトのキャラ紹介の右下にあるみょーな絵がそうです。
と言ってもアレだけだと実際どんな感じか全くわからないだろうけど。
このキャラ絵が変化するスタイル自体は元から原作にあるにはあるんです。
でも原作はここまで絵柄に落差がないのでアニメでは凄くインパクトが。
原作ファンでアニメを見たことがない人はここだけでも見る意味が有るよ。

もうひとつの絵の特徴と言えばやっぱ口でしょう。
上側が三角っぽく尖ってる口の形ってもしかすると初めて見たかも。
この特徴的な口の形も当然のように原作から持ってきてるわけですが。
原作だと口をすぼめた時にしずく型になるというパターンなのです。
中ぐらいのサイズだと丸くなってきて大きく開けるとお椀型になる。
アニメだと中ぐらいでも大きく開けてても上が三角っぽい場合があるね。
あかげで口の形が原作よりもみょーに印象に残るようになってたりして。
原作のエッセンスをより際立たせるのは映像化の基本とは言えますが。

こんな感じで基本は原作に沿りながらアニメならではの表現がされてます。
どこか突き抜けて凄いといった印象はないけど全般に手堅いつくりっすね。
なので「苺ましまろ」「ひだまりスケッチ」あたりが好きなら外さないかと。
(おそらく「苺ましまろ」のアニメをお手本にして作ったと思われる)
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BLUE DROP ~天使達の戯曲~ 1~4話

10月から一部の民放(7局)で深夜に放送してる新番組。
11月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
同名の原作コミックスの世界設定を元に新たな物語を作ったもの(らしい)。
※セルDVDのリリースは12/26から(レンタルは12/21から)
五年前に神隠島で島民のほぼ全員が死亡するという大災害が発生した。
若竹マリはその災害で両親を失い事故のことを含めた過去の記憶も失った。
でも引き取ってくれた祖母との生活に満たされ今のままでもいいと思った。
そんなある日、祖母の言いつけで全寮制の学校へと編入することになる。
自分の先が短いのを知った祖母が彼女のことを考えてしたことなのだけど、
事情を知らないマリは祖母に捨てられたのだと思いひどく落胆していた。
そんな気持ちを抱えて海鳳学園へやってきたマリは運命の彼女と出合った

マリのクラスの委員長で寮の寮長代理の千光寺萩乃(せんこうじはぎの)。
彼女はマリが学園へと向かう車中で見た海辺に立つ印象的な少女本人だった。
優しげな雰囲気を漂わす萩乃が挨拶のために差し出した手をマリは握り返す。
その瞬間、萩乃の目が怪しく光り、強い力でマリの首を締め付けたのだった。
マリは萩乃の行為が理解できなかった。萩乃すら事態を理解できなかった。
しかし萩乃はこの時マリと自分との間に浅からぬ因縁が存在したのを知る。
そしてその因縁は二人の関係とこの星の命運を動かしていく(かもしれない)。

寂れた街の外れにある歴史のある名門女子校で、生徒はお嬢様ばかりで、
当然ながら大半の生徒は広大な学校の敷地内にある寮で暮らしている。
舞台からしてどこかで見たようなそれっぽい設定だったりするし。
登場人物は一部の大人と端役を除いて女キャラばっかだったりするし。
そもそも公式サイトの説明にはガールミーツガールとか書いてあるし。
よーするにそーいう系統の作品だと思って見てれば間違いでは無かろう。
とは言え4話まではお互いに相手が気になるという程度の関係ですが。
先に進めば精神的な繋がりがどうとかいうレベルまで進むのかね!?
「天使達の戯曲」なんてエロアニメみたいなタイトルがついてるから
その先の放送できない関係まで行っちゃいそうな錯覚もするけどな(爆)。

この手の女子校と言えば古き良き伝統を重んじるのがわりとパターンです。
で、この作品はというと……古きを重んじるというよりまんま古いです(爆)。
キャラデザインとかの見た目も日常生活でのキャラ描写もみょーに古くさい。
この雰囲気はたぶん20年ぐらい前の学園モノに近いんじゃないだろうか。
セーラー服のフォルムやスタート丈の長さなんかまさに当時のスタイルだし。
似たような設定のマリみてと見比べればテイストの古さがより実感できるよ。
マリみてもセーラーだしスタート丈も長いけどデザインが現代的だから。
にしてもこの作品はなぜこんな中途半端に古いテイストなんでしょう?
旧作のリメイクならともかく新作でこの古さはいいこと無いと思うのに。

学園モノで百合っぽいストーリーに平行してSFな物語も展開していきます。
このSFっぽい物語も最近のタイプではなく一昔前のテイストだったりして。
わかりやすいSFではなく昔のマニアックでマイナーな雰囲気のSFなので。
昔風味の学園モノとマイナーなSFの組み合わせって誰に見せたいのやら……
これほど視聴ターゲットがさっぱり見えてこない作品も珍しいかも。
良いか悪いかは別として作り手が作りたいものを作った感じが凄くします。
見た目やキャラ描写はもっと現代的にすれば良かったような気がするけど。
主題は最近のトレンドでもあるんだしその方が多くに見てもらえただろうに。

主題歌について。
オープニングはクラシックっぽい音つけでドラマチックに展開する曲を
ボーカルのSuaraさんがオペラのように雄大な雰囲気で歌い上げてる。
アニメソングではファンタジックチルドレンの主題歌に印象が近いかも。
見た目が地味でマニアックでマイナーなSFってあたりに共通点が!?(笑)
エンディングもSuaraさんで曲は多少エスニックの入ったメロディアス系。
わりと剣と魔法のファンタジーなRPGとかで使われそうな系統の曲かなと。

DRAGONAUT -THE RESONANCE- 1~4話

10月からテレビ東京系(6局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
11月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは1/23から
父が操縦するシャトルを利用して家族で月へと向かおうとしたカミシナ・ジン。
しかしシャトルは離陸直後に謎の大爆発をして乗客乗員は帰らぬ人となった。
カミシナ・ジンはそのシャトル事故でただ一人だけ奇跡的に生還していた。
しかし事故で家族を全て失って親類の家にも居所のないジンは孤独だった。
追い討ちをかけるようにあの事故が父親のミスだと伝えるメディアもあった。
そんなある日、ジンは近頃世間を騒がしてた連続殺人事件の現場に遭遇する。
殺人犯はまるで化物のような風貌をしてて人間離れした力を振るうのだった。
必死で逃げたジンだが、力に差がありすぎて、追い詰められビルから落下する。
ジンは落下しながら「あの時みたいだ」とシャトルの事故を思い出していた。
その瞬間、人間離れした跳躍力で落下するジンを受け止め助けた女の子がいた。
助けてくれた謎めいた彼女はトアと名乗りジンに対して掌を差し出すのだった。
彼女の瞳に吸い込まれるように掌を合わせた時、彼女への不思議な縁を感じた。
(二人は出会って恋をしたとか公式に書いてあるけど、それは事実と違うから)

1話冒頭の近未来的なビジュアルでなんとなく良さそうな気がした。
しかし続くOP映像では超能力バトルみたいなことをやってるし、
ドラゴンが出てくるし……近未来にドラゴン??とヤな予感がした。
外した作品を作りまくってるコナミ製作なのでヤな予感が倍増した(爆)。
それでも1話はまだちゃんと日常描写もあったりしてわりといい感じだった。
不思議な雰囲気の女の子が出てきて人間離れした力で助けてくれるのも、
立場が逆な気がしないでもないけど今の時代ならアリかなという気はした。

ドラゴンと人とがレゾナンス(共鳴)することでパートナーになるのも
ファンタジーとSFを組み合わせたみたいでそれもアリかなとは思った。
ドラゴンが普段は人に擬態してるのもそれはそれで面白い設定とは思った。
人にしては多少個性的な外見や服装だと思ったらドラゴンだったとは……
わかりやすくていいけど、も少し普通の人間に擬態した方がいいような。
ドラゴンは人の姿でも超能力みたいのを使えるのはなるほど!と思った。
※ドラゴンとレゾナンスした人間の側には特別な力はない
ってことはあの不思議な女の子はドラゴンなのだね、とすぐ理解しました。

人に擬態したドラゴンがいざという時にドラゴンの姿になるのは理解できる。
ドラゴンに戻るときに「変身!」とかやってるヤツが若干一名いるけど(笑)。
そのへんは気分的なものでそれぞれ勝手に好きなことをやってるのでしょう。
そこまではいい。そこまでのアレコレはまだ許容できたのです、が、、、
ドラゴンに変身したらコックピット付きのドラゴン型のメカに……
(ドラゴンたちは生き物じゃなかったんですか?)
パートナーはそこに乗り込んで操縦してバトルをしておりました。
その時の絵面はまんま小さい子向けの玩具メカバトルアニメだったよ。
あまりの見た目のヘボさとあまりの設定の糞っぷりに、終わりました。全て。
てゆーかこの作品って元々は小さい子向けの玩具アニメだったのでは?
そー考えると2話以降はろくに日常を描くシーンがないのも理解できるし。
深夜枠向けに軌道修正したことで一見すると面白そうになったのかなと。
根本的な部分がダメなままなので軌道修正した意味が無かったけど。

ドラゴンと人とが心を通じ合わせるのは面白い設定だと思うのです。
ボーイミーツガールっぽいアプローチも王道だけど楽しめるし。
近未来的な世界でモンスターが出てきたり超能力バトルしてたりな展開も
見た目を安っぽくしなければ上手く両立する設定だと思うのですよ。
近未来と超能力の組み合わせはその筋の人には萌えな設定だったりもするし。
人がドラゴンに変態するのもSFとファンタジーが融合してるみたいで面白い。
問題はドラゴン型の(ヘボい)メカになること、その一点に尽きる。
(厳しいことを言えばここの設定以外の詰めもあちこち甘いけど)
パートナーで戦いたいならドラゴンに人が乗ればいいじゃねぇーか!
そーすればホントのファンタジー風で悠然としててカッコイイと思うんだが。
この部分に限らずもっと丁寧に作りこめばいい作品になったかもしれないのに。

ちなみに、この作品にはハルヒの主要5人の声優さんがレギュラーで出てたり。
そもそも主役のジンからして古泉の人だしヒロインのトアも有希の人だから。
キョンとみくるの人はドラゴンで、ハルヒの人は軍の司令官として出ているね。
ジン以外はちょっと変なコスチュームを着てる人たちという共通点もあるよ(笑)。
司令官の人以外はドラゴンで服装のセンスが人並から外れてるせいだけど。
司令官の人に関しては軍のドレスコードはどーなってんだよ?って感じ。
まぁ、作品の面白さとは全く関係のない話ですが。

主題歌について。
オープニングはテクノビートにジャズィなボーカルが乗ったカッコイイ曲です。
作品が第一印象通りだったらこの洗練された主題歌もぴったりだったのにね。
と言うかこの主題歌が似合うような作品にして欲しかった……

機動戦士ガンダムOO 1~4話

10月からTBS系(全国ネット)で土曜日の夕方に放送してる新番組。
※セル・レンタルDVDのリリースは1/25から
化石燃料が枯渇した未来、人類はそれに代わるエネルギーを手に入れた。
宇宙に伸びる3本の巨大な柱とその先にある太陽光発電の設備がそれだった。
膨大なエネルギーを生む3本の柱はそれを有する国に強大な権力をも与えた。
エネルギーを生み出せない大多数の国は3つの国に従うしかなかったのだから。
そうして世界の国々は3つの柱を中心に共同体として再編成をされたのだった。
しかし時代が変わってもなお世界のあちこちで紛争やテロは続いていた。
そんな状況に異を唱える存在が世界全てに向けて突如として戦線を布告する。
この世界から戦争を根絶するために武力介入を行い戦闘行為を終わらせると。
メディアに送りつけられた得体の知れぬビデオメッセージと時を同じくして
各地の戦場に圧倒的な力を持つモビルスーツが出現し全ての兵器を破壊した。

うーーん、なんだこのアリエナイつまらなさは……
今まで見たガンダム作品群の中でも究極につまらないんだけど。
ファン以外にボロクソに言われてるSEEDよりもはるかにつまらんぞ。
どー間違うとこんなに救いようがない作品ができあがるのやら。
商業的には大成功してたけど評価的には真っ二つに割れてるSEED2作から
コアスタッフを総入れ替えしてきたのがどう転ぶかと思ったらコレかよ。
(Amazonのランクが低すぎると思ってたけど中身見て納得しました)

この作品のぱっと見の外形的な印象は決して悪くないんだけどね。
平和のために暴力で介入するみたいな現実を皮肉った設定であるとか。
メカまわりの描写やらメディアの報道やらディティールには凝ってるし。
高河ゆんさんデザインの華のありそうな見栄えのいいキャラが揃ってるし。
ファンサービス的な側面としては有名どころの人気声優さんが揃ってるし。
ガンダムを筆頭にメカアクションも枚数を潤沢に使って見せてくれるし。
で、作品の体裁としては結構まともなデキに見えるわけです。外枠だけは。

現実を皮肉った設定でキャラデザインが高河ゆんさんってところで
コードギアスと似たような商業的アプローチなのは見え見えです。
そのコードギアスと見比べるとこの作品の問題点がよくわかるわけで。
面白さがトップクラスのコードギアスとの比較はちょっと酷ではあるが。
凄くわかりやすい違いはこの作品はキャラがまるで見えないってところ。
コードギアスも序盤から大量にキャラが出てたのにすぐに把握できた。
しかしこの作品は外見以外ではキャラの見分けがほとんどつきません。
一部を除いて外見と名前が一致しないし、性格付けなんてほぼ全員わからん。
1話だけでなく4話まで見てこうなんだから構成に致命的な問題があるだろ。
いきなり役付きのキャラを一通り出してセリフもありって、どんだけ……

そもそもこの作品は中心キャラが誰かわかりません。
いやもちろん刹那が主役らしいキャラだというのはわかるけどね。
4話までの内容では主役としてあまりに存在感がなさ過ぎなのです。
むしろガンダムを追うグラハムとその相棒の方が存在感があるほどだし。
現状では通行人に毛の生えた存在の沙慈とルイスにすら印象が負けてるよ。
(この作品で残る記憶は下手すると千和さんが出てる!だけかもしれん)
根本的な問題としてこの作品は物語の視点はあちこちにばら撒きすぎです。
いくら集団劇とはいえあくまで中心として見せていくキャラがいるべきで。
そうでないと視聴者は物語の中に入っていくのが困難になってしまうから。
よーするにこの作品は一度に描くには多すぎるキャラを無理に描こうとして
一人一人のキャラがあまりに薄っぺらくなってしまってるのです。
それっぽいポーズやセリフだけでキャラが出来上がるわけじゃないぞ、と。

とりあえず4話までは全くお話にならない作品ではありますが、
設定や描写など作品の基本的な部分はわりとよく出来てるので、
回が進んでキャラが見えてくればそれなりに面白くはなるはずです。
そこまで我慢して見るかはみなさんの御自由にということで。

ご愁傷さま二ノ宮くん 1~4話

10月から一部の民放(12局)で深夜に放送してる新番組。
BS朝日でもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル(ファンタジア文庫)で読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは12/21から
イマドキの高校生には珍しい硬派な(らしい)主人公の二ノ宮峻護(しゅんご)。
彼は無敵の姉に全く頭が上がらず、日々修行と称す無理難題をやらされていた。
そんなある日、月村真由というカワイイ女の子が彼の家に居候することになる。
なんでも彼女は極度の男性恐怖症な上に男に触ると相手を失神される体質で、
その症状が出ない峻護と同居して男に慣れさせようということらしい。
二人が会う前から同居が決まってなかったか?というツッコミは無しの方向で。

男に慣れる特訓と称して、一緒の部屋で暮らせとか一緒に寝ろみたいな展開で。
真由は真由で特訓という説明を信じて積極的に劣情を煽りまくってるというのに、
そこでうっかり手を出したら生気を吸い取られ死んでしまうかもしれないという。
※真由はサキュバスに似た体質を持つ人間なのだそうだ
いくら硬派を気取ってたってその状況で何もするなと言うのは拷問ですな。
さらに事あるごとに峻護に突っかる生徒会長の北条麗華(れいか)お嬢様は
二人が特訓してる内容が気に入らないと峻護の家に乗り込んでくるし。
羨ましいようでとてもお気の毒な境遇に陥った二ノ宮くんの明日はどっちだ?

えーーと、なんと言いますか……実にしょーもない作品です(爆)。
とってつけたような設定でいきなり美少女と同居するというお約束だし、
男に慣れる特訓とかいって無駄に色っぽい展開が随所にあるし、
そしてそんな媚び媚びな要素以外のストーリーはほとんど無いに等しいし。
一般人が深夜アニメに抱くダメっぽいイメージを凝縮したような作品かも。
実際にはこんなしょーもない深夜アニメはそうそうないんだけどね……

主人公が脈絡もなく数人の美少女に振り回される実にバカっぽい内容だし、
無駄に無闇にお色気満載なので、見ててGIRLSブラボーを思い出しました。
アレほどはバカバカしさが突き抜けてはいないけどね。
つまり面白さもGIRLSブラボーほどではないという意味でありまして。
無駄に散りばめられたお色気シーンを楽しめないと退屈かもしれない。
てゆーかぶっちゃけると3話まではあまり面白くありません……
3話なんかメイドゲイみたいな露骨なパロディまで使ってたのにだよ。

4話で真由は麗華の掃除を手伝ってるつもりが結果的に邪魔をしてるとか、
いきなりメイド服を着てこれでメイドの魂が宿ったので大丈夫!とか、
でも結局のところ格好だけで役立つどころか仕事を増やしてたりとか、
余計なボタンを押してさらに面倒なことになったり、なとこは面白かった。
どーせやるなら最初からこれぐらいバカバカしくすればよかったような。
この手の中身のない作品はノリの良さで強引に引き付けるしかないんだし。
おそらく現状でも1話からそのつもりで作ってあるんだとは思うけどね。
3話まではお色気シーンに頼りすぎでまるで切れ味が足りてないのでした。
よーするに3話までは脚本からやり直せ!ってことだ。

にしても真由のキャラがよくわからん。
体質のせいで男が苦手とか言ってるわりに峻護は大丈夫なのもわからんし。
かと思えば漫画(やアニメも?)が好きでホモエロ漫画も嗜んでるとか……
いやまぁ、2次元は大丈夫でも3次元はダメって人は確かにいるけどさ。
それって男だとアレな人に相当するわけで、傍から見てて魅力的なのか??
あとエロ漫画を嗜んでるのにエロっぽいことを無意識に出来るのも変だよ。
むしろ実経験はないのに知識ばかりあるから些細なことも意識しそうだが。
天然無垢キャラと腐女子キャラを何も考えずに合成しちゃったんだろうね。
ありえないからそんなの。ちゃんと考えてキャラ作ろうよ。