まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

- 目次 -

スカイガールズ 1~4話

7月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
8月からAT-Xでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは10/31から
今よりも身近な技術が多少進化した近未来(西暦2071年だそうで)。
突如として出現したワームと呼ばれる存在が人類の前に立ちはだかった。
強大な力を持つワームの前に総人口の1/3をも失う被害を被った人類は
最終手段として大量破壊兵器による殲滅を選択し辛うじて勝利を得た。
この戦争の後に残ったのはワームがもたらした世界各地の大きな傷跡。
そして失われたのは戦争に従事した青年層の男子の実に9割もの人たち
それから10年の時が過ぎ人は少しずつ以前の生活を取り戻しつつあった。

そんな時代、軍では今までとは全く違う新しい概念で設計された飛行機械
ソニックダイバーとよばれるマシンのテストを密かに進めていた。
このソニックダイバーは搭乗者と同調をすることで高い機動性を得るため
単純な操縦技術だけではなくマシンとの相性が極めて重要であった。
そしてソニックダイバーの搭乗者の適性を持つとして選ばれたのが、
空飛ぶことを夢見る桜野音羽(おとは)とIQ200の天才児の園宮可憐(かれん)。
※適性のある候補の中で承諾したのがこの二人ということ
もう一人は練習生として抜群の成績を残す次代のエースの一条瑛花(えいか)。
瑛花は試作機との模擬戦で手玉に取られた屈辱を晴らすために志願したのだ。
※つまり技術は3人の中で圧倒的だけど適性は最も低い
三者三様のパイロットが集まりソニックダイバー計画は次の段階へ動き出す。
その計画の真の目的は当事者たちには明らかにされぬまま。
果たして彼女たちに待ち受ける未来は?

以前に直販のみのOVAとしてリリースされた作品のTV版です。
OVA版は今のとこレンタルがないのでどんな関係かはわかりません。
TV版は最初からやってるのでOVAの続きではないようですが。
てゆーかTV版は今のところ何かと戦うという目的は見せてないので。
平和利用を目的として全く新しい設計思想で作られたとか言ってるし。
でもオープニングを見る限りいずれこのマシンで戦う展開になるはずで。
公式にもワームが復活するとかそれを予測して造られたとか書いてあるし。
よーするにそのための武器であり、いずれはそうなる内容ってことです。
OVAのプロモーション映像はそんな内容なのでこの先の内容なのかも!?

この企画をはじめて聞いた時は「それなんて戦闘妖精少女?」とか思ったよ。
この作品は少女が直接飛ぶわけではないのでずいぶん違うとは言えるけど。
でもビジュアルからうけるイメージがなんとなく似てると思うので。
で、実際に見てみたらみょーにマニアックなビジュアルのわりには
ストーリーや設定のディティールは結構マジメに作ってあるなと。
いや、助けてメイヴちゃん!も凄くマジメに作ってあったけどね。
設定が変なのにマジメに作ってるから余計に変に見えるだけで(爆)。
てなわけで公式のトップ絵で敬遠するのは勿体無いかな程度には面白いよ。
(他人事のように言ってるけど実はこのキャラ絵はあまり好みではない)

年端もいかない少女がなぜテストパイロットをしてるのか?という疑問も
先の大戦で若い男子の九割が死んだというそれらしい設定があるし。
そーいう設定なのでパイロットどころか街に出ても女性率が高いわけで。
女キャラばかりの美少女アニメに設定上の大義名分を与えてる感じかも。
なんで少女が極薄の宇宙服みたいな服を着て骨みたいな機体を操るのか
という疑問は災害とかの平和利用のための機動性と考えれば筋が通るし。
でも真の目的がワームというモンスターみたいなのと戦うということなら
いくらナノスキンで防御してたとしても防御力に問題あるような……
機動性と防御力を秤にかけたってちょっと無理が有るんじゃないかなと。
恐らくは少女の体のラインが見えるあの飛行スタイルが前提にあって
そこに設定を当てはめたんだろうなというのは想像に難くはないですが。
まさにこのへんが「それなんて戦闘妖精少女?」だったりして。

あと気になったのが飛行スーツについてるしっぽみたいな物体。
しっぽのついてるスーツの絵的な面白さを狙ってるのは想像に(以下略)
ソニックダイバーに初搭乗した時にお尻に繋いでるカットがあるのに
なぜかスーツを着たときから常にしっぽはついてたりするわけで。
乗るときに繋ぐならそれ以外では無いのが正常だと思うのですが。
それか乗るときにしっぽをシートの穴に挿入するのが正しいのでは?
わりとしっかり作ってあるのでそのへんの曖昧さが凄く気になります。
きっちりと作品世界を作ったり設定で説得力を持たせようとすると、
設定の不備や筋の通らなさが逆に目立ってしまういい例と言うか。
(映像のレベルが高いので余計にキャラの違和感が際立つKanonとか)

ストーリに関してはまだ始まったばかりで
それぞれのキャラがここに来るまでの話である物語の導入とか
主要キャラの紹介と仲間意識の芽生えとお仕事の端緒とかって感じです。
現状は絵も設定もとても丁寧に作ってあるという以上の感想はないかな。
と言っても飛行機まわりの描写はスト4と比べると1ランク落ちますが。
この先物語が動いてくればもっと面白くなってくる……かも
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ケンコー全裸系水泳部 ウミショー 1~4話

7月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
原作は少年誌(マガジン)のマンガで読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは9/21から
神奈川県海猫市の海のそばにある県立海猫商業高校・通称「ウミショー」
(見た感じは江ノ島のあたりっぽい)
この学校の水泳部に主人公の沖浦要(おきうらかなめ)は所属していた。
と言っても小さい頃に人魚!?に襲われたトラウマから泳げない彼は
マネージャーとして部員たちのバックアップをしていたのであるが。
そんなある日、学校の前の海に家の形のいかだが漂着したと騒ぎになる。
騒ぎを聞きつけた要ほか水泳部員も多分に漏れず見物に行ったのだった。
そして漂着したいかだから出てきたのはおっさんとカワイイ女の子。
彼女の姿を見て「前にどこかで会ったような?」と思う要であった。
(おそらくその人魚は彼女だったみたいな設定だと思われる)
その彼女、蜷川(にながわ)あむろは何よりも泳ぐのが大好きで、
当然ながら要のいる水泳部に入ることになるのでした。
さらに何やら要のことが気に入ったらしく親しく声をかけて来るのでした。
こんな感じでウミショー水泳部の日々は始まったのです。

この作者の作品は読んだことが有るので作風は知ってたんですが、
いつのまにかマガジンで描いてたというのは全く知らなかったな。
わりとお色気満載だからずっと青年誌に描いているのかとばかり。
※以前はアッパーズで描いていた
お色気と言っても開けっ広げで健康的なのでそんなに嫌悪感はないけど。
そしてあいかわらず能天気と言うかちょっと変なキャラを描いてます。
なので第一印象は描いてる雑誌は変われども相変わらずな作風だなと。

水泳部がメインの内容なので当然ながら作品の大半は水着を着ています。
水泳部員は女子の方が圧倒的多数な上に存在感も圧倒的だったりします。
そんなわけで作品の見た目的には水着オンパレードの美少女アニメすね。
若干一名ほどみょーなフェロモンを撒き散らしてる男キャラもいますが(爆)。
ただしタイトルにある通り健康的な内容なのでそんなにエロくはないです。
全裸水泳部みたいなエロビデオ路線でもないので変な期待をしないように。
まぁ、水着が出てればそれでお腹いっぱいな人もいるでしょうが。

全編水着という見た目のわりにたいしてエロくはないこの作品ですが、
挿入されるシーンやエピソードとしてエッチぃ部分はあったりします。
例えば2話の毛を剃るエピソードなんかまさにそう。
いちおー水泳部員として毛の処理をするのは理に叶ってるんだけど、
男子が女子の毛を剃ろうと追い掛け回してるのはどーだろう……
でもそんな騒ぎすら楽しんじゃうアムロなのでどこまで行っても健康的。
そもそもこの作品は水着以上の視覚的なエロスは追求してないので。
エロを求める人は頭の中で妄想の翼を存分に羽ばたかせるがいいさ!?

そんな騒ぎのさなかおっとりお嬢様(巨乳)の静岡みれいの真の姿が明らかに。
てゆーか初動が鈍くて物腰がゆったりしてるから清楚な気がするだけでは?
それに4話まで見てる限りはごく普通のレベルだと思うよ。興味レベルは。
あの年代なら異性を触ってみたいと思わない方がむしろ希少だろうし。
要はみれいのセリフに凄く驚いてたけど、驚くことかな?とは思ったね。
さすがにあの歳であの下着をつけてる人はそうそういないでしょうが(笑)。

ここまでの説明で何となく想像はつくかと思いますが、
この作品はいわゆる少年スポーツモノの体裁に沿ってはいません。
大概のスポーツモノは練習・修行や大会・バトルが中心になってて
その合間にスポーツを絡めた日常のシーンがあるという構成です。
しかしこの作品は今のところスポーツを絡めた日常のシーンだけ
水泳を題材にはしてるけどスポーツモノとは言いがたい内容っすね。
形容するなら水泳を題材にしたスラップスティックなコメディかな。
よーするにこの作品はキャラ同士の掛け合いを楽しむコメディ作品です。
同じマガジンだとスクールランブルあたりが印象としては近いかなと。
映像表現がとってもポップでノリが凄くイイところも近いかも。
普通のスポーツモノより視野が広いので誰でもそれなりに楽しめる、はず。

School Days 1~4話

7月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
ATXでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は18禁の恋愛アドベンチャーでやったことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは9/26から
主人公の片山誠(まこと)は入学式の日に桂言葉(ことのは)の姿を見つけた。
ほどなく彼女が偶然にも同じ電車で登校してることを知ったのだが、
声をかける勇気もなく遠くから姿を眺めてるだけの日々が過ぎていた。
そんなある日、恋が成就すると言われるおまじないを耳にする。
「好きな人の写真を待ち受けにして3週間誰にもバレなかったら」という。
写真を撮って待ち受けにしたもののバカらしいと消そうとしたその時、
席替えで新たにお隣になった西園寺世界(せかい)に見られてしまう。

セカイは写真を見てしまったお詫びにマコトの恋を手助けをすると言う。
そして半ば強引にマコトを引っ張ってコトノハとの関係を作ってしまう。
偶然(でもないけど)コトノハもマコトが気になっていたのが幸いして
マコトの告白から二人は付き合いを始めたのでした。
上手くいったことを表面では喜びながら内心は複雑な気持ちのセカイ。
それでも一人で空廻るマコトにアドバイスしつつ二人を見守っていた。
そんなマコトとコトノハとセカイの三人の関係の行方は。

1話を見始めたときはずいぶん都合のよい展開だな程度の印象でした。
いきなりカップルになったので恋人のステップでも描いていくのかなと。
別れ際に意味深な行為をしたセカイを絡めた3人の関係を描くのかなとも。
しかし2話ではマコトが一人で勝手に突っ走ってて頭が痛くなりました(爆)。
マニュアルを見るよりコトノハの表情をもっとよく見ろよ!と思った。
エロゲーやギャルゲーのアニメでここまで空気読めない主人公も珍しいね。
現実にはこの年代の男子ならこんな感じなのも珍しくはないだろうけど。
しかし男キャラがダメな方向にリアルな美少女アニメってニーズあるの?(笑)

セカイがマコトの手伝いをしてる理由はわかるようなわからないような。
自分のものにならないなら好きな人の幸せを願うって考え方はアリだけど、
ちょっとキレイゴト過ぎるのと、「練習」あたりの筋が通ってないなと。
(二人の幸せを願うならバレたら波風がたつ行為をやるとは思えない)
そもそもまだ淡い想いのレベルで身を引くのって考えにくいのですが。
セカイとコトノハが昔から親友だったとかならまだわかるんだけど。
あの状態なら放って置いたら二人の関係は進展する可能性はないので、
待ち受け画面は見なかったことにしてなし崩し的に仲良くなるべきだし。
ここに限らずラブストーリーとしては納得いかない点が多すぎるのです。
体裁的にはまともにラブストーリーを描いてるように見えるんだけどね。
ラブストーリーの鬼(笑)としてはこれじゃ合格点はあげられないぞと。

「告白」から始まる展開で「君が望む永遠」を思い出しました。
二人の関係を手助けするあたりもそーいえば似てるっすね。
手を繋ぐときに指と指を絡めるシチュエーションとかも有るし。
ゲームの紹介で「後味の悪い」作品みたいに書いてあったりするし。
もしかしてこれって君望のオマージュみたいな作品なんだろうか?
しかし(アニメで)見比べるとラブストーリーの格が違いすぎだったり。

とりあえずセカイがマコトの恋を手伝うという展開になってるので、
自分勝手に突っ走ると当然ながらビシビシとダメ出しをするのです。
これを見てふとこの作品の目的って女心のわからない朴念仁の主人公に
人と付き合うことの基本を叩き込む育成SLGなのか?とか思いました(笑)。
だからこそ主人公がここまでダメな方向にリアルなのかなと。
しかし主人公のダメさだけがリアルな美少女アニメってニーズ(以下略)

セカイのアドバイスで一つ気になったのが2話の最後の方。
コトノハの方に相手をもっとよく見て理解しようとしてって言うけど、
それは(相手を見てない)マコトにこそ言うべきセリフじゃないのかと。
そしてそのシーンに続くラストのキスシーンにも???って感じ。
毎回キスシーンがあるからその関係なのかもしれないけど……
ラブストーリーで肝であるキスシーンをテキトーに扱ったら台無しですよ。
(キスシーンを効果的に絡めてたCanvas2と見比べてみるといい)
1話はこんなもんかと思って見てたけど、2話の主人公の空気読めてなさと
ラブストーリーのシチエーションのいい加減さでがっくりしたよ。

3話の呼び方についてのエピソードはそれなりに評価はできるかな。
呼び方なんて大して意味ないと思ってた主人公の朴念仁っぷりはアレだが。
これって人間関係としては初歩中の初歩だから普通なら知ってないかな?
その呼び名に関して実はすごく気になってたことが一つありました。
それはマコトがコトノハを「桂」と最初から呼び捨てにしてたこと。
確かに男子はどーでもいい相手は苗字を呼び捨てにすることが多いけど
どーでもよくない相手は敬意を込めてさん付けすることも多いわけで。
つき合い始めのぎこちない関係の時はさんをつけたほうが良くないか?
そんな相手との距離感の読めなさも主人公のダメさの表現とも言えるけど。

そもそもマコトとコトノハって相性悪いんじゃないかな。
マコトは相手の表情を読めなくて自分勝手に突っ走るタイプだし、
コトノハは控えめで自分の意志を出さずに遠慮してしまうタイプだから。
この二人だとマコトが先走ってはコトノハに拒絶される展開になって、
双方ともひたすらストレスが蓄積しつづけると思われます。
今はまだ好きという気持ちでどーにか関係は保たれてるけど、
ストレスがある一線を越えるか熱が冷めたら終わってしまうよ。
セカイが二人の関係を手助けしてるから成り立ってると言えなくもない。
ただしその手助けがこの先に波乱を生む可能性は十分に有るけど。

てゆーかマコトとセカイの方が圧倒的に相性がいいと思う。
セカイはマコトのダメダメっぷりを理解しててそれでも好きみたいだし。
不満があったら黙ってないで直接言うのもマコトには合ってるから。
何も言わずに察してくれるのなんかマコトには期待するだけ無駄だよ。
しかしセカイ×マコトにするとまさにマコト育成SLGモードになるね(笑)。
※マコト×セカイじゃないのか?と言うツッコミは無しで

そんなセカイによるマコト育成SLGモードな4話。
女心を知るために練習をしようと持ちかけたのはオイオイとか思ったよ。
手助けするふりをして関係を壊すつもりならアリなアプローチだけど。
まぁ、ここまでの展開でラブストーリーとしての説得力は諦めてたけどさ。
そんなわけでそのへんは置いといて(いいのかよ)。
このセカイ先生のラブレッスン(爆)ですが、何かとってもエロい!
パンツや下着が見えるとかじゃなくて、雰囲気がとってもエッチいのです。
考えてみたら最近のエロアニメはやってるばかりでラブ&エッチな展開は
あんまりないのでこーゆー雰囲気がエッチいアニメって貴重かもしれない。
もうこの作品はこの路線でいいんじゃね?とか思ったよ(笑)。

ちなみに4話のコンテの金澤勝眞さんは知る人ぞ知るエロアニメの超有名人。

ななついろ★ドロップス 1~4話

7月から一部の民放(8局)で深夜に放送してる新番組。
原作は18禁の恋愛アドベンチャーでやったことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは10/24から
主人公の石蕗正晴は人付き合いがちょっと不器用なごく普通で男の子。
そんな彼だから新しいクラスメイトになじむのもちょっと大変だった。
そんなある日、ある出来事によって彼はぬいぐるみの体になってしまう。
※実は昼は人で夜だけぬいぐるみになるけどこの時はまだ知らない
生物教師の如月はその状態に驚きもせず元に戻す方法を教えてくれた。
その方法とは不思議な指輪に選ばれた女の子が星のしずくを集めること。
ナニそのお約束設定?とか思ってもツッコミを入れてはいけません(笑)。
ぬいぐるみになった彼は指輪に導かれその女の子の元へと向かった。
そしてついた場所はなんとクラスメイトの秋姫すももの部屋だった。
すももは突然に現れた喋るぬいぐるみの話を真剣に聞いたくれた上に
いきなりの突飛なお願いを快く引き受けてくれると言うのだった。
そしてすももと石蕗の二人の物語は始まったのです。

第一印象は変身魔法少女モノ?でした。大半の人がそう思うことでしょう。
オープニングからしてそうだし、文法的にもいかもにそれっぽいし。
一般的なソレと違うとこがあるとすれば深夜にやってるあたりか?
でも今となっては深夜の大きいお友達向け魔法少女アニメは珍しくもないが。
主人公?の石蕗がすもものマスコットになるのは変わった設定ではあるかな。
女の子の生活を覗き見してる感じが多少エロゲー原作っぽくはあるかも。
でも恋愛の第一歩は異性はわからないから知りたいってのが動機なわけで
いきなり舞台裏を見てしまうのはあまり宜しくないようなとも思ったり。
事情が有るとはいえ相手を騙してることにもなるわけで。
二人がこの先つきあうなら元に戻った後にも事情は明かせないし。
(言ったらすももに大きなショックを与えるから)
真面目な性格であればあるほど置かれてる状況はキツイだろうね。

変身魔法少女モノとか書いたけど実は変身はしません。
公式サイトのあの衣装はナニ?とか見たことない人なら思うかも。
確か母親が小さい頃に着ていた服を送ってもらったとかだったはず。
どー見てもコスプレにしか見えないあの服を素で着てるすももって
年齢的にどーよ?と思わないでもない。小学校の低学年ならともかく。
(もしくは勘違い探偵の助手のキコみたいなオタクぐらいだよ)
いきなり「星のしずく」を集めて!みたいなお約束展開なわけだし、
探しに行くときはあの服に変身しちゃうみたいな設定でいいじゃん。
リアルにしたつもりが余計に不自然さが際立ってるだけですよ。

あと見てて気になったのは女の子たちのキャラの弱さかなと。
いかにも魔法少女モノで女の子中心のストーリーなのでそれを痛感します。
「はぴねす!」の時にも書いたけどエロゲーの女の子は記号キャラなので
一人称として描いちゃうとキャラが弱くて物語の印象が薄くなるのです。
もしそれをやりたいならキャラを大幅に手直しするぐらいやらないと。
そーいう意味ですももはもう少し前向きでへこたれない性格にすべきです。
毎回のように落ち込んでは泣いてるのを見てるのはちょっと鬱陶しいよ。
時には落ち込んだり泣いたりするのもいいけど基本は元気であるべき
その方が物語にメリハリがつくし泣いた時もより響いてくると思うのです。

ちなみに監督の山本天志さんとキャラデザの伊部由起子さんは
(ゼクシズ制作の)φなるあぷろーちと同じ組み合わせだったりします。
時々SDキャラが出てくるところが似てると言えば似てるかも。
コンテには宮崎なぎささん名和宗則さんとゼクシズと関係がある顔ぶれが。
スタジオバルセロナってあまり聞かないけどゼクシズと関係が近いのかね?
美少女モノのシリーズ構成に女性を起用したとこもゼクシズと似てるかも。
なんかイマイチ女性が脚本を書いてるメリットを感じない作品ですが……
島田満さんってうる星の頃から書いてるベテランなんですがね。

φなるあぷろーちは一から十までお約束設定でお約束展開な上に
キャラもストーリーもいろんな意味で突き抜けてて面白かったよ。、
しかしこれは現実味のない設定で現実的にキャラを描こうとしてるので
その中途半端なリアルさが作品の印象をびみょーにしてる気がします。
キャラもストーリーももっと弾けてても良かったんじゃないの?

苺ましまろ OVA 1~3巻

最近リリースされた30分×全3巻のOVA。DVDレンタル。

てなわけでOVA版です……がノリがTV版と全く同じです。
まったりしたゆる~いテンポにボケとツッコミが入る感じで。
「OVAだからこそできる~」みたいな内容では全くありません。
普通にTVでも放送できるレベルだよ。風呂でもタオル巻いてるし(爆)
違いがあるとするとキャラ絵が多少違うぐらいかな。
キャラデザの人は同じだけど目が多少小さく丸くなってます。
おかげで美羽たちはともかく伸恵が年齢より幼く見えるように。
TV版よりも可愛くなったと言えないこともないけど。
そう大差はないけどあえて比べるならTV版の絵柄の方が好きかなと。

この作品はもともとまったりと日常の出来事を描いてる内容で、
シリーズ全体としてのストーリーの流れは無かったりします。
TVシリーズは四季構成になってたのが流れといえば言えるかも。
そんな季節感ですが……このOVAは特に無いような。
夏っぽくも冬っぽくもないから春か秋って感じでしょうか。
あと3話以外はエピソードの中心になるテーマも特にないかなと。
らき☆みたく細切れネタの羅列ではなく一つの話にはなってますが。

そんなTV版と全く変わらないこのOVAシリーズですが、
ちょっとだけTV版とは変わってるポイントがありました。
それは美羽のボケ・ツッコミの部分。
TV版では美羽がボケたことを言ったりやったりした後に、
床にうつ伏せになってる絵が入る展開がいっぱいあります。
よーするに伸恵にチョップでも入れられた結果だと思われます。
(このアニメにはその手の直接的な表現はほとんどありません)
もちろんOVAでもその展開は変わらず何度も何度も出てきます。
さらに今回は叩かれる前に自分で倒れてるというフェイクまで……
ネタの繰り返しの次は応用編かよ!とちょっと感心した。

3話では一泊する旅行に出かけるという初めての遠出のエピソード。
実はこのエピソードで一番気になったのが「国民宿舎」のくだり。
国民宿舎って小さい頃に何度か宿泊したけど普通の旅館だったよ。
アニメだと外見的にはペンションで体裁はユースホステルって感じ。
てゆーかあそこまで普通の家と変わらない部屋って実際にあるんかね?
テレビは備え付けてあるだろうけど普通タンスは(必要)無いような
旅先なのに家にいるみたいと言うのはネタとしては面白いけれども。
前にマンションを改造したビジネスホテルに泊まったことがあるけど
部屋の設備はちゃんとホテルだったよ。お風呂は自宅みたいだったけど(笑)。

あとこの旅行で初めて気づいたけどこの作品の舞台って静岡あたり?
伊豆まで車で二時間なのは東京近郊(神奈川とか)でもありだろうけど、
テレビでいつも見てる番組の静岡~~が無いとか言ってるし。
※浜松のあたりらしい
そー言われてみれば住宅密集率や建物の高さは東京とは違うかも。
(東京の真ん中は住宅地でも全体に建物の背が高くて緑がほとんど無い)
東京もあれぐらい緑があるといいんだけど……
人多すぎるから半分ぐらい消えてなくなんないかな(おいおい)。

3話の最後の方はいつもと違う雰囲気で
みょーに素敵な(恥ずかしい)セリフを伸恵が言ってたりして……
あれこの作品はいつからARIAに?とか思ったよ(笑)。
「恥ずかしいセリフ禁止!」とか画面にツッコミたくなりました。
当然ながら作中でもツッコミ入ってます。セリフは違うけど。
そしてホントのホントの最後はボケで〆てるのはお約束ですね。

ちなみにレンタルDVDにも映像特典・コメンタリー音声は入ってます。
つまりセルDVDと中身は全く同じです。

[雑記] Kanon(2006)がレンタル解禁

久しぶりにレンタル情報でも。
しばらくぶりなのは特に書くことがなかったからですが。
と言うわけで久しぶりに書くネタが有ります。
それは……kanon(2006年版)のレンタルが出るということ。
また1年ぐらい待つかと思ったので意外と早かったっすね。
セル版がリリースされてからたったの(?)8ヶ月遅れだし。
8ヶ月遅れってセル版最終巻の次の月から出るってことか!

AIRに比べてやけに早いリリースなのは次作との絡みもあるのかな。
よーするに同じKeyの次作のCLANNADの劇場版が9月に上映されるし、
テレビ版も早ければ10月からやるだろうしってことです。
ちなみに劇場版もテレビ版もAIRと全く同じスタッフだったりして。
なんか一部(?)の人に劇場版AIRは黒歴史呼ばわりされてますが
どーやら原作者の側は劇場版はあれで良いと思ってるご様子。
(ダメだと思うスタッフに再び制作を任せるわけがないから)

で、トロイメントのレンタルはどーなってるんでしょう?
このままずっと放置プレイだったりして……

ついでに最近の新番組のリリース情報などを。
既に7月組のリリースが出てたりするけどそれは置いといて。
4月組のリリース予定についてざっと書いておきます。
現状でリリースが出てる作品の大半はセル同日・もしくは数日遅れ
「ぼくらの」が1ヶ月遅れで「ヒロイックエイジ」が1ヶ月弱遅れ。
「ウエルベールの物語」と「鉄子の旅」は1~2週ほどレンタルが早い。
※「ぼくらの」はGONZOなので収録話数がセルと違う可能性が

レンタル情報がまだ出てないのが「エル・カザト」「電脳コイル」で
「エル・カザト」はビクターエンタなので恐らく2ヶ月遅れの9月末。
「電脳コイル」はバンダイビジュアルだからたぶんセル同日(9月末)。
※この情報は推測なので保証はしません

「大江戸ロケット」と「怪物王女」は未だにリリース情報なし。
4月開始でこの時期にリリース情報出てないって珍しいような。
このまま発売されないなんて事態も今は有りうるから……
「キスダム」は発売延期で予定は未定になりました。
まぁあの(制作)状況じゃこーなるのも想定の範囲だったり。

ついでに過去の分も。
1月組は「プリキュア5」以外はりリース情報が出てます。
「月面兎兵器ミーナ」が1ヶ月遅れで「ひまわりっ!!」が2ヶ月遅れ。
「まなびストレート!」が半月遅れで残りはセル同日か数日遅れ。

06年10月組は「RGBアドベンチャー」以外はリリース情報が出てます。
「RGBアドベンチャー」は放送が途中打ち切りだし……
「ときめきメモリアル Only Love」「マージナルプリンス」が2ヶ月遅れ。
※どちらも販売がビクターエンタ
「RED GARDEN」はセルBOXの1ヶ月後から1枚ずつリリース。
「地獄少女二籠」は1ヶ月遅れで「乙女はお姉さまに恋してる」は半月遅れ。
「ネギま!?」はスペシャル版の1ヶ月半遅れの通常版と同日。
「蒼天の拳」は1~2ヶ月遅れ(セルとレンタルはリリース間隔が違う)。
「ハピ☆ラキ ビックリマン」はレンタルのほうが半月ほど早い。
「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール」は今のとこレンタルのみ
「Kanon」は上に書いたとおりで、それ以外はセル同日か数日遅れ。

スペシャル版として放送した「ローゼンメイデンオーベルテューレ」と
「ウィンターガーデン」はレンタル情報が今のところ出てません。
※鬼門のTBSとポニーキャニオンの組み合わせ

06年7月組は「内閣~(省略)~財前丈太郎」以外はリリース情報が出てます。
ケモノヅメはセルBOXが今月発売。レンタルは先月末から1枚ずつリリース
あとはセル同日か数日遅れ(もう大半はリリース終わってます)。

06年4月組で全くリリース情報が出てない作品はありませんが、
「ラブゲッCHU」「MUSASHI GUN道」はセルDVDが途中までしか出てません。
そして「ラブゲッCHU」のレンタルは今のところ全く予定がありません。
※「MUSASHI GUN道」は既発売分のみ店舗限定でレンタル中
「ブラック・ジャック 21」はてっきり出てないのかと思ってたけど
どーやらレンタルだと「ブラック・ジャック」の23~28巻みたいです。
残りは大半がセルもレンタルもリリース終わってるので……
リリース中の分は全部セル同日のはず。
※NANAは巻番号が違うけど中身は同じ

あと旧作のレンタルDVDリリースで気になった作品ですが……
なんと「きまぐれオレンジロード」が8月に(全部)出るようです。
DVD化されるのはえらく遅かったけどレンタルになるのは早かったね。

パプリカ

2006年に公開された劇場用アニメ。DVDレンタル。
今より少し未来。ある一人の天才によって画期的な機器が生み出された。
それは人の見てる夢を映像化することのできる機器であり、
その機器を使っている人同士で夢を共有することのできる機器だった。
そしてこの技術によって精神医療は大きな進歩を遂げるであろうと思えた。
千葉敦子は研究所に所属するセラピストとして機器の開発に従事しながら
影ではパプリカとなって機器を使ったクライアントの治療を行っていた。
そんなある日、開発中の機器「DCミニ」が盗まれる事件が発生した。
しかも盗まれた「DCミニ」はあくまで研究室レベルの未完成品であり、
機器を使用してる他者からのアクセスを遮断する機能が無かったのだ。
つまり悪意を持って使用すれば他人の夢を侵食することが可能なのだった。
この事態に至りかねてより研究を快く思ってなかった理事長が中止を迫る。
その席上、突如として島所長は意味不明な演説をしながら窓へと走り出した。
辛うじて助かった島所長だが、奇妙な夢に囚われて眠りつづけるのだった。
そう、既に事態は想像よりも遥かに深刻だったのである。

まず見て最初に思ったこと。これなんて妄想代理人?(笑)
両方とも見たことがある人なら言ってる意味わかるでしょ?
見た目から雰囲気から構成から仕掛けまでそっくりそのままです。
(コアスタッフが妄想代理人とほとんど同じだったりする)
クライマックスに妄想が現実に染み出すとこなんて全く同じだよ。
こっちは原作が付いてるというのにここまで似てるのが逆に不思議。

それもそのはず今敏さんは原作の筒井康隆さんの大ファンだそうで
生み出す作品が全く影響を受けてないと考える方が難しいだろうよ。
考えてみたら欲情とか狂気を匂わせてるし次第に収拾がつかなくなるし
さりげなく残酷なあたり筒井康隆さんの作品に通ずるものがあるかな。
(一作目の映画でいきなりレイプを扱ってるし)

夢(妄想・虚構)と現実という題材もかなり普遍的なテーマでありながら
エンターテイメントに調理するのが難しくて挑戦のしがいがある。
物語を概念から組み立てる人なら一度は挑戦しようと思うほどに。
アニメでもビューティフルドリーマーと言う有名な作品があるし。
去年大ムーブメントになった涼宮ハルヒの憂鬱も近い題材なわけで。
(そーいう意味ではハルヒとらき☆すたは全く別の次元の作品です)
そして今敏さんは今まで何度も仕掛けを変えながら挑戦してたのでした。
前の映画の東京ゴッドファーザーズだけはちょっと毛色が違ったけど。

東京ゴッドファーザーズで一つ書くことを思い出した。
これは最近の大作アニメにありがちな「豪華キャスト」を使ってない。
この場合の豪華とはベテランの声優を並べたって意味ではなく
有名な俳優だけど声優の演技はちょっと微妙な顔ぶれってことです(爆)。
実は最初これもよくある豪華キャストかと身構えて見始めたんだけど、
パプリカも時田も超有名な声優さんの声にそっくりでアレレ?とか思った。
もちろんクレジットを見たらそっくりどころか当人だったんですが(笑)
てゆーかベテラン&超有名な顔ぶれの本当の意味で「豪華キャスト」です。

肝心の作品の話。
夢と現実を描くのに夢を共有する機械という仕掛けを用いたのは面白いね。
テクノロジーで感覚的なものにリアリティを持たせるのは常套手段だけど、
どんな仕掛けでも説得力を持たせられるかと言うとそうではないから。
そーいう意味でコレは将来実現するかもと思えるほどの説得力があります。
(原作に比べて説明を大幅に端折って感覚的な説得力を追求したらしいけど)
今までの今敏さんの作品は仕掛けに理論的な裏づけが希薄だったので、
途中までは凄く良いのに最後にアレレ?になっちゃうことが多かった。
今回は原作がついてるとはいえちゃんと収拾がついてるのがいい点すね。
(筒井康隆さんも暴走してたまま終わっちゃう作品をよく書きます)
この作品は妄想代理人に似てるのでそれのリベンジって感じすらするよ。

この作品で特筆すべきポイントがもうひとつ。
それはまさに総天然ショックとでも言いたくなる夢の映像の表現です。
※総天然ショック→総天然色をもじった何かの広告コピー
特に付物神の大名行列のような百鬼夜行のような映像は凄いインパクトが。
現実を緻密で現実的な映像として描いてるから落差がインパクトになる。
もちろん夢が全てうそ臭い大胆な映像と言うわけではないのがポイント。
夢なのに現実のように見える部分もあるからその境界は曖昧になる。
と言うか最初の視聴でどこまでが夢かは見極めるのは難しいと思う。
物語構成としてあえて誤認させるようなフェイクを使ってるからね。
こーいう作品を見るとやっぱ日本のアニメって凄い!と思えます。
一般ウケはあまりしなそうだが。

電脳コイル 5~8話

今期はダーカーとこれを重点的に見ていくことにしました。
他のタイトルは時間と相談しながら。

今回視聴した5話以降は最初の数話ほどのインパクトは無いかな。
と言うか元々この作品はインパクト勝負の作品ではないのですが。
最初に仕掛けをわかりやすく実感させるエピソードを入れただけで。
どちらかと言うと子供スケールの日常的なエピソードの積み重ねだし。
むしろストーリーもビジュアルも地味とか言われかねないし。
仕掛けに比類なきインパクトが有るからその印象が弱いだけで。
見ててどことなく絶対少年と方向性が似てる?とか思ったりして。
※内容は全然似てません
商業ベースにのりにくいNHK以外ではやりにくい作品って意味でも。

この作品は子供スケールな児童文学だと前回も書いたけど、
それを如実に実感させる表現が作中頻繁に出てきます。
それは「お年玉換算で~年分」という貨幣価値
SFは現実と違うから貨幣価値も現実と同程度とは限らないわけで。
具体的な金銭価値を表現するのって結構難しかったりするのでした。
星新一さんなんか陳腐化を避けるため貨幣単位を一切使わなかったし。
※必ず高額紙幣を何枚みたいな漠然とした表現になってる
そーいう意味では具体的な金額は出さずに価値を実感できる表現だなと。
駄菓子屋での貨幣単位は三百萬円とかだしね(笑)。

人間関係とかでも子供スケールを実感させてくれます。
特にフミエとダイチの関係がまさにソレ。
ヤサコはフミエからダイチの所業を聞いてて本心に気づくのですが。
この二人は性格が似てるので、ある意味ではお似合いです。
しかし性格が似てるからこそ互いにやりあってしまってる……
よーするに未熟でアプローチの仕方が(根本的に)間違ってるからで、
二人とももう少し成長して手順を覚えればすんなり行っただろうに。
実は8話の夏祭りのシーンでは昔は仲良かったなんて話があったり。
そして8話の内容からすると近い将来あーなってそーなるかも!?

これは子供スケールに限った話ではないけど
この作品ではほとんどのキャラが互いをあだ名で呼んでます。
これって仲間意識とか互いの距離の近さを表現してるのでした。
こんな中にいて苗字にさんつきの呼ばれ方をしたら少し寂しいかもね。
そう思ったからこそヤサコは何度拒絶されてもイサコと呼んでたりする。
そのたび「そのイサコって呼び方やめてくれる」と怒られてますが。
いつのまにかイサコの子分と化したダイチ達もイサコイサコ言ってます。
最初のうちはいちいち文句言ってたけどいつのまにかスルーしてるよ。
このままイサコという呼び名で当人も含めて定着してしまいそうだ(笑)。
ヤサコがイサコと呼ぶのを認める日がいつ来るかはわからないけど。
7話で「将来のことはわからない」と言ってるからいつかは来るかもね。

そのイサコが探しているもの。
イリーガルと呼ばれる黒い化物みたいなウィルスではなくて、
その先にある何からしいけど今のところ具体的なことはさっぱり。
おそらくこの作品の根幹に関わる内容なんだと思われます。
そしてそれはヤサコが何度か夢の中で見た鳥居が並んでる階段と、
その中で聞こえてきたいるはずのないお兄ちゃんを自称する声。
この鳥居とお兄ちゃんというのも作品の根幹に関わる内容だと思う。
今後も日常のエピソードを絡めつつ核心に少しずつ近づいていくはず。

そーいえば7話でヤサコとイサコが閉じ込められたときに
イサコがイリーガルについて語った嘘っぱちな(と言ってる)話。
あれ全てが真実ではないにしろ真実を含んでると思われます
よーするに「作り話」というセリフの方が嘘なんじゃないかと。
少なくともイリーガルは過去に何かだったのは間違いないようで。
8話でカンナの元ペットだったらしきイリーガル?が出てくるし。
そしてイサコが京子を助けようとした時の表情が凄く気になるし。
この作品は意味深なシーンが凄く重要な伏線だったりするから。
(後で再見して意味がわかるシーンが結構あるよ)