まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

- 目次 -

[雑記] アニソンセレクション 2007年4月期

なんか「らき☆すた」のOP曲がオリコンで2位だったそうで。
しかも1位とは2000枚程度の僅差であわや1位だったと言う。
アニソンの中でもタイアップではない声優ソングだから快挙すっね。
本数的にも週間で6万本を超えてるのは純粋アニソンではかなり凄い。
まぁ、私は今のところ買う予定ありませんが。

私的には声優ソングよりも専門系のアーティストにもっと売れて欲しい。
声優がダメって言うつもりはないけど楽曲的にはやっぱランク落ちるし。
今の売れ方だとアイドルが売れてるのと大差ないじゃんって感じなので。
eufoniusがTOP10に入るようになったら本物だと認めてやるぜ!(何をだ)
※KOTOKOやアリプロは今でも結構売れてます


そんなわけで今期のアニソンについて。
オープニングの話はどーしたって感じですが……
今期は超不作なので次の機会にもまとめて書くかなと。
(OPチェックで今期はあまり期待できないのも想像ついてた)

今期の曲について書く前にチェック用の秘密兵器のことを。
実は今回初めて録画した作品からOPとEDを引っこ抜いてCDを作りました。
今まではOPチェックや作品を見た時に印象に残ったのを選んでたのです。
それ以外はサントラを借りたときに再確認してた。
しかしサントラが週間レンタルできる頃になると作品が終わってたり(爆)。
(OSTに入ってないとかOSTが出ないとかレンタルをしないとかあるし)
過去には録画したので曲だけチェックしようとしたこともあったけど
作品数が多すぎて中途半端だったり繰り返す気力もなかったりして。
なので前から考えてたことを実行に移したわけです。
予想してたとはいえ凄い時間がかかったので次もやるかは何ともだけど。

ちなみにこんな感じの手順で作りました。

(1) ハイブリレコでOPとEDを切り出す(38番組75曲分)
(ポリフォニカのOPはもう持ってるので入れてない)
(2) プレイリストにまとめてDVD-RWにDVDビデオ形式で書き込み
(3) DVD Decrypterでチャプター単位でリッピング
(4) DVD2AVIでVOBから音声をWAVEで取り出し
(5) SSRCg(SSRC GUI)でWAVEを44.1Khzに変換
(6) SoundEngineで前後のゴミをカット及び一部音量調整
(放送の場合はだいたい音量が揃ってる)

この中で一番手間がかかるのが自動化が出来ない(1)と(6)
(4)も75回も同じ操作しないといけないので面倒くさいよ。
実は(3)~(5)まで全自動でできるSoundRipperというソフトも持ってるけど
変換した音が悪いのであった。それとなぜか前後が削れてしまうクソ仕様。
あと本編やCMバックに曲が繋がってるのは単純カットでは上手くないので
キリのいいタイミングでカットインしたりフェードアウトを使ったりした。
※ハヤテOP、アイマスED、大江戸OP

と言うわけで曲について。

今期1番の曲といったらやっぱ「アンインストール」(ぼくらのOP)かな。
メロディがキレイで音の重ね方が美しくてドラマチックなのはツボだから。
歌が本職の人なので(作詞・作曲もしてるけど)歌唱力があるのもポイント。
今みたいに作品数インフレでアニソンも大量にリリースされる時代でも
これだけの曲は1期に1曲あればいい方というレベルの名曲だと思う。
同じ石川智晶さんのシムーンのOP曲と比べてもずっと印象的な曲です。
リリースされるのが今から楽しみだよ(6/13発売)。

「アンインストール」の試聴はこちら(ビクターエンタ公式)でできます。
(おそらく期間限定の)ビデオクリップだとフルで聞けるよ。

2番目はeufoniusの「Apocrypha」(神曲奏界ポリフォニカOP)かなと。
名曲「idea」ほどではないけどあいかわらずレベルが高い曲になってます。
前にも書いたけど元々クラシックから音楽体験が始まってるので、
音階の流れが不安定なゆえに緊張感のある美しいメロディにメロメロです。
出たシングルは全て買ってもいいかもと言える数少ない人たちですよ。
てゆーかもう買って持ってたり。CDで聞くとよりいっそう素敵です。

絶対買うと言えるのはこの2つだけかな。

あとは「桃華月憚」のOP/ED曲は音つけやメロディが雅で趣があるとか。
「ひとひら」のOP/ED曲はなんとなく80年代!?な感じでいいかもとか。
「ハヤテのごとく!」のEDは歌詞がいいなとか(OPもいい曲だけどね)。
真下さんのオリジナル作品(エル・カザド)の主題歌は毎度外さないとか。
「Over Drive」のOPは映像が素晴らしいけど曲も負けてないなとか。
ALI PROJECTの曲だと「怪物王女」のEDの方がインパクトが有るなとか。
「sola」のOPはいかにもエロゲーアニメの主題歌っぽい曲だなとか。
(Angel Note+飯塚昌明みたいな曲なので)
「かみちゃまかりん」のEDはmarble自身が歌ってたら買ったかもとか(おい)。
「英國戀物語エマ 第二幕」の主題曲(インスト)は今回も名曲だなとか。
EDのしっとり系のスローバラードは何曲も有るけど甲乙つけがたいとか。
あ、kukui(神曲奏界ポリフォニカED)が頭一つぐらいは出てるかも。
R&Bは静かなのから激しいのまで何曲も有るけど甲乙つけがたいなとか。
男性ボーカルの中で一番好みを選ぶなら「地球へ…」のOPかなとか。
※全ての曲のボーカルの男女比は1:4ぐらい

てな感じでそこそこいいかなって感じの曲が多いっすね(これ以外にも)。
てゆーかそう劇的に差はなかったり。CDにまとめて聞いて実感したけど。
(しかもアニソンはジャンル・曲調が多岐にわたってるし)
そしてそこそこいいかなって曲を買い集めてるとお金が足りません……
だから作品が凄く気に入るか気が向いたらって感じっすね。
スポンサーサイト



DARKER THAN BLACK 黒の契約者 5~8話

とりあえず放送中の作品で一番続きを見てみたい作品はこれかなと。
(原作ファンののだめ・地球へ・ラブコンは展開を知ってるから)
なので当面はこれを最優先で見ていくことにします。

前回書いたけどこの作品は2話1エピソードの読みきり構成になってて、
5~8話は3つ目と4つ目のエピソードということになります。
エピソード毎にヒロインみたいのがいる体裁も1~4話とかわりません。
が、ヘイ(黒)に対するヒロインみたいな扱いとは限らないようで。
今回の放送分の4つ目(7~8話)のエピソードなんかヘイは脇役みたいだし。
それどころかいつもの渋い雰囲気まで影をひそめたコメディ展開だったり
ある意味ではハードボイルドなんですが。笑えるほどに間違った意味で(爆)。

その4つ目のエピソード。次回予告からいつもの雰囲気と違ってたよ。
あんた誰?出てくる作品間違ってないか?とツッコミたいキャラいるし(笑)。
作中では普段からまるでコスプレしてるみたいな(宝塚?GA?)服を着てるし。
近所のガキを使って猫探しをしてる時なんか完璧にネコミミモードだし。
仕事中に「薔薇のモーリス」とか言うホスト部っぽいアニメ見てるとか。
※この回のコンテの五十嵐さんと作監の高橋さんはホスト部のコンビ
3日ほど有給とって××でイベントとか言ってるし。完璧オタクですね。
そもそも普通のセンスならあんな探偵事務所では働かないよ……

その雇い主である私立探偵の久良沢凱は勘違いハードボイルド男でして。
※本名は凱(ガイ)ではなくマツキチ(松吉?)だそうな
目の前にある情報の断片から壮大な事件を組み立てる(妄想する)天才で。
ありもしない陰謀にどんどんのめり込んで行く様は苦笑するしかないよ。
当人はしごく真面目でハードボイルドなつもりなのが余計に滑稽だから。
エピソード全体としては普段のDTBらしい哀愁にみちた部分もあるんだけど
「匂い」というテーマは突き詰めるほど傍から見てると滑稽になるわけで。
(ギャラリーフェイクにも匂いにまつわる強烈なキャラがいたっけ)
だからあえていつもと違うマジなはずが実態はコメディ路線にしたのかも。
こーゆーお遊び回も楽しくていいやね。他とのメリハリもついてるし。

ちなみにこの回のヒロインキャラは(探偵助手の)キコじゃないです。
久良沢に猫探しを依頼してきた未亡人の亜璃紗の方です。
途中で久良沢に迫って顔を赤らめてるし。膝枕で耳掻きしてるし
この作品のヒロインキャラは主役と絡むといういつもの体裁からすると
4つ目のエピソードの主役は久良沢ということに。確かにそんな感じだよ。
7話の予告で作品のタイトルを勝手に「久良沢凱の憂鬱」にしてたし(爆)。
ヘイとマオと対する契約者は久良沢の周囲に偶然出現するだけなのです。
つまり「匂い」に絡めた二つの別の話の糸が偶然に絡み合っただけ。
当然ながら久良沢は一つの大きな陰謀と勝手に思い込むわけですが(笑)。

じゃあ、あのやたらと目立ってたキコは何なんだ!って感じですが。
そんなの決まってるじゃないですか。いわゆる一つの萌え要素です!
※次回予告でキコ自身がてこ入れとか言ってる
何かおかしな事件が起こるような物語にはこういう萌えでロリっぽい
キャラが一人はいるものなのよ!とかの人も言っていたしね(おいおい)。

話は戻って3つ目(5~6話)のエピソード。
このエピソードではかつて史上最低最悪の契約者と言われた女が登場する。
通称ハヴォックと呼ばれる彼女は南米にあったヘブンズゲートの消失と
共に契約者としての能力が消えた喪失者と言われる存在になったらしい。
契約者、ドール、モラトリアム、そして今度は喪失者ですか。
設定が小出しだと理解し易くて助かるけどいったい全容はどれほどなのか。

喪失者というのは能力を持たないよーするに普通の人と同じ存在。
だけど大量殺戮をした過去からさすがに普通と同じ扱いはできなかった。
能力が戻ってしまったら恐ろしい存在だし、戻らないという保証はないし。
そもそも現時点で契約者について分かってることはそう多くないみたいで。
でも彼女の研究中に能力が戻ったら警戒しててもどーにもならんのでは?
もしもヘイに攫われずヘルズゲートに入ってたらどーなったのかな。

このエピソードは当然ハヴォックがヒロイン役でヘイと絡むわけです。
ヘイの正体を知らない前の二人と違って彼女は前から顔見知りらしくて。
だからヘイの優しげな態度にコロっと行ったりはしないのでした。
てゆーかヘイはハヴォックに対して声を荒らげて怒ったり痛めつけてたり。
能力の代わりに感情が希薄になる契約者らしからぬ態度が不思議でした。
ハヴォックも、らしくない、ホントに契約者なのか?って指摘してたり。
(代償を払ってるように見えないのは大食いは珍しくないからか)

確かに今までも何気に優しくて契約者の定義から外れてると思ってたよ。
しかもハヴォックが言うには昔の彼はまさに感情が希薄だったみたいで。
今のヘイはハヴォックが望んだ新たな契約者のカタチなのかもしれない。
と言うかハヴォック自身も生きていればそうなれたのかも知れない。
能力と共に記憶が戻り始めて記憶の中のおぞましい感触に恐怖してたし。
完全に能力が戻って前の自分みたいになる前に殺せといってたし。
でも実は自分を失ってないあの時点で完全に力が戻っていたらしいし。

もしかしたら契約者でも感情を取り戻せるのかもしれない。
と言うか契約者であり続ける限りずっと感情が希薄なのではなく、
契約者になった代償として感情を無くしてしまうのかもしれない。
おそらく能力を喪失しても感情が戻ってきたりはしないのだろう。
ハヴォックは人と接することで次第に感情を取り戻したと言ってるし。
それでも未だに表情は普通の人にはほぼ遠いほど硬いわけで。
だから契約者でもその気があれば感情を取り戻せるのかもしれない。
ただしそれは普通の人間とは比べ物にならないほど困難なのかも。

このエピソードにはヘイに対する契約者としてMI-6のエージェントが。
ノーベンバー11以下暦ネームの3人組で、もしかしたら今後も出てくるかも。
このノーベンバー11の人は初登場からみょーにインパクトか有りました。
ヤクザらしき人たちとの交渉の席でタバコの害について説明しだすし(笑)。
(目の前の歩きタバコな人にケリ入れたいほど彼の気持ちはよくわかる)
この前施行された健康増進法のキャンペーンでもやってるのかと……
それなのに能力を使った後におもむろにタバコを吸い出してビックリ。
しかもタバコを吸うポーズがみょーにカッコよくハマってるし。
おいおい!言ってることとやってることが違うぜ!とか思いました。
ちなみに彼はカッコ良さげに吸った次の瞬間に激しく咽てました。
つまりこれが彼の代償行為。苦手なのに吸わないといけないなんて……(合掌)