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4月からTBS系(10局)で金曜日の深夜に放送してる新番組。
5月からアニマックスでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/25から
今より少し昔。解析不能な異常領域ヘルズ・ゲートが東京の真ん中に出現した。
人々は対処不能なその領域を高い塀によって封鎖することしかできなかった。
そして時を同じくして契約者と呼ばれる異能力を身に付けた者が現出する。
契約者はその力の代償として人間らしい感情が希薄になった人ならざる存在。
人を簡単に殺す力を持ちながら、その
行為の罪悪感など持たない危険な存在。
そしてある種の組織にはこれほど便利で使い易い存在もなかったのである。
警察は専任の部署を設け契約者たちの監視及び発生した犯罪に対応していた。
また関わった人間の記憶を操作し対外的には契約者の存在を秘匿していた。
そう表向きは高い塀が存在する以外は以前と変わらない日常に見えていた。
しかし夜の闇の中では契約者を擁する諜報戦が日夜繰り広げられていた。
そんな世界に生きる一人の契約者「黒(ヘイ)」の物語である。
※本名・経歴・国籍など一切不明で普段は李という偽名を名乗ってる
超能力っぽい力と、ダークで渋い雰囲気と、警察の捜査で始まる展開で、
ウィッチハンターロビンを思い出しました。中身はそんな似てませんが。
まぁ、でも
似た系統の作品とは言えるかな。つまりとても好みの題材です。
主人公のスタンスが正義の味方とは言いがたいところも興味深いっすね。
人間的な感情が希薄で殺しに躊躇しない割に相手役には優しかったりするし。
それもいい人っぽい優しさではなく、回りくどい分かりにくい優しさだし。
作品全体を覆う渋い雰囲気といい人間描写の繊細さといいわりと大人向き!?
今期は本数の割りに大人っぽい作品が少ないので余計に際立ってる感じ。
視聴に耐えうるという意味でも際立ってます。もう一つな作品が多いので。
この作品の基本的な構図は何かを探す契約者を擁する組織(毎回違う)と、
同じモノを狙ってターゲットに接近するヘイとその仲間たちという感じ。
そこに契約者の事件を追う霧原未咲を中心にした外事四課の人が絡んでくる。
構成としては2話1エピソードで各エピソードの中心になる女キャラがいて、
その人が事実上エピソードの主人公にしてヘイに対するヒロイン役っすね。
※今のところ作品全体のヒロインに相当する役はいない
超簡単に要約してしまうと
シティーハンターみたいな構成ってこと。
毎回のようにヒロイン役の人がヘイに惚れたりはしませんが。今のとこ。
でも弱ってるとこで手を差し伸べてるので多少は心が動かされてる感じ。
あそこであの行為は乙女転ばしだとか言われてるしな(笑)。
実際、見てて天性の女たらしか天然の女たらしじゃないのかと思ったよ。
ヘイがターゲットに接近するのは優しさとは裏腹の目的があるからで。
しかも契約者は躊躇なく人が殺せるし。実際に1話冒頭から殺してるし。
人間的な感情が希薄だから罪悪感なく嘘を演じることができるし。
情報を聞き出したらさっさと始末しろと上から指示されてたりするし。
そんな手の内を見せた状態でヒロインに接近するので
見ててハラハラします。
親切にしてここまで相手が信用してる状態で手ひどく裏切って殺すのか?と。
実際には嘘はついてても裏切ることや殺すことはしなかったけど。
ヘイがあっさり殺す相手と殺さない相手にはどこか違いがあるんだろうね。
無表情で冷酷な殺し屋なのに、そんなとこにみょーな人間味を感じさせる。
作品自体もストレートに感情を出さないけど湧き上がってくるものがある。
2つ目のエピソードの最後なんてすっかり感動して涙が……
契約者は悪魔と契約した人たちかと思ったけど、今のとこその説明はない。
2つ目のエピソードの舞を見てると意思とは関係なく発現してるような気が。
(そーいう意味ではウィッチハンターロビンのウィッチと同種かも)
そして契約者として発現すると代償として人間的な感情が希薄になる。
またそれとは別に力を使う度に
それに対する代償行為を行う必要がある。
例えば石を並べるとか、本をひたすら読む?とか、大量に食べるとか。
これはそうと誰かに決められたと言うよりそうせずにはいられない感じ。
代償を支払って力を行使するという形態が契約者と呼ばれる所以なのかも。
契約者の特質を兵器として転用するため意図的に作る研究も行われてるとか。
2つ目のエピソードの舞の父親も過去にその研究をしてる人だったりして。
調査のためにヘルズ・ゲートに入り
恐ろしい光景を見たようにも描かれてる。
※恐ろしい光景そのものは今のところ明らかにされてない
恐らく回を重ねると契約者やヘルズ・ゲートのことが明らかになるのでしょう。
題材もだけど物語の行方もなかなかに興味深いっすね。
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4月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は青年誌(コミックハイ!)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セル・レンタルDVDのリリースは6/22から
浅井麦は極度のあがり症で
緊張すると声がでなくなるほどだった。
自己紹介すら満足に出来ないので人前で何かをするなんて考えもしなかった。
しかし、そんな麦の隠れた素質!?に目をつけた先輩に誘われある部活動へ。
正確にいうと先輩に誘われた麦は緊張から逃げるために同意しただけだけど。
自分が入った部が演劇同好会と知った麦は、すぐに逃げ出そうとするのだが、
親友の佳代に裏方だってあるんだしと説得され、しぶしぶ参加することに。
その演劇同好会。実は麦を含めてたったの5人しかいなかったのである。
当然ながら「む…無理です」の口癖も空しく麦も舞台に立つことになった。
果たして麦は人生最大の試練を乗り越えることができるのか!?
この作品の掲載されてるコミックハイ!という雑誌には
「男性向け少女漫画誌」なるみょーなキャッチコピーがついてたりします。
(ならZERO-SUMはさしずめ女性向け少年漫画誌って感じか)
実際に読んでみると確かにそのような、そうでないような。どっちやねん!
そんな掲載作の中でもこれは確かに
少女誌に載ってても違和感は無いかもね。
と言うあたりを基礎知識として持ってると、この作品は理解しやすい。かも。
この作品の主人公の麦はアニメではちょっと珍しい凄く後ろ向きな性格。
それというのも極度なあがり症で目立つことが苦手だからなんだけど。
でも麦を見てるとみょーに共感できてしまう部分もあります。
実は自分もかなりのあがり症だったから……てゆーか過去形などではなく。
さすがに声が出なくなったり失神したりするほどヒドくはないけど。
緊張して頭が真っ白になって何を言いたいのかわからなくなったりはしたよ。
今は歳をくって多少の度胸はついたから学校の頃ほどは緊張はしないけど。
その度胸のついた要因の一つとしてコーラス部をやってた経験があります。
つまり強引でも麦を演劇の世界に引っ張り込んだのは正しいわけです。
麦が緊張してない時に意図せず凄い大声を出してしまうという設定も、
人前で喋りなれてないと声のコントロールが難しいので妙にリアルだし。
もしかして
作者の人の経験談なのかななんて思いつつ(原作を)読んでました。
アニメの出来に関して。
映像面もストーリー面も普通にクオリティが高くていい作品って感じ。
今期はどこか問題のある作品が多いので普通に出来がいいのは貴重です。
映像面での具体例を挙げると、まず橋の目立つ華やかな背景がイイ。
この橋はアニメで追加された設定で洗練された雰囲気が感じられます。
学校の外観や内部構造も芸術系の学校っぽいオシャレな雰囲気だし。
キャラの仕草も
1話冒頭の麦の口パクパクを筆頭に凄く丁寧に描いてるし。
麦がジタバタしてる部分を含めて仕草が付加されたことで表情が豊かに。
麦の妄想シーンの映像は中身も回数も原作よりパワーアップしてるし。
野乃先輩の伝説や黒い行動や天然っぷりも原作よりも際立つ感じに。
元々あったキャラの特質がよりハッキリくっきりと描かれています。
オープニングの映像も今期の作品の中ではかなり上位に入ってるよ。
原作とアニメの対比について。
ストーリーは基本的に原作にそった構成になってます。
ただし比較してみるとかなり珍しいページ配分だったりします。
1話が序~一幕、2話がニ~四幕、3話が五幕、4話が六~八幕なので。
※1~4話でちょーど原作1巻分
つまり1、3話は大幅に書き足されてて、2、4話はほぼ原作そのまま。
主に
実際に演劇をしてるシーンが大幅に書き足されているのです。
演劇モノという作品の方向性をよく見極めたアレンジをしてますな。
3話なんか準備してる部分から本番までの大半が追加されたシーンですよ。
麦の初舞台で声を出すまでやたどたどしく喋るあたりは手に汗握ったよ。
ここなんか原作と見比べると実に上手く映像化してるのがわかります。
そーいえば、
1話の次回予告で麦が「み、見ないでください」とか言うのです。
普通だったら来週も見てくださいとか言う
次回予告で見ないでって……
そんな作品は前代未聞だろうよ。
4月から一部の民放(7局)で深夜に放送してる新番組。
ファミリー劇場でもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/25から
「夜天の書」事件から時は過ぎ、なのは達は局で順調に経験を重ねていた。
なのはは武装隊のエースとして、フェイトは調査を行う執務官として。
そしてはやては指揮官としての経験を積み、ついに自分の部隊を設立する。
ロストロギア事件に迅速に対応するための
精鋭集団である「機動六課」を。
なのはとフェイトもはやての誘いに二つ返事で応じて再び三人は集った。
※なのはとフェイトは本来の所属部隊から出向という扱い
そして新たにフォワード(武装隊)に加えようと考えている新人がいた。
今日はその候補であるスバルとティアナの昇級試験が行われる日。
試験を監督しつつ彼女たちの力を見極めようとするなのは達であった。
リリカルなのはシリーズの第3弾です。
前作がヒットしたからやるとは思ってたけど今回は2クールとは強気だね。
しかも、はやてを含めた3人で中学生編かと思ったら3人とも隊長に出世かよ。
スバルたち新人組が作品の中心になっててなのはが主人公といいがたいし、
もはや
魔法少女でもリリカルでもないし、タイトルと中身に凄いギャップが。
まぁでも、なのはやフェイト、はやてたちが作品を下で支えてるのは確かで。
前作を知ってると印象が全く違うから、このネーミングに間違いはないけど。
それはつまり前作を知らないとちょっと印象が弱いかもって意味でもある。
あくまで最初のインパクトが強い「なのはA's」と比べての話ですが。
最初の印象が弱めなのは2クールあるせいもあるかも。
前作は1クールだったので1話から大きな事件に叩き込まれる構成でした。
しかし今作はまず主人公たちが属する部隊の発足という舞台説明をしてる。
そしてスバルたち新人の視聴者への紹介も兼ねて訓練する段取りをとってる。
いきなり戦いに巻き込まれておまえの力で世界を救えとか言われるよりは、
スペシャリストとして訓練を受け場に臨むほうが遥かに説得力はありますな。
そして今作はロストロギアに対応するための専属部隊という体裁までできたし。
魔法という現実離れした設定を
現実のシステムに組み込んでしまった感じか。
序盤がまったり展開なのは実は1作目もそうでした。
(いきなり劇的に始まるのは2作目だけ)
てゆーか1作目の序盤はいわゆる魔法少女モノっぽい体裁だったので。
そして今作の序盤では魔法少女モノに原点回帰……なんてことはなく、
A'sの流れそのままのバトルアクション作品としての助走段階な感じに。
配属、訓練そしてアラート出動の流れで
パトレイバーを思い出したよ。
※内容は全く似てません
そう、4話の最後にアラートがあってなのはや新人たちは初出動するのです。
こんなことなら5話放送してから見れば良かったかも……
なのはやフェイトがどんなに成長したのか見たかったので。
スバルやティアナたち新人は当然のことながらまだまだ技がしょぼいです。
その魔術のレベルについて今作では公的なレベル表示があるようで。
(前作にもあったかもしれないけど公式サイトには書いてない)
この二人の新人は陸戦Bランクだそうな。新人としての素質は上々って感じ?
隊長であり二人の戦技教導官でもあるなのはは空戦S+ランクなのでエース級!?
※「エース・オブ・エース」の称号を持ってるらしい
ただし部隊ごとの魔術師ランク総計の関係で普段はAAに制限されてるそうな。
このリミッターは非常時とかに上司の許可!?がないと外せないんだそうで。
てことは恐らく物語が進んで事態が緊迫してくれば本来の力が見れるのでは。
新人たちも経験をつんでだんだん
強い技を使えるようになるだろうし。
その頃にはきっとドキドキハラハラなシーンが展開していることでしょう。
なんとも気の長い話です。
とりあえず前作や前々作を見てた人には感慨深い作品かなと。
導入がまったりなので初心者がどう感じるかは何ともいえないけど。
作品に入りにくいと思った人は
前作(A's)から見てみるといいかも。
4月から一部の民放(3局)で深夜に放送してる新番組。
5月からAT-Xでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
※セルDVDのリリースは6/6から(レンタルは5/23から)
ティナは両親の敵を討つために盗賊となりお金を稼ぐ日々を続けていた。
そのティナは女神像を盗みに進入したお城で大変な事態に遭遇してしまう。
ウエルベールの王女リタが許婚の
サンガトラスの王子を刺していたのだ。
事情もわからずとりあえず逃げたティナにリタ王女はついてきてしまう。
そして街にはリタに対して多額の賞金をかけた手配書が貼られたのだった。
この手配を出したのは王だがその実はサンガトラスによる要求であった。
かねてよりサンガトラスは隣国ウエルベールへの侵攻を目論んでいて、
それを阻止するため王はリタをゲルニア王子へと嫁がせようとしていた。
戦争によって
人々が多く死ぬぐらいならと当のリタも承知をしていた。
しかしそのリタは何か理由があってゲルニアを刺し逃亡してしまう。
(はっきり出てないけどゲルニア王子は歪んだ性癖の持ち主っぽい)
もはやサンガトラスの要求を飲みリタを捕らえ処刑しないと開戦は免れない。
そうしてウエルベールの国中に王女を手配する紙が貼られることとなる。
表では捕らえるための手配書を出した王だが裏ではリタを救うべく動いてた。
リタを逃がし、そして戦争を回避するための
信書をグリーダムへと届ける。
側近に託された役目は諸々の事情を経てティナへと受け継がれることとなる。
こうしてティナとリタの二人の旅は始まった。
見てて思ったんだけど
構図と構成がエル・カザドとそっくりです。
狙われる女とそれを守る女との何かの目的をもった二人旅だとか。
狙われる側は(理由があり)世間知らずで守る側は裏の仕事をしてるとか。
全体としての流れはあるけどエピソードは1話読みきり体裁だとか。
4話で普通じゃない仕事の女たちが彼女らの手助けをしてくれるとか。
今の新作の多さだとネタが被る作品が出てくることは珍しくないけど、
なんでこんなに構図と構成だけが似てるのかと不思議な気分です。
世界観も舞台背景も目的もキャラ設定も全く似てないのがさらに不思議。
作品の雰囲気としては中世ヨーロッパを舞台にした歴史モノっぽいです。
と言っても実在しない仮想の地名なので歴史ファンタジーとでも言うか。
小さな妖精とか技術の粋を集めたらしい喋る戦車とか出てきたりするし。
ちなみにこの戦車、ジラノ・ド・ボルジュラック伯爵と言う名前がついてて、
「爺におまかせを」みたいな喋り方でまるで
姫に仕える老騎士みたいで(笑)。
見た目の無骨さとは裏腹に中身はすっとぼけた面白いキャラクターだよ。
こんな感じで基本スタンスこそシリアスだけど、笑えるシーンも随所に。
笑えるシーンと感動的なシーンのメリハリがとてもハッキリしています。
リタは王女様だから当然ながら一般人とは感覚がかなり違います。
逃げてる最中だと言うのに王女のドレスを着て街を歩いてたりするし。
ティナに対して
いきなり両腕を広げて着替えさせてみたいな態度をとるし。
それが当然かのようにわざわざ言葉にしないところがまさしく王女様です。
ティナは王女様だからまぁ仕方ないかって感じで怒りもせず対応してます。
その王女様も自分の置かれてる状況を正しく認識した後は態度を改めるけど。
長い髪を切って服を(自分で)着替えて王女であることをやめるのでした。
ただ世間知らずなだけではなく判断力や決断力を持ってるのがよくわかる。
とは言っても長い間染み付いた立ち振る舞いはさすがに変わらないけど。
あれだと隠していても王女様だとバレるだろってゆーか実際バレるけど(笑)。
(そもそも喋る戦車を連れてたらバレバレだろうと言うツッコミは無しで)
このへんの意識的な行動と無意識な行動の変化の違いがよく描かれてます。
この作品の主役は一見すると主に視点のあるティナの方ですが、
ストーリーの流れを見るとむしろリタの方が作品の中心にいるっぽい。
ティナはリタを守りつつ物語(とリタ)を見つめてるカメラ役って感じ。
これリタを視点にすると強い意志で自らの道を拓く純正の少女モノになるね。
まぁ、今の体裁でも第三者視点の歴史ファンタジー少女モノに見えますが。
守ってくれるのが男の剣士ではなく女盗賊なのは今の時代ならでは!?(笑)
しかし、メインが女二人の少女モノって
視聴対象が狭すぎだろう……
どーせならもっと百合っぽ(以下略)
4月からテレビ東京系(6局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
5月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/27から
今より少し未来。「赤道の冬」と呼ばれる原因不明の異常気象が起きた。
この現象により人類は大きな痛手を受け、生き残るために一つの選択をする。
それは今までにない形態の戦争により雌雄を決死し世界を統一すること。
世界の12の勢力がそれぞれ1体のギガンティックを使い戦って勝敗を決める。
後に人類史上最も賢明な戦争と呼ばれた世界大戦が今始まる。
てな感じの
ロボット対戦アクションゲームの後付け設定みたいな作品です。
とりあえず第一印象。キャラ絵が凄くイイ!
キャラの輪郭とか動きとかなんとなく「かみちゅ!」みたいだし。
てゆーかホッペがくっきり赤くなるとこはまんまなんですが(笑)。
薮野浩二さん一人の力でここまでそれっぽくなるのか?と不思議な気分。
おそらく原画スタッフにわりと共通点があるからなんでしょうが。
映像面ではキャラ以外の背景も緻密に描きこんでて画面に凄く説得力がある。
そしてウリの3DCGによるロボットも動きが若干スローな以外はいい感じだし。
少なくとも見た目に関しては
合格点以上をあげられると思います。
肝心なストーリーの部分。
その設定にはかなり無理が有るだろー、という気はするけど。
そこは置いといて、物語の組み立てとしては合格ラインで普通に見れるなと。
例えば真吾が自分からギガンティック(ロボット)に乗る動機づけとか。
ちょっとミステリアスな感じのする戦いの相棒である真名の位置づけとか。
最初の対戦相手だった中央国の二人が
仲間に加わっていい先輩になるとか。
魅力的なキャラを周囲に配置してるし、むやみに複雑な内容にしてないし。
わかり易い内容でターゲットを少し低めに設定してる?って気もしますが。
わかり易いというのは、底が浅いって意味でもある。
例えば真吾がギガンティックに乗る動機づけのところ。
(合格ラインの例にも出しておいてなんですが)
戦争なんてと断ったわりにはずいぶん簡単に考えを翻してるし。
スパロボTVの主人公は中身が幼稚だったけど、
こちらは物分りが良すぎです。
どーせやるならシェルターが被弾して多数の死者が出る大惨事になり、
自分の選択の結果に衝撃を受け、せめて自分にできることをと考えるとか。
(紳士的に戦うという設定上そんな惨事になる確率は低いけど)
もしくは調子に乗ってあっさり搭乗したものの手ひどい目にあって学ぶとか。
もちっと深みのあるストーリーでも良かったんでは?とは思ったよ。
あと4話までは戦いばかりなので、もっと日常を描写するシーンが欲しい。
この作品は冒頭が搭乗者を選ぶためのゲーム大会という展開なので、
そっくりな導入部だったスパロボのTVアニメを思い出しました。
あれと比べて見た目もストーリーもキャラ描写もこっちが100倍マシだね。
てゆーか
これをスパロボのTVアニメにすれば良かったのに、とか思った。
よーするに見た目はリアル系だけど、中身はそっち系ってこと。
(だから対象年齢を少し低めに設定してあるんだと思われる)
ちなみにサイバーフォーミュラとは何の関係も有りません。
4月からBS-2で土曜日の朝に放送してる新番組。
原作は児童文学!?で読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは6/22から
女用心棒のバルサは久々に訪れた新ヨゴ国で王族の馬車の事故に遭遇する。
そして馬車から川へと落ちた王子と思しき少年を助け上げたのだった。
バルサは王子の命を救ったことで母親のニノ妃に手厚い歓待を受けるのだが、
この歓待には裏があって深夜に忍んできたニノ妃から真の意図が伝えられた。
王子はある理由で父王に命を狙われている。先刻の事故もそうなのだと。
だから王子を生かすために連れて逃げて欲しいとバルサに懇願するのだった。
選択を許さない依頼に憤るバルサだが、
生かすためならと受けるのだった。
そしてバルサとチャグムはいつ終わると知れぬ逃亡生活を始めることになる。
しかしこの旅はいずれ起こる運命の激流の始まりに過ぎなかったのであった。
みたいな展開ではないかと思われます。たぶん。
攻殻SACの監督(ほか)がやってると言うことで見た目は凄いです。
描きこんだキャラ絵や背景とダイナミックなアクションが魅せます。
いきなりの
事故から始まり追っ手から逃げる展開で緊張感も抜群です。
(二人で逃げる作品は今期はなんとこれで三つ目だけど)
化生に取り付かれたのが尊厳に関わるからと亡き者にしようとするのも、
納得は出来かねるけどそーいう世界観の作品なのだと許容はできます。
なので映像作品として考えた場合ふつーに楽しめる作品だと思いました。
しかし納得できないと言うことは感情移入しにくいって意味でもある。
ただ生きるために逃げるという構図もシンプルだけど目的が漠然としてるし。
主人公がチャグムで自分で運命を切り拓いてく感じならわかりやすいのに。
3話でバルサが倒れて一人でタンダの小屋へ向かうあたりがまさにそうで、
「生きる」という
目的がハッキリ見えるだけ感情移入がしやすかったよ。
4話でトロガイが出てきて精霊の卵がどーとか言い出したり、
近い将来に来るであろう旱魃を避けるため~みたいな話が出てきたり、
それらの鍵になるのがチャグムの中にいる何からしいと見えてきて、
やっとホントの意味での物語の構図や方向性が見えてくるのです。
最初に見せられた方向性があまりに漠然としすぎてると思ったら……
細部を丁寧に描くのは作品世界に説得力を持たせる意味で重要だけど、
それで作品の方向性が見えてくるまで時間がかかり過ぎなのは問題かと。
なにしろ4話の最後まで見て
やっと面白くなりそうに思えてくるので。
(原作の小説ではテンポが全く違う可能性があります)
もちっと早めから興味を引かせるネタを垣間見せるべきだったのでは?
4月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
5月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは6/22から
森宮依人は日々変化する空が好きで毎日のように空の写真を撮っていた。
ある日、依人は夜明けの空を撮影するために公園でカメラを構えていた。
そんな深夜に自販機を蹴っ飛ばしている奇妙な少女と出会うのだった。
彼女は依人の空や雲の話に興味を持ち彼の言葉を歌のように繰り返す。
それを見た依人には彼女が大空の下で歌ってるように思えた。
そんな写真を撮ってみたいと思った(とはハッキリ言わないけど)。
しかし彼女は夜禍人であり
日光の下では生きられなかったのである。
果たして依人と彼女(茉莉)の出会いは二人にどんな運命をもたらすのか。
ストーリー原案とキャラ原案をその筋で有名な人がやってる作品です。
ですが……なんと言うかとってもビミョーな作品だったりして。
茉莉に関してはミステリアスだったり行動が変だったりと面白いけど、
それ以外のヒロイン!?キャラの存在意義がさっぱりわかりません。
存在意義がわからないので多くのシーンの意味も現状ではさっぱりです。
意味のわからんシーンを延々と見せられるのでかなりかったるいです。
せっかく光る部分を持ってるのに、それがあまり生きてないような。
全体としてはビミョーだけど面白いと思える部分はあります。
主に上に書いてある茉莉に絡んだシチュエーションがそうですが。
真夜中にボロい自販機を蹴ってたりとかなり変な行動を取ってるし。
さらにそのボロい自販機でしか売ってないトマト汁粉が好きだとか。
いかにもチャレンジャーな味がしそうだけどいったいどんな味だか(笑)。
「騙されたと思って~」と勧められて飲んだ感想は「騙された」だし。
他にも機械が動かないときは蹴ればいいという怪しげな知識を持ってて、
依人への恩返しにと家事をしては
家電を次から次に再起不能にしてるし。
(セイビングライフというアホ~なマンガを思い出しました)
3話で真名が依人の態度を気にして家に探りにきたとこも面白かった。
料理を作りにきたという大義名分で上がりこむまではわりとありがち。
しかし調味料が足りないから買いに行けと依人を家から追い出して、
その隙に
何か隠してる?と家の中を探し回った頭脳プレイに感服した。
そしておそらく茉莉は隠れてるつもりはないだろうなと思ってたよ。
扉を開けたら「どーもー」とか平然と言いそうだなと。実際そうだったし。
この後、事情を説明しろと真名が依人に問い詰めるとこも面白かった。
そんな部分的な面白さが作品全体の面白さに繋がらないのは何故でしょう?
存在意義がわからない最たる部分は依人の姉と真名の妹です。
依人の姉が入院してるのはいいとして真名の妹が入院してるのは?です。
てゆーか今のところ真名の妹は作品に存在する意義すら全くないよ。
依人と真名の関係がかなり近いなら依人の姉を見舞うのも変ではないし。
4話の依人の姉と真名の妹のエピソードも、キャラを立てると言う意味では
それなりに意味があるけど、物語の一部としての意味がさっぱりわからん。
キャラを印象づけるなら
先に作中での位置付けをハッキリ示さないと。
つまりは物語構成に根本的な問題ありってことですな。
4月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
5月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
原案はアーケードのアイドル育成ゲームでやったことは有りません。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/27から
天海春香はアイドルマスター・プロジェクトに合格し上京することになった。
アパートを目指したものの途中で迷子になりいつのまにか海の見える場所に。
そこでカワイイ女の子にいきなり襲われて、あわや攫われそうになった。
その時、海が割れロボットが出現し、彼女はコックピットに吸い込まれる。
コックピットの中の春香には何が起きてるのさっぱり理解できなかった。
実は彼女の合格したアイドルマスター・プロジェクトのアイドルとは
歌って踊るアイドルのことではない、とこの後すぐに知ることになる。
アイドルマスターがロボットアニメになると聞いて
てっきりアイドルのお仕事の一環としてロボットに乗るのかとばかり……
この作品で言うアイドルとはロボットのことでマスターはそのパイロット、
つまりアイドルマスターとはロボット(iDOL)のパイロットのことだった。
って元ゲームとタイトルは同じだけど設定に何の共通点もないじゃん。
※主要なキャラの名前や姿はゲームと同じです
もしかしても
アイドルたちが出演してる番組みたいなコンセプトなのか?
アイドル成長ネタのアニメはここ最近何作もやっててマンネリ気味だから、
全く違った切り口のこんな作品もアリかもしれないけど。
元ゲームのことは切り離して作品のことを見てみた感想。
キャラ絵や背景など凄くしっかり描かれてて作品世界に奥行きが感じられる。
ウリであるロボットの動きがいいし、時にはキャラでもアクションを魅せる。
1話のiDOL出撃シーンで街がダイナミックに変化するのもインパクト有った。
そんな感じでビジュアル面に関しては文句なしのクオリティです。
ストーリー面でも
日常の何気ないシーンはキャラが生き生きしてていい感じ。
毎回着ぐるみで出てくる人もいい味だしてるよ。
そんな一見するとよさそうに見えるこの作品のマイナス点を。
まずこの作品の根本的な設定がかなりアレだね。
落下する隕石を破壊するためにロボットで宇宙に上がってパンチするって……
(そんなことしたらデブリだらけになるぞ)
バンダイビジュアルも自分のところで似たような設定の作品があるんだから、
作る前にその設定はちょっとやめたほうがとかアドバイスぐらいしろよ。
よーするにストラトス・フォーを知ってる人には
あまりに滑稽に見えます。
スト4だってかなり大胆な設定だけど、それをリアルに見せる努力をしてる。
でもこの作品は見てる人に納得させようって努力があまり感じられません。
空間描写が凄くリアルなので余計に行為の説得力のなさが際立ってる。
設定の嘘くささはそこだけじゃない。
例えばiDOLの基地が地下にあるのは100歩譲ってアリとして、
なぜその基地の存在やそこで働いていることをカモフラージュする必要が?
隕石を破壊するのは世界的な事業だしiDOLの存在も一般に認知されてるのに。
それに基地の人間の大半が子供でなければ
学校と偽装するのは無理があるよ。
春香たちに制服を着せるための設定なのは考えるまでもなく明白でしょうが。
なら、他のロボットアニメみたく学校と仕事の二重生活させればいいじゃん。
やらされるほうはたまったもんではないけど。
さらに壊れた月の破片の落下から地上を守るのに敵対する組織って何じゃ?
月の破片にはスペースシードでも付着してるんですか?(笑)
ロボットを活躍させるのにしても、もちっとマシな設定はデキなかったのか?
せっかくいいキャラが揃ってるんだから、キャラが生きる作品にしてくれ。
4月から一部の民放(7局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも(3月から)放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はマニア誌(GUM)でマンガで読んだことはありません
※セル・レンタルDVDのリリースは6/22から
一騎当千の2度目のアニメ化です。
前のやつは最後まで見てないのでのそのまま続きなのかはわかりません。
群雄割拠だった前作よりほぼ三国状態な今作のほうが後の話っぽいけど。
ちなみに監督・キャラデザ・制作会社が違うので見た目がかなり違います。
※キャストも一部違うらしい・構成&脚本は同じ人
前作と言うか原作の主人公は孫策だったはず……
なんだけど今作は3話になるまで孫策が出てこなかったりして。
代わりに劉備やら関羽やら張飛やら曹操やらお馴染みの名前が続々登場。
前作の序盤よりもちゃんと三国志っぽい人物配置になってるのでした。
前のは三国志の人物と同じ名前が登場するって程度の印象だったので。
なので今作のほうが
三国志を知ってる人には入り易いかもしれない。
と言うか三国志を知らないと固有名詞が乱舞しまくりで入りにくいかも。
次から次へと史実の英雄が登場してきて5話にして凄いキャラの数だし。
※今作はキャラにテロップが入ってたりする
1クールに無理やり納めるためなのか展開もやたらと速いから。
華のあるキャラが登場してはすぐに退場していく構成に唖然とします。
そんな駆け足の構成なので前作にあった日常の光景もほとんどありません。
確かに美少女バトルアクションとしての体裁はちゃんと整ってるけど、
せっかくの美少女の表情を描くシーンがほとんど無いのはいいのか?
作品のウリであるパンツや服破けのシーンは今作も変わらず大量にあります。
前作は見せ方がなんかわざとらしかったけど、今作はあっけないというか。
パンツが見えてるじゃなくて
カメラの前にパンツが入ってくる感じ(笑)。
凄くわかり易い例を挙げるとAIkaとナジカ。あれほどは徹底してないけど。
ちなみに制作会社のアームズは知る人ぞ知るエロアニメで実績のある会社。
そしてキャラデザ・総作監のりんしんさんはその筋では超有名な人です。
4月からテレビ東京系(6局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
AT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はスクエニ系(ガンガン)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セルDVDのリリースは7/25から(レンタルは7/27から)
父親と喧嘩した(らしい)行人は家出した船旅の途中でうっかり船から落ちた。
激しい嵐に流されながら九死に一生を得て見たこともない島へたどり着く。
そこにいた人たちも日本人だったが、なんと彼らも遥か昔たどり着いたらしい。
そしてこの島の周囲の海流の関係で島からは出ることが出来なかったのである。
さらに奇妙なことに、
この島にいる人は全て女性だったのだ。
なんでも12年前の海の祭りの時に男たちが大津波に攫われてしまったそうな。
※島の男たちが全員参加する男だけの祭(らしい)
突如出現した男の姿に島の女たちは色めきたって次々と行人へ迫り来る。
そんな一見するとハーレムのような状況に置かれた行人の明日はどっちだ!?
一言でいうと
正しいハーレムアニメって感じ?
何しろ物理的に隔絶してる空間で男一人に女が大量にいて迫られまくるし。
でも現実でそんな状況になったらハーレムじゃなくて種馬状態だろうけど(爆)。
そしてとてもバカっぽいノリなんでGIRLSブラボーあたりを彷彿とするね。
1話のお風呂で迫られまくるシーンなんか湯気だらけでまさにそれっぽいし。
※GIRLSブラボーの1期(放送)は湯気だらけでスチームガールと呼ばれた
GIRLSブラボーほどバカバカしさは突き抜けてはいませんが。
やたらとグリグリ動きまくるし、ノリも凄くいいので、結構楽しめます。
楽しめるとか言ってるわりに随分下にあると思うかもしれない。
それは……これギャグやノリが
一本調子で4話も見ると飽きるんです。
女の子キャラがいっぱい出てくるけどどれも記号キャラで反応が単調だし。
4話までだとキャラの(見た目以外の)可愛さもまるで見えてこないんだよ。
ギャグ作品としても仕掛けのパターンが少なすぎて新鮮味がなくなるし。
巨大なキノコのあたりはかなりアレンジしてるので工夫は見えるけど。
全体としては、原作もこんなもんだからこんなもんか、って感じです。
(原作を倉庫から持ってきて比較してみました)
てゆーかこのネタだけでよく2クールも続けられるほど原作を描いたなと。
4月から一部の民放(8局)で深夜に放送してる新番組。
原作はPS2のロールプレイングゲームでやったことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/25から
聖ルミナス学園のある町では最近人が行方不明になる事件が相次いでいた。
生徒会のメンバーは興味本位で調査をすることになり休日に学校に集まった。
先についたソウマとクレハの前に化け物としか表現できない存在が出現する。
さらにまるでゲームから抜け出したかのような猫耳の少女マオまで出現した。
彼女が言うには化け物は自分が開いた時空の扉から出てきてしまったらしい。
化け物を捕らえようとする彼女をソウマとクレハは手伝ってついに捕縛する。
しかし一瞬の隙を突いて逃れようとした化け物はマオへと一撃を放った。
辛うじて無事だったマオだが胸元に入れていた鏡が割れてしまう。
この鏡は時空を越えるためのモノで、それの暴走にソウマたちは巻き込まれた。
そして二人は夢幻大陸エンディアスで
異界の戦士として戦うこととなる。
(実は飛ばされたのは二人だけではない)
アニメを見た後にゲームの公式サイトを見てて気づいたけど、
このタイトルは~ティアーズと~ウインドって意味だったんだね。
※両方とも同じ世界を舞台にしてるっぽい
今のところストーリーはウインドにそってるみたいだけど。
(そのウインドはまだ発売されてなかったりします)
今後、最初のマオや4話のラザラスも含めてティアーズキャラが続々登場して、
キャラ多すぎのわけわからん状態になるでしょう。
もう既になってるよ(爆)。
てゆーかこの作品、1クールか2クールかは知らんがキャラ多すぎです。
しかも一度にキャラを大量に投入してくるので識別するのが困難です。
原作のキャラをなるべく多く投入するにしても、エピソード毎に配分して
もちっと個々のキャラに印象が残るようにして欲しいのですが。
原作ゲームのファン向けアイテムだと言ってしまえばそれまでだけど。
原作に関する基礎知識をなしにこの作品を見た印象。
あまり興味のわかない題材。そしてあまりにチャチなストーリー。
現実から異世界に行ってしまうのも、行った先で友人が敵同士になるのも、
特別な力を持つ救世主として扱われるのも、全てお約束だから良しとして。
最初にモンスターに襲われ刀で刺されたのに死なないで心剣が出てくるとか。
パートナーと心を通わせると心剣が現れるというわりに簡単に出てくるとか。
ゲームの設定を無理やり映像化したような説得力の無さだなとか思ったり。
セイランとフィリアスの戦いで元の世界の友人同士が戦うという展開も
さあこれから悲運な戦いがとか思った矢先にあっさり終わっちゃうし。
キャラを出して筋をなぞってるだけで物語があまりに薄っぺらいんですが。
原作の全ての内容を描こうとせず個々のシチュエーションを丁寧に描くべき。
でないと情報の補完ができる原作のファン以外にはまるで面白くないよ。
にしてもRPGのアニメはいつもろくな代物にならないね……