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あさっての方向。 5~8話

続きを見る前に倉庫から原作の1巻を持ってきて読み返しました。
で気づいたんだけど、アニメの内容って原作と全然違うよ……
確かに原作の大枠には沿ってるしキャラ描写も原作に忠実だけど、
ストーリーの展開もキャラの設定もかなり大幅に変えてしまってる。
原作の意味を描くために大胆に再構成してしまったって感じすね。
どことなく劇場版AIRのアプローチに似てるかもしれない。
なので原作ファンにはいろいろ言われるんじゃないかなと。

原作と比べて特に大きく違うところはプロセスの描き方かな。
アニメは一つ一つのプロセスをとっても丁寧に描いてるのです。
例えばからだと淑子さんが自分の変化を受け入れるプロセスとか。
姿が変わってしまった後の生活を組み立てていくプロセスとか。
尋兄が姿が変わってしまったからだを受け入れるプロセスとか。
原作だとあっさり流してる部分をじっくり丁寧に描いてるのです。
そして緻密で現実的な空間描写と丁寧なプロセス描写の相乗効果で
原作とは比較にならないぐらい感情が伝わってくるようになってる。
大胆に変えちゃってるけど、決して原作を無視してるわけではなく、
原作の持つエッセンスがより伝わるようにアレンジしたって感じ。
だから忠実ではないけど素晴らしい映像化だと思う。
原作ファンがこれで納得するかは知らんけど。

原作と全然違うので原作を知ってても先が全く読めません。
知ってると言っても1巻だけだけど。
(続きはアニメが終わったら読むかもしれない)
その1巻分の内容はかなり違うけどほぼ6話までの内容で。
ラストが願い石の手ががりを求めて旅行に出ようとしたところ。
アニメは8話までに旅には出てないのでその展開が有るかどうか。
それとは別に全てを知ったからだが家出をする展開になってるし。
おそらく1クールだと思うけど物語がどこに至るのか未だに予測できん。
でも4話や8話に大きな山場を作ってあるシリーズ構成から考えて
物語の最後に大きな見せ場があってしっかり終わらせると思われます。
何らかのカタチで終わらせるために内容を再構成したんだと思うから。
(そもそも原作はまだ終わってないはず)

今回見た部分のあらすじ。
尋兄が二人の姿が変わったのを納得したけど、
でもやっぱり互いにぎこちなさみたいのが残ってるわけで。
姿が変わったことでの生活や周りの変化にもまだ戸惑いがあって。
それでも三人で一緒に暮らすことでだんだんと慣れていった。
そして些細だけど二人にとっては大きな意味のあるイベントが訪れる。
過去にやりたくてもできできなかったことを二人でやり遂げたことで、
この奇妙な三人の共同生活は心地よい関係になったような気がした。
このままいつまでも続くんじゃないかと幸せな錯覚をした。
しかしからだは知ってしまったのです、尋兄と淑子さんの過去を。

今回の内容の中で特に印象的なシチュエーションは
からだと淑子さんが尋兄の誕生日のケーキを作るプロセス。
からだにとっては小さい体ではしたくても出来なかったこと。
そして淑子さんにとっては昔やろうとして出来なかったこと。
冒頭の(付き合ってた頃の)尋兄をつれて食事に出るシーンに
前と後の部分があるのが後でわかる構成には脱帽だったよ。

この部分に関しては同じ回の中でそのままカードを開いてるけど
他にも断片で見せたシーンの前後を後で見せる手法を多用してる。
断片のシーンにもその時点での意味がもちろん存在してたけど、
前後のシーンが追加されることでより深い意味を持ってくる
断片と断片の隙間が次第に埋まりキャラの存在感がどんどん増してくる。
「よみがえる空」もそうだったけど今回も脚本の上手さが光ってる。

そして「よみがえる空」同様にあまりヒットはしなそうだ(爆)。
てゆーか普通の人間模様を描いた作品を面白いと思う人たちは
あまりアニメを見てないというか、間違いなく少数派だというか。
ARIAのアニメ企画もチャレンシャーだなとは思ったけど
ARIAはまだ見た目が萌えアニメっぽく見えなくもないから。
だけどこの作品に関してはえっ?マジでやるの?と思ったぐらい。
でも結果としてこんな素敵な作品になったのだから嬉しい限りです。
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コードギアス 反逆のルルーシュ 1~7話

10月からTBS系(10局)で金曜日の深夜に放送してる新番組。
アニマックスでも11月からやってるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは1/26から
現実に近い世界。世界には唯一の超大国ブリタニア帝国が君臨していた。
そしてブリタニアの侵攻によって日本は歴史と文化と名前を奪われた。
かつて日本のあった場所は今はエリア11通称イレブンと呼ばれている。
主人公のルルーシュはイレブン内の租界の学校に通う(一見)普通の高校生。
頭脳明晰でボードゲームに秀でた彼には友人には見せない野望があった。
ある日、レジスタンスのテロに巻き込まれた彼は偶然にギアスの力を手にする。
ギアスそれは一見すると些細だけど使い方次第で大きな効果を発揮する力。
ギアスの力を手に入れたルルーシュは予定表を繰り上げ野望へと一歩踏み出した。

いきなり始まった内容があまりに皮肉にみちていて苦笑を禁じえない。
超大国の専横に対抗してレジスタンスが高層ビルへテロをするとか。
そのテロに対して「正義」「正義」と連呼するブリタニアの総督とか。
つーか唯一の超大国ブリタニア帝国の位置がまんまあそこだしな。
アニメ世界のフィクションだとはいえ、無茶やるね。
※ちなみにダグラムはアフガニスタン内戦がモデル

ルルーシュが王家の血筋なのに現体制をぶっ壊そうとする展開なので
ああなんか銀河英雄伝説みたいだなと思ったり。特に銀河帝国側の。
ルルーシュはさながらラインハルトの若い頃って感じかも。
みょーに潔癖で無能な人間は死んで当然みたいな性格も似てるかも。
全体にキャラ描写が仰々しいのと戦いを戦術で描くとこも銀英伝と似てる。
ロボットが作品のウリと思わせて実はただの道具に過ぎなかったりするし。

ルルーシュが手にした力(ギアス)は無条件に無敵だったりしない。
(最初に力を与えられるシーンではもっと凄い力のように思ったけど)
使い方次第で強い力にはなるけど、それでも全てを覆せるわけじゃない。
相手がただの愚か者ならその場しのぎの戦術だけで何とか打開できるけど、
相応の力の持ち主ならそれ相応の手駒を揃える戦略が必要になる。
信頼のない関係では戦術を組み立てたとしても上手く機能しないから。
実際に戦術を運用するための信頼のできる仲間が必要になってくる。
レジスタンスは自分の目的のための道具だと思ってたルルーシュが、
コーネリアにボロ負けしてやっと仲間が必要だと気づいたところ。
特別な能力や圧倒的な新兵器や根性とかで状況が変わりはしないという、
みょーに現実的なパワーバランスの考え方も銀英伝を彷彿とする。

ルルーシュが望んでるのは自分の妹のナナリーの幸せになれる世界で、
そのためには他人を犠牲にすることも厭わない冷徹な性格だったりとか。
同じ世界を求めながら体制の中から変えようとする親友のスザクとか。
王家にありながら今のやり方に疑問を持っているユーフェミアとか。
(ルルーシュよりも性格が穏やかなので違う手法を選びそうだ)
今の秩序を破壊してでも新しい未来を求める役者が揃いまくりです。
今後ルルーシュの側につくのは誰なのか考えてみるのも楽しいよ。

この作品は役付きのキャラがやたら多くて見初めてすぐは目が廻ります。
でも何話か見れば見分けがつくようにはなるので描きわけはできてるね。
キャラ絵の特徴がハッキリついてるというのも見分けやすい理由かも。
そのキャラ絵、キャラデザの人のクセも入ってるけど確かにCLAMPの絵だ。
ZEROのフォルムとかルルーシュやナナリーの顔が特にそれっぽいし。
「ちょびっツ」や「xxxHOLiC」に比べるとCLAMP絵っぽさが薄いけど
それでも平井久司キャラよりはずっと好みっすね。

ルルーシュの目的が凄く大きいのでストーリー展開は速めです。
なにしろ第三皇子のクロヴィスなんか2話で死んじゃうし。
かと思えば5話でローマの休日をやったり、6話で猫を追いかけたり、
前後の展開のわりにえらくのんびりした回が挿入されたりもします。
ストーリーの本筋が革命なら駆け足でも2クールでは厳しいだろうし
もしかして1年ぐらいやるつもりなのかな?

ネギま!? 1~8話

10月からテレビ東京系(6局)で水曜日の夕方に放送してる新番組。
BSジャパンとAT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(マガジン)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セルDVDのリリースは1/31から(レンタルは3/7から)

てなわけで始まりました「ぱにぽにだっしゅ!月詠remix」
えっ違う?見た目はまんま「ぱにぽに」+月詠なんだけど(笑)。
それに麦人さんと(斎藤)千和さんもちゃんと出てるじゃん。
確かにキャラはネギまで設定もネギまっぽいけど……
パロてんこもりだし、ハッタリと極端な配色の新房カラー炸裂だし、
どーみてもこれが記憶にある「ネギま」とは繋がらないんですが(爆)。
もしかして今回の「!?」ってネギま「かもしれない」って意味か?

なんか今回は最初からオリジナル展開で!って注文だったそうで。
このスタッフに頼む時点で原作に忠実なのは期待しないだろうけど。
(原作に忠実な内容をオーダーされればそれっぽく作るだろうけど)
だから原作と違うのがイヤな人は最初から見ないほうがよろしいかと。

そんな原作とは違う内容のネギま!?でずが、
どことなく原作の冒頭に通じる内容も散見されたりもする。
と言うかこれ前シリーズの続きではなく最初からやってるので。
転任初日の登校シーンとか、明日菜にいきなり正体がバレるとか、
一緒の部屋になるとか、明日菜のベッドに無意識にもぐりこむとか、
のどかがネギに助けられて惚れるとか、なシーンを再利用してたりして。
(1~3話はエヴァ編をリミックスした内容らしいし)
最初からやってるから再構成してやり直すのかと思ったけど
一つ目のエピソードの3話が終わった時点で3年生に進級。
どうやら仮契約とバトル(とギャグ)を主軸に据えてるみたいなので
原作として前シーズンより後のエッセンスが中心になる感じ。

最初からやるってことは前作を見てるのを前提としないわけで。
つまりクラス全員のキャラ紹介を一から始めてるって意味でもあります。
明日菜、のどかの順にクローズアップされる展開は前シリーズと同じすね。
そしてクローズアップされたキャラがネギの正体に気づいて、
なしぐずし的にネギと仮契約(つまりキス)するというパターンに。
ラブストーリーではキスというのはわりと重要な意味を持つけど
この作品はラブの要素が希薄なので仮契約以外の特別な意味はないです。
多少意味があるのはキスを躊躇した明日菜とネギに惚れてるのどかだけ。
このへんだけラブコメの痕跡が残ってるね。

メインの扱いになるキャラ以外にもサブとモブのキャラが出ますが、
今回はキャラづけをより記号化してるので見分けやすくなってたり。
例えば千鶴と夏美のずれた受け答えをパターンにして繰り返すとか。
単純なキャラの属性ではなくてより特徴的な行動で印象付けてる。
そーいやキャラの凄く多い「ぱにぽに」も同じ手法でやってたっけ。
それぞれのキャラを内面まで掘り下げて印象づけていく手法だと
2クールで31人は無理だし、記号キャラに徹するのは正しい選択かなと。
記号キャラなんでキャラの実体感が薄くて感情移入はしにくいけど。
「ぱにぽにだっしゅ!」と同じくノリとネタで楽しむ作品っすね。
月詠ばりの凄いアクションシーンもなかなか見ごたえがあるよ。
(今回はなのはA'sのスタッフも入ってる!?)

ラブの要素が薄いのでエッチぃ要素もほとんどありません。
テレ東なんで前シリーズもあまり露骨な描写は無かったけど、
今作はお風呂や水着やパンツやらのライトエッチな要素もほぼナシ。
契約を発動するシーンが唯一エロい雰囲気が感じられるとこかな。

比較の意味もかねて前シリーズも見返してみました。
最初の4話分を(4話分しか残ってないので)。
改めて見た印象はおぼろげな記憶と同じくちゃんと面白かったよ。
そして方向性が全く違うから単純にどっちがいいとはいいにくい。
確かに映像センスを含めた見た目は今回のほうが圧倒的だけど。
少なくとも明日菜は前シリーズのほうがずっと可愛く描かれてるよ。
まぁラブコメのメインヒロインなんだから当然ですが。
もちろん明日菜は今作も毎回必ず出るし一番いい扱いではあるけど
どー見ても姫子(ぱにぽに)的な扱いです(笑)。そしてネギはベッキー。
なので明日菜のファンの人は前シリーズのほうが良かったかもしれん。

Kanon 2006版 1~4話

10月からBS-i(のみ)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
原作は美少女恋愛ADV(18禁)でやったことはありません。
※セルDVDのリリースは1/1から(レンタルは2007/9/5から)
親の都合で7年前までよく訪れていた親戚に厄介になることにした祐一。
しかし祐一は何度も訪れていたはずのこの北の街の記憶が曖昧だった。
そんな祐一の前に次から次へといわくありげな女の子が現れるのだった。
一人は7年前に再会の約束をした、そして何かを探している女の子。
一人は名前以外を忘れてて、だけどなぜか祐一を憎んでいる女の子。
一人は流行性感冒(つまり風邪)で長期に学校を休んでるらしい女の子。
彼女たちとの出会いは祐一に何をもたらすのか。そして物語の行方は。

原作は知らないけど東映アニメ版は最初の2巻3話分を見てたわけで。
そのせいでみょーに既視感のあふれるストーリーだったりして。
確認してみたら(当然なんだろうけど)ストーリーもそっくりだったよ。
※今作の4話分と前作の3話分がほぼ対応する内容
ここまでそっくりってことはたぶんどちらも原作に沿ってるだろうし
わざわざ作り直すほどの不満って何があったんだろうか?
(AIRのスタッフが作るという商業的な意味だけなのかもしれんが)
さすがに映像のクオリティは京アニなので前作とは段違いだけど。
見た目が凄く違うという以外にはそんなに変わってないような。

もちろん作品における見た目の違いは大きいとは思います。
特に今作は空間描写が緻密で現実的なので物語世界に説得力があるし。
キャラの動作の細かいところをきっちり描いてて生き生きしてるし。
しかし見た目の実体感を大幅にレベルアップしてしまった結果、
逆にヒロインキャラの作り物っぽさが際立ってしまってる……
(名雪の髪型で陸上部の練習シーンは違和感がありまくりです)
東映版を見たときはエロゲーでも興味深いのがあるなと思ったし、
今作は前作よりもマシだし、エロゲーアニメの平均よりも上だけど、
今やD.C.がキャラ描写の基準を大幅に引き上げてしまった後だから。
(今やってるなんちゃってD.C.なGiftの方がキャラ描写が生々しいよ)

このスタッフはあのハルヒを作ったスタッフでもあるわけだから
ヒロインキャラを生々しく描くことだってできたはずなんだよ。
でもそうしてないのは原作のキャラを逸脱しない方針だからだろうね。
現実的なキャラに修正しちゃった劇場版AIRなんかいろいろ言われてるし。
ちなみに主人公の祐一だけは大幅に現実的なキャラに修正されてたりして。
台詞回しと杉田智和さんの語り口があいまって抜群の実体感があるよ。
※祐一以外のキャストはおそらく前作と同じ
そのうち延々と語りだしそうな気までしてくるけど(笑)。

今作は2クールやるらしいので展開が遅めです。
前作の3話分の内容が今作の4話分と対応してるのなんかまさにそう。
展開が遅いのでキャラのやりとりとかがとっても丁寧に描かれてます。
名雪とうぐぅな人(おい)以外の登場シーンが前倒しされてたりするし。
よーするに通行人としてすれ違ったり挨拶したりと顔を見せてるのです。
いかにもわざとらしい初登場シーンの印象を薄めようとしてるのかな。
でも、原作に沿ってる以上どーしたってわざとらしいような気が。

前作より意味深なポイントが少ないのも展開が遅いせい!?
ヒロインキャラが続々登場するのは前作も同様だったけど
前作ではそこに気になるポイントがいくつも見え隠れしてた。
例えば栞が荷物を拾うときにカッターを隠してたりとか。
栞は美坂香里と同じ苗字なのに香里は妹がいないと言うとか。
(今作は今のところ栞の苗字が出てきてない)
祐一の荷物にあった謎のカチューシャとか。
あゆが何かを探してるとか真琴が(なぜか)祐一を憎んでるとか。
(これは今作でもすでに描かれてる)
物語が進むに従って謎めいた記号が増えていって興味深かった。
しかし今作はみょーにまったり展開なのでいまいち引きが弱いよ。
ディテールを丁寧に描いてるので凄く生活感はあるんだけどね。

AIRの時も思ったけどこの展開だと一見さんにはきついのでは?
ぱっと見の視聴者の首根っこをつかんで強引に引っ張っていくように、
ストーリーを大胆に再構成してもよかったと思うのに。ハルヒみたく。
まぁ、それやると原作ファンは怒るだろうけど。

最後にちょっとした補足。
TBSとポニーキャニオンの組み合わせはレンタルがすぐには出ません
AIRなんかセル版が出てから1年以上待たされたし。
なのでこの作品も長く待たされる可能性が十分にあります。

少年陰陽師 1~6話

10月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも1月からやるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル(ビーンズ文庫)で読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは12/22から
昌浩はかの安倍晴明の孫で通称「安倍晴明の孫」口癖は「孫言うな!」
その昌浩は希代の陰陽師の孫でありながら「見鬼」の才がなかったのだ。
実はそれには裏があったりするけど、とりあえずここでは置いといて。
彼は陰陽師以外の道を選ぼうにも、どんな仕事もあまり得手ではなかった。
そんなある日、彼は変な姿の物の怪、昌浩命名「もっくん」と出会った。
もっくんには真の姿があったりするけど、それもここでは置いといて。
昌浩はもっくんと出会ったことで再び陰陽師への道を進むことになる。
「見鬼」の才がない昌浩はもっくんを目の代わりにして妖と対峙する。
半人前の陰陽師の昌浩に果たして妖は調伏できるのだろうか!?

平安時代が舞台の陰陽を扱った退魔モノはわりと定番っすね。
それらの作品の中でこの作品ならではのウリはと言われると……
ぶっちゃけて6話までではさっぱりわからん、って言うか。
ノベル原作で多少セリフが目立つけど凄く印象的って程ではないし。
題材に興味があれば楽しめるけど。それなりで。可もなく不可もなし。
明らかに作り方に不備がある作品に比べればマシだけど
作品数バブルのご時世で凌ぎを削る現状ではちょっと分が悪いかも。

印象がもうひとつに感じるポイントをいくつか挙げると。
一つ目は序盤は存在感のあるキャラが少な過ぎるってところ。
ずっと昌浩ともっくんを軸に物語が進むので単調に感じてしまう。
恐らくエピソードを重ねればキャラは増えては行くんだろうけど。
二つ目は最初の2話までは物語の連続性が希薄なところ。
1話はプロローグの舞台説明みたいな内容で2話からが窮奇編だけど
3話を見るまで物語が動き始めた実感があまりしないから。
つまり4話あたりから物語が盛り上がってきて面白くなってくる。
もっと序盤から引きを強くしないと原作ファン以外は投げちゃうぞと。

あと気になったのは陰陽道の見せ方かな。
そこそこ動いててそれなりのクオリティでは有るけど
映像センスは月詠に比べるとワンランク落ちるかなって感じ。
見てて月詠を見習って欲しいとか失礼な感想を抱いたり。
真似ろとは言わないからも少し映える見せ方を工夫して欲しいよ。
この作品は人間模様が希薄で退魔シーンこそが見せ場なんだから。

D.Gray-man 1~4話

10月からテレビ東京系他(12局)で火曜日の夕方に放送してる新番組。
BSジャパンとAT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(ジャンプ)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セル・レンタルDVDのリリースは2/7から
AKUMAという悪性兵器を駆って世界を破滅に導こうとする千年伯爵と、
AKUMAに対抗できるイノセンスを用いて世界を守るエクソシストたちの物語。
主人公のアレン・ウォーカーは師匠の紹介でエクソシストの団体である
黒の教団へと向かうところから物語は始まる。

オープニングがわたなべひろしさんの手法に似てると書いたけど
その中でも特に王トロボウJINGを彷彿とする色合いだったりする。
そして1話の内容もなんかそれっぽい表現スタイルだなと思ったり。
結構しっかりした映像だし、トムスらしくないとか失礼な感想を(爆)。
アクションだけではなくストーリーでもなかなか見せてくれたし。
これは意外といいかも!と思いました。1話は。

しかし2話で映像もストーリーも大幅に落ちた……
絵が回を追うごとに荒れていく作品はイマドキ珍しくもないけど
1話と2話で表現レベルが格段に落ちる作品は久しぶりだなと。
(少し前は1話だけで力尽きる作品が結構あったけど)
キャラを崩すギャグ表現があまり上手くないのも印象を悪くしてる。
つーかなんで少年マンガは雰囲気をぶち壊すギャク表現を使うかね。
この手の雰囲気が大事な作品はセリフで遊ぶ程度に押さえるべきです。
まぁ、原作からこれだからアニメだけのせいではないんだけど。

この作品は描いてる内容の関係で画面がとっても暗いです。
暗い色を使いすぎで明度を押さえてると黒潰れしまくるよ。
でその暗い画面でアクションをするものだから何が何やら。
雰囲気を大事にしたいのは理解できるけど、映画じゃないんだから
もう少し明るめの配色をお願いしたい。このままだと目が痛いので。

乙女はお姉さまに恋してる 1~6話

10月から一部の民放(7局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は美少女恋愛AVG?(18禁)でやったことはありません。
※セルDVDのリリースは1/11から(レンタルは1/26から)
財閥の御曹司の瑞穂は祖父の遺言で男なのに女子校に編入することになる。
(てっきり女形の修行とかそんな設定だと思ってたんだけど)
しかも女子寮のピンク一色の部屋で生活することまで決められていた。
幼馴染のまりやの手助けで見事な女に化けた瑞穂だが内心はビクビクしてた。
そんな瑞穂の心配をよそに彼は素敵なお姉さまとして注目を浴びることになる。
いつのまにか学院を代表するお姉さまであるエルダーにまでされてしまうし。
さらには多少の縁があった幽霊の女生徒にまて慕われてしまったり。
(もはや彼とは言いがたい)瑞穂の学院での生活の行方は?
てゆーかこの作品の向かう先はいったいどこ?

まず第一印象が絵が凄くキレイになったストロベリーパニック(爆)。
(ストパニは設定画に比べて本編の絵がわりと不安定だったし)
女装して女子高に入るってことで、知られざる女子の生態を覗き見とか、
バレるかもしれないスリルみたいな内容かと思ったら全然違うし。
主人公が女装した男子という設定はほとんど意味が無いと思ったり。
主人公も含めて(見た目は)女の子ばかりが画面を埋め尽くしてるし。
その女の子キャラが全て記号キャラで生っぽさに欠けまくりだし。
お姉さまがどうとか学校を代表するお姉さまであるエルダーだとか。
(このへんの大元は「マリみて」だけど)
作品の設定もキャラの印象もストロベリーパニックとそっくりです。
※オリジナルはどっちが古いとかは関係なく
主人公が女装した男なのもエロゲーなら意味はあったかもしれないけど
プラトニックな関係なら男である意味は全く無いんですが。

これと同じスタッフが作ってたD.C.S.S.の時も思ったけど
絵がキレイなのにまるでキャラが魅力的に感じられなかったり。
でもこのキャラ描写はシスタープリンセスあたりと同じ手法なので
世の美少女モノを求める人たちはこーゆー作品がいいのかも!?
ワタクシ的にはこんな魂のないマネキン人形は勘弁して欲しいけど。
(幽霊の)一子が出てくるまでホントどーしようかと思って見てた。

4話でその幽霊の一子が登場してやっと見れる作品に。
出現したときから唇からマシンガン状態で楽しかった。
これぐらいハッキリしたキャラ付けがしてある方が楽しいよ。
それに6話までに登場したキャラの中では一番生身感があるし。
一子の存在自体に現実味がないのでコメディ色が強いのも良かった。
さらに一子のエピソードのラストには感動的なシーンもあったり。
その後にオチが有ったりするけど……

この作品を見てて思ったんだけど、もっとコメディ色を強くすべきだよ。
随所に挿入されてるSDキャラでのコメディ表現は面白い見せ方してるし。
整った綺麗なキャラ絵とSDキャラのコメディ表現の落差が際立ってるし。
だからもっとコメディ色を強めたほうがメリハリがついて良くなるはず。
それにキャラの生身感の希薄さはコメディ基調のほうがごまかせるから。
実際6話は3話までに比べてコメディ色が強い分まだ楽しめるし。

くじびきアンバランス 1~4話

10月から一部の民放(7局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
元々は「げんしけん」の中で放送されている架空のアニメ番組で、
内容を一新したマンガ版を青年誌(アフタヌーン)で連載してます。
※セル・レンタルDVDのリリースは12/22から

げんしけんのおまけOVAをテレビ用にリメイクしたのではなく
設定を多少変えたパラレルワールド的な作品だったりします。
キャラデザインも変わっててOVAよりも自然になってます(これでも)。
特に秋山時乃はキャラ設定も含めてほぼ全面差し替えな感じに。
そしてキャストも山田薫子をのぞいて(たぶん)全員入れ替わってる。

設定の違いと言えばまず根本的なとこから違う。
OVAはクジでチームを決めてトーナメントを勝ち抜くと生徒会になれる。
今回はくじで次期生徒会候補を決めて1年間の試練をクリアさせる。
課題をクリアできなかったり相応しくない行いをすると退学らしい。
もしも候補者が失格した場合は次の生徒会はどーするんだろうね?
人間関係については千尋と会長が幼馴染なのはOVAと変わらないけど、
今回はそれに加えて秋山時乃も幼馴染という設定になってたり。

生徒会候補のメンバーもOVAとは違います。
千尋と時乃はOVAでもいたけど他の二人が差し替えに。
上石神井蓮子はOVAでは時乃と因縁のあるライバルだったのでした。
そして朝霧小雪はOVAではメンバーの小牧(今回は親?)の妹だった。
上石神井蓮子はOVAでも強烈なキャラだったけどさらにパワーアップ。
ただの解説とツッコミ役だった薫子を(まさに)手足にしてるし。
上石神井蓮子をレギュラーに入れたことでOVAより突っ走ってます。

作品のテイストはそんなに変わってません。
ただキャラ絵の印象が自然になって、空間描写が凄く丁寧になって、
無駄に派手に動かしまくりで、クオリティはOVAよりずっと高い感じ。
毎回のようにハイテンションに暴走してぐいぐいと見せてくれるし。
なので普通に楽しめるとは思います。
が、根本的なところ(設定とかやキャラの魅力とか)で面白くない。
クオリティが高いので余計にベースのダメさを実感してしまう。
(OVAが良かったって意味ではない)
クズ素材に調味料を大量に加えて美味しそうな料理に仕上げた感じだよ。

あ、次回予告で「げんしけん」面々が作品にツッコミを入れてます。
コスプレの人が私には副会長の魂がとか言っててちょっとウケた。
※OVAの副会長のキャストは川澄さんだから

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