まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[OP] 2006年10月組の新番組チェック

ひと月ほどビデオをろくに見れなくて積み上がりまくりで大変です……
新番組の少なめな7月組の番組すらまだチェック終わってないのに
また途方にくれるような大量の新番組が始まってしまいましたよ。

そして新シーズンになると必ずやるのが録画ミスです(爆)。
特に初回が変則的な放送時間だったりするのが一番危ない。
7月期は密かに期待してた「貧乏姉妹物語」の2話を予約し忘れたし。
(まだ見てないのはよーするにそんな理由)
今期も密かに期待してる「あさっての方向。」の初回を予約設定ミス。
※前の番組と連続した枠で予約したつもりが30分だけだった
「あさって」はBS-iでも放送があったので何とかリカバリーしました。

それはさて置き、新番組といったら恒例のオープニングチェック!
の前にオープニングチェックをしてる理由なんかを少しだけ。
ずいぶん前に書いたことが有るけど元々が映像オタクだってこと。
映像というのは画質の良し悪しの映像ではなく表現技法としての映像ね。
映像的に面白いならアニメに限定する必要は無いと思ってるし。
実際、一時期アニメから離れて実写の映画をいろいろ見てたりもした。

もちろん映像と音楽がシンクロしてる音楽クリップなんかも好きだし。
1分30秒という限られた時間で作品のイメージを凝縮して表現する
アニメのオープニングはそれ自体が映像作品として興味深いのでした。
音楽と映像がシンクロしてるからある意味では音楽クリップでもあるね。

実はオープニングをチェックするのはもう一つ理由があります。
それは作品の視聴スケジュール組み立ての手がかりの一つとして。
ここまで新番組が多くなるとチェックだけでも凄い時間がかかるわけで。
特に4話まとめて視聴のスタイルだと4月や10月のように30番組を超えると
3ヶ月以上のチェック期間が必要になって下手すると番組が終わる(爆)
テキトーな順序でチェックすると凄く面白い番組を後回してにして
世間での盛り上がりにすっかり乗り遅れるという悲しい展開も。
(世間で盛り上がってるのが自分にとって面白い保証はないけど)

わざわざ視聴スケジュールうんぬんと書いてるってことはつまり、
一見するとテキトーに見える視聴順にはちゃんと理由があったわけです。
具体的に言うと日記の更新に合わせて1週間単位にして「面白そう」なの
と「駄目そう」なのをセットにしてバランスをとって見てるのです。
もちろん実際に見たら予想より面白かったり駄目だったりするけど、
その場合はセットになるもう一方のタイトルを入れ替えて対応するのです。
(両方とも駄目だった場合はそれ以降のタイトルで調整していく)

今週のように見たけど時間がなくてコメントが落ちちゃってる場合は
後でリストに追加して載せたりするのでバランスが狂ったりしますが。

なんで「面白そう」「駄目そう」なのをバランスをとって見るかというと、
録画の負荷から駄目な作品をさっさと切りたいからというのが大きな理由。
でも駄目な作品ばかり見てるとチェック作業自体が嫌になってくるので
面白い作品を見てモチベーションを充電するわけです。
もちろん面白いか駄目かは実際に本編を見てみないと分からないけど、
スタッフのセンスが凝縮してるオープニングをチェックすることで
「面白そう」「駄目そう」の多少の手がかりとしてるのでした。
オープニングにはコアスタッフの名前が並んでるのも重要なポイントだね。
※スタッフの名前である程度はデキの予想がつくから

「いちご100%」のようにオープニングスタッフだけ一線級
本編は格下のスタッフがやってるなんてのも稀に有りますが……

少しとか言って全然少しじゃなかったり。
と言うわけで今度こそ今期のオープニングチェック!
今期は全部のオープニングをチェックしました。録画分は例外なく。
それもそのはず、もうすぐ4話に到達してしまう作品もある時期だし(汗)。

てなわけで今期のピカイチを。事前の予想通り「ネギま!?」っすね。
何が予想通りかって、これあの「ぱにぽに」スタッフが作ってるので。
オープニングの人も同じなので作り方までそっくりだよ(手法は違うけど)。
新房さんだから何かやってくるとは思ったけどさすが期待を裏切らないね。
にしても、また好き放題やってるみたいだけど大丈夫なのか!?
「月詠」や「ぱにぽに」とはファンの数が全然違うと思うんだけど。
それはともかく新房フリークとしては熱心に見ることになる予感。

次点は「RED GARDEN」およそアニメのオープニング映像とは思えない
えらく洗練したアートでポップな映像のショートムービーって感じ。
「ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート」のSF3部作みたいな。
オープニングとはいえテレビでこんな映像が許容される時代になるとは……
ちなみにこれの監督とキャラデザはローゼンメイデンの人。

あと特に印象的なのは「地獄少女 二籠」「ギャラクシーエンジェる~ん」すね。
「ギャラクシーエンジェる~ん」はスタッフが変わって路線を変えると思ったけど
オープニングを見る限りはハイテンションなネタアニメ路線を続ける感じ。
ちなみにこれの監督と音楽はマジカノの人。

「地獄少女」は一期と同じスタッフで映像の作りかたも似てます。
もう一つ期待してた「BLACK LAGOON」は1期とほとんど同じだった……
※曲も映像も同じで一部に「Second~」と重ねて入ってるだけ
3ヶ月のインターバルがあったんだからオープニングぐらいは新作しろ

オーソドックスでそこそこイイ感じなのは「kanon」「あさっての方向。」
「kanon」は「AIR」と同じスタッフ。今だとハルヒと同じと言うべきか。
キャラに回り込んでいく映像は前(東映アニメ)のと同じだったりして。
「あさって」は「よみがえる空」のスタッフ(監督と構成)だね。
キャラデザ・音楽も含めると今期最強の布陣だったりするかも!?

全体としてはあと一歩だけど、いい線行ってるのが「D.Gray-man」
わたなべひろしさん(JING・ロキ・tactics)の技法+BLACK CATと言うか
どっかで見た手法をコラージュしたみたいな映像っすね。
それでも全般に低調な今期のオープニングとしてかなりマシな方だったり。

デキとは違った意味で印象的なのが「らぶドル Lovely Idol!」
何が印象的って……それは映像の作りがまるでエンディングなところ。
OPとEDを数多く見てると実は映像の作り方に違いがあるのが分かるはず。
EDはスタッフクレジットを大量に出す必要があるのが違う理由なんだけど。
そーいう意味で映像もクレジットの入れ方もまんまエンディングだったり。
ちなみにエンディングの方はまるでオープニングのような映像でした(笑)。

今期は作品数のわりにイマイチ印象的なのが少ないので、
チェックして書いてなかった今年の1月と7月組の作品の分など。
半端な時期に始まったのやレンタルで借りたWOWOWの分とかも。
このへんは順位付けするほど作品が多くないので列挙で。

「貧乏姉妹物語」
キャラの動きをシームレスに繋いで背景を差し替えていく手法が面白い。
よく動きまくるとか、描きこみが凄いとか、意表をついた映像手法とか、
そんな派手な差でなくて、些細だけどセンスがキラりと光る映像って感じ。

「出ましたっ!パワパフガールズZ」
大胆な配色のアートワークと変身するシーンの動きのつけかたが面白いすね。
特に腕を正面に伸ばすところの動きのメリハリがかっこよくていい感じ。
(本編を見ると分かるけど変身ポーズはジャズダンスをモチーフにしてる)

「神様家族」
スピード感のある曲によく動く絵を組み合わせた実にアニメって感じの映像。
これ見て東映アニメだってやればできるじゃん!とか思ったよ。
いや、エア・ギアのあまりにクソなオープニングの記憶が……
※「貧乏姉妹物語」「出ました!パワパフガールズZ」も東映アニメ

「Ergo Proxy」
実写の映像にアニメのキャラを載せてノイズっぽいエフェクトをかけた
喩えるならビジュアル系の音楽ビデオクリップのような映像。
音楽もLUNA SEAのルーツみたいな系統の曲だし。
ジェネオンとしてはかなり久しぶりの凄くカッコイイ映像になってます。
(テクノライズ以来だからジェネオンになってからは初めてか)
ちなみにこれの監督は「ウィッチハンターロビン」の人。

「姫様ご用心」
前に作品のコメントで書いたけど左右に分身が出ながら踊ってるとこや
文字の帯をジャンプしてよけたりするとこが面白いっすね。曲もいい!
ちなみにこれの監督は「ギャラクシーエンジェル(4期とか)」の人。

「REC」
どこがどうと言うわけではなく全体に映像のレベルが高いです。
つまり一つ一つのカットが印象的な絵になってる。
ちなみにこれの監督は「serial experiments lain」の人。
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[DVD] 涼宮ハルヒの憂鬱 3巻

届いてすぐに見たものの書く時間が取れなくてこんな時期に……
あと1週間もすれば4巻が出てしまうではないですか(汗)。

今回の収録分である「憂鬱V」は放送より50秒長かった。
これはざっと見たときにも追加されてるのが分りました。
(全部の追加カットではなく大きなブロックに関しては)
「憂鬱VI」は放送と同じ長さだしぱっと見は違いに気づかないっすね。
でも詳細に比較すると細かい修正はいろいろ入ってるようで。
てなわけでセレクタで切り替えながら詳細に比較したその結果を。


「憂鬱V」(放送13話)の追加シーン他

(1) 2'32"~3'14"
エントランスと部屋の前のシーンの間にエレベーター内のシーンが。
朝倉の素性を調べたらおかしな事がいろいろ有るとハルヒが言ってる。
ちなみにこのシーンは原作にも存在してます

(2) 3'34"~3'38"
ハルヒの「朝倉がいつからここに住んでるか聞くためよ」の後に
キョンの「あきらめて帰ろうぜ(以下略)」ってセリフが続いてます。
ここはカットの途中で切ってあるので放送がカットという証明でもある。
実は放送版をコマ送りするとキョンの口パクが一瞬入ってたりするし。

(3) 6'28"~6'30"
二人の歩いてるロングのカットの次に寄った二人の歩いてるカットが。
キョンの「これからどこに行くつもりなんだ」のセリフのタイミングも違う。
放送版だとロングのカットでDVDだと寄ったカットで喋ってるよ。

(*) 7'13"
この球場のカットは完全に描きなおしてある。
放送版と比べて視点を出入口付近に移動した感じ
こんなとこ普通は修正しないような……

(4) 11'01"~11'05"
車の全景とそれに続く車の中のカットが合わせて2秒ほど長いです。
そしてキョンの「えらくいいタイミングで~」ってセリフが追加されてる。
放送版で車の中の最初のカットが一瞬しかないのは残骸みたいなものかも。
(普通ならあんな意味もない一瞬のカットはありえない)

(*) 11'52"
このカットの流れる背景の塀が微妙に違ってたり。
こんな違いは普通に見てたら絶対に気づかねぇ!(汗)
実は次のカットの違いを確認してて偶然に発見しました。
その次のカットは窓に映った古泉の影が消されてます。
放送版でも影はここだけなので単純なミスか!?

(*) 15'43"
このカットの車を描きなおしてある。
その関係でキャラ絵の位置(だけ)が多少違うようです。

(*) 21'33"
このカットから連続した5カットのうち横向きの4番目を除いて
放送時はくっきりしてた背景の絵にぼかしが入ってます
車のシーンは山ほどあるのにぼかしが入ってるのここだけだったり。
ぼかしを入れる入れないの基準はいったいどこにあるのだろう!?
あとこの直前のカットの背景こそぼかした方が良かったような……

(*) 22'47"
このカットのキョンの絵に光があたってます。
これは放送版が単純なミスですな。


「憂鬱VI」(放送14話)の変更シーン(追加カットは無い)

(*) 3'14"
このカットの影が薄くなってるような。3つ後の同じ構図のカットも同様に。

(*) 13'32" 20'03" 20'10" 20'19"
この4つのカットの文字の位置とサイズが微妙に違います。
画面の端ギリギリだった文字が多少中央に寄ってるのが変更点っすね。

(*) 20'26"
このカットのロゴの横に(C)が追加されてる。
放送版は忘れたわけではなく最後のシーンから移動しただけです。

(*) 22'20"
このカットのキョンの立ってる位置が柱一本分違ってる。
次の次の寄ったカットとの整合性でこっちの位置が正しいわけですが。

(*) 23'30"
放送版ではこのカットが(黒枠つきで)ズームアウトしていきます。
※放送版だと(C)がここに入ってます
ラストシーンなのを実感できる放送版の体裁のほうが好きっすね。
つーかこーゆー微妙に違うバージョンこそ映像特典で入れろと……


映像特典のメイキング第四弾はグラビア撮影の裏側。
アニメ雑誌とかチェックしない人には最早メイキングでも何でもないよ。
メイキング=声優さんが出るみたいな縛りでも有るんでしょうか!?
どーせなら(実在するらしい)舞台になった風景を繋いだようなのを見たい。
その舞台を辿るガイド役に声優さんを出せば声優縛りも解決だね!
あと声優を出すならキョン役の杉田智和さんも出してくれ。


では肝心の(限定版の)付属CDのサントラ部分。
サントラ部分には計6曲収録されてて、以下になります。
[]の部分は使用リストで便宜的につけてたタイトル。

(1) ハルヒの告白 [M13-03 ちっぽけな存在]
たった一回しか使われないけど使われ方がとても印象的なピアノ曲。
放送でもこの曲全体をほとんどそのまんま使ってます。
使用尺の関係で途中のフレーズがカットされてたりしますが。

(2) 沈んだ心 [未使用曲]
どこかで聞いた気もするのでどれかのバリエーションかも!?
しかし未収録曲があるのに未使用曲を収録するのは……
なぜか世に数あるサントラでもわりと良くある展開ですが。

(3) 虚無的空間 [M14-06 神に捨てられた世界]
並べて入れてあるので気づいたけどこれ次の曲のバリエーションすね。
よーするに「閉鎖空間」に物悲しい旋律が付加された曲。

(4) 閉鎖空間 [M7-07 次元断層の隙間]
閉鎖空間でよく使われてる音楽というよりSEって感じの曲です。

(5) 神人 [M4-08 暴れる神人]
音楽というより地響きビートと荘厳な声による不思議なフレーズの羅列。
放送で使われてる部分に関してはそういう形容が成り立つんですが
この曲にはその後に普通の音楽っぽい展開があったりします。

(6) そして、いつもの風景 [M14-08 穏やかな日々・Ver3]
タイトル通り「いつもの風景」のピアノバリエーションすね。
前にも書いたけどVer.1とVer.2は「いつもの風景」の別のパート。

てなわけで前巻で予測した収録曲のうち1曲以外は的中しました!
収録されなかったのはクライマックスの「M14-07 新世界より」で、
この曲は既存のクラシック曲らしいので収録しないのかもしれない。
まぁ、既存曲の場合はクラシックのCDを探せば何とかなるからいいけど。
(使用した音源と同じ演奏じゃないと結構違ったりする)

あ、「新世界より」だとドヴォルザークだとつっこみが入ってますが、
間違えてるわけではなく意図的につけてます。要するにパクったので。
つーか、さすがにドヴォルザークの「新世界より」クラスの曲は知ってます。
それどころかCDを持ってるし。一発で聞き分けられるほど聞いたよ。

さて、4巻に収録される曲の予想ですが。
「M4-03 千本ノック」「M4-10 ミステリアスボール」「M7-09 VSカマドウマ」
それにプラスしてハルヒビートを2曲ってとこではないかなと。
(ハルヒビートは全て使ってるのでどれかはわからん)
「M4-09 長門有希の呪文」と「M7-08」の収録確率は半分ぐらいすね。
※あくまでも予想なんで保証はしません

ちなみに「涼宮ハルヒの音楽」(全楽曲の使用リスト)はとっくの昔に
更新してあります。今後もモノが届いたらすぐに更新する予定