まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[CD] 涼宮ハルヒの憂鬱 オリジナルサウンドトラック 私家版

「涼宮ハルヒの憂鬱」ってみょーに印象的な音楽の使い方をしてて、
サントラが出たら是非欲しいと思ってたのに、DVDに付属してるそうな。
しかもどれかの巻にフルサイズのサントラを付けてるわけではなく
全ての巻の限定版(通常版+1000円)に小分けでついてるようだ。
元から凄く高いDVDのさらに限定版を根性で買い揃えろってことかよ。
それ何ていう嫌がらせ?

DVD全部集めたら2割引ですら総額4万円です……
作品はDVDを買ってもいいと思うほど気に入ってるけど、お金が無い!(爆)
DVDを集めるにしたって地道に気長に集めるつもりだったわけで。
でも限定版ってコトは油断してると手に入らなくなるわけで。
(「エルフェンリート」のサントラは結局手に入ってないし)
0巻(ミクルの冒険)に関しては考える時間はあまり無いと言える。
既に売りきれてるお店もあるみたいだし。

とりあえず0巻をまず買ってサントラ部分の価値を判断するべきか?
しかし0巻は変則的な内容だし小分けだと肝心な曲は入ってないかも?
悩むにしても検討するための資料が足りないな、ってことで作りました。
何をって「涼宮ハルヒの憂鬱 オリジナルサウンドトラック 私家版」を。
視聴済みの2話から9話までに使われてる全35曲(微妙に違う1曲を含む)の
BGMを(セリフこみで)完璧に抜き出し&編集してサントラっぽい体裁に。
自分で言うのもなんだけど、何をそんなに根をつめてるんだろうね(汗)。

曲を抜き出してて気がついたけど
この作品ってキョンのセリフ兼モノローグ兼ト書きのような喋りとか
それ以外の連続したテキストとかに合わせて長々と音楽が付いてる
この作品の畳みかけるようなテンポはセリフの喋りかただけじゃなく
ノリのいいビートがバックについてるせいでもあるのでした。
そしてベーススタイル曲と言える音楽を毎回のように長々と流すコトで
作品のえらくノリのいい雰囲気を作り上げてる感じ。

2話から9話まで使われてる音楽は全部で35曲。
そのうちベーススタイル曲と言える音楽は10数曲あります。
2話(憂鬱I)に使われてる曲はほぼ全てがベーススタイル曲っすね。
聞いた感じではジャズっぽい曲が多いかな。少しちょびっツっぽいし。
ベーススタイル曲の中で「ハルヒビート」と(勝手に)名づけた数曲は
特にノリが良くて印象的な楽曲です。まさしくハルヒのテーマみたいな。
どの曲のことかは後述してるので興味があったら確認してくだされ。

ベーススタイル曲以外は特定のシーンで使われるシチュエーション曲。
使われる頻度はそんなに多くないので記憶に残ってない曲も多いかも。
わりと記憶に残ってそうなのが「情報統合思念体」「長門有希の呪文」
「閉鎖空間拡大中」あたりかね。※どの曲かは後述してあります
「二人の風景」なんかとてもいい曲なのに全然記憶に残ってなかった(汗)。
シチュエーション曲に関してはジャンル無制限みたいな感じです。

あと補足だけど。
この作品の音楽はいわゆるテーマ・バリエーション方式ではなくて
微妙なバージョン違いも含めて似たような曲がほとんど有りません
「ハルヒビート」をメインテーマ(バリエーション)みたいに使ってます。

以下全曲紹介(タイトルはテキトーにつけたもの)。
命名規則は「M話数-使用順」で抜けてる番号は既出と同曲。
※使用してる場所の説明は長くて聞きやすい場所(抜き出し場所)
暇と根性のある人は↑を参考に自分で作ってください。

「M2-01」穏やかな日々
2・9話で使用。
2話冒頭のキョンのモノローグっぽい語りのあたり。

「M2-02」ハルヒビート・1
2・3・4・5・6話で使用。
4話でハルヒが不思議な踊りを踊ってる(ブロックサイン)あたり。

「M2-03」
2・5・8話で使用。
5話で長門有希が「あなたは涼宮ハルヒに選ばれた」のあたり。

「M2-04」稀代の変人 涼宮ハルヒ
2・3・4・6・7・9話で使用。
4話でハルヒが妹を連れてきたキョンを責めてるあたり。

「M2-05」ハルヒビート・2
2・3・4・6話で使用。
2話でキョンがハルヒの奇矯な振る舞いの片鱗を解説してるあたり。

「M2-06」
2・3・5・9話で使用。
2話でハルヒが付き合うなら宇宙人かそれに準じる何かと言ってるあたり。

「M2-07」
2・3・5話で使用。
2話で席替えしてさらばハルヒ~、偶然だよなのあたり。

「M2-08」ハルヒビート・3
2・3・4・5・6・7・8・9話で使用。
4話でハルヒが「我々の存在を天下に知らしめる~」とか言ってるあたり。

「M2-09」
2・4・5・6・7話で使用。
2話でハルヒがここは文芸部の部室と説明してるあたり。

「M2-10」朝比奈みくるの受難
2・5話で使用。
2話でハルヒの「紹介するわ、朝比奈みくるちゃんよ」のあたり。

「M2-11」ハルヒビート・4
2・3・4・5・6・7・9話で使用。
3話でハルヒがバニースーツを着て校門に突撃したあたり。

「M2-12」SOS団出発
2・6話で使用。
6話でクルーザーで舞台になる島へ向かってるあたり。

「M2-13」次回予告
2~9話で使用。
毎話次回予告で使ってる曲。OPのインストアレンジ。

「M3-01」ハルヒビート・5
3・4・6・7話で使用。
6話で嵐で外に出られないから遊戯室で遊んでるあたり。

「M3-07」朝比奈みくるの哀愁
3話で使用。
みくるの「私がお嫁に行けなくなったら~」のあたり。

「M3-10」情報統合思念体
3・5・7話で使用。
5話で長門有希が統合思念体が~な説明を延々してるあたり。

「M4-03」
4・5・7話で使用。
4話でハルヒが千本ノックをしてるあたり。

「M4-08」閉鎖空間拡大中
4話で使用。
一樹の「これまでにない規模の閉鎖空間が発生~」のあたり。

「M4-09」長門有希の呪文
4話で使用。
長門有希がホーミングモードを発動したあたり。

「M4-10」夕陽に向かって走れ
4話で使用。
キョンがミステリアスボールを投げてるあたり。

「M4-11」穏やかな日々・Ver2
4話で使用。「M2-01」の微妙に違うバージョン。
ハルヒの「あんたがそれでいいなら、まぁいいわ」のあたり。

「M5-08」桜並木
5話で使用。
みくるの「あたしこんな風に出歩くの始めてなんです」のあたり。

「M5-09」朝比奈みくるの告白
5話で使用。
みくるが自分の正体を説明してるあたり。

「M5-14」古泉一樹の解説
5・6・8話で使用。
5話で一樹がこの世界はハルヒの夢のようなものと言ってるあたり。

「M6-03」ミステリーの予感
6・7・8話で使用。
6話で一樹がハルヒは名探偵になりたいのだと解説してるあたり。

「M6-08」トロピカルサマー
6話で使用。
みんなが海で遊んでるあたり。

「M6-12」殺人事件
6・8話で使用。
6話でオーナーの部屋のドアを破ろうとしてるあたり。

「M7-07」異相空間発生
7話で使用。
コンピ研部長の部屋で長門有希が呪文を唱えて異相空間へのあたり。

「M7-08」
7・8話で使用。
8話冒頭の殺人事件に直面したあたり。

「M7-09」
7話で使用。
カマドウマに一樹が攻撃してるあたり。

「M8-03」再現フィルム
8話で使用。
洞窟でハルヒが推理をしてるあたり。

「M8-07」犯人はおまえだ!
8話で使用。
ハルヒが「ヤラセのお芝居~」と叫ぶところ。

「M9-01」
9話で使用。
冒頭のナレーション風の語りのあたり。

「M9-07」
9話で使用。
キョンが部室でストーブをつけて温まってるところ。

「M9-08」二人の風景
9話で使用。
最後にキョンとハルヒが傘で帰るところ。

作った当人が言うのもなんだけど、面白くて聞き応えがあるよ。
何度も聞いてたら、これがあれば十分な気がしてきた(笑)。
言葉で魅せるこの作品だとセリフがついてる方がむしろ面白いし。

追記:自作サントラ完全版及びDVD付属サントラの情報は
↓の「涼宮ハルヒの憂鬱(カテゴリー)」をクリックすると出てきます。
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獣王星 1~6話

4月からフジテレビ系(4局)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
原作は少女誌(LaLa)のマンガで全巻持ってます。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/28から
はるか未来、人は地球から150光年もの星系にまで版図を広げていた時代。
地球化されたバルカン星系の星々は自らの歴史を築くまでになっていた。
そんな時代に星系の中枢機構の置かれるユノというスペースコロニーに住む
トールとラーイの双子の兄弟は夢を語り合いながら今日と同じ明日を信じてた。
しかし両親の死体を目前にして平穏だった日常は突然に終わりをつげる。
自分たちも襲われ眠らされ、目が覚めたら見知らぬ世界に放り出されてた
ここはキマイラ。死刑囚だけが送られる過酷な自然環境の地獄の星だった。
この星は人のままでは生き残れない。獣にならなければ生きられない獣王星。
この世界でトールとラーイは生き残れるのか?
自分たちに秘められた真実に辿りつけるのだろうか?

どんなデキになってるか心配でついつい後回しにしてたら
今週で放送が終わってしまうではないですか(汗)。
と言うわけで急いで見てみました。とりあえず半分だけ。

実際に見た印象としてはビジュアルはイメージどおりだし
画面の完成度も動きも安定してて文句なしって感じだった。
ストーリーも見てる時はほぼ原作どおりのような気がしてたので、
少なくとも違和感は感じない程度に整合性のとれた構成になってる。
ので原作ファンから見たアニメとして合格点はあげられると思います。
ムーサが一気に伸びるシーンなんかアニメならではって感じだったよ。

原作どおりのような気がしてた、って表現を使ったのには実は理由が。
アニメを見た後に原作を確認したんだけど、細部が結構違うのでした。
大筋の展開は原作を踏襲してるから、さほど違わないとは言えるけど。
でも一部の設定が変ってたりして最終的に辻褄が合うのかちょっと心配に。
完結した原作を使ってるわけだし、そのへんは考えてるとは思うけど。

どのへんの設定が違うかというと
例えばコリンは原作では10年前のオーディン暗殺計画の関係者だった。
つまりキマイラに落とされたのは最近ではなくもう何年も前のこと。
サードは3年前のさらに大規模なクーデターの参加者なのでした。
というのはホントの姿じゃないけど、ここでは置いといて。
そして3年前のクーデターの首謀者がトールたちの父親なわけです。
(これもどこまでがホントの話かわからんが)
サードが「獣王になれ!おまえにはその責任がある」と言うのはそこ。
なんだけどアニメだと設定や説明が抜けてるので脈絡がわからんかも。

獣王星のシステムに対する説明も多少抜けてる。
例えば野童のこと。原作だと子供は全て森に捨てられるのです。
そして野童として育ってある年齢まで生き残ると輪(リング)に入れる。
これは過酷なこの星では自分が生きるのが精一杯だからという意味。
説明してないだけなのか設定そのものがないのかはよく分からん。
果樹種について「人間よりも~~」って言うのはこのシステムに対して
植物の方がって意味なのでアニメだけではセリフの意図がわからんような。

ストーリーも細部が違ってます。
特に目立つ違いはトールとティズが出会うシーン。
原作では茶輪(オークルリング)のセカンドを殺した後は逃げるのです、
そして力尽きて倒れたところでティズが止めに入るわけです。
ラーイは逃げる時にはぐれて、後で死んだと聞かされるのでした。
それと比較するとアニメの展開の方がむしろ分かりやすいかもね。

あと些細なんだけど意味の重い行為やセリフが抜けてたり。
例えばトールがトップに挑戦(トライ)をした時に死にそうになるけど
ここでティズは人口呼吸をするのです。ぱっと見はキスに見えるのを。
実は原作ではここに
最初で最後のキスが人口呼吸なんてあんまりだよ」ってモノローグが。
これは削らない方が良かったような……

もう一つ。トールが自分のリングをトールリングとか言うところ。
ここでティズは自分のペンダントを輪冠としてトールに渡すのです。
※輪冠=リングティアラ→サードが首につけてるやつ
このペンダントの石はとても希少なのに、この星にはゴロゴロしてて
そんな宝の星なのになぜ死刑星として扱われてるのかという疑惑が。
ペンダントの元の持ち主はコリンで設定が違うから使えなかったのかな?
※原作ではティズは一時期コリンと一緒に生活してた

設定が微妙に変わってるところはともかく、
説明セリフや些細な行為が抜けてるところは尺の問題かも。
見てて特に無駄なシーンはないし原作に追加したシーンもほとんど無い。
1クールでもギリギリなのに11話しかないから時間が足りてないのかも。
つーか全11話ってどーいうことよ!

あえてここまで触れなかった配役のこと。
トールが(堂本)光一くんというのは当然耳に入っていました。
大丈夫だろうか!?ドラマとかやってたからは大丈夫かも!?
と思いつつ見はじめたら結構上手いし。って高山みなみさんだよ(笑)。
てっきり全部やるんだと思ったのに後半しかやらないのか。

と言うわけで肝心の光一くんは後半の6話から登場しました。
うーーん、いっぱい喋らないせいか、そんなに違和感は感じないかな。
(これからクライマックスに至っても同じ感想を抱く保証はないが)
少なくともサードよりははるかに様になってると思ったよ。
つーか、サードの小栗とか言う人は下手過ぎなんですけど……
最初は声質の問題かとも思ったけど、トールが死にそうになった時の
必死な形相で叫ぶとこなんか、下手だから全然魂に響いてこないし。
いっぱい喋る役にこれは勘弁して欲しかったり。
平田広明さんに差し替えてアフレコしなおしを希望!<おいおい

メインの3人で唯一まともな声優を使ってるティズに関しては
ビックリするほどイメージ通りで逆に驚いた。
頭の中でイメージしてたそのまんまで喋ってる!って感じで。
(高山みなみさんのトールとラーイも結構イメージ通りだった)
アニメのカッチリした絵でこの声だと原作以上にキュートっすね。
実は女キャラで一番好みのルックスってこんな感じなんよ(笑)。
なぜかアニメにはあんまし出てこないんだけど……

ところで原作ファンが言うのもなんだけど、
これアニメでやってもあまり受けなそうな……
ハードでやたらと重苦しい展開だしラストは厳しい内容だし。
今ごろ原作ファン以外はすっかり置いてきぼりを食らってたりして。

いぬかみっ! 1~11話

4月からテレビ東京系(6局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
原作はライトノベル(電撃文庫)で読んだことありません。
※セルDVDのリリースは8/9から(レンタルは10/4から)
川平啓太は由緒正しき犬神使いの血筋。
普通なら犬神と普通に契約をして犬神使いとしての仕事をするはずなのに、
女好きで煩悩まみれの啓太と契約する犬神はおらず家を追い出されてしまう。
そんな啓太と契約をしたい犬神がいると話を聞いて喜んで行ってみたら
そこには凄くカワイイ犬神のようこがいたのだった。
予想外の喜ばしい展開にあれこれ煩悩を巡らせる啓太であったが、
実はようこは犬神の中でも特に強い力を持つ破壊魔にして問題児であった
好き放題しようと企んでた啓太は逆にようこに振りまわされる日々に。

ある世代以上の人ならこれを見てある超有名カップルを思い出すと思う。
まさか20年の時を経て新作でこんなにそのまんまな二人を見るとは……
誰って、それはあたるとラムのことですよ。うる星の。
啓太とようこの二人のキャラってあたるとラムにそっくりなんだけど。

啓太の下心のある時ほどみょーにマジメな態度になるとことか、
女なら何でもいいみたいな行動なのにようこには素っ気無いとか、
ようこが決闘に行った時の心配で新聞が逆なとこまでそのまんま。
(↑これそっくりなシチュエーションがうる星にあったよ)
ようこは犬神なので基本的に空中を飛んでるし。
啓太がナンパをしてたり、女にだらしなかい態度をとったりしてると、
「じゃえん」(炎)とか「しゅくち」(物体移動)でどかんとやられるし。
特に毎回物語の最後のメデタシの後にドカーンとやられる展開は、
うる星のオチで「ダーリンのバカー!」と電撃くらうそのまんまだよ。
さらに1話と2話は動きのデフォルメの手法までうる星を彷彿とするし。
(再現するのが大変だからなのか3話以降は普通に戻ったけど)

今時の美少女ラブコメ作品は全てうる星の子孫みたいなもんだから
全く影響を受けてない作品を探す方が難しいとは言えるけど、
ここまであたるとラムのキャラそのままなのは初めて見たよ。
千葉繁さんがメガネをかけた濃い~キャラをやってたりするので
意識的にやってるんだろうけど。怖いもの知らずというか何というか。

怖いもの知らずと言えば2話の後半の内容はさすがに口あんぐりでした。
子犬の霊に憑かれた空手部員が啓太の手にガブっと噛みつくシーンが
セリフも含めてまんまナウシカで……おいおい!とツッコんでた。
しかしその後の展開はもっと凄かった。
小さな王蟲を囮にするあたりからクライマックスあたりまでの筋を
そっくりそのんまんまパクってやってるじゃないですか。
目が赤い空手部員が暴走して啓太を跳ね飛ばしたあと暴走が止まって
マッチョの怒りが消えた」「あの方が身を呈して町を守ったのじゃ」
って一見シリアスっぽい絵面のクライマックスが展開してるし(笑)。
笑えるとか楽しいとかより、まさにポカ~~ンという状態だったよ。
ここまでやって大丈夫なのか?

これはいちおー美少女モノなのでようこ以外にもヒロインキャラがいます。
それぞれのキャラが目立つエピソード(当番回)も当然あってたりします。
そんな感じで一見かわいい見た目だけど、この作品の本質は実は変態……
毎回のようすっぽんぽんになる啓太以外にも裸出しまくりだよ。男の(笑)。
それも見た目はかわいい啓太はともかく、マッチョとかむさいのばかり。
見続けるとED曲の「大変大変~」が「変態変態~」に聞こえてくるし。
(これは最初から意図してやってると思うけど)
美少女アニメという形容で売っていいのか?とこっちが心配になるぐらい。
いわゆる美少女モノを期待した人はテレビの前で呆然としてそうだ(爆)。

1話、2話と激しく突きぬけた内容でこれはいいかも!と思ってけど
3話で薫の犬神たちが登場して美少女アニメっぽく華やかになったら
ナゼかそれまでに比べてあまり面白くなくなった(爆)。なんでやねん。
やはりこの作品に必要なのは美少女じゃなくて変態だったのか!!??
切るか残すかどうしよう、とか思いつつ放送された分を全部見てみたり。
やっぱり6話とか8話のようにおバカ路線に突き抜けると面白くなるね。
そして最近の作品には珍しく回によって面白さにずいぶん差があるようで。
(今時の深夜アニメは短期集中路線だから普通はそう差が出ない)
全部が1、2、6、8話レベルなら傑作だったと思う。変態アニメとして(笑)。
現状だと時間があれば続きを見てもいいかなって感じ。

超GALS!寿蘭 32~36話

※27話以降はセル・レンタルともリリースされてません
きらりん☆があまりにアレなんで口直しに見てみました。
こんなことでもないと新番組の洪水の中では続きを見る機会が無いかも(汗)。

32話から新たなレギュラー(らしき)月野霞ってキャラが登場。
マミりんが裕也(2位)とバカップルになって蘭のライバルがいなくなったので
てこ入れに新たなライバルキャラを登場させたという感じかも。
初登場の回の陰険な立ち回りっぷりが実に少女マンガっぽいなと思った(爆)。
2度目以降の登場でも陰険な計略を立てまくりだけど結果は毎度ボケ役に。
毎回ヤな感じの展開だと見ててウンザリするし確かにこの方がいいかも。

やっと上手くいったと思った綾と乙幡の関係には再び危機が。
ぶっちゃけこの二人ってあまり合ってないと思うのですが(爆)。
積極的に動かない乙幡とどちらかというと受身の綾だから。
しかし相性の良し悪しを感情で割りきれるなら苦労はいらないわけで。
合わないと自覚しつつそれでもやっぱり諦められないみたいな。

そこに新たに片瀬一喜という男が登場して綾にアタックを開始。
一見優しそうで二人の関係の修復を手伝ってるかのようなそぶりを見せる。
けどなにげに情報を歪めて伝えてるので腹の中は真っ黒かもしれない。
綾に優しい態度だし表向きはその友達の蘭たちにも礼儀正しいけど、
35話で一瞬だけヤな顔をしたのをワタクシ見逃してませんことよ!(笑)
マジメな綾の友達が不真面目な蘭というのが気に入らないのかもね。

綾はこのまま楽な道に流されて上手く行けばイイのだけど
片瀬のキャラクターといい綾の本心といいすんなり行きそうにない。
きっとこれからも浮上したり落ちこんだりの繰り返しなんだろうなと。
そして落ちこむ度に「わたしはモグラ」を歌うわけですな……(爆)
「りぼん」のくせに延々とドロドロの展開なのがなんか凄いよ。
ハイテンションな蘭&タツキチとはコントラストあり過ぎです。

ところでスクラン2期の7話で
料理対決の時に作ったラーメンが実は出前だったな展開どっかで見たと思ったら
これの27話にそのまんまの内容がありました……

大魔法峠 1~2回

現在リリース中の30分(15分×2話)×?本のOVA。
これは3月と先週にアニメTVで先行放送してたのを録画したもの。
原作は角川系(エース)のマンガで読んだことありません。
※2巻のセル・レンタルDVDのリリースは7/5(1巻はリリース済)
魔法の国から修行のために地上の学校に転校してきた田中ぷにえ。
見た目がかわいいうえに媚びた態度なので男子のハートをわしづかみ。
それが気に入らないスケバンたち(って今でもいるのか?)は
ぷにえにヤキを入れようとするがぷにえの魔法で撃退されてしまう。
魔法の前に手が出ないスケバンたちに謎の男があるアイテムを渡す。
それは魔法を封じるアイテムで、ぷにえは大ピンチに陥った……
と思ったら、ぷにえの真の必殺技である肉体言語が炸裂したのだった。
※肉体言語とは肉体で相手に理解される技→プロレスの間接技
そう、実はぷにえは冷酷無比にしても無敵のプリンセスなのである。

東芝エンタおなじみのインチキ魔法少女シリーズです。
※小麦ちゃん、ドクロちゃん、そしてこれ
あいかわらず凄く変だし、いろいろ(意図的に)間違ってるし、
スケバンといいながら女に(人間にすら)見えないキャラいるし、
肉体言語で片っ端から病院送り(死んでそうだが)にしているし、
キー局で夕方に放送したらクレームの電話が止まらなそうだよ(爆)。
でも、ドクロちゃんを見た後だとこの程度?と思えるから不思議。

確かにカワイイ顔と行動の非道っぷりのギャップは凄いけど
全てが同じパターンなので一度見ると慣れてしまうのだった。
それに猫の被り具合が尋常でないだけで有り得そうな気もするから。
バトルシーンも地味な技を確実に決めるとか格闘アニメみたいだし。
いわゆる魔法少女モノじゃなくて(凄く)変な設定の格闘モノだと思えば
この程度の内容は想定の範囲のような気もしないでもないと言うか。
感情が高ぶったらバットで撲殺しちゃうのよりはずっと普通と言うか。
そんなとんでもないのと比べんなって……

にしてもこの作品のバトルシーンは無駄にクオリティ高いよ。
特に穴掘りエリィ(穴掘り?)とのバトルシーンの動きは凄いね。
パッと見はまるで派手さがない掴み合いだけど一つ一つの動きが鋭すぎる。
アニメ的なごまかしが使えなくて大変だったと公式サイトに書いてあって
実際に作品を見た後に確かにそうだと実感しました。
こんなに体術をきっちり描画したのって他はメゾ・フォルテぐらいでは?
この作品でそんなとこに気合を入れてもあまり報われなそうだが(笑)。

RAY THE ANIMATION 1~4話

4月から一部の民放(6局)で放送してる新番組。
ファミリー劇場でも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は青年誌(チャンピオンRED)のマンガで読んだことありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/28から
零は小さい頃にある組織である目的のために窓しかない部屋で育てられていた。
自分の眼は組織によって奪われたけど助け出され新たな特別な眼を与えられた。
それはどんな物質をも透過して見ることができる不思議な眼。
与えられた見え過ぎる目に困惑しつつも、人のために自分ができること選んだ。
それは自分の目を生かして医者として難病・奇病の患者の命を助けること。
そんな日々を過ごしながら目を奪った組織の正体を探っていた。

ブラックジャック外伝と言うからもっとマジメな内容かと思ったのに
実際に蓋を開けてみたらずいぶんオカルトちっくな内容でびっくりした。
透視できる目はまだいいとして、毎回のように異常過ぎる奇病は出てるし、
対処法も神の手による奇跡の技というより夢に描いたSFみたいだし。
ここまでやっちゃうと医療モノじゃなくて、医療を題材にした絵空事だよ。
まぁ、リアルな医療モノを期待したりしなければそれなりに楽しめますが。

これに出てくる看護師さんたちはやくざが拳銃をちらつかせても動じないし、
そのやくざと大立ち回りをしてるし、君らいったい何者?とか思ったり(笑)。
病院の院長なんかローリングアタックとでも呼びたくなる技で相手をなぎ倒すし。
表の顔は院長や看護師だけど、裏では謎の組織のエージェントなのか!?とか。
そんなどーでもいいことを考えてしまうほどリアリティが希薄なわけですが。

そーいやこれの主役の零って野川さくらさんだった。
まさかこんな大人で(表向きは)クールな役をやるとは思わなかったので
最初は全く分からなかった。どっか聞いた声だけど誰だっけ?とか思って(汗)。
雛苺をやったり、こんな役をやったり、ずいぶん芸の幅が広がったものです。
マジカノではいろんな意味で大活躍だったし。「らめ~」とか言って(笑)。

きらりん☆レボリューション 1~3話

4月からテレビ東京系他(32局)で金曜日の夕方に放送してる新番組。
BSジャパンとAT-Xとキッズ(7月~)でも放送してるので見れない人はそちらで。
原作は少女誌(ちゃお)のマンガで読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは9/8から
主人公の月島きらりは食べることが大好きな中学生で。
(設定によると)凄い美少女で道を歩くと周りの人が振りかえるほどで。
でも当人は全くアイドルとかには興味がなく目指そうとも考えなかった。
そんなある日、助けた亀の飼い主の男の子に一目惚れしてしまったのです。
実は彼はアイドルで彼のそばに行きたいがためにアイドルを目指すことに。

第一印象は「ちゃお」ってこんなに対象年齢低かったっけ!?だった。
(超GALS!は「りぼん」だからターゲットは大差ないはずなんだけど)
と言うかこのストーリー展開はご都合主義を通り越してミラクルだよ。
魔法で変身してアイドルになるとか、いきなり神様になるとかの方が、
この作品よりよほど可能性がありそうな気がするなんて、ある意味凄い。
ここまで行くと、リアリティも、説得力も、演技力もどーでもいいや(爆)。
脚本も演出も作画も、面白いかとツマラナイとかも、どーでもいい(おい)。
この前か後に「ラブゲッCHU」もやれば完璧だったのに(何が)。