- 目次 -
未放送話を含めて全話をDVDレンタルで見返してみました。
と言っても今週全部まとめて見たわけじゃないけど。
ちなみにレンタル版にもコメンタリー音声は入ってました。
聞いてないんでどんな内容かは知らんけど。
それ以外の映像特典は公式サイトを見る限りセル版にも無いような。
だからおそらく
レンタル版はセル版と中身全く同じではないかと。
放送とDVDの最も大きな違いは中身の長さです。
R.O.D THE TVと違って全ての回が放送フォーマットより長いです。
放送枠に制約されずにエピソードに必要な尺で作ったとかだったハズ。
なのでサービスカットではなく
DVDが本来の作品のカタチなわけです。
放送フォーマットでも全体の印象が変わらないように編集をしてあるけど
それでもやっぱりカットされたことで欠落してた大事な内容もあります。
なので放送が面白かった人はなるべくDVDも見たほうがいいと思います。
放送してないエピソードだってあるわけだし。
カットされたシーンや未放送話を見ると祀(まつり)の印象が結構変わるかも。
放送バージョンだとゆりえを強引に引っ張りまわす印象ばかりが強いし。
自分の神社のために神様の力を利用する利己的な性格に見えるような。
確かにそういう面もあるんだけど、実は
ゆりえのことを思ってるのがわかる。
と言うか最初に神様としての体裁を整えたのもちゃんと理由が有ったわけで。
放送版だとざっくりカットされてるけど、2話冒頭に神様になったと言っても
以前と変わらないゆりえだから侮られてるみたいなシーンが有るのでした。
この状況を打開するために祀は神様の威厳を持たせようとしたわけです。
力は持ってたからあのままだと便利に使われてた可能性もあるし。
放送とDVDの違いといえばリテイク(作画修正)なんてのも。
これに関しては
詳細に比較したわけじゃないので知らん(爆)。
放送版も絵は安定してたので気にするほど違いはないと思うよ。
全話のカット位置を調べてる時に偶然にも違うところを発見したけど。
放送最終話でゆりえが当日登校する時の車庫?で自転車に乗るカットは
DVDだと車があるし、直前の風景のカットでは靄がかかってるのです。
※それ以降のカットでは放送版でも靄がかかってる
こんな感じで詳細に見比べれば多少の違いは有るかもしれない。
体裁の違いについて。
放送だと4話から正式版になったOP映像ですがDVDだと2話から正式版です。
放送の1話はタイトルロゴの後に主要スタッフのクレジットも出てるけど
DVDではなにも出ません。本編終盤にスタッフロールが流れるのも無し。
代わりにDVDでは1話からちゃんとエンディングがついてます。
放送版の2話の本編の最後の「では歌って頂きましょう」から
エンディング曲に繋いで歌&映像を初披露する方が良かった気もするが。
完璧を求める人は
放送版も保存しておきませう(全話尺が違うし)。
せっかく調べたので
全話の未放送シーンの位置と簡単な説明を。
2~3秒のカットは見落としてる可能性もあるけど大差は無いでしょう。
※それぞれ回の冒頭からのタイムです(最大2秒程度の誤差あり)
1話「
青春のいじわる」放送1話
(1) 9'22"~9'45"
神社の階段を上るカットとクジをひくカットの間。
光恵とゆりえが手水舎で手を洗ってます。
(2) 10'36"~11'39"
みこが玄関から出てきたカットと本堂に入るカットの間。
祀がみこにゆりえを紹介して互いに挨拶をしてます。
(3) 13'00"~13'33"
フェリーが桟橋につくカットと家で横になるゆりえのカットの間。
光恵が疲れたゆりえを家まで送っていってます。
2話「
神様お願い」放送2話
(1) 1'32"~2'57"
本編冒頭カットの前。
ここの内容は前に方に書いてあります。
(2) 8'17"~8'55"
ゆりえが光ってるカットと傾斜から海が見えるカットの間。
神社のそばの坂のある場所でも物の怪に話を聞いてます。
(3) 12'22"~13'23"
小さな祠にゆりえが入るカットと神の国の鳥居を入ったカットの間。
船着場みたいな場所から小船にのって鳥居をくぐるのです。
実は放送時にもこの部分が次回予告に使われてたりして。
(4) 13'40"~14'12"
中央に鶴がある全景カットと両国猫酒庵なカットの間。
VHDの神とかLDの神とかに八島様の話を聞いてます。ネタ渋すぎ(笑)。
3話「
そんなつもりじゃなかったのに」放送3話
(1) 7'53"~8'18"
玄関の外観のカットとゆりえの部屋のカットの間。
タマの寝床を見て心配するゆりえに章吉が声をかけてます。
(2) 12'40"~13'25"
ゆりえの「貧乏神」って言うカットと鳥を放つカットの間。
事前に備えたつもりが実はもう貧乏神が来てたという説明みたいな。
頼りになるようで微妙にボケをかます八島様のエピソードでもある。
4話「
地球の危機」放送4話
(1) 1'33"~2'07"
本編冒頭カットの前。
ゆりえが政府専用機で東京に向かいながら「何でこんなことに」と。
(2) 4'43"~5'03"
ゆりえの家の呼び鈴のカットと政府専用機の中のカットの間。
待ってる光恵に今日は休むとヘリから声をかけるゆりえでした。
(3) 6'15"~7'00"
首相官邸正門のカットとエレベーターのカットの間。
首相がゆりえと挨拶をしてます。本当に本物か?とか言ってるよ。
(4) 10'30"~10'50"
「迷子を連れてきたの」カットと絵を描いてるカットの間。
動かなくなったから連れてきたみたいな説明を絵入りでしてます。
(5) 11'15"~11'54"
首相が電話してるカットとゆりえがお土産を選んでるカットの間。
首相がゆりえに謝礼(札束)を渡そうとします。ゆりえは断るけど。
ここと(3)によって放送版より首相の印象はさらに微妙に……
5話「
ひとりぼっちは嫌い」放送5話
(1) 2'56"~3'09"
ゆりえが保健室で寝てるカットと教室のカットの間。
祀と光恵が教室に戻る道すがら話してます。
祀はゆりえの調子が悪いって知ってたらやらせなかったって言ってるね。
(2) 6'30"~8'26"
お母さんの「買ってくる」カットと教室のカットの間。
ゆりえが横になって寝て時間が経過して目が覚めてまで延々と見せます。
(3) 14'21"~14'25"
お守りのカットと体温計のカットの間。
夜明けの風景のカットが入ってます。放送だとちょーどここにCMが。
6話「
小さな決心」放送6話
(1) 1'32"~2'49"
本編冒頭カットの前。
5話の試験の結果が張り出されて一喜(祀&光恵)一憂(ゆりえ)する様が。
ここは5話のフォローで6話の内容と関連が薄いからカットしやすいね。
7話「
太陽の恋人たち」放送7話
(1) 1'30"~3'24"
本編冒頭カットの前。
うだる熱さでのびてるゆりえを海に行こうと誘いに来る祀と光恵。
このへんから章吉はタマの変な行動に気付き始めるようです。
(2) 10'46"~12'15"
歓迎会のハガキのカットから神の国の鳥居のカットの間。
夜中に親の目を盗んで抜け出して山の祠に行くまで延々と見せます。
2話の(3)にあたるシーンはここでもカットされて全く未放送だね。
8話「
野生時代」未放送話
タマの様子がおかしいので追いかけてみたらなんと!みたいな話。
猫の国とか(まさに)キャットファイトとか、いかにも番外編って感じだね。
9話「
時の河を越えて」放送8話
(1) 5'56"~8'42"
三つ葉丸が味噌汁から出てくるカットと大和と会話するカットの間。
三つ葉丸のお願いの詳細を聞いて叶える前に当人の意思を聞こうという流れ。
一連のシーンをカットしても意味は通じるけど有った方がより親切だね。
10話「
君に決定」放送9話
(1) 8'50"~10'12"
校門でチラシを配ってるカットと学校新聞を見てるカットの間。
祀がゆりえに投票するといいことがと囁きながら渡してる封筒に対して
相手候補が新聞部を引き連れ賄賂だと詰め寄るのでした。しかし中身は……
放送で「また勝ったわ」って言うセリフは実はこここに繋がってたり。
11話「
恋は行方不明」未放送話
みこと章吉が学校へ行かずにどこかへ行ってしまう。
二人一緒にいなくなったので駆け落ち?とか思われてしまったり。
でも実はある理由で家出したみこに章吉が付き合ってただけだった。
姉を慕ってるみこの本心と章吉の秘めた想いが見える、とてもいい話。
祀の意外な表情も見れるので、放送しか見たことない人は是非見るべし!
この話を見ると14話(と15話)のあるシーンの意味がよくわかります。
12話「
ふしぎなぼうけん」放送10話
(1) 4'57"~6'13"
クラス会で検討しますなカットと屋上で食べてるカットの間。
ゆりえが購買にパンを買いにいくけど凄い混雑でなかなか買えなくて
しかしゆりえだとわかると人垣が割れて恭しくパンを渡されるという。
クラスよりもさらに凄い扱いなんで見てる方はただ苦笑してしまうよ。
(2) 7'30"~7'59"
ゆりえの学校の全景カットと「ゆりえちゃんとやってるかしら」の間。
祀がゆりえがいないと神社は赤字に逆戻りだみたいなことを言ってる。
(3) 8'45"~9'03"
「なんかものたりない気がして」と出雲の学校の下校のカットの間。
祀と光恵が健ちゃんの態度の変化にとっても喜んでる。
放送だと編集され過ぎでわかりにくいけど実は風邪の回と対になってます。
ちなみに時間とセリフの絡みで(2)(3)はカットの途中で切ってある。
(4) 13'52"~14'53"
新人研修会の解散のカットと弁天ライブのカットの間。
途方にくれるゆりえが八島様や貧ちゃんにアドバイスを受けてます。
そして八島様はいそいそ出かけ貧ちゃんに「追っかけ」と言われてたり。
13話「
やりたい放題」未放送話
クリスマス時期になると閑古鳥が鳴く神社を盛り上げようと
祀は打倒クリスマスなイベントを考えるのです。みたいな話。
日頃は神社や神様に親しみながら、商売にはクリスマスが大事だから
譲れないみたいな商店街の人たちのバイタリティも見えたりして。
14話「
夢色のメッセージ」放送11話
(1) 10'47"~12'16"
よだれをたらして目を覚ますカットと寝転んで電話するカットの間。
よだれの顔をお父さんが写してたり、お母さんがゴミを片付けてたり、
お母さんが電話に出たり、ゆりえがコタツに潜って移動したりしてます。
(2) 13'40"~14'31"
黒豆に唐辛子の後の窓のカットと年賀状を広げてるカットの間。
お父さんとお母さんが出掛けに玄関に年賀状を見つけてゆりえに渡します。
この回はDVDで見ると人の出入りが一切省略されてなかったりして。
15話「
小さな一歩で」放送12話
(1) 3'13"~3'20"
階段でライバルは煮干なカットと神社の鳥居のカットの間。
学校の全景と下校の坂道を登る絵がカットされてます。
(2) 3'24"~3'26"
神社の鳥居のカットと絵馬のカットの間。
手水舎の絵がカットされてます。
この(1)(2)は構成に大差なく細切れに時間を短くしてる感じ。
(3) 5'10"~7'08"
「春はまだ遠いなぁ」なカットとゆりえの家の玄関のカットの間。
夕焼けの風景を見下ろしながら3人で将来のことを話しています。
ここ、この回に絶対に必要ではないけど作品としては是非見て欲しい部分。
(4) 8'43"~10'48"
光恵からの電話のカットと朝の風景のカットの間。
イノ・シカ・チョウが時節柄の恋愛のお願いを大量に携えてくるのです。
ゆりえは恋愛まで「かみちゅ!」で解決しちゃだめだよね、とか言ってる。
でも恋愛が一番神頼みしたくなるもんだけど(笑)。
(5) 15'40"~16'08"
光恵がフェリーでご飯食べてるカットと自転車で坂を登るカットの間。
みこが章吉にチョコをあげてます。チョコ好きだからとか言ってるよ。
ここは11話を見てると意味がわかります。つーか見ないとわからん。
16話「
ほらね、春が来た」未放送話
告白してつきあってるはずなのに進展がない二人。
その二人が春休みに神社の大掃除の出来事がきっかけで一歩前身する。
(この作品なにげに春夏秋冬そして春な構成なってるね)
あまりに初々しくて見てるこっちが恥ずかしくなる話(笑)。必見です。
スポンサーサイト
※音楽は池頼広さん
池頼広さんのサントラは過去にレンタルで何作か聞いたことがあって
実は
あまりろくな印象が残ってなかったのです。
作品を見てると良さそうだけど、サントラだとイマイチかもしれない。
そんな心配が有って買う前にレンタルで試聴してみました。
で、実際に聞いてみたら予想以上に素晴らしくて即買っちゃったよ。
作品を見てればなんとなくイメージできると思うけど
音楽もやっぱり懐かしくて優しい雰囲気が充満してる。
そして元気だったり、不思議だったり、切なかったり、甘酸っぱかったり。
作品を見てた
イメージがそのまま凝縮したような音楽が詰まってる。
どの曲も印象にしっかり刻まれてて、いらない曲なんて一つもない。
イマイチかもなんて疑ってしまって、もうほんとごめんなさいって感じ。
にしても池頼広さんの今までのサントラとはあまりに印象が違うんだけど。
手書きの曲目や解説や変なイラストも含めてみょーなテンションだし(笑)。
(どこまでが池頼広さんの手によるのかはわからないけど)
作品に対する並々ならぬ思い入れみたいのがビンビン伝わってきます。
音楽が作品の雰囲気を強く印象づけるのは間違いないけど
音楽制作もまた作品のイメージに強く影響されるのだなと実感した。
互いに互いの良さを引き出すまさにコラボレーションというか。
素敵な作品は音楽も素敵なのが必然だというか。
とにかく素晴らしいサントラなのでこの作品を好きな人は是非聞くように!
全曲紹介とどこで使われてるかを簡単に説明。
※放送された部分から選んでます
「恋の自習時間」
穏やか系の曲。2話で「恋愛成就」の紙を渡されるあたりから最後まで。
「君に続く坂道」
静のメインテーマ。1話の書道部をゆりえが覗いてるあたり。
「
ちゅう学生がゆく!」
動のメインテーマ。9話で大和が浮上するあたり。
「バチがあたるぞ!」
緊張系の曲。1話で「台風が接近しています」のあたり。
「恋はふしぎ」
ふしぎシリーズ。2話で八島様を探してるあたり。
「自転車で帰ろう」
穏やか系の曲。1話で告白してるあたり。
「時はゆっくり流れてる」
穏やか系の曲。2話で「八島様がいなくなった」のあたり。
「なんでもありません」
穏やか系の曲。2話で神の国から戻ってきたあたり。
「
もののけだよ全員集合!」
不思議系の曲。2話の神の国のあたり。
「すこし、ふしぎ」
ふしぎシリーズ。6話で3人で走ってるあたり。
「アイラブユーは川を越えて」
爽やか系の曲。1話でゆりえが疲れて横になってるあたり。
「神々Cガール」(←こうごうしいガール)
静のメインテーマ・バリエーション。1話で竜巻に飛びこむあたり。
「
センチメンタル・カントリー・ロマンス」
ふしぎシリーズ。3話で貧乏神の話を聞いてるあたり。
「いつだってお昼寝ちゅう」
ゆったり系の曲。1話で3人が神社に向かうあたり。
「あたふた あたふた」
緊張系の曲。1話で台風を止めようとしてるあたり。
「天国時間」
「なんでもありません」のピアノ・バリエーション。
5話で飛んでるゆりえが学校に来たあたり(微妙に違うVerだけど)。
「恋の片道フェリー」
爽やか系の曲。6話で3人の活動がパラパラ流れるあたり。
「夢色坂道」
静のメインテーマ・ピアノバリエーション。
これとは違うピアノバリエーションも何曲かあるようです。
「
あの夏の坂道」
静のメインテーマ・バリエーション。1話の一番最初と最後のあたり。
「ウキウキ寄り道オーマイガッ!」
爽やか系の曲。1話の次回予告。
「ちゅう学生がもっとゆく!」
動のメインテーマ・バリエーション。3話で貧乏神対策の神事をしてるあたり。
「海はグー!瀬戸内サーフィン天国」
懐かしの曲。7話で昔を再現した時にレコードから流れてる曲。
「晴れのちハレ! (TVバージョン)」
オープニング曲。
「アイスキャンディー (TVバージョン)」
エンディング曲。
作品を見てた人がおそらく最も印象に残ってるであろう曲が
動のメインテーマ(と勝手に決めた)の
「ちゅう学生がゆく!」「ちゅう学生がもっとゆく!」
この曲は使われる頻度こそそんなに多くない(毎回は使わない)けど
ここぞというポイントで使うのと、
曲調がとても印象的なので。
サントラを持ってない人はDVDなどで確認してみるといいです。
「ああ!この曲か!」と納得すること間違いなし。
もう一つ記憶に強く刻み付けられてるであろう曲が
静のメインテーマ(別名・坂道シリーズ)の
「君に続く坂道」「神々Cガール」「夢色坂道」「あの夏の坂道」
これ以外にもサントラに未収録のバリエーションが何曲もあるし、
1話の中でもバリエーションを変えながら繰り返し使われるので、
この作品を最後まで見た人なら耳がタコになるほど聞いてるはず。
意識してなくても
頭の中にはしっかり刻まれてると思います。
他にどんな曲が収録されてるかは使用位置を参考にしてください。
曲だけ確認すればどんなサントラかある程度は想像つくかも!?
使用位置を調べてて気づいたけど実は
未収録曲が結構有ります。
ざっと調べた感じではアルバムもう1枚分ぐらいあるかもね。
と言っても大半は静のメインテーマを含めた収録曲のバリエーション。
なのでサントラに入ってなくてもそんなに悲観することは無いかと。
火星人の回に使ってたちょっと毛色の違う曲とかも未収録だけど
このサントラのテイストを考えると未収録でよかった気がするよ。
(この未収録曲の方が池頼広さんのいつもの芸風だったり)
蛇足な話。
この作品の
主題歌シングルはレンタルが無いようです。
※ブロッコリー系のレーベルはレンタルしてないみたい
なのでレンタルで聞けるのはこのサントラのみになります。
TVサイズだけどCDで聞くとどんな感じかの参考にはなるかと。
4月からTBS系(2局)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
BS-iでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/28から
「ああっ女神さまっ」の第2期でおそらく1期のそのまま続きです。
1期は途中までしか見てないから詳しいことはよくわからないけど、
1話を見てると1期の最後に大きな出来事があり解決して終わったのかな。
そしてその絡みで
ベルダンディとの契約が破損してしまったらしい。
このままだと天界に帰らなきゃいけない、残りの時間を大切にしたい、
と言うことで二人はデートをするのです。なんと初デートだそうで……
夫婦みたいな生活をしながら初デートって君ら1年も何してたの?(笑)
そのへんも含めて微妙に1期の冒頭と重なるような展開だったりして。
2話からは再び夫婦のような生活が。
それも互いに信じて疑わない新婚あつあつカップルのような状態が続く。
最初のうちは微笑ましいんだけど、
だんだんウンザリしてきたよ(爆)。
信じて疑わない関係はキレイでも、それだけだとメリハリなさ過ぎ。
沙夜子が出て引っ掻き回すようになってやっと楽しくなってきた。
引っ掻き回しても二人の関係は揺らがないのでまるでピエロだけど。
いい性格してるわりに、セーターのとことか悪人にもなりきれないし。
意外と憎めないキャラなので、ちょっと応援してあげたい気もする。
おそらく今後もピエロだろうけど。
とりあえず良くも悪くも安定してるなという印象です。
4月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
7月からBSフジでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
原作は青年誌(アフタヌーン)のマンガで全巻持ってます。
※セルDVDのリリースは6/21から(レンタルは7/19から)
世に起こる不思議な出来事の裏にはみたされぬ強い想いがある。
行方を失った強い想いは
夢の中で形となり現実を侵食していく。
そんな夢にまつわる不思議な出来事を解決する人たちがいた。
人の夢に干渉し暴走した悪夢を止める「夢使い」の人たちがいた。
※アニメ設定に順じた内容説明で原作とは微妙に違います
1話読み切りのオリジナルストーリー。
そんな話はどこからか耳に入ってました。
だから内容が原作と全然違ってたけど驚きはしなかったよ。
内容は全然違うのに原作のパーツを部分的に流用してたりして
原作はそーいう使い方をするのかなんて感心したりもした。
1つ目のエピソードは
どこか原作のテイストを彷彿として良かったし。
懐かしい街並とか路面電車とか独特なアートワークも再現されてた。
こんな感じならオリジナルでもいいかも、なんて思いました。1話は。
しかし回を重ねる毎にどんどん内容が劣化してゆく……
絵や見せかたも2話以降はお世辞にもいいとは言い難い状態だし。
原作を知らなければそれなりに見れるけど原作ファンにはまさに悪夢に(爆)。
これなら多少アレンジをしてでも原作の内容をやるべきだったような。
現状は原作ファンには不満だろうし、新規のファンがつくとも思えないし。
原作の強烈なテイストを薄めて広く受けを狙ったらウリが無くなった感じ。
ちなみに原作は
1話を100倍ディープにしたような内容。
そもそも、なんで原作通りにやらなかったか。
それは比較のために原作を読んでて気づきました。
この原作そのままの内容じゃおそらく放送できない(笑)。
だって
性欲を記号化した露骨で強烈なビジュアルで表現してるから。
さらに変態的だし、近親相姦だし、同性愛だし、幼年趣味だし……
内容を分析してたら楽しんで読んでた自分がヤバい気がしてきたよ(爆)。
直接的な表現ではないとはいえ、このご時世だし放送は難しそうだ。
オリジナルの内容にするにしても1話読みきりはちょっと。
依頼者の心の問題を見せて、夢使いの不思議な仕掛けを見せようとすると、
1話読みきり体裁では時間が足りなくてどちらも薄っぺらくなってしまう。
夢使いの行動がワンパターンなのは説明する時間がないからなわけです。
夢使いの変わった技を一つ一つしっかり説明しながら映像として見せないと
「夢使い」という作品の意味が視聴者に理解できないと思うのですが。
「遊奉(あそびたてまつる)」とかは文字を画面に出した方が良かったのでは?
現状だとセラムンあたりの劣化コピーにしか見えない……
せめて2~3話1エピソードにして、じっくり見せて欲しかった。
こんな状況なんで原作と比較する意味はあまりないけど。一応。
原作は「虹の卵」(長編)「鉱物の聖母」(長編)「影の女」(短編)の
3つのエピソードしかありません。※コミックスは全6巻
アニメの1話の内容は「虹の卵」からほんの少しだけ流用してます。
2話と3話の夢使いの技も「虹の卵」からほんの少し流用してます。
ドリームサイクロンは最後の切り札なので原作では佳境で使います。
(毎回使うと最後の切り札って感じがまるでないんだけど)
4話の内容は「鉱物の聖母」からほんの少しだけ流用してます。
3話の願望が一人歩きするのは「影の女」がモチーフかな。
夢に本体が乗っ取られるとかも「影の女」っすね。
つーかこれは原作をそのまま使えば良かったような。
1月からWOWOWで放送してた新番組(全6話)。DVDレンタル。
※レンタルはセルDVDより1ヶ月遅れてリリース
原作はライトノベル(電撃文庫)で読んだことありません。
主人公の裕一は高校2年の冬に急な肝炎で入院することになった。
症状が落ち着くと退屈を持て余すようになり、頻繁に病室を抜け出していた。
そんなある日、顔見知りの看護師さんに夜間の外出を見逃すのと引き換えに
長期入院してる
ある女の子の話し相手になってくれと頼まれるのだった。
裕一は会話のきっかけにと渡された本を手に彼女の病室のドアを叩いた。
まず見てて凄く気になったのが
病院を舞台にするにしてはシチュエーションの作りがいい加減なとこ。
一つ目は裕一と里香が
手術室に忍びこんでメスで遊んでるシーン。
管理上それはありえないし出来たら大問題だよ。特にメスの方は。
二つ目は裕一が毎日のように夜に病院を抜け出して遊びに行ってるとこ。
入院するレベルで毎日抜け出したらヤバいし、問題ないなら退院してる。
三つ目は里香に嫌われた裕一が病院の屋上に閉め出されてしまうシーン。
「病人」を寒い日に屋上に鍵かけて閉め出したら下手すると死んじゃうよ。
死を身近に見てる里香なら、いくら怒っててもそこまではしないだろう。
物語をドラマチックにするために多少の嘘をつくのはイイ。
だけどこのへんの間違いは嘘というにはシャレにならないレベルで。
シリアスな物語であまり嘘っぽいシチエーションを並べちゃうと
作品そのものの説得力が無くなるという致命的な問題が有るんですが。
シリアスなラブストーリーという観点でも問題が。
原作を圧縮しすぎなのか感情の変化があまりに唐突すぎるのです。
※原作6巻分を6話に構成してあるようです
例えば他人を寄せ付けなかった里香が裕一に心を開くプロセスとか。
潔癖っぽい里香が幻滅した裕一を簡単に許してしまうプロセスとか。
互いに仲直りしたかったけどキッカケが無かったな感じに見えないし。
恋愛モノで
微妙な感情の変化を端折ったら台無しだと思うのですが。
むしろ筋をバッサリ切り落としてでも感情をじっくり描くべきだよ。
(6話で6巻分を描くのがそもそも無茶だけど)
病院を舞台にしたシチエーションの杜撰さといい
感情描写の希薄さといい
微妙としか言いようがない。
題材は悪くないと思うし、いいシーンもあるんだけどね。
原作ファンの人たちはこんなんでいいの?
4月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はシスプリとかと同じよくわからないモノでよくわかりません(おい)。
電撃G'sマガジンの読者参加企画をノベル化した作品が直接の原作なのかな?
※セル・レンタルDVDのリリースは6/23から
アストラエアの丘は聖ミアトル女学園、聖スピカ女学院、聖ル・リム女学校と
三校共通の寄宿舎であるいちご舎が存在する、
男子禁制の女の園であった。
そのミアトルの4年生(=高校1年生)に転入することになった渚砂(なぎさ)は
登校途中に凄くキレイな生徒に出会い突然キスをされそうになるのだった。
彼女は花園静馬、3校の頂点に立ち全校の憧れの存在のエトワールだった。
入学早々から静馬に見初められた渚砂の運命やいかに!?
みたいな設定だと思うけど、4話まではあまりそれっぽくなりません。
オープニング映像を見た時に「マリみて」の二番煎じ?とか思いました。
実際に中を見たら
マリア様の鉄槌を食らいそうなパクリっぷりで(爆)
まぁ、いろいろパクってるわりに作品の雰囲気とか全く似てませんが。
と言うかこれ設定だけマリみて風のシスプリみたいな作品っすね。
いくら清く正しいと言っても、ここまで行くと生身感がまるでないよ。
見てて女のカタチをした絵が動いて喋ってるとか思ってしまった。
もちろんアニメは絵だから、絵が動いて喋ってるのは当然なんだけど。
そーいう意味ではなくてキャラが生きてる感じがまるで無いってこと。
キャラの生身感が希薄でも、ポップだったりハイテンションだったり、
ノリでぐいぐい見せるタイプの作品なら、楽しむことはできるのです。
しかしこれの脚本はマリ見てと同様にスローテンプで淡々と見せてる。
キャラに魂を感じられるなら濃密な表情描写も抜群な効果を発揮するけど
こんな生きてないキャラでは
中身のないだるい作品にしか見えない。
そもそも絵はカワイイけどキャラの表情なんてろくに描いてなかったり。
カワイイ見た目と面白くなりそうな舞台設定で何でこんなになるかな。
4月からテレビ東京系(6局)で月曜日の夕方に放送してる新番組。
BSジャパンとAT-Xでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
※セルDVDのリリースは8/9から(レンタルは8/25から)
多聞三志郎は日本中を旅するのが夢で学校が休みの度に家を抜け出していた。
今回も夏休みに乗じて家出同然に出発しフェリーにのって旅は始まった。
そこである騒動があって命を落としかけフエという妖怪?に命を助けられる。
フエに連れられ妖怪城を訪れた三志郎は、そこで起きてる事態を見たのだった。
正義感の強い三志郎は
妖怪たちを助けるため、優勝すると何でも願いが叶う
と言われる妖逆門という名のげぇむに参加することにしたのだった。
いわゆる小さい子向けで玩具のプロモーション作品です。
妖怪を封印した撃符というお札(トレカにしてバーコードカード)を
撃盤という道具(これが玩具)に挿入することで妖怪を召喚する。
使役召喚スタイルの妖怪バトルを玩具にあてはめた感じの設定。
そのバトル自体はそこそこ見れるし遠野のアートワークも結構良かった。
けど、設定そのものの整合性がまるでなってないのでアレです。
逆門(ぎゃもん)の使徒がいて、それには妖怪の力が通じないとか。
そのせいで妖怪たちは逆門の使徒に撃符に封じられてしまったとか。
そのへんまでは一応筋が通ってる。
しかし、撃符を使えば逆門の使徒を倒せるってどーいう理屈だよ。
撃符から呼び出されるのは妖怪じゃないのか!?
さらに妖逆門というゲームを主催するのは逆門の使徒なのに、
妖逆門で優勝したら逆門を倒して妖怪たちを救えるって……
自分たちを倒せる撃符をげぇむの参加者にばら撒くのも変だし。
撃符に封じられてるはずなのに姿を変えて動き回ってたりするし。
なんかゲームを映像化するために無理矢理設定をでっち上げた感じ。
昔のシューティングゲームの
とってつけたようなストーリーみたいな。
こんな穴だらけの設定で命がけとか真剣とかいわれてもな。
陰陽大戦記はこれよりずっと設定はまともだったよ。
所詮は玩具の宣伝アニメでそれ以上でも以下でもないって感じ。
頑張って絵を描いてる人が報われないな、とか思いつつ見てた。