まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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超GALS!寿蘭 27~31話

超久しぶりの続きです。何年ぶりだっけ!?
何度か書いてるけど27話以降はセルもレンタルもリリースされてません
なので現状はどこかで再放送したのを見る以外に方法はないのでした。
これは最近アニマックスで再放送してたのを録画したものです。
(日替わりなんでもう終わりました)

つーわけで久しぶりに見たけど、めっちゃテンション高ッ!
場面転換のスピード感とかも合わせてノリが若いな~~って感じが。
そしてこの手の現実を描いた作品は陳腐化が早いとは思ってたけど
放送からたった3年しか経ってないのにすでに古くなってるよ(笑)。
そもそもガングロって今でも生息してるのだろうか?
今回見た話の中にガングロトリオが美白するエピソードもあったりして。
ガングロはもてない(そりゃそーだ)からって動機で美白するのです。
よーするにこの頃からガングロは消えつつ有ったってことだけど。

新たな関係としては裕也(2位)とマミりんがなし崩し的に付き合うように。
正確にはマミりんが強引に彼氏認定してそれに引きずられてるのですが。
ハッキリ拒絶しないとそのまま先へ行っちゃいそうだけどいいのか?(笑)
まぁでもこれはこれでわりと似合ってるカップリングかなと思ったり。
珍妙なエクステ(つけ髭)を喜ぶバカップルっぷりにはさすがに呆れたけど。

カップリングといえば裕也とマミりんもそうだし蘭とタツキチもだけど
なんとなく気が合うとかの軽い理由でいつのまにか付き合ってたりして。
恋愛が絡む作品は劇的な出会いだったりとか運命の再会だったりとか
関係をドラマチックに描きたがるけど意外と現実なんてこんな感じだし。
特にこのぐらいの年代だとはっきり告白する方か少ないかも!?
そんな感じでストーリーは時々いろいろと突き抜けてたりもする(爆)けど
ちゃんと当時のリアルな生活感をサンプリングしてたりする。
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蟲師 1~7話

10月からフジテレビ系(6局)で土曜日の深夜に放送してる新番組。
原作は青年誌(アフタヌーン)のマンガで全巻持ってます。
紹介文はコミックス用に書いたのがこのへんに(手抜き)。

原作ファンとしては期待と不安の入り混じる今回のアニメ化でしたが
実際に動いてるのを見てあまりに忠実な映像化に感動すら覚えたよ。
雰囲気やノリが原作のイメージ通りとかそーいうレベルではなく
見た目からストーリーからサブタイトルまでほぼそのまんまです。
実際に原作と詳細につきあわせれば微妙に違いは有るだろうけど
ざっと見た感じほとんど原作そのまんま。エピソードの順さえも。
(飛ばされたエピソードもありますが)

原作そのままって簡単に言ってるけど、原作の絵を見たことがあるなら
それを忠実に再現してるだけでどれだけ凄いかわかるんじゃないかと。
正直なところこのビジュアルが表現できるかが最大の心配だったわけで。
見た目がイメージ通りだった時点で大きなハードルはクリアできた感じ。
原作の若干荒いけど優しいタッチを繊細な線でクリーンナップしてあるし。
原作より空間の繊細な色彩が強調されてて雰囲気が増してるとすら思える。
キャラも内面の魅力(優しさなど)で見た目よりよく見えてた原作に比べて
内面とバランスが取れるぐらい見た目もキレイに整った感じになってる。
特に女性キャラなんか萌えアニメ並にキレイな絵になってるよ(笑)。
(輪郭は原作の純朴な絵とほとんど変わらないんだけど)

内容に関しては……
原作を何度も読みかえしてるので新たに気づいたことなんかないよ。
と言うわけでその昔コミックスを読んだ時に思ったことを。
それはこの作品ってみょーに女性キャラの存在感があるってこと。
青年誌のマンガの女性キャラは対象としての理想過多なキャラか
現実的でパッとしないキャラかの両極端な作品が多いんだけど
この作品は現実的だけど少し理想が入った魅力的な描き方をしてる。
そのせいで純朴な絵柄のわりにみょーにかわいく感じたりもする。
アニメでは見た目がキレイになってるのでさらにカワイイ感じに。
ちなみに最初字面で作者が男性だと(とものりだと)勝手に思いこんでた。
男性にしてはずいぶん女性を描くの上手い人だと思ったよ(汗)。
※原作者は(おそらく)女性です。脚本陣も全員女性なのかな

内容といえば、この作品は直接的に泣き系ってエピソードはないけど
それぞれのクライマックスのあたりで静かにこみ上げてくるモノがある。
例えば1話の「緑の座」だと廉子が復活した杯で光酒を飲んだあたり。
悲しいわけではなく、嬉しいわけでもなく、ただ感情が溢れてくる
そんな時に場合によると涙がぼろぼろと落ちてくるのだった(汗)。
まさに映像と物語が織り成す情動によって魂が揺さぶられる感じというか。
この作品が多くの人を引きつけてる理由もまさにそこではないかと。

ノエイン もうひとりの君へ 1~9話

10月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
函館で暮らすハルカはある日青く光る雪の中で謎のマントの男と遭遇する。
この男カラスは現代とは異なる科学技術が進んだ時空から「龍のトルク」を
探してやって来た者で、それがハルカであることを知り愕然とするのだった。
なぜならカラスにとってこの世界は自らの過去にあまりに似すぎていたから。
そうカラスの世界はこの世界のたった15年後に近似した世界だったのだ。
そして15年前のカラスは自分の世界のハルカを助けることができなかった。
だから似てるけど違うこの世界のハルカを助けたいと思うようになる。
ハルカは自分でも知らない力のためにカラス達に人生を翻弄されてたけど
力の活かしかたを知って自らの可能性を切り開こうとするのだった。

まず最初に印象に残ったのがクセのあるキャラデザイン。
岸田隆宏さんってこーゆー絵だっけ!?とアルジュナを見てみたら
記憶に残ってなかったけど確かに眼のあたりに似た特徴がありました。
でもクセはアルジュナの頃よりももっとハッキリと出てる感じ。
(lainや恋風もやってるけどそのへんは元絵があるから)
そのクセのある絵柄が1話は特に強調されてて絵自体に凄い存在感が。
クセがあるといえばポージングや表情とかも普通とちょっと違う感じで。
いわゆる整った絵ではないけど素人目に見ても抜群に上手いと思ったよ。

で、そのクセがあるけど抜群に上手い1話に続いて見た2話の絵が……
あんたダレ?ってぐらい違うんですが。なんか目キラキラ系だし(笑)。
(よーするにガンダムSEEDみたいな系統の絵)
最初からそのキャラデザならともかく、この作品でそれはどーかと。
絵のバラツキにはわりと寛容なんだけど今回のは勘弁して欲しかったよ。
クセは多少抜けてるけど元絵に近い3話あたりまでが許容範囲じゃないかと。
4話以降はそんなこともなく安心して見ていたら7話で再び2話の絵が。
2話と作監が同じってことは監督はこの絵を許容してるんだろうな。
見た目が気になると内容に集中できなくて困るんですが。

キャラ絵の話は置いといてそれ以外の部分を。
キャラ絵もそうだったけど空間描写も凄く気合が入ってる。
公式サイトを見なくても舞台が函館なのがすぐ分かるぐらい。
海のすぐそばに街が有って、さらに展望台のある山もすぐ近くに見えて、
有名な倉庫群があってと特徴をよく捉えた街並の描写に説得力があるし。
キャラ描写もとても丁寧で作品世界そのものに奥行きを感じられる。
現実を描いた部分に関しては文句なしで満点をつけられると思います。
さらに自らの内にある力が原因で運命に翻弄される展開なので
とてもツボに突き刺さる好みな内容なのでした。なのですが……

今までの話だととても素晴らしいデキのように見えるかもしれない。
しかし実際に見てるといまひとつ乗りきれない部分があるのでした。
それは作品の根幹をなす設定がかなり難しくて分かりにくいってこと。
ハルカの世界の15年未来がカラスの世界のように見えるけど
実際にはあくまで近似値の未来でとても似ているそれに過ぎない
これ二つの世界が単一時間軸の過去と未来なら分かりやすかったと思う。
厳密には過去に干渉する時点でタイムパラドックスになっちゃうけど。
そのへんはBTTFみたく無かったことにしてさ(爆)。

もうひとつの問題は展開の遅さ。というか先の見通しの悪さかな。
ラクリマ時空界(カラスの世界)の人たちにハルカが翻弄される部分と
ハルカとその友人たちの日常を描いた部分が並行して進んでくので、
どちらが物語の本筋か分からず行こうとしてる方向も見えてこない。
ハルカがラクリマに攫われて初めて日常が描かれてた意味が分かるのです。
だってそこにはハルカのよく知る人の未来の姿があるわけだから。
(このラクリマでハルカがどーなってるかはまだ不明)
全く知らない異世界の人がよく知る人ってのはかなり衝撃的です。
そのへんまで進むとだんだん面白さが見えてくる。

そしてハルカもラクリマの人たちにただ翻弄されるだけの受身な展開から
9話あたりでやっと自分の持つ力で道を拓いてく方向性が見えてくる。
このままでは近い将来あまりよくない状況になるらしいハルカが
(それはあくまで近似値のカラスの世界のハルカの話だけど)
その運命の輪を断ち切る方法を見出すのが物語の着地点なのだろうか!?

そもそも9話まで一気に見た理由は4話までだと判断がつかなかったから。
あっさり切り捨てるには惜しいけど積極的に見るには微妙だったので、
もう少し見たら判断できるかも、と1話また1話追加していった結果です。
(リリカルなのはA'sを9話まで見たのも似たような理由)
9話まで見て切り捨てないという判断にはなりました。

[CD] Idea / eufonius

(C/W eidos)
「ノエイン もうひとりの君へ」のOPマキシです。
イントロの入りかたでこれ誰?とか思ったらeufoniusだったとは!
とても美しいメロディとハーモニーがドラマチックに構成された曲で
オンエアで聞いた瞬間に買うと決めたよ。今期一番の楽曲はこれだね。
今までにeufoniusの曲はシングル3枚5曲ほど聞いたけど、
どれも美しい旋律を透き通った声で奏でた印象的な曲ばかりです。
今後もこのユニットには期待大って感じ。

ところでeufoniusってキングレコードに所属してるんじゃないの!?
今までの2枚はキングから出てたし。双恋のサントラもやってたし。
でもこれはランティスから出てるのでした。最初アレ?とか思ったよ。
もしかすると双恋プロジェクトとして契約してたのかな。

アニマル横町 1~4話

(1回15分×2話になってるけどここでは1回1話と書いてます)
10月からテレビ東京系(6局)で火曜日の夕方に放送してる新番組。
BSジャパンでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少女誌(りぼん)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
推定5歳のあみちゃんが引っ越してきた家には不思議な秘密がありました。
それはあみちゃんの部屋の床にある扉とそこから毎日のように出てくる
ウサギとクマとパンダのぬいぐるみのような不思議なナニか
人の言葉を喋る彼らは常識外れの行動であみちゃんを翻弄するのでした。

少女マンガのギャグ作品はマジメなストーリーモノの反動からなのか
見た目の可愛さとは裏腹にネジが飛びまくった作品が多いです(笑)。
この作品も多分に漏れずそんな感じ。でもまだついて行きやすい方かな。
ボケを重ねてどんどん話がそれていくけど脈絡がわかりやすいし。
子供向けなんだけど時々みょーに渋いネタを織り交ぜる底の深さもある。
例えばこの作品は全編あみちゃんの家の中のシーンしか存在しないし
両親も声だけしか出てこないけど、それは実はあみちゃんの夢だからで、
社会人のあみちゃんが仕事に疲れて電車で居眠りしてるんだよとか。
もちろんそれは嘘というか毎度のホントっぽいボケの一つなんだけど。
舞台構成を逆手に取って周到にしこんだ計算されたボケなのでした。
ネタの渋さとかどことなくハレグゥと方向性が近いかもしれない。

あと特に印象に残ってるのはケーキを作った回の
ダメにしちゃったのに「よく料理番組とかだとこちらに出来てるのが」
とか言ってなぜか完成したケーキの土台が出現するとか。ありえねぇ!
クロスワードパズルをやってて答えがすぐに分かるような問いなのに
なぜか答えはどれもこれも「ヤマナミさん」だったりってオイ!
あみちゃんもだんだん投げやりになって「どーせヤマナミさんでしょ?」
と答えてみたらそれはよく知るまともな答えで笑われてしまったり。
その時のあみちゃんの心境を表現するなら「むきーー!」って感じ!?(笑)
延々とこんな感じに笑わされまくりで腹痛くなった(爆)。

そーいえばこれのオープニング曲。
意味のない歌詞が韻を踏んでてえらくノリノリで楽しい。
芸の細かいビートだし曲だけで買ってもいいと思うぐらい好みだよ。
今期のオープニングを楽曲で選ぶなら三本の指に入ると思った。
実はこれ唄ってるのはあみ&三匹の動物(?)の人たちなので
タイアップじゃないちゃんとアニメのために作った曲なのでした。
元々このジャンルは元気でノリノリの主題歌が多くて油断できないけど、
純正アニメソングでもこのレベルの曲が用意できたことはなんか嬉しい。
ちなみにエンディングはthe Indigoなので洗練されたキレイな曲です。
つーか深夜アニメ以外でthe Indigoを使ったの初めてのような。

フルメタル・パニック! The Second Raid 1~2巻

7月からWOWOWに放送してた新番組(終わりました)。DVDレンタル。
1期の無印、2期のふもっふに続く3期シリーズで今回は長編みたい。
さらに今作は宗介の属するミスリルと謎のテロリスト組織との対決という
戦場&バトルシーンが中心のシリアスでハードな内容なのでした。
スタッフはふもっふと同じなのでアクションは見ごたえがあるし。
殺しまくりながら歌を歌っちゃう頭がイカレてるテロリストの親玉とか
人間離れした能力を持つ中国人姉妹とか印象的なキャラが揃ってるし。
ハードなアクションアニメだと思って見れば結構いい感じです。

しかし……
フルメタを戦場ボケした宗介とかなめのドツキ漫才だと思ってたので
ちょっとこれはイメージと違うようなという感じがかなりありました。
今回もストーリーの所々でそれっぽいシチュエーションはあるけど。
あくまでもコメディは息抜きでアクションがメインって感じだし。
確かにアクションシーンは凄く気合入っててカッコいいんだけど
宗介にとって戦場は本来のフィールドだからボケてくれない(爆)。
宗介がボケないフルメタなんて妹キャラのいないエロゲーですよ!?
まぁ、戦場でボケてたら死んじゃうけどな。

ところでちょっと気になったのが1話の内戦の舞台。
ぱっと見た感じがまるで日本の街並に見えるんですが。
(色合いだけ砂漠の中っぽいけど建物の形が日本の建物だよ)
河川回りもどこか日本の風景写真をベースにしたみたいだし。
日本ではないどこかの国って設定なのにそんな見た目でいいの?

ガイキング 1~5話

11月からテレビ朝日(のみ?)で土曜日の朝に放送してる新番組。
主人公の少年ツワブキ・ダイヤは近所ではうそつきとして有名だった。
それは機械でできた怪物に襲われたという彼の話が信じられなかったから。
彼の父が事故で行方不明になったのもホントは怪物に攫われたからで
あの怪物はまた再び現れるという彼の言葉を誰も信じようとしなかった。
しかし青白い光が立ち上りそこから機械の怪物がホントに現れたのだ。
さらに怪物を追うようにその昔彼を助けてくれた機械の竜も現れた。
その機械の竜こそ怪物の侵略から地上を守る大空魔竜だったのだ。

なんつーかとても懐かしい感じ。
喩えるなら30年ぐらい前のロボットアニメのような。
現実味のない設定なのにみょーに生真面目に作ってるとこが特に。
キャラの性格づけが全体にシンプルなのも昔の作品とそっくりだし。
とか思ったらこれまさに30年前の作品のリメイクだったのねん……
オリジナルを知らないからどこが同じでどこが違うかはわからんけど。
しかし30年前のノリを今さら見るとは思わなかったので少し唖然とした。
まぁ、ガオガイガーあたりはこの頃のオマージュみたいなもんだけど。

やってることは昔のノリそのまんまなのでちゃんと合体変形します。
合体変形に何の必然性も感じられないところも昔のまんまです(爆)。
てゆーか合体変形すること自体が燃え(?)なのでしょう。きっと。
ロボットと言ったら当然ロケットパンチみたいな攻撃もあります。
なんでも一撃必殺のパンチャーグラインドと言うらしいです。
発射したら戻ってこないのでまさに一撃必殺な時しか使えない……
そんなとこだけリアルにしてどないすんねん!(笑)

鋼鉄天使くるみ2式 1巻

2001年頃に放送されたテレビシリーズ。DVDレンタル。
内容は1作目の続きではなく未来の話。見た感じほぼ現代かな。
今回の御主人様は中学生の巫女の那己でよーするに女の子です。
代わりに鋼鉄天使が男性型に!なんて展開は有るはずもなく。
さらに那己の幼馴染で密かに那己が好きなうるか(もちろん女の子)は
突如出現してやたらと那己に馴れ馴れしいくるみが邪魔でしょうがない。
うるかの父親(財閥総帥)は娘のためにと私設軍隊を投入して来るし。
すっかり那己の日常は平穏とかけ離れたものに。

1作目を見た時に比べていろんな作品を山のように見てきたし
どんな作品もそれなりに楽しめるぐらい寛容になった。
と思ってたけど……これは途中でどんどん気持ちが引いていきました(爆)。
「はにはに」とか「きゅいーん」とか聞く度にだんだん目が細く……
まさに生暖かい目線でことのなりゆきを見守ってたって感じかも。
つまり寛容になったのではなく最近は作品がマシになったってことか。
確かにこの作品と比較すると最近の深夜アニメは全般にずいぶんマシだし。
今でも時々すげーのあるけど。