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2005年08月25日
リリース予定表に
灰羽のレンタルDVD が!!(10/21リリース)
個人的にはレンタルDVDより廉価版DVD-BOXプリーズって感じですが
オンラインに入荷すれば近場のレンタル屋にない人には嬉しいでしょう。
それと関係あるような話だけどレンタル在庫リストを手直ししました。
と言っても店頭で在庫を調べてくる時間が無いのでオンラインのみ更新(汗)。
レンタルDVDが新たにリリースされてる分も表記を修正しておきました。
いきなりあのページに検索でくる人が結構いるので古い情報はマズイかなと。
店頭在庫の状況はかなり古い ですが……
あとまたレンタルのない作品を発見してしまったよ。
キッズで放送した「まかせてイルカ!」って新作でレンタル無かったのか。
旧作だと思ってて見落としたけどレンタルでいいかと思ってたら……
9月にもリピートするらしい ので見たい人は頑張って録画しませう。
※「レンタルのない作品」「レンタル在庫リスト」はサイドバーにあります
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2005年08月25日
これでラストです。
ラストに向けていろんなことが繋がってきます。
なんと1話冒頭の謎生物もイカファイヤーも繋がってました(笑)。
脈絡のない内容だと思ってたのに
ちゃんと意味が有った とは……
でもこれスタッフが見せた超一流のレトリックかもしれない。
常識的に考えたら到底叶わない相手にわかってても向かってくみたいな。
その叶わない「良識」をイカファイヤーという化け物として描いてるのかも。
考えてみたら父親もそーいうものと戦って自分の道を行ってたわけで。
単純に力関係で勝ち負けみたいな結果にならないのもそれっぽいし。
そんな感じで表面的には脈絡もなく無茶苦茶やってるような場面でも
実はちゃんと繋がってたり全体の流れとして意味は有ったりしてな。
8話のラストで沙羅は恋太郎の元から行ってしまう。
そして恋太郎と双樹の二人だけになって9話は始まります。
二人はまるで沙羅が最初からいなかったように振舞ってみたり
無理にはしゃいでいたりもするけど画面には喪失感が充満してた。
恋太郎は「もしもあそこで二人を抱いていたら?」なんて自問してる。
過ぎ去った過去に
「もしも」なんて仮定は意味がない のもわかってたけど。
そして双樹も自分の元にいない方が幸せなのではなんて考えたりもして。
このへんまで見ててふと思ったよ。
この作品って体裁的には私小説で
内容的には純文学に近い ような。
イカファイヤーみたいな現実にはありえない設定こそあるけど、
描いてる内容の本質は恋太郎の生き方という実に現実的な内容だし。
最終回の夢オチかと思わせる語りをつい信じそうになったぐらいで。
見たことない人はこの作品を美少女ラブコメみたいに思ってるだろうけど、
どっちかと言うと青くさい青春ドラマの映画を見てるような感じっすね。
無駄に勢いがあるし、突っ走ってるし、空回ってるし、迷ってるし。
そーいうのって普通なら泥臭くてカッコ悪い作品になってしまうのに
脚本と演出の圧倒的なセンス でみょーに洗練した映像化がなされてる。
岩井俊二さんの映画みたいなカッコ悪いけどカッコイイ物語というか。
※スワロウテイルの監督さん
よーするにこの作品は恋太郎が自分の生き方を選ぶ物語。
大人の良識的な選択なら「3人がいい」なんてナンセンスだし、
双樹の未来を考えたら自分が身を引くのは正しい選択でしょう。
でも、その正しい選択には恋太郎や沙羅や双樹の気持ちは入ってない。
結局のところ3人の問題は3人が選ぶべきで、
それが3人の正しい選択 で、
向かう先に大きな良識の壁があったらぶつかって突き破るしかない。
そんな展開だからイカファイヤーが「良識の壁」に見えるのでした。
そしてラストは有る程度予想ができる結末になります。
(詳しくは書かないけどクライマックスはめっちゃ派手)
「3人でいることが幸せ」という
簡単なようで難しいテーマ を
一つの物語として完結させたキレイな終わらせ方だったすね。
※DVDはセル・レンタルとも8/24からリリース開始
2005年08月25日
ついでにサントラも。実は昨日届いたばかりだったり。
それなのにすでに10回以上ヘビープレイしてますよ。
作中で印象的に音楽を使ってたから試聴せずに突撃したけど
期待に違わぬというより
期待以上に素晴らしいサントラ でした。
にしてもキングのサントラなんて買ったの久しぶりです。
簡単なコメント付きで全曲紹介。凄い曲数です……
「New World TV SIZE Ver.」OP放送サイズ(放送用コンプはされてない)。
「Danger Spectacle」怪獣出現って感じの曲
「
Full of Happiness 」不思議っぽい日常系
「Narrow Squeak」ゴージャスなクラシックっぽい曲
「Circumstantial Exposition」スローテンポなブレイクビーツ
「Girl Pop」ハードロックっぽいグルーブ
「Premium Croquette」口笛とウクレレっぽい日常系
「In The Sparkling Time」音が飛びまわる日常系
「MIGHTY RIDER」ベースが跳ねてるジャズグルーブ
「RUSH」流していく感じのジャズグルーブ
「
Sweet Days Togeter 」ピアノベースの穏やかな曲。作品のメインテーマ。
「Jingle-CUBA」ジングルその1
「Dayz of My Life」スラップスティックな日常系。チャップリン風。
「Indications」不思議っぽいディストーション
「Charred Pancake」ハイスピードなテクノグルーブ
「Stakeout Casual」まったりしたポップ日常系
「A Walk in NIKOxTAMA」ハワイアンな感じの日常系
「Search Party」コミカルな抜き足差し足な日常系
「Profound Knowledge to COFFEE」ソフトグルーブな日常系
「
Bathe in The Sun 」ギターベースの穏やかな曲。最もよく使う曲の一つ。
「Dayz of Reminiscence」レゾナンスな物悲しい曲
「Change of The Season」透明感のある物悲しい曲
「Erasable Memories」ピアノベースの物悲しい曲
「Jingle-EG」ジングルその2(エレキギター)
「Land Speculator JOE」ファニーウォークな日常系
「Silence Strain」ファニーなうろうろ日常系(?)
「GothLoli Disguise」ゴスロリ仮面のテーマ!?
「Splendid Fight」華麗にアクションって感じの曲
「NIKOxPAKU」ニコパク(ニコタマ博覧会)のテーマ
「Silver & Pink」テクノポップな日常系。
「Inference」いわゆる探偵ビートっぽい曲
「Embrace in Red Sunset」「Splendid Fight」のメローアレンジ
「
Farawell to Night 」レゾナンスな物悲しい曲。
「Jungle-BB」ジングルその3
「View of Tenderness」「Bathe in The Sun」弦とピアノのバリエーション
「Daisy Fitzgerld」双樹が作中でギターで弾いてた曲
「Playing with the Records」スローテンポなスイングジャズ
「ALTANATIVE ANTHEM」ピアノベースの物悲しい曲。メインテーマバリエーション。
「The Twilight of Life」レゾナンス
「Scatter Shot」スラップスティックなテクノポップビート
「NIKOxSPA」ファンファーレっぽい曲
「Precious Time」「ぼくらの時間」ギターソロバリエーション
「Unexpected Fate」ピアノベースの物悲しい曲。
「Jingle-ROCA」ジングルその4
「Investigation Etude」遅めのロックパーカッション。
「NO LIMITED」ノイジーでメロディアスなロックグルーブ。
「
Moon Sets,Sun Rises 」弦と管による穏やかな曲。メインテーマバリエーション。
「ぼくらの時間 TV SIZE (No-Edit Ver.)」ED放送サイズ(最初のバージョン)。
サントラの印象をヒトコトで集約するならハイセンスかな。
ストーリーの展開にあわせたいかにもネタっぽいワザトらしい曲。
畳み掛けるテンポを演出するジャズからテクノまでの多彩なグルーブ。
時にはまったりと時にはコミカルな日常を醸し出すポップな日常の曲。
そして不意に訪れる物悲しい瞬間を彩る
ピアノや弦楽器のメロディ 。
これらの音楽が空中分解せずに一つのサウンドとしてまとまってる。
多彩だけど確固たる一つの方向性を持ってる作品のカラーと同じで。
短めの曲が多いのも作品のスピード感を側面から演出してた。
あまり参考にはならないけどイメージとして。
グルーブ系の曲はカウボーイビバップっぽくもあり。
ポップ日常系の曲はニア・アンダーセブンっぽくもあり。
穏やか&物悲しい系の曲は恋風っぽくもあり。
あくまでもそんな感じが多少あるって程度ですが。
なんとなく
美味しいとこ取りって感じ もするね。
にしてもサントラ1枚で実に46曲のBGMとは……
こんなに曲が多いサントラ初めてだよ。しかも
全部タイトル付き 。
ヒトコトとはいえ46曲分コメントをつけたのでとても疲れました。
内容は多彩だし46曲もあるしこれで十分堪能した、と思ったんですが
なんか9月にもう1枚(ネットラジオとカップリング?)出るそうです。
たった1クールの作品なのにまだ有るんかい。
2005年08月25日
新房さんといえば視聴者の度肝を抜く表現を好んで使う人で
前作の月詠でも作品世界を壊さない範囲で最大限に遊んでた。
そして今作は世界背景の曖昧な4コマでさらにナンセンス系。
無制限の表現ライセンスを与えた ようなものかもしれない(笑)。
実際、1話から試せることは何でもやる!みたいな路線だったし。
そんな感じで表現の実験を存分に楽しんでるこの作品。
5話では臨時ニュースに使われるL字フレーム(逆だけど)が登場。
もはや決まり事ならば何でもパロネタにするつもりのようで。
ちなみにL字には天気予報(降水確率)とヘッドラインニュースが。
ニュースはダーマの神殿で遊び人への転職が~みたいな話だった(はず)。
で画面の中ではいきなり(最終兵器)一条さんが雨乞いを始めて
空はにわかにかき曇り
降水確率が凄い勢いで上昇する のでした(笑)。
変わった表現の例をもう一つ。
ぱにぽには学園モノと言うことで役付でないキャラもいます。
普通なら目立たない程度にそれっぽいキャラを並べるんですが……
この作品ではエキストラは
男と女の2種類だけで全部同じ顔 です(爆)。
もちろんそれだけだと結構壮観な絵面になるので色が薄くなってる。
居るけど居ないのと同じまさに背景のようなエキストラの扱いです。
(原作は4コマなのでエキストラは作品上に存在しない)
どーせ背景なんだからと6話では顔が植木鉢になってたりするし。
そしてそれがなんの違和感もないし。脳が汚染されている!(笑)
月詠の時もやっていた舞台セット風のレイアウトも多用してる。
タライが落ちたり手前の開いたセット風は月詠でもやってたっすね。
でも月詠の時はまだ舞台の
中と外の境界がハッキリしていた 。
表現では遊んでたけど物語としては一つの筋が通ってたから。
(最後の最後に舞台が回転してたけどな)
しかしこの作品では舞台の中と外の境界すら曖昧になってたりして。
いきなり毒を盛ろうとした(最終兵器)一条さんを撤収するため
スタッフがわらわら出てきたり、画面の前をADさんが横切ったり、
存在を忘れ去られたメソウサが
すごすごと舞台から降りて みたり、
(地味)くるみのいかさまサイコロの実演が照明付だったり。
確かに何をやっても許容できそうな作品だけど、よーやるよ。
2005年08月25日
7月からTBS(のみ)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
BS-iでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
(BS-iはワイドサイズで地上波は左右カットの4:3サイズ)
原作は角川系(電撃大王)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
内容は
4人の小学生(高学年)の女の子たち と一人の姉で行きがかり上
4人の保護者みたいになってる人によるまったりした日常って感じ。
これ原作はどーにも感性が合わなくてババーンと処分した記憶が(爆)。
「あずまんが」も「ぱにぽに」も月詠もババーンと処分してたけどな。
でもアニメはなんか意外にも見れてしまいます。なぜか楽しいです。
マンガは作者の感性だけが強烈に出るけどアニメは多人数で作るので
そのへんが
上手い具合に薄まって 受け入れやすくなってるのかもね。
マンガよりも強烈になってるココロ図書館みたいなのもありますが……
(砂糖菓子にメープルシロップをかけたようなと形容した人も)
原作は執拗にカワイイやファンシーを強調した感じで。
オープニングもそんな感じの映像を散りばめてありました。
本編も延々とこのノリだったら10分で挫折してたかも……
というわけで本編のテイストはちょっと違うのでした。
一言でいうと
独特の間合いをとった まったりした日常描写に
ときおり明後日の方向にズレまくったボケをかますって感じかな。
監督・構成がニア・アンダーセブンの人でまさにあんな感じです。
ズレまくったボケにビシバシつっこみを入れるとこも似てるかも。
ズレまくったボケと言うと美羽(みう)です。
美羽がこの作品をただのカワイイ作品って印象じゃなくしてる。
と言うか美羽がさんざん引っ掻き回してくれるおかげで
「カワイイ女の子」から
「手におえないクソガキ」 な印象に(笑)。
なんか見てて幼稚園か小学校の先生にでもなった気分を味わったよ。
(小学校高学年というにはちょっと見た目が幼いような)
にしてもマホマホ言ってるアホ毛といい難しい役をこなしてますな。
ちなみに4人組の他の3人も最近良く聞く声です。
そん中でも茉莉ちゃんの人は一番よく知ってるハズなんだけど……
まさか
こんな役をやるとは思わず 名前見るまで気付かなかった(汗)。
ちなみに先生の役もさりげなくやってるけどそっちはすぐ分かったよ。
※クラウの川澄綾子さん
お母さんの役をやる時代になったかと思ったら今度は小学生ですか。
2005年08月25日
今年日本で公開された韓国産の劇場用アニメ。DVDレンタル。
今よりかなり未来。争いによって汚染され空は厚い雲に閉ざされていた。
そんな中で
汚染物質を浄化しエネルギーにする システムが発明されて
そのシステムを中核にしたエコバンは人類の最後の砦となったのである。
話を聞き世界中の人かエコバンに集まってきたがエコバンは扉を閉ざした。
しかたなくエコバンの周囲に街を作り、エコバンの奴隷のように使われて
分け与えられた?エネルギーで人々は細々と生きていた。
そんなある日、エコバンの中枢に一人の男が進入したのである。
警備を担当していたジェイが見たのは死んだはずの幼馴染のスハだった。
この作品の一見CGに見える背景は
全てミニチュアモデル撮影 らしい。
そしてアクションしてるメカ等はたぶん全部CGだと思われます。
なので手描きの部分は通常のアニメに比べてかなり少ないです。
立体的な背景に平面的な絵が乗ってるのが最初は違和感あったよ。
まぁでも立体空間を縦横に走りまわるカメラワークを多用してるし
手描きでそれをやるのは恐ろしく大変なので間違ってはいないかなと。
見てるうちにだんだん慣れたし。でもキャラはCGの方が良かったかも。
(キャラの表情や仕草がディズニー風でグドいから)
背景に関しては造形的にとてもダイナミックで見ごたえあります。
細部まで作りこんだ
背景の中を飛びまわる絵面 はとても迫力があります。
なんか見ててハリウッドの売れ線SFXアクション映画のようだと思った。
ストーリーがわりと単純なとこまでハリウッド映画風味だったりして。
とって付けたようなラブシーンは売れ線のアクション映画でありがちだし、
クライマックスに向かって仲間がどんどん倒れていく展開もあざといし。
なんかここで「感動」とか「涙」みたいな計算ばかりが鼻についてしまう。
よーするに映像的な見ごたえのわりに情緒的な印象は今ひとつってことで。
でもラストに雲が晴れて空が見える部分は素晴らしいです。
情景のダイナミックな変化によって
カタルシスを引き起こす感じ で。
他はともかくそこだけは見る価値はあると思ったよ。
なんでそこで雲が晴れるのか?という根本的な疑問はあるけどね(爆)。
まぁ、ストーリにはあまり期待するなと言うコトで。
2005年08月25日
7月からテレビ東京系+α(7局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
原作は少年誌(マガジン)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
秋月大和は漠然とした変化の期待をこめ東京の高校に進学したのだった。
当然家からは通えないので銭湯を営む叔母の家にお世話になることに。
久しぶりに見た銭湯は改築されレディースマンションが併設されていた。
そして上京の道すがらに目を奪われた美少女と隣の部屋に住むことに。
彼女の名は朝比奈涼風(すずか)。高飛びでスカウトされた期待の星だった。
偶然に喜ぶ大和だったが巡り合わせが悪く涼風に最悪の印象を与えてしまう。
さらに大和のいいかげんな性格が真面目な涼風には我慢ならなかったようだ。
こんな感じで
最悪の出会いをした二人 の関係の行方は?みたいな感じ。
なんと言うか、若いな~~って感じが(笑)。
経験値もないくせにプライドだけはあってカッコつけたがるし、
でも積み上げた土台がないので行為が逆効果になってしまうし。
互いに意地っ張りだし、素直になれなくて回り道をしてるし。
見てて未熟さが鼻につくというか、激しくじれったいというか。
フタコイオルタナティブは自分の未熟さを自覚してバカをやるけど
この作品は
自分の未熟さを自覚してない ので余計に目立つのでした。
この作品はいわゆる美少女モノというよりは青春ラブストーリーで
しかも若さが前面に出てて大人より
同世代のほうに向いてる 感じ。
だから深夜よりも夕方に放送した方が良かったんじゃないかと。
製作・制作がマガジン・マーベラス・スタジオコメットの組み合せだし、
修羅の刻やスクランの枠のそのまま後番に入れればよかったような。
そーいや主人公の友達に
美形で恋愛経験値が高いキャラ がいるね。
で結構いい性格してるくせに主人公の恋愛は尊重するのだった。
最近良く見るパターンだけど、I''sあたりが始めたんだっけ?
2005年08月25日
7月から一部の民放(17局)で深夜に放送してる新番組。
アニマックスでも8月からやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は30年ぐらい前の少年マンガでずいぶん昔に読んだことあります。
主人公の谷口は中学時代に野球部のキャプテンとして全国優勝に導いた。
しかしその決勝戦の死闘の末
ボールが投げられなくなって しまったのだ。
(谷口の中学時代の話は「キャプテン」という作品で描かれてます)
野球のできない谷口は高校では毎日グラウンドを外から眺めるだけ。
その姿を見たサッカー部キャプテンの相木は谷口をサッカー部に誘う。
そして谷口はサッカー部員として新たな出発をしたのだ。が……
とりあえず第一印象。
今さらプレイボールですか?
今さらアニメ化して深夜に放送してニーズ有るんでしょうか?
昔この作品を熱心に読んだ世代って
深夜アニメなんか見てない よーな。
せいぜい親子で子供向けアニメ作品を見てるぐらいじゃないだろうか。
内容を考えたらむしろ夕方に放送して時代感覚を気にしない小学生あたり
をターゲットにした方がよいような。親から子に送るなら深夜はダメだよ。
夕方の枠でスポンサーがつくかは知らんが(爆)。
※録画した東京MXテレビではスポンサーついてなかった
内容は見るからに古いっすね。30年前の作品だし。
家庭の光景とか親子像とかキャラ絵とか全てが30年前のだし。
光学エフェクトを使うとことか最近の手法を使ってはいるけど
根本は昔のまんまなので新作とは思えない懐かしさが充満してる。
あと最近では絶滅に瀕してる
こつこつ努力する過程を描いた作品 です。
この原作者の作風は
どこにでもいるような主人公が技術を一つ一つ地道に積み上げて
最終的には大きな果実を得るという成長物語なのです。
いわゆるスポコンというと根性がクローズアップされがちだけけど、
この作者は精神論ではなくむしろ技術的な部分を重視してたのです。
記憶が確かならこれとキャプテンを読んで(野球のルールではなく)
いわゆる
ゲームの組み立てみたいのを覚えた んじゃなかったかな。
ただ野球中継を見ててもそーいうのってわからないから。
2005年08月25日
7月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はマニア誌(GUM)のマンガで読んだことありません。
僧侶になる修行中の逸剛(いっこう)は父の薦めで賽円寺にやってきた。
その寺では6人の尼僧たちと一つ屋根の下で一見羨ましい環境のようで、
実は術も満足に使えない下っ端のパシリとしてこき使われる日々だった。
そんな逸剛だが女の裸に
欲情すると圧倒的な法力を発動する のだった。
僧侶ということで当然ながらお寺が舞台(学校にも行ってるけど)で
霊にまつわるエピソードって以外はよくあるハーレムモードです。
ノリはわりと軽めのコメディだけどエピソードはちょっといい話系かも。
ラブは今のところ無いので人間関係はあっさりでキャラもあっさり。
つーわけでハッキリ言うとこの
作品ならではのウリが弱い ような。
ノリはイイのでするっと入ってくるけどそのまま後ろに抜けちゃう感じ。
この手の作品は腐るほど有るので何か突きぬけたものが欲しかったすね。
メインヒロインの千歳のキャラだけはちょっと面白かったけど。
ド田舎出身で遊びを知らず他にすることが無くてレンタルビデオを
片っ端から借りて見てホラーマニアになった(自覚なし)とか。
日頃から霊を見てるから ホラーは怖くないって話はなるほどと思ったよ。
でも他の人たちはそれとこれは違うって言ってたけど(笑)。
※(DVD)レンタルはもう始まってます。
2005年08月25日
1998年にリリースされた30分×12話のOVA。DVDレンタル(4話ずつ収録)。
原作(実質は原案)は青年誌のマンガらしい。たぶん読んだことありません。
前作として「万能文化猫娘」というOVA版とTV版が存在するらしい。
設定はOVA版、TV版、DASHとそれぞれ全く異なってるらしい。
らしいばっかりですが、なにしろ
他の全く見たことない ので。
ある日のこと。龍之介が家に帰るとキレイな女性が家にいたのであった。
彼女の名は樋口温子。両親を失ってこの家に居候することになったのだ。
と言うのは実は表向きで、彼女は
人型のアンドロボットだった のである。
もちろん龍之介はそれを知らず恋心を抱いて彼女の態度に一喜一憂してた。
でも彼女は人間じゃないのでズレてるというか、龍之介の一人相撲というか。
そんな平和な日常の裏で彼女には組織の追っ手が次々と襲い来るのだった。
と、ここまで説明を書くためにネットを徘徊し情報を仕入れて
初めて「万能文化猫娘」ってタイトルの意味がわかりました(爆)。
つーかこれだけ見ると何が「猫娘」なのかさっぱりだったり。
彼女の「ヌクヌクと呼んでください」も
さっぱりワケわかんない から。
元々は猫を甦らせるためにアンドロイドにしたから万能文化猫娘で、
猫だから呼び名がヌクヌクなんだけど、その設定が抜け落ちてるし。
無印OVAやTV版とは設定が違うけど、それを見てる前提があるようで。
そんな感じでタイトルの意味がわからないまま
ラブコメのようでアクションのようでギャグのような作品を見た感想。
ラブコメとしてはヌクヌクのキャラが中途半端(変!)って感じっすね。
龍之介の恋心に全く気付かないので感情を理解できないのかと思えば
「嫌いにならないで」とか感情があるようなセリフを言ってたりして。
天然で恐ろしくニブイ人間 みたいな実体感の薄いキャラ描写になってる。
そしてこの作品シリアス風味だけど本質はギャグのような。
いきなり街中でミサイルを発射する演習とか説得力なさ過ぎだし。
赴任後いきなり飛行機を乗り回すし毎回のように自爆装置だし。
追っ手の一人は
バズーカをぶっ放す赤ずきんちゃん(?) だし。
なもんで時々挿入されるシリアス展開がとても白々しく思えてくる。
どーせなら1から10までハチャメチャ路線で良かったんじゃないかと。
ところで龍之介の声で2枚目を気取る(妄想シーン)と宝塚のようだ(笑)。
※シティハンターの香と同じ声