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今さらだけど(というかやっと週間レンタルになった)
舞-HiMEのサントラ「姫」(1枚目)を借りて聞いてみたよ。
梶浦さんなら大丈夫とは思いつつ、でもいつもと曲の感じが違ったので
いきなり突撃する勇気が(金も)なくて、レンタルを待ってたのです。
で、実際に聞いた感じは……やっぱり今までのとずいぶん傾向が違う。
ビックリするほど明るい曲が多いし、
コミカルな曲もあったりして。
考えてみたら梶浦さんが明るいテイストの作品をやったの初めてなのか。
もちろんいつもの梶浦節も健在で要所で緊張感を醸し出してます。
作品を熱心に見てたので印象に残ってる曲が何曲も有っていい感じだし。
どーやら買って大丈夫っぽいね。
そーいえばライナーノートの梶浦さんのコメントで
お気に入りのキャラを公言すると酷い目に会うジンクスが有るので
公言せずに心の中で密かに応援するみたいなことを書いてたり。
しかし、
ほとんどのキャラが酷い目に有ってたような……
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DVD-BOX版を最初から最後まで見てみました。一気に。
3巻までは買ってすぐに見てたけど4巻まで見たのは初めてです(汗)。
見る時間が確保できなくて先延ばしになってたのもあるけど、
後半の内容を
見るには相当な覚悟が必要だってのもあったり。
情緒に訴えるものが余りに大きくて精神的に磐石でないとキツイので。
実際、多大な情動や充足と引き換えに精神的にかなり消耗したよ。
いわゆる茫然自失ってゆーか。何もやる気にならんつーか。
目もすっかりパンダだし……(汗)
2度目ですらこーなので、1度目なんかそれはそれは凄い状態で。
にしても改めて見てもこの作品の感情描写は凄いっすね。
前半のポップな展開でも随所でさり気なく絶妙な表情描写をしてて、
それが美少女ものらしからぬキャラの実在感みたいのを醸し出してたし。
後半の切ない展開ではその表情描写が
震えるほどに凄い効果を発揮してた。
物語と映像のハーモニーがここまで上手く行ったのはホント奇跡だよ。
ま、それはさておき。
これ当時キッズで録画してたので、消す前にちょっと見てみたり。
当時も思ったけどキッズとは思えないほど色合いがキレイだった。
いやもちろんDVDと比較すればやっぱり多少退色した感じなんだけど。
デジタル彩色の利点を生かした凄く繊細で微妙な配色が光ってます。
チュチュもとてもキレイだったけどD.C.はそれ以上にキレイだね。
ちなみにオープニングの
ロゴにリボンがひらひらしてる部分なんか
DVDで見るととってもキレイで初めて見た時ちょっと感動したよ。
(キッズで見てた時は白飛びしててかなり悲惨だった……)
見返してて気づいたけど後半の曲でも未収録のがいくつかあるようで。
通常2クールモノなら2枚出ればかなりの網羅率なんだろうけど。
この作品に関しては前半と後半で
使う曲ががらっと入れ替わるので、
2枚では未収録曲がかなり出てしまうという悲しい展開に。
※2枚で52曲も収録はされてるんですが
やっぱ頑張って(セリフ入り)未収録BGM集を完成させないとダメすね。
あと使用曲リストを完成させないと。20話までは作ってあるので。
(4巻分は見てからと思ってたので)
ちなみにサイドエピソードのサントラは別に存在します。
なんとサイドエピソード(だけ)のDVDの2巻に付属してるのでした。
全部入りのDVD-BOXを持ってるのにサイドエピソードのDVDを買うのは
釈然としないものか有ったけど、
選択の余地がありません……
あ、メインとサイドのDVDがバラで出てるけど、メインエピソードを
全部集めると全部入りDVD-BOXとは5000円程度しか違わなかったはず。
なのでメインストーリー以外は一切いらん!って言うんじゃないなら
全部入りのDVD-BOXで買った方がお徳です。
売ってるうちは。
さらにサイドエピソードは割高なのでメイン+サイドを全部集めると
全BOXにサイド2巻を買い足したのとほとんど価格差有りません。
(声優PVや映像特典はBOXにしか入ってません)
DVDと言えば映像特典ですが
1巻は何もついてません。7話で9800円(税抜)だしってことで。
2巻は初音島放送局番外編と称して声優さんたちが鍋をつつきます。
確か音夢、さくら、鍋姉妹の4人で
生の「今日のお鍋は~」が聞けます。
3巻はDVD PG形式のミニゲームが入ってます。
内容としては原作ゲームの雰囲気をちょっと体験って感じです。
4巻は初音島放送局番外編その2で純一(の人)がヒロイン(の人)たちに
一人ずつデート形式で作品やキャラについての話を聞いてきます。
いわゆるノンクレジットOP/EDとかはついてないです。
あとCMやプロモーションクリップとかも一切入ってないです。
キングは映像特典を付けない代わりに
DVDを安くするって方針らしいので。
個人的には映像特典は無くてもかまわないオマケって認識なので
その方針はとても有り難かったり。おかげで普通に揃えられたし。
レンタルDVDはDVD-BOXが元になのでメイン・サイド・PV全部入りで、
ディスクは1枚ずつバラバラになってます(DVD-BOXは2枚組)。
映像特典がレンタルにも収録されてるかは1巻しか借りてないので不明。
入ってる場合は4巻(BOX2巻)、6巻(BOX3巻)、8巻(BOX4巻)になります。
ついでにサイドエピソードのDVDについても。
と言っても2巻しか持ってないので2巻の話を。
放送と違ってオープニングが付いてます!それだけ(爆)。
(さくらの人が歌ってます)
新作カットがあるという話だけど中身は見返してないので知らん(汗)。
ちなみに新作OPは
メインストーリーと絵柄が違うのが何とも。
まぁ、サイドエピソード自体がメインとは絵の感じが違うんですが。
あとDVD-BOXにはブックレットがついてるけど
サイドエピソードには新聞形式のペーパーが付属してます。
たぶんメインストーリーのDVDも同様だと思われます。
ブックレットとペーパーは体裁や内容の方向性が違うので
完璧を目指すなら
全部集めないといけません。ご冗談を……
ちなみにブックレットは各話の内容、キャラ紹介、スタッフの話、
というオーソドックスな構成になってます。
ペーパーはパロディ形式で「萌・眞子のくいしん坊世界を釣る!」とか
「初音島美少女図鑑」とか「天声犬語」とかそんな感じです(サイド2巻は)。
DVD-BOX2~4巻を買った時に付いてきた
オマケCD(ROMデータつき)。
店舗限定で配ってたので通販とかだとついてなかった可能性が。
さすがに今はもう付いてないと思います。
※実質初回特典で封入特典ではないです
1巻の内容
「音夢××」(一人語りミニドラマ)
「初音島放送局」第1回放送→単品CDが4枚ほど出てます
ダ・カーポよろず箱(ラジオ版?CMスポット集)
壁紙カレンダー(データ)
2巻の内容
「風見学園校歌」(歌:音夢・さくら・萌・眞子・美春・ことり)
「ダ・カーポ~第二ボタンの誓い~ -Candy morning Ver.-」(歌:音夢)※
3巻の内容
「幸せレシピ(short version)」(歌:音夢)※
「D.C. ~ダ・カーポ~」CMスポット集(ラジオ版?)
野川さくらが選ぶ
「音夢エピソード BEST5」(ムービー)
「幸せレシピ PV(short version)」(ムービー)※
※は「D.C.~ダ・カーポ~ 音夢アルバム」にも収録されてます
この中で一番面白いのは「音夢エピソード BEST5」かな。
こーゆーのこそDVDの映像特典で入れればいいと思うんだけど。
D.C.プラスシチュエーションキャラクターソングの略です。略しすぎ!
内容はタイトル通りコンシューマ版ゲームのキャラソングです。
なんでそんなのを聞いてる(レンタルですが)かと言うと、、、、
これにことりの劇中歌の「そよ風のハーモニー」が入ってるから。
それ以外はアニメとは関係ないのでアニメオンリーの人には微妙かも。
歌ってる声優は同じだしキャラ設定も同じ(当たり前)なので
君望とかのように
作中では使わないキャラソングと思えばいいのかも。
(10曲中3曲ほどアニメに出てこない人が歌ってます)
人によって歌唱力にかなり差があるけど、そーいうのは気にするな(笑)。
ちなみにアニメ版のキャラソングCD・ボーカルCDは何枚も出てます。
つーか関連CDの数はゲーム版よりアニメ版の方が圧倒的に多いです。
全部集めたら
DVDより金額多いぞ(爆)。
しかもまだまだ現在進行形で増えていってます。
音楽的に見た場合は……
こーゆー系統の曲は聞かないので評価しようがない。
そもそもキャラソングをいらん!っと言うのは曲の問題なのです。
声優さんが歌ってるOP/ED/挿入歌でもいい曲は何曲もあるわけだし。
「dolce」みたいな曲をみんなで歌ってれば聞けたんだけど。
つまりそれと似たテイストの「未来地図」(yozuca*)と
「Eternal~眩しい季節~」(rino)はなかなかいい感じに聞けます。
4月からテレビ東京系(6局)で月曜日の深夜に放送してる新番組。
地球温暖化の影響!?かはよくわからないけど南極の氷が溶けて
そこから一万二千年前に滅びたはずのアトランディアが出現して。
羽を持つ堕天翔族の操る神話獣により人類は狩られ滅びに瀕していた。
人類も手をこまねいていたわけではなく古に堕天翔族を倒した兵器である
ベクターマシンを海底遺跡から発掘して対抗しようとしていた。
そして堕天翔族に対抗するための組織としてディーバを作ったのである。
実に久しぶりに正攻法の変形合体ロボットアニメを見たって感じ。
ここ10年ぐらいの変形合体ロボアニメって昔の内容を焼き直ししてるか
作り手側が恥ずかしがって
変な方向に行っちゃってる物が多かったし。
あと変形合体は玩具アニメ以外では古いってイメージも有ったし。
そもそも玩具以外では変形合体する必然性ってあまり無いしね。
しかしこれは凄い。現在の感性や技術を総動員して本気で作ってる。
形容するなら
ビーンボール気味の剛速球って感じでしょうか(笑)。
さすがにマクロスの河森正治さんだけあるなって感じがしたよ。
変形合体シーンはマクロスゼロで見せたCGがさらにパワーアップ。
ロボットがカッコイイ!なんて思ったのは何(十)年ぶりでしょう?
現在の感性で作ってるのでキャラが暑苦しくないのも好感触。
キャラデザインもキャラ描写もさりげなく洗練されてたりします。
しかしちゃんと必殺技を叫んだりします(笑)。音声入力ではないはず(爆)。
てゆーか謎の液体でマシンとの間を精神的にシンクロする仕様みたい。
よーするにエヴァと同じです。だから
気分的に必殺技を叫ぶわけっすね。
ちなみに必殺技は搭乗者の得意な能力がロボットでも具現化する感じ。
そーいや、合体する時に気持ちイイ~とか叫ぶのでした……
主人公とヒロインの人は一万二千年前の恋人同士の生まれ変わりで
その二人が毎回
「気持ちイイ~」とか言って合体するんだよ(爆)。
(男同士でも女同士でも「気持ちイイ~」とかやってるが)
感覚をシンクロしてるから筋は通るけど、意味を考えるとアレですな。
深夜だし直接的じゃないとはいえ、放送コードすれすれな感じ(笑)。
ところでこれオープニングついてたんだね。
最初にチェックした2話までは無かったので無いのかと思ったよ。
(監督さんの)前作のアルジュナではOP無かったから早とちりしてた。
OPは
とても美しいメロディの曲っすね。菅野さんの曲(BGMも)ですよ。
※BGMのもう一人の保刈久明さんは「ココロ図書館」の人
ちなみにLOVELESSのOP/EDは梶浦さんの曲。
アルジュナで書くことを思い出した。
この作品もアルジュナと同様に基本的な内容を仰々しくやってたり。
4話の裸足のエピソードがまさにそれ。見ててアルジュナを思い出したよ。
足跡が奏でる旋律とか、足跡で感情が見えるとか、足で地球をつかむとか、
アルジュナのテイストを彷彿として見ててとても楽しかったです。
現在リリース中の30分(15分×2話)×4本のOVA。
これは3月と先週にアニメTVで先行放送してたのを録画したもの。
原作はライトノベルで読んだことありません。
草壁桜と言う中学生の少年に家にドクロちゃんという天使がいるのです。
ホントはちゃんと理由が有って桜のところにやって来たんだけど、
そんなことはすっかり忘れて(?)すっかり桜のところに居ついてます。
ドクロちゃんは見た目が美少女なので一見かわいい女の子と同居モード。
しかしドクロちゃんは恥ずかしかったり、気持ちが高揚したりすると
エスカリボルグ(針のついた金属製バット)で
桜を撲殺してしまうのです。
でも大丈夫。ドクロちゃんはピピルピルピルピピルピ~と呪文を唱えて
生きかえらせるのでした。もちろんエスカリボルグを振りまわして(笑)。
さしずめエスカリボルグは魔法のステッキっすね。ハレグゥ級の(爆)。
ってなわけで、作品の第一印象は「なんかスゲェ!」(笑)
テイスト的にはハレグゥをもっととんでもなくした感じっすね。
にこやかな笑顔で血みどろな展開なのでヤバイ方面に振りきれてるよ。
ドクロちゃんの常識を踏み外した行動を桜がフォローしようと
右往左往するトコなんかハレグゥとそっくり。声の感じも似てるし。
(ちなみにハレグゥと監督が同じだったりします)
学校では誰も撲殺しちゃダメだよと言われて驚いてる姿を見てると、
こちらの価値観が間違ってる気すらしてきてヤバいです。
凄いと言えば絵の崩しかたも凄い。
いちおー美少女モノのような見た目なんですが顔を崩し過ぎです。
ドクロちゃんの頭の輪を外すとゲリピーになるという設定も凄いけど、
その時の顔はもはや美少女モノという形容が
暴風で吹き飛んだ感じ(笑)。
表現的に凄いと言えば撲殺シーンですが……
当然のように血が飛び散るシーンは放送できないので
「ごめんなさい
お客様には大変お見苦しい場面があり、ご迷惑をおかけしております。」
というフリップが出てきます。
撲殺してる音をバックにして(爆)。
もちろん撲殺する度に出てくるので1回の放送で何度も出てきます。
1回目の放送の時には突然ですがお知らせとか言ってDVDのCMまで(笑)。
ちなみにこれは放送バージョンなのでDVDがどーなってるかは不明。
個人的にはDVDもこのまんまでいいような気がするけど。
撲殺のすぐ後には例のピピルピルピルピピルピ~な呪文を唱えるシーンが。
エスカリボルグ(針つき金属バット!)を
魔法のステッキのように振りまわす
いわゆる魔法少女風のシーンが出てきます。呪文も絵面も違った意味で凄い!
もひとつ凄いのがオープニングの曲。
ピピルピルピルピピルピ~を歌詞で歌ってる超強力な電波ソングです。
曲調はともかくとして歌詞が凄いよ。今まで聞いた中でも最凶ですよ。
この曲を歌ってる(そしてドクロちゃんもやってる)千葉紗子さんは
クロノクルセイドのED曲みたいなまともな歌のイメージが有ったけど、
この1曲で今まで積み上げてきた
イメージは木っ端微塵です(爆)。
声優としても今までのパブリックイメージが木っ端微塵です(笑)。
(最近だと舞-HiMEでのなつき役がわりと有名)
たぶんしばらくは千葉紗子=ドクロちゃんなイメージで語られるかと。
桃井はるこ=小麦ちゃんと同じで。
※1巻は(DVD)レンタル中。2巻は25日にリリース(セル・レンタル共)。
4月からNHK教育で土曜日の夕方に放送してる新番組。
原作は少年誌(マガジン)のマンガでもちろん全部持ってます。
CLAMPの歴代作品キャラがオールスターキャストで登場するので有名っすね。
と言っても元の作品のキャラというわけではなく
姿形がそっくりな別の人。
元のキャラの性質は多少残ってるけど元の作品とこの作品は繋がりはない。
ストーリーは小狼がサクラの飛び散った羽(記憶・心)を拾い集めるために
いくつもの次元を超えて旅をするという展開になってます。
1話なんか原作のラインを省略する絵がしっかりした世界になってて感動。
優しく穏やかな雰囲気からいきなり緊迫の展開になるストーリーと
それを演出する実に梶浦さんっぽい音楽があまりにハマってて、
この作品って
とってもアニメに向いてる!とかみょーに感慨深かったよ。
しかし2話でクオリティが大幅に落ちました……またですか。
(3話で持ちなおして4話でずいぶんマシになったけど)
原作って描きこまないで
描線の勢いでダイナミズムを表現してるので
絵のクオリティが落ちるとただのショボイ見た目になってしまうのでした。
このへんは展開もまったりしてるので全体的にパッとしない感じに。
1話が予想以上に良かっただけに2話で一気に突き落とされて大ショック。
真下さんのところは映像のクオリティだけは折り紙つきのハズなのに、
それがこんなになるほど制作現場の状況は厳しいのでしょうか!?
声に関してはカードキャプターさくらに特に思い入れがないので
全然気にならんかったよ。つーか
そもそも別作品なんですが。
4月からテレビ朝日(のみ)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
6月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
ほぼ現在の東京が舞台。もちろん固有名詞はいろいろ違いますが。
戦場カメラマンのサイガ(雑賀)は東京でツマラナイ写真を撮っていた。
それというのもパスポートを剥奪されてしまったからだ。
ある日、秘密の高級クラブの取材をする仕事を依頼された。
そのクラブは権力を持つ人しか入れない秘密の社交場だった。
うまく潜入したサイガは偶然にも女神の儀式に居合わせてしまう。
サイガと
女神と呼ばれる少女との出会いは二人の運命を動かしていく。
リアル系で渋めのハードボイルド物だと思ってたんですが……
全然違いました。なんか
退廃的でエキセントリックな内容だったり。
例えて言うなら現代の社会を舞台にしたメルヘンみたいなもんかも。
リアル系の見た目のわりに奇天烈な展開なので面食らう人も多そうだ。
この内容だと破天荒なR.O.D THE TVの方がまだリアルっぽいです(爆)。
キャラが全般的に仰々しいのでさらに現実味が希薄になってるよ。
まぁ「現代の童話」を作りたかったらしいのでこれでいいのでしょう。
童話と言われてみれば確かに童話なのであった。
高い塔のてっぺんに幽閉されているお姫様を助けに行くとか(笑)。
娘の若さに嫉妬したママ母(じゃないけど)が娘をいじめるとか。
なんか物語があまりにそのまんま過ぎて苦笑を禁じえないのだが。
つーか現代のキャラを童話に当てはめると普通なら展開が変わるハズ。
なのに現代の絵で昔の物語をトレースしてるから実感が乏しいんだね。
題材や絵は結構好きな感じなのに、なんか印象が微妙なのはそのへんかも。
11月からアニマックス(のみ)で放送してた新番組。DVDレンタル。
原作はGBA/PS2のゲーム(耽美夢想~)でやったことありません。
現代より少し昔の時代。まだ身分の差がハッキリしてた時代の話。
ヨーロッパのある国では王と使長たちによって政が行われていた。
そして次代の国政を担う使長たちを育てるために国中からエリートが
集められた学校、ここローゼンシュトルツ学園が存在するのだった。
物語はそこに通う
5人のシュトラール(使長候補)の友情を描いたもの。
ちなみに原作ゲームの主人公に相当するキャラは存在しないです。
(センチメンタルジャーニーや北へDDDと同じ手法っすね)
まず第一印象が美しい(笑)。美形が惜しげもなく大量に出てきます。
そしてテンポは緩やかでセリフは丁寧で回りくどくてムード満点。
ビジュアル的にもキャラ描写的にも
うんざりするほど美学を追求してる。
美しいキャラが全編にわたり画面を彩っててまさに眼福って感じやね(笑)。
ちなみにツバサと同じ真下監督です。こっちは品質安定してるのに……
でもストーリーが今一つ薄っぺらい感じ。
と言うかテンポがゆったりしてて雰囲気を濃厚に描いているのに
エピソードが読みきりなもんで物語が薄っぺらくなってしまってる。
わかりやすい例をあげるなら
エピソードが読みきりの「マリみて」。
男女比が全く逆だけどテンポが遅くて雰囲気重視なトコがそっくり。
つまり「マリみて」みたく2~3話で1つの話をやるべきなんですよ。
(一通りキャラのお当番回が終わると話が繋がっていくらしい)
あと美学を追求するならドロドロの感情も描けば面白くなると思う。
(先に進むとそーなるかもしれないけど)
美しいビジュアルで
陰謀が蠢き愛憎が渦巻く。素晴らしいじゃないか(爆)。
ちょっとだけその匂いがする2話が多少マシに見えるのはそのせいかも。
にしてもこの絵を見てると伯爵カインシリーズのアニメを見たくなるよ。
あれがまさに美学と狂気とドロドロの感情だし(笑)。
1月から一部の民放(6局)で深夜に放送してた新番組。もう終わりました。
実は録画してたんだけど2話で時間変更し忘れて……これはDVDレンタルです。
設定は前作とほぼ同じでらいむ隊と隊長の
キャラが総入れ替えになってます。
って、そのへんの事情は実は前作のOVAの南国夢浪漫に出て来たりします。
新らいむ隊の一人もさりげなく(もないか)出て来たりするよ。
で、これですが……
とても寒いです。
極寒のシベリアのようです(爆)。
センスがマイナス方面に突き抜けてます。1話の途中で視聴終了しようかと(汗)。
一言で評するなら前作の劣化コピーでそれも1万回ぐらいコピーした感じ。
下級生2といい大宮三郎さんがトライネットに行ってしまった後のKSSには
まともに作品をプロデュースできる人材はいないんでしょうか!?
これを見ると前作は
わりとちゃんと作って有ったんだなと実感したり(笑)。
まぁプロデューサーの差だけじゃなくスタッフにも差があるんでしょうが。
※前作をやったのはハピレスのスタッフ
前作との作品レベルの差が最も分かりやすいのがオープニングっすね。
同じようなパーツを使用してるので比べると露骨な差を思い知るよ。
一つ一つのカットの構図の質も違うしカットの流れにも凄い差があるし。
前作を見た当時は曲が好みじゃなかったのでスルーしてたけど、
ロボット(風)アクションの動きとしては見せ方がわりと上手いかもしれん。
ハピレスのOPと比較して今一つとか思ってたけど単体で見れば結構いいね。
※前作もハピレスもOPコンテは監督の鈴木行さん