まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[雑記] DVDレンタル解禁

最近またDVDレンタルが解禁されたタイトルが増えました。
ついに「魔法遣いに大切なこと」がDVDレンタル開始されたよ。
入荷する店舗はあまり無いだろうけどオンラインには有るから。
ちなみに来月は小麦ちゃん(無印)がDVDレンタル開始されます。
そうそうラストエグザイルやカレカノもレンタル開始してます。
フルバやプリンセスチュチュも正式にリリースされたみたい。
(今までのはTSUTAYA限定の試験リリースだったのかな)

最後の大物ビクターがチャンプルーでやっとDVDレンタルを始めて。
もちろん月詠もセルに2ヶ月遅れでレンタルをやるようだし。
もはや新作なら全部DVDレンタルしてる、と思いきや……
実はローゼンメイデンのDVDレンタルの予定が現状で有りません。
VHSがリリースされないご時世なのでレンタル品自体が有りません
考えてみたらm・o・eのタイトルを一つもDVDレンタルしてないので
ポニーキャニオンは鬼門かもしれない(m・o・eは15分番組用ブランド)。
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月詠 -MOON PHASE- 13~20話

13話は12話に続きキンケル伯爵との最終決戦。
12話の後半のかなり微妙な作画に比べれるとマシだったけど
相変らず作画スタッフが足りてない!?って感じの映像になってます。
映像センスは一級品なのでスチールで見たら良さそうに見えるけど。
枚数少ないのを演出で誤魔化そうとしてるのが見えちゃって何とも。

14話も13話と大差ないけど動きが少ないので気にならないっすね。
よーするに派手なアクションでスタッフが足りないと微妙ってコトで。
例えばR.O.D THE TVの12~13話の作画スタッフが半分だったら……
見るも無残な映像になることは容易に想像できるわけで。
(スタッフの配分を無理したのか直前の数話の絵が最も荒れてる)

個々の技量の差があるので絶対的な判断にはならないし
会社名で省略されてる部分も有るのであくまでも目安だけど
原画にクレジットされてる人数を数えてみるといいかも。
例えば派手に動く1、2話や9話の人数に比べて13話の人数は少ないし。
(12話は人数だけ見ると十分に多いので未完成版の可能性が……)
あと作画監督の人数が多いと制作状況が危機的なような気がします(爆)。
ちなみに15話は主力スタッフかな?絵のクオリティが高いし。
16話以降は12~13話ほど無理してる(ように見える)回は無いようで。

内容について。
キンケル伯爵をなんとか倒すことができたんだけど
実はその時に葉月は太陽の下に体を晒してしまうのでした。
バンパイアは光に当たったら燃えて灰になってしまう。
それなのに葉月は陽の光に当たっても大丈夫だった。
その時はみんな自分のことで精一杯でスルーされたけど
後で葉月は実はデイウォーカーだということが判明する。
(日の光を浴びても大丈夫な能力を持つバンパイア)
当人すら知らなかったことだけど。

キンケルとの決戦がちょーど真ん中にあるので
葉月の行動時間が前半は夜中心で後半は昼中心になってたり。
ふつーに太陽の下で活動してると人間にしか見えないっすね。
元々血を吸うのと日の光がダメな以外は人間みたいなもんだし

話は前後するけどキンケルを倒した直後に
いろいろあったせいで葉月はルナを自称する別人格に。
ルナを自称するというのは以前のルナとは違うって意味で
葉月とルナが混ざったような新しい人格になったのです。
この状態で耕平にしたある質問の答えにショックを受けるのです。
ヒロミが聞いたらあんた鈍すぎ!と怒られそうな答えだったけど。
再び元の鞘に収まるまでの展開はなかなか微笑ましいものでした。
葉月がシモベにしようとした人のキャラには笑い転げたけど。

エルフリーデの過去についての話も出てきます。
なんとエルフリーデってキンケルの実の娘だったのか。
最初に出てきた時にバンパイアの血を受けた人間とか言ってたのに
キンケルとの決戦でお父様と呼んでたのはナゼかと思ってたよ。
でも人間(母親)から生まれたから最初は人として生きてたようで。
そして実の父のキンケルを憎んでる理由もわかったり。

ここで直後のストーリー展開に気づくべきだった。
と言うか直後にアレがあるから過去話が入ってるわけで。
実に絶妙と言うか、えげつない展開と言うか。
序盤のわりとまったりとしてた内容に比べると、
中盤以降は次々と襲い来る緊張の合間の安らぎって感じに。

再び話は戻って葉月の特技の話。
カラスにオヤツを奪われてムキになった葉月が取ったのは
気配を消し何時間も微動だにせず近づいたら捕らえるという行動。
この行動自体がとても人間技じゃないけど、
それを見て星をバックにした写真を思いつくのも凄いなと。
説明されるまであの写真の意味に気づかなかったよ(汗)。

17話の最後にアレがあって18話から舞台が変わります。
時間もいきなり8ヶ月ほど経過してるらしい。
葉月を守るために耕平が修行して頼もしくなってたり。
双子の巫女が再登場してて特に薫が激しく変なキャラに(笑)
葉月に対抗してネコミミつけたりネコシッポつけたり……

もちろん、そんなゆるい展開は長く続くはずもなく
再びバンパイアの追っ手が迫るのです。
残り話数を考えると今度の相手が最後なのかも!?

そうそう。サントラのコトですが
なんか誤解を受けそうなCMをやってるっすね。
ボーカル曲を集めたベストコレクションとか言ってるし。
ちゃんとしたサントラだよ。挿入歌は1曲しか無いし。
声を楽器として使ってるのをボーカル曲とか言ってるだけで。
前にも書いたけど梶浦さんみたいなアプローチのサントラです。

で、このサントラにはED曲の仏語Verが入ってます。
そーいや最初は日本語じゃなかったよな、と確認してみました。
2話まてが仏語Verで3話から日本語Verを使ってるね。
(2話までは舞台が外国で3話から日本になるわけです)
以降は9話、14話、19話が仏語Ver(単純に5話ごとか)。
7話が「波のトリコに~」(挿入曲)で17話はなし。
EDの映像は18話以降モノクロに。20話から映像も変更。
2話、7話、17話は本編にエンドロールと曲が被ってます。

ちなみにOPは9話と14話がツクヨミモード。
15話は葉月の出てこないネコミミモード一回休みVer。
ネコミミだけが空中で踊ってるなんか凄いやつです……
まぁ、ネコミミモード自体が(いろんな意味で)凄いけど。

魔法先生ネギま! 1~4話

1月からテレビ東京系(6局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
原作は少年誌(マガジン)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
ハレームモードの開祖が至上最多のヒロイン数に挑戦というわけで。
10歳の少年ネギ・スプリングフィールドが女子校?の教師として
赴任してくるという凄い設定で。ネギは魔法使いを目指してて。
その修行の一環として学校の先生をやることになってるらしい。
(そのへんの事情は当然だけど生徒たちには秘密です)

これ初めて電車の中吊り公告(マンガの)で告知を見た時にも
そんなに大量にヒロインを出して作品が成り立つのか?って思ったよ。
確かにヒロインは大量。というか1クラス全員を描きわけるつもりらしい。
でもあくまで作品の中心に明日菜がいて他のキャラを絡める展開みたい。
なので思ったよりちゃんと作品になってるなというのが印象です。

2クール(らしい)で明日菜以外に何人の生徒がちゃんと描かれて
見分けられるようになるか、興味深いところでありますな。
4話まで見た時点で識別できるようになったキャラは、
明日菜と同室の木乃香(このか)とのどか(髪で顔が隠れてる)と
夕映(ゆえ・ぶっきらぼうな喋り)とあやか(明日菜に突っかかる)かな。

そいや明日菜の声ってどこかで聞いたなとか思ってて
名前を見てウルトラマニアックの魔女ッ娘の人だと気づいた。
つーかD.C.の美春(バナナの大好きなロボット)ですね。
なぜそっちを先に気づかないかな(汗)。あれだけ熱心に見てたのに。

内容はわりと原作に忠実なんではないかと。たぶん。
冒頭の魚の着ぐるみのシーンにはぶったまげたけど(笑)。
それ以外のシーンは原作で見た記憶が結構あるし。
でもアニメとしての見せ方やテンポがなかなかいい感じです。
D.C.の時も思ったけど、なんとも面白い映像を作ってくるっすね。

そうこれ実は監督さんがD.C.の宮崎なぎささんなのでした。
制作会社はZEBECなんで演出・作画スタッフは結構違うけど。
で、脚本(全部)はプラネテスの大河内一楼さん……
キャラデザイン(知らん人)は柔らかい絵柄で原作の絵よりも好みかも。
美少女ものはわざとらしく特徴をつけて描きわけるのが多いけど
わりと特徴を抑え目にしてキャラの表情で描きわけていくみたい。
逆に言うとキャラの表情を描かないと見分けられません(爆)。

ところで、なんか作画が乱れてるとかでリテイクするそうで。
しかも2話は(絵コンテから)完全に作りなおすらしい。
今見返して見たけどそんなに問題ないように思ったり。
確かに絵柄はばらついてるし気の抜けた映像ではあるけど。
たぶんスタッフが納得行かないとかで作りなおすのでしょう。

とりあえず、わりと面白く仕上がってると思ったよ。

AIR 1~4話

1月からBS-iで木曜日の深夜に放送してる新番組。
原作は18禁の美少女ノベルゲームでやったことはありません。
主人公の国崎往人(ゆきと)は法術で人形を動かす芸を生業にしていた。
そして空の向こうにいる羽を持った女の子を探して旅をしていた。
ある夏に往人が訪れた街。ここでは芸が受けず空腹で行き倒れていた。
そんな往人の前に観鈴(みすず)は現れて遊ぼうよと言うのだった。

エロゲー大物タイトルっすね。それぐらいはわかる(爆)。
ちなみにほぼ同時期(つまり今)に劇場版AIRというのも公開されてます。
(原作は同じだけど制作スタッフは全く別です)
主題歌が同じで両方それを使って宣伝してるので実に紛らわしいね。

中身に関して。まず一見して分かるほど映像のクオリティが高い。
キャラ絵や背景の濃厚な描きこみっぷりがとても印象的に残ります。
おかげで空間の奥行きとか空気感みたいのがよく表現されてます。
キャラ絵もKanonよりは多少バランスが改善されてるかな。
(KanonとAIRの原作のキャラデザインは同じ人です)
でもやっぱりあからさまに美少女モノって感じに見えるけど。

キャラクターは観鈴を始め不思議ちゃんのオンパレードで。
最初のうちは主人公以外は男キャラが全く出てこない(通行人も)し。
(ここは女しかいない不思議の街かと思ったよ)
それぞれのキャラとの出会いが美少女モノのお約束そのまんまだし。
美少女モノとしての狭い枠内に収まってしまったような印象を受けます。
へんな口癖といいKanonと手法がそっくり(原作シナリオは同じ人?)。

展開は翼のある少女を探してる往人がこの街で出会った何人かの少女の、
それぞれの物語が翼・羽根・飛翔をキーワードにして描かれるみたい。
で、構成として個々の物語を別々に語るのではなく並行して描いてる。
たぶん原作ゲームがそーいう構成なんだろうと推測されるけど。
時間的な制約のキツイ映像作品でそのやり方はどーなんだろう
少なくとも現状ではイメージが散漫になってる気がするんですが。

UG☆アルティメットガール 1~6話

1月から一部の民放(4局)で深夜に放送してる新番組。
A-15という15分番組の枠でR-15で変身3部作ダイジェストをやってます。
現在の日本に近い世界観。でもなぜか毎週月曜日に怪獣が出現する世界。
怪獣が出れば当然のように巨大なヒーローも現れて退治をしてくれる。
(ウルトラマンのパチモノのようなUFOマンというヒーロー)
そんな変な世界でごく普通の日常を過ごしてた女子高生3人。
いつものように出現した怪獣と戦うUFOマンの見物に向かった3人。
そこへ空から颯爽とUFOマンが現れる。プチっという効果音と共に(爆)。
不幸な事故だったとUFOマンは謝罪し、3人に魂と肉体を分けたのです。
そして力がなくなったUFOマンとの代わりに3人が怪獣と戦うハメに。
巨大化する女子高生アルティメットガールとして。

とりあえず見た印象。よくこんなトンデモ企画通ったよな(笑)。
moeなのである程度イロモノなのは覚悟してたけどこれほどとは。
いかにもmoeらしくわりとエロエロちっくな内容だし。
例えば変身して巨大化するので(当然だけど)服が破けるとか。
事前にすっぽんぽんになるやる気十分な人も若干1名おりますが。
エネルギーが切れるとコーティングみたいなのが剥げてくるとか。
(巨大化すると服の代わりに良くわからないモノが肌を覆ってます)
剥げて来ると当然のように巨大化したすっぽんぽんに(爆)。
カメラアングルやら遮蔽物やらで微妙に際どい絵面になってます。
まぁ、モロ出ししたらいくらU局深夜といえど放送できないから。

コーティングが剥げてくると当たり前だけど恥ずかしいし。
そもそも公衆の面前で巨大化しただけで十分恥ずかしいけど。
若干1名すっぽんぽんだろうと全く動じない人もいますが。
「恥ずかしがってたらヒーローなんてできないっすよ」とか言って。
しかし実は恥ずかしいことには意味があったのです。
アルティメットガールの力の源はMOE(見ちゃイヤん乙女エナジー)
よーするに恥ずかしいと思うことで強力な力を発揮するのです。
当然すっぽんぽんで動じない人はやる気とは裏腹にめっちゃ弱ッ。
よく考えられてるんだか、いないんだか。

とりあえず激しくバカバカしくてイロモノですが。
テンポはいいのでわりと見れます。

まじかるカナン 1~4話

10月からAT-X、BS朝日と一部の民放(7局)で放送してる新番組。
原作は18禁の美少女ゲームでやったことはありません。
内容はよーするに戦う変身魔法少女モノってことで。
こことは別のある世界があって。そこにある種が盗まれて。
その種は強い欲望を持つ人間に寄生して種人間(モンスター)となる。
種が盗まれた世界では事態を重く見て回収のためにナツキを送りこむ。
そしてナツキはちはやの能力を見抜き魔法少女にスカウトするのでした。

実はこの作品は以前にエロアニメとして映像化されてたり。
で、それ見たことあるのでテレビアニメと聞いて、え?とか思ったり。
だって内容が種人間に魔法少女やファミレスの面々が襲われるだけ
という実に身も蓋もない代物だったので(エロアニメではありがち)。
で、そこから襲われるエロシーンを丸ごとカットするとコレかもね。
エロシーンがわりと多いので日常のシーンが大幅に増量されてるけど。

にしても、これを見て思ったのが戦うシーンの工夫のなさ。
技もなんもなくてただ強く念じるんだ!とか言われても……
まだピチピチボイスの超音波(おいおい)で倒す方が説得力が。
元々がエロの見せ場としてのバトルシーンだったので
そこからエロを取ったら何も残らなかったということか。
考えてみたら似たようなメディア展開のリリカルなのはは
魔法の杖が英語で喋ったり変形したりして工夫があったっすね。
まぁ、日常のシーンの描きかたはこっちの方が断然マシですが。

[雑記] 月詠のサントラ買いました

やっと生活のペースがつかめてきた感じ。
とりあえず今後はなるべく日曜日更新を目指します。
と言うか元々は日曜日更新だったんです……
少しずつ後ろにずれて木曜日になってただけで(爆)。
今年に入ってから更新間隔がめちゃくちゃだったので
この機会にリセットしてみたよ。

そーいやビデオを見たのも久しぶり。
間隔が開いてしまって何話まで見たか忘れてしまったよ(爆)。
今まで追っかけてる作品は4話単位で放送直後に見てたけど、
その4話単位視聴スタイルがすっかり崩壊してるもんで。
なので過去の日記だけが頼りです。まさに備忘録状態

アニメの話と言えばサントラを買いました。
レンタルしまくってるくせにさらに買いますかって感じ。
熱心に見てて音楽が耳についた作品はいちおー買うのです。
(音楽が記憶に残らないのはレンタルで内容を確認してから)

買ってきたのは月詠とローゼンメイデンのサントラ。
どっちも良かったけど、月詠のサントラは凄くイイ
作中でも印象的な音楽の使い方をしてたけど予想以上に良かったよ。
去年の作品のトップクラスのサントラ(KURAUとか)に匹敵するぐらい。
ちなみに音楽を作ってるのは久米大作さん。初めて聞いた名前。
宗教音楽っぽい雰囲気に声を重ねるとこは梶浦さんに近いかも!?
※曲の感じは梶浦さんとは全然違います

このサントラ。
初回版にはネコミミボイスCDとかいうシングルCDが付属してます。
ボイスなしのOP(TVサイズ)と未使用テイクの全ボイスを収録してて
自分だけのネコミミモードが(作りたきゃ)作れるということらしい。
凄いんだか、凄くないんだか……

ローゼンメイデンの音楽はウテナやシュガーの光宗さんで
シュガーの1枚目よりは若干落ちるけどかなりいい線行ってます。
光宗さんのサントラはわりと外れがないなって印象っすね。
あの商品構成に激しく難があるグリグリですら曲は面白いし。
そうそう。今期の新番組のネギま!の音楽も光宗さんだけど
1話冒頭から強烈なインパクトの曲を使っておりました。
(見たんだけどコメントは間に合わなかった)

舞-HiME 11~18話

前回HiMEに敵対する勢力がいるとか書いたけど、その正体が明かに。
その存在とは(古より)世界を裏で支配してきた巨大な力を持った組織で
HiMEの力に目をつけ我が物にしようとしたということらしい。
HiMEが誰かを探ってたのはHiMEを殺すためではなかったようで。
だとするとあかねちゃんは可哀想な役回りだったような。
まぁ、あそこで無事でも後にもっとヒドイ境遇が控えてるけど……

そしてついに組織が全面的に攻勢に出てきます。
いきなり空から光が落ちてきて××を吹き飛ばしてみたり。
戦車が学園に乗りこんできて占拠されてしまったり。
ちょーど真ん中へんなので派手に盛り上がってます。
2クールで真ん中へんに山場を持ってくるのが流行ってる!?
で、その手のはわりと後半が悲惨だったりするんですが。

そうそう。このへんの展開でさらにHiMEが増えました。
いったい何人HiMEを出す気なんだろう?とか思ったよ。
古文書によるとHiMEというのは全部で12人いるんだそうで。
と言うより12人が星に選ばれるというべきかもしれない。
ここまでに出てくるのが9人。アリッサを入れれば10人。
となると残るは2~3人。ちなみにこの後もう1人出てきます。

でこの時点でHiMEは9人。そのうち参加できない2人を除いた7人。
その7人が一堂に会し一緒に敵に立ち向かう展開が有ったり。
出撃のシーンがオイオイ!と突っ込みたくなるシーンだったり。
この作品はこれに限らず深刻な展開のわりに随所で遊んでるっすね。

この戦いはかなり絶体絶命だったけどなんとか回避します。
そんなんありかい!というような展開ではあったけど(爆)。
あと強大な組織にしてはずいぶん簡単に諦めたなとも思ったり。
結局のところHiMEに執着してたのはアリッサの親だけだったのか?

そして平和な日々が戻ってきた、わけではなく。
敵対勢力が出現する前に戻っただけなのだった。
実は本番はコレからだったとということを思い知る。
顔見知りになったHiME同士に互いに戦えと言うわけです。
チャイルドが倒されればどーなるのかを知ったうえで。
舞衣たちはその話に納得してないけど(そりゃそーだ)、
仕組まれたり否応なかったりと結局戦う展開になるのでしょう。

でも互いに正面から戦ったら舞衣のカグツチには敵わんだろう。
どー考えたって卑怯なほど強いよ。あれの直撃でも死ななかったし。
それこそ舞衣がその気になったらだまし討ちでもしなきゃ勝てん。

HiME同士が戦って最後の一人になったら強い力を得る。
そしてそれが迫りくる危機から世界を救う力になるのだそうで。
ってことはHiMEがHiMEを倒すとそのHiMEの力も手にするのか?
それならば舞衣以外の力を結集すればカグツチに対抗できるかも!?
最後の一人になったら唐突に強い力というのはさすがに無理あるよ。
力を得る場所の扉を開く鍵を最後の一人が手にするんだとしても
それなら最初から一人だけ選んで託せばいいわけで。
(人数が欠けてても構わないということはそーいうことだ)

にしても、わりとキャラは魅力的だし面白いとは思うけど
ストーリーの詰めの甘い部分が目立つのがちょっとね。
そもそもオーファンって何のために出てきたの?とか。
まさかHiMEの力を発現するために誰かが仕掛けてたりして……
アリッサがオーファンを召喚できるのも結局説明なかったし。
組織があっさり諦めたわけとか、HiME同士が戦う理由とか、
上に書いたことはあくまで好意的な解釈に過ぎないわけで。
一番最初に書いたビミョーという言葉を実感するデキっすね。

Xenosaga THE ANIMATION 1~6話

1月からテレビ朝日(のみ)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
原作はPS2のゲーム(エピソード1)で当然やったことあります。
内容説明は面倒なので公式サイトを参照してくれ(おいおい)。

最初オープニングを見た時は、ちょっと絵が違う?とか思ったけど
実際に中身を見てみるとそんなに違和感は感じなかったっすね。
キャラデザインも音楽もオリジナルと多少テイストが違うけど
原作の雰囲気を再現しようと頑張ってるのがよくわかるし。
原作ファンでもこの程度の違いならすぐ慣れるんじゃなかろうか。
むしろ実にあのゼノサーガっぽくて感慨深いものがあるよ。

ストーリー展開に関しては見事に原作そのまんまです。
時間の制約があるので多少は端折ってあるけど大筋でそのまんま。
ゲームで見覚えのあるシーンやセリフがそのまま登場するので
原作ゲームに思い入れのある人なら見てて楽しいんではないかと。
当然だけとキャストもそのまんま。アルベドのくどさもそのまんま(笑)。
アレンくんのヘタレっぷりもそのまんま。って平田さんだったのか。
(このゲームやった当時は平田さんの名前を知らなかったと思う)

原作ゲームのとこでも触れたけど、ゼノサーガのシステムって
ムービーシーンの流れに行動(戦闘・探索)パートが挿入される形態で。
よくあるRPGみたく自分で次の目的地を探索するようなまったり展開でなく、
次から次へと何かに遭遇したり巻きこまれたりする忙しい展開なのです。
それをそのままアニメにしたもんだから激しく忙しない展開に(笑)。
とっても時間密度が濃い物語になってる、という言い方もできますが。

時間密度と言えば、原作ゲームはだいたい50時間ぐらいかかるけど、
アニメはこの展開だと1クールで(EP1の)最後まで行けちゃいそうです。
※たぶん1クールの放送です
ゲームの消費時間をアニメに換算すると6~8クールぐらいなので
多少内容を端折ってるとはいえエッセンスの凝縮っぷりが凄いっす。
ゼノサーガに興味はあるけど時間が……って人にはこのアニメは最適かも。
まぁしかし現在のところ関東でしか見れません。
たぶんDVDレンタルはするので、それに期待してください。

時間がかかるから原作ゲームはわざわざやる意味はない。
かと言うとそーではなく、ゲームにはゲームとしての意味があります。
ゼノサーガは他のRPGとは一線を画した行動に自由度のないシステムで。
そう表現するとクソっぽく聞こえるけど(実際クソだと思う人もいる)。
物語をよりドラマチックに密度高くするために無駄な行動を排除して、
臨場感や緊張感を高めるためだけにユーザーの操作を受けつけている。
だから言ってみれば物語の中に入ったような感じになるわけです。
そしてアニメは大筋で原作ゲームそのまんまの内容なので
アニメ→ゲームだとアニメの中に入った気分が味わえると思います。
※プレーヤーはシオンとして物語に参加します
時間があるならゲームをやる意味があるとはそーいうことです。

実はアニメを見てたらゲームをやり返したくなってしまったり。
最後の方で止まっててクリアすらしてないというのに(汗)。
でもゲームはアニメと違ってピンポイントに見返せないのがキツイ。
あのシーンってどんなんだったっけ?と簡単に確認はできないし。
(メモリーカードに保存しまくろうにもセーブポイントが限られる)
ふとプレイ画面をそのまま録画しておいたらとか考えてしまったり。
テープだと面倒でやってられなかったけどHDDなら簡単にできるよ!
そして適当に編集してディスクに保存しておけば簡単に見返せる。
よし!もしも今後ゲームをやることがあったら録画してみよう。

にしても
ゼノサーガのアニメ化の話を聞いた時は期待半分心配半分だったけど、
思ったよりちゃんとアニメ化されてて嬉しい限りです。

ああっ女神さまっ 1~4話

1月からTBSほか(全2局)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
TBSチャンネル(CS)でもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は青年誌(アフタヌーン)のマンガで読んだことはありません。

大学生の螢一は平均よりかなり背が低く金はなく外見は十人並。
さらに不幸な星に魅入られたかのごとくトラブルがつきまとう日々。
それにもめげず日々前向きで困ってる人を放っておけないお人よし。
ある日、彼の幸と不幸のバランスがついに限界値を超えてしまい。
世界を見守る神が彼の救済のために一人の女神を遣わしました。
そして彼の元にやってきた女神は一つだけ願いを叶えると言いました。

とっても有名な作品だけど実は原作を読んだこと無かったり(汗)。
にしてもこれ超定番のいきなり同居モードな内容だったとは!
でも同居することになる仕掛けが多少凝ってる感じです。
女神にいきなり一緒にいてって願うのか?と思ったら違ってて、
ってことは願いを言うまで一緒にいるのか?と思ったらそれも違う。

たった一つと言うコトでえらく悩んで(金持ちとかモテモテとか)て。
詳細な流れは忘れたけど、あまり魅力的でないからモテないと言った彼に
とても魅力的だと具体例(人や機械に優しい)をあげてくれた彼女に
親しみを感じてつい「ずっといっしょにいたい」とか言ってしまう。
そしてそれが叶えられてしまったのでした。
いきなり沸いて出た可愛い女性と一緒にいたいって意味ではなく
自分の魅力を分かってくれる人と一緒にいたいって意味なのがイイね。

彼の住んでた場所は学生寮の六畳一間で、そこで一緒に暮らすのか?
と思ってたらそこは女人禁制だったので追い出されるハメに。
お金がなくて行くところが無くて自動車で夜を明かしたりして。
でもベルダンディ(女神)の力によって、意外な住まいを得ることに。
説明だけ見てると散々って感じかもしれないけど、
彼はもともと前向きだし、彼女のほうは何でも面白いって感じで、
なんとも楽しそうな雰囲気がいいっすね。楽しいのはいいことだ

あと面白いなと思った仕掛けが
「ずっといっしょにいたい」という願いは叶った瞬間から絶対で
二人が引き離されそうになると強制力が働くというところ。
たとえば二人の間を裂こうとするとその人に何らかのバチがとか。
もしも浮気をしようとするとものすごい罰が下ったり!?とか。
あれ、でも二人の関係が恋愛とかでなければ(例えば親類みたいな)、
他に恋人を作っても問題はないような、とか思ったけど。
そこはきっと恋愛みたいな関係なのでしょう。

スターシップ・オペレーターズ 1~4話

1月からテレビ東京系(6局)で水曜日の夕方に放送してる新番組。
BSジャパンでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル!?で読んだことはありません。

人類が宇宙に進出した未来の、地球より遠く離れた星系での物語。
この星系にはいくつかの惑星国家が存在し戦闘状態が続いている。
今日もキビの新鋭艦アマテラスでは士官候補生の実習が行われていた。
実習も終盤を迎え帰還の途につこうとしたその時ニュースが流れた。
惑星国家同盟(王国)の宣戦布告と急襲によってキビの護衛艦が沈没し。
キビは即日降伏。アマテラスにも武装解除と退去命令が伝えられた。
正規軍人が退去したアマテラスに残された訓練生たちはある決断をする。

たった1隻の戦艦で連合国家相手に戦争をするなんて無茶な設定だけど
実はアニメではガンダム以来わりとポピュラーな設定でもあるね(笑)。
いったいどんなトンデモ展開になるのかと思ったけど意外とマトモ。
戦争をするための資金や物資のスポンサーが放送局(大規模な)で
本物の戦争をショーアップした番組として使うという発想が凄い。
今の営利至上主義の行きつく先として有り得る嫌な未来図って感じで。

艦長と副艦長だけ男性で残りの艦橋クルーが女性のみなのも
テレビ映えするという局側の意向で決められたんだそうで。
(他にも男性キャラは出てくるけど必然的に女性キャラ中心の描写に)
戦術も意味があるかよりも絵面が派手なものを求められるし。
リアルタイムに中継されて手の内を晒して戦ってるようなもんだし。
自分の命をかけて戦争をしてるのに誰かの掌で踊ってるようなもの。

予想以上にマトモな内容。
なんだけどそれが逆に違和感に繋がってる部分もあります。
戦艦の最大搭載人員が46人って少なすぎるんじゃないか、とか。
電子化されてたとしても桁が少ないような気がするよ。
アブキールの戦績を見る限り戦艦の絶対数も少なすぎると思う。
それに戦艦が単独行動って演習ぐらいしか有り得ないだろう。
複数の戦艦でアマテラスに迫ると逃げる展開になってるけど
本気で包囲するなら逃げられないって。戦力差圧倒的なんだし。

これがいつものライトファンタジー的な作品だったら
はなから説得力なんてものを期待しないんだけど
なまじリアルっぽい作品なんで設定の甘さか気になるのでした。
他のアニメ化作品を見る限りこの原作者にリアルを期待するのは
そもそも間違いかもしれんが(爆)。

そうそう。
オープニングが(たぶん)I'veなので曲調がKOTOKOそっくりっすね。
よーするに誰が唄ってもあんな感じになるってことなのかも。
ちなみにエンディングの方はそのKOTOKOです(作詞・作曲も)。

ジンキ・エクステンド 1~4話

1月からテレビ朝日(のみ)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
関東以外の人にとってテレ朝深夜の番組は鬼門ですな……
原作はスクエニ系(BLADE)のマンガで読んだことありません。
主人公の青葉はプラモデル作りが大好きな13歳の少女(珍しい設定)。
祖母と二人で生活してたけど、その祖母が死んでしまって。
そして母親を自称するアヤシイ人が来て青葉は攫われたのでした。
ついた場所は日本ではないどこかのアンヘルという組織の施設だった。
そこで青葉は自分の血の運命に巻きこまれていく(らしい)。

青葉がロボットに惚れこんで操縦したいと自分から主張するとか、
ロボット同士の模擬戦闘をしてたりトレーニングをしてたりとか、
メカニックの人たち(特にチーフの爺さん)の存在感があるとか、
そーいやロボットを輸送するトレーラーなんかも出てくるとか、
作品そのものは全く似てないけどパトレイバーを思い出した(笑)。
青葉がモリビト2号を嬉しそうに磨いてるとこなんか実にそれっぽい。
考えてみたら音楽もパトと同じく川井憲次さんなのでした。

映像といえばオープニングですが、
1話はなくて2話と3話は本編のシーンを使いまわしてた。
もしかしてオープニングの映像は無い?とか思ったけど
4話からちゃんとオープニング映像がつきました。
しかし……本編の映像を使いまわして方がマシだったりする(爆)。
本編の映像はそこそこ良いのに3話も引っ張ったOPはコレですか。
だったら本編の映像を編集してエフェクトかけた方が良かったような。
(最終兵器彼女のオープニング映像の手法)
ちなみに曲は今期の作品の中では一番いいかも(好みともいう)。

ストーリーに関しては
青葉が運命に巻きこまれていく展開はわりと見れるかなと。
でも並行して描かれる日本を舞台にしたエピソードが?です。
公式サイトによると青葉の話の3年後なんだそうだけど
時間軸についての説明が全くないのでわけわかりません。
(コメント書くために公式サイトを見て知ったぐらいで)
青葉のいる話と青葉のいない話の両方に共通するキャラがいて
両方のシーンの関係が見えないので激しく混乱してしまいます。
最初の方で両者の時間関係を明かにした方が良かったような。

それ言ったら1話の冒頭のシーンはもっと理解不能だけど。
構成からいってクライマックスのシーンだろうと流しました(爆)。
今見返してみたけど青葉と3年後のシーンの人が戦ってる!?
アレ?でも両方とも同じ勢力に属するハズなんだけど??
いったいどーいう展開だとそこに至るのかさっぱり想像つかん。
直後にやってるゼノサーガもわりと説明不足で不親切な内容だけど
(ゼノサーガは設定が大掛かりなので致し方ないんだけど)
こっちの方がもっと説明不足でわけわからんのが何というか。

グレネーダー ~ほほえみの閃士~ 1~4話

去年の10月からWOWOWで放送してた(終わった)新番組です。
1月から一部の民放(全3局)で深夜に放送してます。
WOWOWでやったのを直後に地上波でやるのは珍しいっすね。
(OP/EDはWOWOWと地上波で違うらしいです)
ちなみにDVDの販売及びレンタルはすでに始まってます

原作は角川系(エース)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
一見すると刀を持った剣士が存在してる戦国時代っぽい世界観で。
銃を持った閃士という存在もいて、その力で盗賊をするモノもいる。
その盗賊に捕まった殿様を助けるために雇われた剣士の弥次郎の前に
「笑顔で相手の戦意をなくすことこそが究極の戦法」などと言う
金髪で巨乳の少女ルシュナが現れた。そしてそのまま敵陣へ突入。
当然だけど相手は取り合わず、銃に囲まれ絶体絶命……かと思いきや
ルシュナは腰の銃を抜き凄い早業でみんなを倒してしまいましたとさ。

これ読んだことあるはずなんだけど……
こんな内容だったっけか?だとすると忘却の彼方ってことで(汗)。
そんなわけで新鮮な気分で視聴できました(爆)。
事前に耳に入ってた「おっぱいリロード」ってなんのこっちゃ!?
とか思ってたけど、なるほどそーいうことですか。
なんと器用な乳。と言うかそんなの出来るかよ!って感じやね。
あと今のところ相棒の弥次郎がほとんど役に立ってない。

公式サイトに地上波版OPのそれぞれのカットの原画の人が載ってます。
こーいうのは制作側の人以外は通常知りようがないので貴重っすね。
(と言ってもクセのある絵を描く人ならわかる場合もあるけど)
向日葵のカット(最初の方と最後の方の2カット)は岡真里子さんなんだ。
王ドロボウJING、魔探偵ロキ、tacticsのキャラデザ・作監の人です。
各作品のOPのタッチとどことなくイメージが近いかもしれない。

そしてスタジオライブの面々に混じって山内則康さんの名前が。
スト4のキャラデザ・総作監の人。というよりAIka、ナジカの人です。
真ん中へんの回転しながら銃を撃ちまくってるシーンを全部やってます。
なんかあまりにハマってる人選っすね。もちろんパンツ(以下略)

まほらば Heartful days 1~4話

1月からテレビ東京系(6局)で日曜日の深夜に放送してる新番組。
原作はスクエニ系(ガンガンWING)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
絵本作家を志す白鳥隆士は東京の(絵の?)専門学校に通うために
母親の従弟がやってるアパートに下宿をすることなったのです。
そのアパートの管理人は母の従弟の娘の蒼葉梢という高校生の少女で。
覚えてないけど彼女とは10年前に会ったことがあるらしい。
かわいい管理人さんに優しくされて幸先いいかもと喜んでたけど
実は彼女には秘密があったのです。そして変った住人を交え喧騒の日々が。

こっちは原作を覚えてたので予想通りというか。わりと原作通りというか。
背景美術がわりと雰囲気出てて原作より見た目がマシな気がするのと
ポップでデジタルで透明感のある音楽が聞いてて心地よいって感じ。
表現的にも面白い部分はあるし、ストーリーも時々面白いです。
時々ってことは大筋ではあまり面白くない、って意味でもある(爆)。
面白いとかつまらないというより、むしろ見ててだるいっていうか。
作品のテンポが全く合わないので苦痛を感じるのでした。
原作からそーなので、そーいう意味でも原作通りですが。