まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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WOLF'S RAIN 4~5巻

ここまで見てきて思ったんだけど
この作品って現実の延長線上の仮定であるSFみたいなものではなく
どっちかというとメルヘン(童話)とかファンタジーみたいだよ。
とってもリアル系の空間描写でちょっと勘違いをしてたけど。

迷いの森で梟(の亡霊?)に語りかけられるシーンでアレって思って。
でも考えてみたら、思い当たるふしは結構あったりして。
狼が人の姿をして街の中に紛れて生きるって設定自体がそーだし。
楽園への道を狼だけが知ってるとか、ハナビトとか実にそれっぽいし。

つまりこの作品ってラストエグザイルとかナウシカとかの系統です。
ぱっと見はSFっぽいメルヘンと言うかファンタジーと言うか。
そーいう視点で追っていくとなかなか面白く見えてくる。
男キャラばかりで萌えん!って人もいるでしょうが(笑)。

最初の頃に作品の方向性がイマイチ見えなかったのは、
世界をリアルに構築しすぎて物語の自由度が制約されたせいですな。
と14話からの総集編を見てて実感してみたり。
最初からもっと嘘っぽい世界観で攻めても良かった気がするけど。
このへんは信本さんの作風(リアルでストイック)なんで仕方ないか。
※信本敬子さんはカウボーイビバップの人

ちなみに14話から17話までが総集編です。
(5、6巻が4話収録で2話ずつ総集編)
フジテレビの深夜枠は潰れまくりで余裕が多少あったはずなのに
それでも制作が間に合わなかった、ってコトなんでしょう。
絵が荒れるのと総集編でつなぐのとどっちがいい?って感じだけど。

そいや11月からキッズでやるらしいです。
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ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 5、2.5巻

これで全部です(無印は)。
5巻は宇宙からマジカルティーチャーがやって来る話。
ってもしかしてアレのパロディ?最優先事項よ!な人の。
部屋がパタンと崩れるのは妄想代理人なのかな!?
(他にも捜せば有るだろうけど最近はあまり見ない表現)
わりと元ネタが分かり難いパロディが多いかもしれない。
発進シーンは露骨なパロディのオンパレードだけど。
それでも全部の元ネタが分かる人は凄いと思う。
つーか若人はマジンガーZネタってわかるんだろうか!?
(タイムボカンやガッチャマンのネタもそうだけど)
まぁ、元々コアな人だけがターゲットだから問題ないか(爆)。

2.5巻は2巻で完結したはずのシリーズが続巻決定というコトで
つなぎのために作ったファンアイテムのようなもの。
いちおー体裁は通常の1話と似たような形態になってます。
小麦ちゃんたちの日常のヒトコマを垣間見るというエピソード中に
イベントや妄想でミュージッククリップが(何本が)挿入されるって感じ。
本編の方はキャラ同士のやりとり以外はなんも無いっす。
まぁ、なんの脈絡もなくキャラソングCDを出されるよりはいいかも。

ジーンシャフト 1~2巻

2001年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
限りない欲望のままに消費を、破壊を、そして戦争を繰り返す人類。
その果てに滅亡の危機にまで至った人類を再生するために
遺伝子操作によって人の能力をコントロールする世界を作り上げた。
ここは男女比が1:9に保たれ、闘争や恋愛の無い安定した社会である。
(親子といっても遺伝的に繋がりがあるわけではないって設定らしい)
主人公のミカ・セイドウが詳細の知らされない特殊任務を受けて
宇宙ステーションにやって来たところから物語は始まる。

前に1話(1巻)だけ見て評価保留だったのを見返しました。
3話まで見るとある程度話が見えてくるっすね。
結構設定がちゃんと作ってあるし描写もしっかりしてるし。
女キャラが多いけどその筋に媚びてるわけでは無いみたいだし。
なんか結構いいかもしんまい(古ッ)

あとコンピューター関係の描写がわりと説得力がありますな。
シャフト(機動兵器のようなもの)の制御プログラムの完成予定日が
1ヶ月後で、バグだらけで起動するといきなりクラッシュするとか。
とりあえずモジュールを削って(機能も削って)なんとか立ち上げて
みたものの肝心な時にフリーズしてしまうとか。ヤな感じにリアル(爆)。
ビジュアルデザインも大胆にシンボライズしてて面白い見せ方だし。
SFと言うからにはlainとかコレぐらいやってくれって感じすね。

炎のらびりんす 上・下巻

2000年頃にリリースされた30分×2本のOVA。
チャンバラオタクのガランは夏に本物の短刀をプレゼントされる。
そして、これを持って今度家に遊びに来てと誘われた。
(これが実は婚約の証だったりするんだけどガランは知らない)
でやって来たのが広大な砂漠の真ん中にある江戸風味の街。
その街の一番大きな屋敷に住む夏は街では姫様と呼ばれてた。
それと前後してこの街に隠された財宝を狙うドロボウが忍び込む。
(ガランの持つ短刀がその財宝の扉を開く鍵でもあったりして)
憧れの侍の姿に喜ぶガランの身に危険が迫るのであった。

とりあえず同じスタッフのAIkaやナジカよりも面白いっす。
ギャグで畳み掛けてアクションで見せるので密度が濃いっつーか。
お馴染みパンツ大乱舞もギャグ基調だとそれもアリかなと思えるし。
こーいう嘘っぽい舞台だと何出してもオッケー!て感じすね。
実際ラストでいきなり戦車が出てきて、ナニそれ!?だったよ。

にしても2枚目のはずの伊達ノ進がすっかり3枚目扱いなのだった。
最後にはかすみと伊達ノ進の役が逆だったりするし(笑)。

らいむいろ戦奇譚 ~南国夢浪漫~ 前・後巻

最近リリースされた30分×2本のOVA。DVDレンタル。
一つの戦いが終わって、でもまだ戦争は終わってない。
船の修理と休息のためにある島に立ち寄ったって話なので
テレビシリーズのそのまま後日談のようです。

新太郎(先生)が彼女たち(らいむ隊の)はもう十分戦ったから
普通の少女に戻すべきだと主張するけど退けられてしまう。
(これってテレビからずっとそのスタンスだった記憶が)
それに思い悩んでると、なぜか結婚に悩んでると勘違いされる。
そしてらいむ隊の面々は色めきたって妄想を炸裂させるのでした。

まぁ、一言で言うなら、ふつーに楽しめる内容。
深刻さは希薄なので軽い美少女モノだと思って見れば良いかと。
ときおり無駄に美しい絵が出てくるので眼福って感じやね。
当然だけど説明はほとんどないんでテレビ版を先に見ないとダメ。

コロッケ! 1巻

2003年からテレビ東京で放送してるテレビシリーズ。DVDレンタル。
(今もギャグコロスタジオという枠で放送してます)
原作は幼年誌(コロコロ)のマンガで読んだことありません。
集めると願いが叶う禁貨と言うお金に似た不思議なモノがあって。
それを集めることを生業にしたバンカーと言う職業があって。
主人公の少年コロッケは父親を生き返らせるために禁貨を集めていた。
そして幾多のバンカーと出会ったり戦ったりするのであった。

ちょっとドラゴンボールを思い出した。そんなに似てないけど。
でもテイスト的にはまんまジャンプのマンガっすね。
絵柄がお子様仕様で多少対象年齢が低いけど、
あの手のが好きなら楽しめるのではないかと思います。

サブマリン707R 1巻

2003年頃にリリースされた50分×2本のOVA。DVDレンタル。
原作はずいぶん大昔のマンガ。読んだことありません。
昨今謎の組織によって船を襲われる事件が頻発していた。
それに対応するために国連?によってPKNが組織されたのだった。
そして日本から参加したのが潜水艦707だった。って内容(超要約)。

うむー、設定ってゆーか感性がめっちゃ古ッ!(爆)
ソ連をロシアにしたぐらいで古さは拭えないと思うんだけど。
真空管のお化けみたいな電子頭脳に懐かしさがこみ上げてきたよ(笑)。
あとなんか長い内容を端折ったような印象をかなり受けます。
つーかこの長さで筋を追おうなんて考えるのが間違いのような。

アキハバラ電脳組 1巻

1998年にTBS系の夕方に放送してたテレビシリーズ。
主人公のひばりは中学生になった記念に今大流行してる電脳育成ペットの
パタPiが欲しいとか言い出すのでした。でも両親にはぐらかされてしまう。
でもある日王子様に呼ばれ!?た場所に行くと空からパタPiが降ってきた。
(これで王子様に貰ったと言うことになったらしい)
で、なぜかいきなりそのパタPiを奪おうと変な女の人が現れるわけです。
ひばりがピンチに陥った時、パタPiが人型に変身して撃退したのでした。

えーーーと、これターゲットは誰っすか?
なんか少女モノのようでも有り、そう思えない部分もかなり有り。
いちおー「なかよし」で(マンガ版を)連載してたみたいだし。
プリクラみたいなワイプがあるし。やっぱ少女モノか!?
少女モノにしては現実描写も空間描写もずいぶんおざなりだけど。
あとどこいらへんがアキハバラなんでしょう?

とりあえずここまでは台詞回しぐらいしか見るところ無いけど
先に進むと面白くなるという説も。まぁ縁があったらって感じすね。
本放送時は絵が凄かったという話も有るけどビデオだとわかりません。

竜世紀

1988年頃にリリースされた30分×2本のOVA。
DVD(レンタル)には2本とも収録されてます。
原作は(たぶん18禁の)ファンタジーマンガ。DVDに収録されてたり
※CAINに同名のマンガがありますが別物です
と言ってもエッチぃシーンは全く無し(アニメにも収録マンガにも)。
あの当時の作品はエロシーンが無くても成り立つの多かったから。
(つーかエロシーンが有るだけのエロマンガが多かった)

(たぶん)ほぼ現代。昨今竜が出現し人が襲われる事件が頻発していた。
もちろん人類も竜を駆除する部隊を各地で編成し活動していた。
ある日、世界が壊れればいいと願ってた璃子の前に竜が現れる。
特殊部隊に倒される竜の脇に卵を発見した彼女は密かに持ち帰り
廃屋で竜の子を育てるのだった。いつか世界を壊してと願いながら。
そして竜の子が大きく育ったころ、空から悪魔が降ってきた。
実は竜はこの時のために神に呼ばれ地上に出で来たのだと言う。
(このあたりでかなり脱力して見ておりました……)
破滅を願った彼女は、こんな世界を欲したんじゃないと悔やみ
竜と一緒に(まだ実体化途上の)悪魔へ向かっていくのだった。
で、2巻はいきなりそれから300年後(爆)。

とりあえず見た印象としては
1巻も2巻も(特に1巻は)30分でやる内容じゃない
なので筋をなでてる感じで作品としてはお話になってない。
つーか2本なのに章立てで実質読みきりってどーいうことよ。
長い原作を端折ったのかと思ったけど、原作と全然違うし。
まぁ、原作に忠実に作ったら面白くなったかと言われると……