まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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[DVD] ストラトス・フォー 1~13話

DVDレンタルが始まったので借りて改めて見てみてました。
(セルDVDを中途半端に持ってるので残りの分をレンタル)
本放送はキッズで見てたのでDVDだと色が鮮やかでいいっすね。
(キッズは地上波やDVDに比べて白っぽくて色再現度が低い)
特に海の色と島の緑と空の青さのコントラストが凄いキレイ
下地島に実際にロケに行っただけあって空間に実体感があるよ。

放送時はメインの4人のうち主役の美風(みかぜ)と後半の鍵になる
香鈴(かりん)はかなりハッキリとキャラが描き分けられてるけど、
他の二人が外見以外では描き分けが不足してる?って思ってた。
でも改めてちゃんと見ると、結構ちゃんと描き分けられてるっすね。
彩雲(あやも)がわりと熱血で静羽(しずは)は常に一歩引いた感じだし。
(美風は視聴者の代理でニュートラル、香鈴は不思議ちゃん風味)
静羽の資格マニアな描写も最後の方でいきなり出てきたと思ってたけど
実はちゃんと2話にも出てたりするし(厨房を手伝ってるでしょ)。
こんな感じに設定やら伏線やら丁寧に構築してあるんだよ。
そーいう部分も面白いと感じた一つの要素ではないかと。

ところで百合姉妹って雑誌に百合ちっくアニメってコーナーがあるけど
なんでこの作品は出てこないんでしょう?(笑)
(最新号にはR.O.D THE TVや十兵衛ちゃん2が載ってたり)
いかにもそれっぽいシチュエーションが出てくるのに。
それにこの作品はそもそも「4人の少女の成長と友情の物語」だし。
最後の方なんて地球の平和より攫われた香鈴を助けること優先するし。
恋愛とは言い難いけど、めっちゃ濃い~~愛(友愛)ですがな。

つまり成長と友情というテーマから考えれば、
攫われた香鈴を助けに宇宙に行ってしまうコトと
ついでに目標であるコメットブラスターを体験するコトは
物語的にクライマックスといって間違いないわけで。
曲がりなりにもテーマは完遂してるわけです
キレイに終わってると前に書いたのはそーいうコト。

スペース・シードの話が中途半端でどーした!って思うだろうけど、
あれは香鈴が攫われ、宇宙へ行って、コメットブラスターをやる、
その理由付けのために存在してる、と解釈すれば何の問題もない(笑)。
最後の「香鈴は違うんだよ。いいの?」「香鈴は香鈴だよ」(そんな感じ)
ってセリフもまさに設定を利用してテーマを描いてるわけだから。

にしても……
前に見たやつならコメント書かなくていい、とか思ったのに
本放送時よりも長々と書いてます(笑)。アホですな。
つーか改めて見て思ったけど、やっぱいいデキだよコレ。

放送とDVDの違いについて。
最終回のエピローグがDVDだと長いバージョンになってます
オープニングは放送だと8話から変るけどDVDだと2話から変ります。
たぶん後半のが正式バージョンで前半のも一応収録したって感じ?
エンディングは放送もDVDも同じタイミングで変ります。
(変るのは映像だけで曲は同じです)
あとはパッと見た限りは明らかな違いは無いかな。

セルDVDとレンタルDVDの違いについて。
セルDVDは1-3-3-3-3話収録の全5巻。
レンタルDVDは4-3-3-3話収録の全4巻(VHSレンタルと同じ)。
セル版には映像特典が有るけどレンタル版にはありません。
(君望とかはレンタル版にもそのまま入ってたりする)
セル版だとメニューでエンジン噴射したりミサイルを発射したり
無駄に派手な効果がついてるけど、レンタル版だと一枚絵です。
まぁ、そんな効果は別にいらねぇ!って感じもするけど(爆)。
セル版にはバンダイビジュアル商品の広告がいろいろ入ってるけど
レンタル版にはスト4OVA(出るんです)のCMしか入ってません。

セルDVDの映像特典について。
1巻にはメイキングと言う名のスタッフ出演三文芝居が(爆)。
って、そもそもアニメの場合は制作時にカメラを回さないので
最初からメイキングを作るつもりで何か仕込んでない限りは
本来の意味のメイキングなんて作りようがないわけで。
だからほとんどヤラセです。まぁ、見ればバレバレだけど(笑)。
もり監督の「(下地島のロケに)行かなきゃやらない」とか
ルーカスの真似で「私の宇宙にも音があります!」とか
そのへんは仕込みと分かっててもわりと面白いっすね。
下地島のロケシーンはファンなら見る価値はあるかもしれない。

5巻には中心メンバー4人の声優さんともり監督の中華料理店での座談会が。
見たかったエピソードとか好きなシーンとかそーいう話をしてました。
で、そこで語られてる話だけど、
温泉の回(に限らず)アドリブが結構あって、それ全部に口パクを付けたら
まるで最初から計算した芝居みたく面白くなったとか。
今のアニメはアフレコの方が先なのでそれを逆手に取ったというか。
香鈴の(温泉のお湯を)「いただきます」ってセリフはアドリブだったのか(笑)。

ここで声優さんも下地島に行きたい!って話が出てくるけど
実際に行ったのが「スペシャルファンディスク」に収録されてるらしい。
高くて買えない(泣)。ファンアイテムらしい素敵価格設定ですよ。
レンタルもしそうにないし……

2巻には映像特典はなし。3巻と4巻は持ってません。
3巻はテーマ曲のPV(メロキュア出演の)が入ってるらしい。
4巻はノンクレジットOP/EDが入ってるらしいです。
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光と水のダフネ 17~20話

17話は捨てられた赤ちゃんを拾う話。
本来なら警察に届けるべきところを、グロリアが自分の境遇に重ねて
親が頭を冷やして引き取りに来るまで待とうと主張するのだった。
……つい最近どっかで見たような展開だな(笑)。
でもこの話はオチが予想外というか、どんでん返しというか。
全て知った後に改めてグロリアの行動を見返すとあまりに露骨で笑える。

18話は男(美形)を拾う話。赤ちゃんの次は男かい(笑)
訳有りっぽいのでとりあえず家にってことで静香の家が初登場。
住んでる場所が見えるとキャラの奥行きが感じられていいっすね。
あれだと六畳一間ぐらいかな?マイアの部屋の方が多少広いかも。
ダフネって設定はSFなのに妙に庶民的で生活感が豊かなのだった。

19話であの兄妹が再登場。すっかりおなじみのキャラに。
タイトル(潜水艦よもぎ1号浮上せず)からイメージしたのは
深いところまで潜って大ピンチになる、だったけど違いました。
にしても財宝のありかってもっと具体的なのかと思ったら……
今まで見た財宝の地図の中でたぶん一番大胆な地図だよ(笑)。

19話の最後にマイアが絶体絶命のピンチ(またかい)に陥って
そこで過去の記憶を少し思い出すのだった。
UMA退治で潜水艦に乗った時も、なんか落ち着かない感じだったけど
深海ってのが記憶を呼び覚ます鍵なのかもしれないね。

で、その記憶というのが自分には兄がいるというもの。
戸籍上は兄弟はいないはずなのに、記憶の中には兄がいた。
そして1話からマイアを見ていた謎の人物(マイアは知らない)。
その人物が16話で間接的だけど初めてマイアの手助けをする。
てっきり観察してるのかと思ってたけど実は見守ってたのか。
18話以降は直接姿を見せてマイアを助けるようになる。
もしかして兄なのかも!?とマイアも考えるように。

20話はそのへんも含めたマイアの話。
そろそろラストも近いので物語の核心に近づいてる感じです。

妄想代理人 2巻

3話では二重人格な人のエピソードが。
さらにその冒頭で気色悪い人まで登場したり。
なんかちっとパーフェクトブルーを彷彿としたよ。
でも、自分の好きなキャラとエッチする妄想を具現するために
プロを呼んで肉体部分を代用させる人って実際にいるのかな?
いるのかも知れないが……

二重人格と言えば、二重人格の片方の人格を主観にして
自分の知らない自分によって生活がどんどん侵食されていく
みたいなサイコサスペンスな話とか作ったら面白いかもしんない。
誰か書いてちゃぶだい!

話は戻って、3話の終わりに少年バットが捕まったってニュースが。
4話はまた別の話だけどラストで3話のラストに繋がってきます。
まだ始まったばかりで早くも少年バットの正体が明らかに!?
まぁ、今までの内容からして、そんな簡単には行かないだろうけど。

あたしンち 1巻

今も放送中(テレビ朝日系で金曜日の夕方に)です。
原作は読売新聞掲載の漫画で1巻だけ読んだことあります。
内容はわりと現代に近い普通の家庭の日常の出来事です。
キャラの性格づけがちょっと極端な気もするけど
そのせいで「あるある」ってエピソードがより印象的に。
ちなみに1巻は4回分収録されてるけど2回目の放送が飛んでて
1、3、4、5回が収録されてます。なんか理由でもあるのかな。

この作品はわりと最近ゴールデンに定着したっすね。
先週「となりの山田くん」はテレビ向きと書いたけど
この作品が受けるなら、やっぱりアレも行ける気がする
ただネタ的にはこっちの方がはるかに現代的ですが。

最初のお弁当のネタって手抜きがどーとかよりも
アレだと栄養価的に問題ないのだろうか?とか思ったり。
「カラフルなお弁当」って表現はめっちゃアバウトだけど
栄養バランスを考えて作ると結果的にカラフルになるわけで。

ちなみに、これ大地丙太郎(フルバ・こどちゃ)さんが監督だったり。
もう今は違うけど。

POPEE the ぱフォーマー 1巻

キッズオリジナルのフルCGアニメ(帯番組)です。
DVDレンタルが始まったので早速借りてみました。
内容は広場みたいな空間(サーカス団とか書いてあった)を舞台に
ポピー(うさぎ耳のかぶりものをした人)とケダモノ(表情のついた
仮面をした動物?)他が繰り広げるナンセンスでシュールなお話。
1本1本が短いので基本的に1発ネタのスタイルです。

いわゆる日本のアニメとは全然違うもの(純国産です)なので
見たことない人には説明してもイメージわかないかも。
あえて言うならアメリカのカートゥーンをCGにした感じかな。
トムとジェリーよりもっとナンセンスなショートアニメに近いっす。
ナイフが刺さって死んじゃった、みたいなブラックさもそれっぽいし。
もちろん次の話では何もなかったかのようにピンピンしてますが。
これに比べればデジガールPOPなんかもう全然普通ですよ(笑)。

ちなみにポピーって一時期キッズのマスコットキャラとして
番組インターバルに出るショートロゴアニメを担当してたのだった。
おかげでまるでMTVやカートゥーンネットワークのような感じに。
なんからしくない尖がった感じが好きだった。今は変っちゃったけど。

ガラクタ通りのステイン 1巻

「POPEE the ぱフォーマー」と同じキッズオリジナル(以下略)。
監督も同じです。こっちもDVDレンタルが始まりました。
内容は都会の片隅にあるガラクタ通り(ゴミのたまり場)を舞台に
ステイン(世捨て人らしい)とパルバン(服を着て立って歩く猫)他に
より繰り広げられるどこか寂しくユーモラス!?なエピソード。
こっちも1話で1本のネタで毎回何かを拾うことで始まります。

ポピーよりも世界観が現実に近い……ような気もする。
ポピーよりもストーリーが現実に近い……ような気もする。
ナンセンスもシュールも多少押さえてる……ような気もする。
ただ基本スタンスはやっぱりポピーと似てる感じです。
いわゆる日本のアニメに比べたら遥かにナンセンスでシュール。

ちなみにポピーもステインも普通の喋りはありません。
笑いや叫びや泣きの擬音とかは有りますが。

風を見た少年

何年か前の映画です。原作は児童文学かな?よく知りません。
天才物理学者のフリッツには動物との会話できたり怪我を治したり
できる不思議な力を持った息子のアモンがいた。
フリッツは息子の不思議な力を研究し新たなエネルギーを生み出した。
そこに(帝国の君主)ブラニックの魔の手が迫り親子で逃げようとした。
しかし逃走は失敗し、両親は死に、アモンは捕らえられてしまう。
飛行船で本国への移送してる途中でアモンは鳥の声を聞いた。
アモンは鳥の声に導かれるように空を飛び、飛行船から脱出する。
そして自然に包まれた世界の中で愛と勇気を知るのだった。

途中までは結構面白い?とか思って見てたんですが……
最後の方のストーリー展開で気分はすっかり急降下しました。
レジスタンスに呼応して決起しながら戦車の力の前に押される住人が
再び勢いを取り戻す理由がアモンのコトバだけって説得力ないし。
どーにも打開できない展開なのに死んでどーにかなってしまうなんて、
命がけの勇気みたいなテーマが根元でポッキリ折れてるがな!

ちなみにこれ書いた後にファンサイトを見つけました。
ファンサイトを作るぐらいだから絶賛してるのかと思って
ちょっと作品の総評を斜め読みしてみたんだけど、
後半の構成があんまりだー、みたいなコトが書いてあったり。
それでもファンサイトを作るんだから愛だよ!(笑)
確かにこの作品は途中まではわりと面白いんだよね……