まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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プラネテス 21~26話

ラストです。
ハチマキとタナベが恋人モードになったと思ったら
ハチマキが夢に向かって走りだしタナベは置いてきぼりで
24話の終わりに至ってはタナベは絶体絶命な状況だったし
いったいこの話はどーいうケリをつけるのかと心配したよ。

つーか物語の方向性が思ってたのと違う方向に走りだして
アレって感じがあったのです。これも本筋では有るんだけど。
思ってた方向性とよーするにハチマキとタナベの話ってこと。

プラネテスが宇宙とデブリを接点にした人間の話なのは衆知だけど
それと同時にデブリ課の面々の人間模様という側面も有ったわけで。
中でもハチマキとタナベの関係が中心に描かれていたわけで。
よーするにハチマキとタナベの恋物語みたいな感じだったわけで。
ハチマキが一人で行ってしまった時はこの先どーなることかと。

で、結局のところハチマキとタナベの恋物語だったわけで(笑)。
だって1話が出会いで最終話が×××××だし。
(結果を知ってるとハラハラ感が薄れるので伏せておくよ)
ラストはホント上手いことまとめたなって感じがする。

人間模様といえばこの作品は脇のキャラも魅力的だったっすね。
1回こっきりの使い捨てキャラかと思ったのに何度も出て来るし。
バラバラに配置されたキャラもさりげなく繋がりがあったりして。
魅力的というよりキャラに奥行きがあって思い入れができるというか。
作品を面白いと感じる何割かはそーいう部分だったりするというか。

人間模様とともに色濃く描かれてたのが社会性ですな。
デブリ回収というのは宇宙開発を成り立たせる縁の下の力持ち、
と言うように仕事自体が元々そーいう方向性ではあるけど。
エルタニカのエピソードのような宇宙開発の光と影であるとか。
宇宙防衛戦線のテロとその思想の根源にあるものとか。
ただ宇宙が好き、で終わらない何かを描こうとしていた感じ。

で、物語のクライマックスに何を持ってくるのかと思ってたら
1回っきりで続きはどーした?と思ってた宇宙防衛戦線の話に。
しかも今回はよく知る人がそれに関わることになる。
テロって言うのはただ悪と切り捨てるほど単純なものじゃなく、
もちろんその行為が正しい方法だというわけでもなく、
しかし多大な犠牲を払ってまで行おうと思うほど追い詰められてる、
そこに至るまでには至るだけの理由が有るという、そーいう話。

当然のようにハチマキとデブリ課の面々はその事件に巻き込まれて、
その過程でハチマキは自分がやって来たことに気づくわけです。
いやホントあのまま突っ走って行っちゃったらどーしようかと。
つーかあのまま突っ走ったままラストを迎えてたら
「よく出来てるけど、ちょっとね」って評価だったかと。
このラストなら「大好き!」って書いた花丸をあげられる(笑)。

最後にどーでもいい話。
タナベの表情で一番かわいかったのって25話のあのシーンかな。
あの時の境遇に同情してかわいいって意味ではなく、
気持ちが通じ合った瞬間のその表情がとてもかわいいって意味で。
髪が短かったのも少し影響はあるのかもしれないけど(笑)。
いや、ベリーショートが好みなので。
そんなことは聞いてないですか。そーですか。

ちなみにセルもレンタルも今月からリリース(全9巻)。
DVDレンタルもやるのでオンラインにも入るでしょう。
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マリア様がみてる 9~13話

こちらもラストです。
この作品は1本の太いストーリーというカタチではなく
エピソードを積み上げて進んでく連作タイプなので
まだまだ続けられそう、と言うか実際続くんですが。
(近いうちに2クール目をやるらしい)
でも最後は最後らしくそれなりに派手なイベントが

9話は8話のバレンタインイベントを別の視点で見た話。
8話の謎だった部分を種明かししてくれる内容だったりします。
一人の(その他大勢に属する)少女の胸に秘めた想いと共に。
ちなみにチェコレートの方は謎でもなんでもないので(笑)。

10~11話はロサ・ギガンティアの過去の話。
この作品のスールシステムって友情+αって感じだけど
この過去話の聖と相手の関係はまんま恋愛です。
二人の関係にはスールなんて形式は不要だとか言っちゃうし。
2年を飛び越して1年とスールなのもこの過去と関係あるのかな
とか考えてしまったりもして。

12~13話は祐巳と祥子さまの初デートの話。
最初のエピソードがスールの契り(よーするに告白だね)で
最後がデートってなかなか憎い構成になってますことよ(笑)。
ある意味清く正しい感じと言うか。展開遅すぎと言うか(爆)
このエピソードでは祥子さまのカルチャーギャップが見どころ。
知らないものに素直に驚いたりする姿は実にカワイイっすね。
育ちの関係で気位が高い感じだけど、無駄にプライド高くないっつーか。

そんな感じで
それぞれのキャラがクローズアップされたりして
ちゃんとキャラの名前や性格づけが分かる様になったけど
やっぱり1クールだと物足りないっす。
こーいう微妙な心の機微みたいな描き方の場合は
エピソードの積み重ねで思い入れが強くなるものだから。
せめて2クールは欲しかったなと。ので続きに期待してる。

そうそう、
こちらもDVDレンタルやってます(全7巻)。
すでに1巻はオンラインにも入ってるよ。

まっすぐにいこう。 1~4話

去年の夏~秋頃に日テレ系の複数局で深夜に放送されました。
(放送タイミングはバラバラ)
全部で4話しかないのでOVAを放送してるような感じかも。
レンタルもすでに出てます。これは録画したものだけど。
あと日テレでは今新シリーズ(全5話)をやってる(金曜の深夜に)。

原作は少女誌(別マ系→コーラス)で1巻だけ読んだことあります。
が、すっかり忘れました(爆)。倉庫にはまだ残ってるはずだけど。
確か1巻頃はマメタロウ(犬)をきっかけにして郁ちゃんと秋吉くんが
知り合って、みたいな感じだったような。気がするだけかも(汗)。
アニメではすでに二人は知り合った状態でした。
そしてマメタロウ視点でひと夏の出来事を描くって感じになってます。

にしても、この手の絵柄はアニメでは久しぶりだ~
美少女アニメの絵柄よりこーいう絵の方が好みなんですが(笑)。
こーいう絵柄がアニメになることは夢のまた夢……
みんなドラマになっちゃうし。
(この絵柄で君望を作ったらどーなるかちょっと見てみたい)
実際これもマメタロウ視点だからアニメなんだろうな、と。
視点が人間と比べて低いのがわりと面白いトコですかね。
擬人化してるのでやってることは人間と大差ないけど。