遥が目覚めて、すぐドロドロの三角関係に突入かと思ったけど、
5話でちょっと過去に戻って2話と3話の間の内容が描かれます。
孝之と水月が付き合うようになった経緯とか、
水月を慕ってた茜が
あんなに憎むようになった(4話のこと)理由とか、
水泳部のエースだった水月がなんで就職してるのかとか、
誰もが疑問に思うようなコトを説明してくれます。
だったら先にやれば?と思うだろうけど、それだとテンポ悪いっつーか、
この内容だと4話まで一気に進めないと間違いなくダレるので。
つまり、この構成はなかなか絶妙ですよ。
にしても5話の孝之の半分死んだような状態は見ていて辛いっす。
喋らない遥と会話してベッドから連れ出してしまうとこなんか、もう。
泣かせの展開だってわかってはいるけど、目から汗が流れてくる(汗)。
いいんだよ、泣けるときは素直に泣いとけ!涙は心の潤滑油だ(爆)。
どーせ誰も見てないし。ってここに書けば世間に晒しまくりですが。
(前にも書いたような気がする、このネタ)
6話以降はお待ちかねのドロドロな展開です。
遥との関係はもう終わったことだと、
頼まれたからで遥が元気になるまで付き合うだけとだと、
あくまで気持ちは現在の恋人の水月にあるのだと、そう孝之は言う。
だから本当の意味の三角関係にはなりはしない。
いや、むしろ本来の三角関係の方が
ずっとマシだったかもしれない。
条件が同じならどちらかを選ぶのは容易いことだから。
(優柔不断で選べないようなヤツのコトは置いといて)
遥にとってベッドの上の今日は事故に遭う前の時間の続き。
つまり孝之は遥にとって恋人の孝之なわけで。
孝之もそれを知ってるからいきなり手を振り払うことができない。
それにベッドの上でこれ以上無いぐらいに弱った状態で。
その遥を傷つけるような事実を付きつけるのは難しいことで。
気持ちが無いのに
遥の幸せな夢の世界を演じることになる。
(全く気持ちが無いわけでもないのが、さらに問題だったり)
遥を裏切って水月も傷つける行為なのだと知らないハズもないのに。
なわけで、
ドロドロな人間模様が大好きなワタクシのツボに突き刺さってます(笑)。
そもそも少女マンガが好きってコトはそーいうことだよ(爆)。
主にアニメ化される幼年三誌のオママゴトな恋愛と違って
本来の少女マンガの恋愛モノは
むしろこーいう感じになるはず。
が、しかしそーいうのはアニメにならずにドラマ化されてしまうので。
別にドラマでもいいけど、アニメでも見たいじゃないですか!
エロゲー原作っつーことで意外な線から夢が叶って嬉しいっす。
今後の展開としては
たぶんいずれ遥が
現実を知ることになるはず。
そしてその時に孝之と水月のことをどー思うかが鍵になるんじゃないかと。
DVDの最終巻が「ほんとうのたからもの」という絵本とセットになるけど、
これって遥が描いたもののような気がして。
(遥は絵本作家を目指してるのです)
とするとあーなるのかな?という未来予想図も有るけど、書きません。
当たってたらネタバレで面白くないし。
ああ、
早く次を見せてくれ!
で、一度終わりにしたけど書き忘れてたことが(汗)。
ここで書かないとたぶん書く機会は無いと思うので。
全14話だし。
ので書いておくよ。
この作品は2話までがプロローグって前回書いたけど、
露骨にそれがわかる構成になってたりします。
なんと、これ2話までオープニングがついてません。
1話についてないのはよくあるけど、これ2話にもついてない。
そして1話なんかエンディングまでついてない。
徹底してるよ。
本来のオープニングとエンディングは3話で初登場します。
2話のエンディングには別の曲が。
例のシーンの後にそのまま曲が始まってタイトルロゴが出ます。
そもそもタイトルロゴが
2話の最後に初めて登場するのだった。
つまりここまでがプロローグなのだと激しく主張してる。
ちなみに2話のエンディングはRumbling hearts。ゲームの曲らしい。
これ欲しかったらゲームのサントラを買うしかないんかな?
Precious memories(本来のOP曲)の方はもう買っちったよ(爆)。
この曲って歌謡曲よりちっと洗練されたキレイめのメロディラインで
最近のアニメソングっぽいというかドラマの主題歌っぽいと言うか。
たぶん進んで買うコトは無いような曲だけど(嫌いではない)。
でも作品を気に入ると、
なんか良さげに聞こえるではないか!(笑)
ドラマの主題歌が売れるのも似たようなコトですな。
ついでに映像のことも。
実写っぽい映像、というのはアニメ的に仕掛けた絵じゃないってこと。
同じように現実を描いてるD.C. ~ダ・カーポ~は逆にアニメ的な
仕掛け映像を使いまくりのアニメならではの作品に仕上がってたり。
テンポとかシーン構成も含めて実写にすると全然違うものになるよ。
(ダ・カーポも後半のシリアス展開は映像がリアル系になったけど)
だけどこの作品は
今の映像をそのまま実写にしてもたぶん違和感ない。
テンポも実写に近くてアニメとしては少し遅めだし。
オープニングなんか実写の映像がそのままイメージできるし。
実写に近いのであまり映像が凝ってるように見えないけど
決して映像のレベルが低いわけじゃないっす。
1話で遥が孝之に告白するシーンでの
涙をぬぐう手の動きとか秀逸です。
これを見た時、ちゃんと作ってあるじゃん!と思ったですよ。
って今確認するために1話を早送りしたんだけど映像のレベル高ッ!
レイアウトが自然過ぎるので気付かなかったよ……(汗)
ちなみに1話のコンテは加瀬充子(最終兵器彼女の監督)さんです。
そもそも現実を描いてしょぼく見えないのは十分レベル高いので。
これ制作がパンツアニメ(爆)のスタジオ・ファンタジアで。
ストラトス・フォーとかコレとか、このところ
いい仕事してますな。
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10月からフジテレビ(のみ)で水曜日の深夜に放送中の新番組。
11月から
アニマックスでもやってるので関東以外の人はそちらで。
角川系(電撃大王)のマンガが原作で大ファンです(言うまでもないか)。
内容はコミックス発売時にいろいろ書いてあるのでそちらを。<おい
まず第一印象が原作に恐ろしく忠実。
今まで何度か原作に忠実って表現を使ってきたけど、
それらと比較にならないぐらい原作に忠実です。
内容が忠実ってレベルではなくて
シーン構成まで原作を踏襲してる。
原作の雰囲気まで可能な限り再現しようと試みてる感じ。
でも実は原作と全く同じかというとそうでもない。
原作のシーンの流れの中に、まるで最初から存在してたかのように
不自然なくシーンを補完してある。デキのいいパロディのように。
原作を何度も読み返してたNAVIですらまるで違和感を感じなかったよ。
つーか見た後マンガを見返して追加シーンが分かったぐらい(汗)。
相当に原作を読みこんで細心の注意を払って作ってると思う。
たぶんこれ以上原作ファンが納得する映像化って難しいじゃない?
ちなみに1話と2話は原作と若干構成が違ってて。
原作の1話が1話と2話に分けて入ってます。
と言っても続きではなく、1話がジョゼ、2話がヘンリエッタを中心に
一部のシーン(5分近く)を重ねて
別の話に仕上げてあります。
ここは原作にかなりシーンを補完してあって舞台を丁寧に説明してる。
先のエピソードで他のキャラがやってる行為をアレンジして埋めこんで
あったりして、初心者にも状況を理解しやすいようにという配慮かなと。
シーン補完と言うと
3話(原作は2話)でリコがヘンリエッタに楽器を弾けるようになるの難しい?
って聞いて、難しいよ(意訳)ってヘンリエッタが答えるシーンがあるけど。
アニメはその後に
実際に弾くシーンが出てくるのだった。
こんな感じに、確かにそんなシーンがあっても不思議ではないな、
むしろあったらいいかも、なシーンの補完のしかたをするのです。
音がついてるのもいい。
弦楽器を中心にした音楽を印象的につけている。
空間の配色が渋めなのとあいまってとっても雰囲気が出てる。
原作はキツめの内容を泣かせの展開にしないで、一歩引いてるっつーか
ストイックな感じで描いてるけど、アニメも
ギリギリ引き絞った感じで。
何かあったらドカーンと来ちゃいそうな、その一歩手前な感じ。
そのへんも原作のテイストをきちんと再現してるな、と。
なわけで、今さら言うまでもないですが
クオリティめっちゃ高い。素晴らしいデキです。
私的に今期の最本命だったけど期待は裏切られなかったってコトで。
でも一番熱心に見るのは「君が望む永遠」だったりしてな。
11月からBS-2で土曜日の朝に放送中の新番組。
マニア系(フラッパー)のマンガが原作で1巻だけ読んだことある。
今から何年か前、打ち上げに失敗したロケットが市街地に墜落した。
それ以来病院で寝たきりだったアスミ(主人公)の母親の葬式の日。
アスミは何かを思い母親の骨を抱いて神社の階段を上る。
そしてそこで頭に
ライオンのかぶりものをした不思議な青年と出会った。
ライオンさんとアスミが名づけたその青年の話す宇宙の話は、
アスミの宇宙へ憧れを膨らませ、その道へと進むきっかけとなる。
原作を読んだときには気付かなかったけど、
映像になってみると
まるでNHKの連続テレビ小説のようです(笑)。
そいえば宇宙飛行士になるのもこの前やってたっけ。
幽霊が出て来たりするのでほんの少しファンタジックではあるけど。
なんかまるであつらえたようにNHKらしい内容だなと。
ところで、宇宙学校の入学試験の最終でいきなり実技って
知ってる人は知ってる「11人いる!」そのまんまっすね。
試験の目的みたいのまでそのまんまなんですけど。
偶然と言うのにはシチュエーションが似すぎてるので
知っててやってる(オマージュ)のかな、とか思ったり。
WOWOWでやってたらしい。キッズステーションを録画しました。
内容は……えーと、いきなり母親に殺されたり、生きかえったり、
会ったことない妹がいると知ったり、その妹はある組織に追われてたり、
その妹の魂の分身が何人もいたり、でその人たちまで狩られてたり、
妹とその分身たちの命を守るために変身しちゃったりして。
敵も改造人間とかメカとかだったり、必殺技を叫んだりもします。
つまりこれ変身ヒーローものか!きっと企画段階ではそうだよ(笑)。
見えないけど(爆)。
キッズで番宣を見た時から思ってたけど映像がちょん切れてます。
lainの映像を過激と表現するなら、
これはさしずめ前衛ですか(笑)。
尖がった映像見なれてるのに、時々状況を見失うほどの映像です。
3、4話は1、2話に比べると多少押さえ気味になってはいるけど、
よくこんなのテレビで放送してたなって思ったり。
これについていける人は、あまりいないと思うんですが。
映像がキレてるわりに筋立てはわりと単純で理解しやすいし。
映像オタクなんで
未体験の表現スタイルは見てるだけで楽しいし。
まるでNAVIのために用意された作品って感じかも(笑)。
なんとか時間を作って最後まで見てみたいっすね。
そうそう
この作品には中原小麦というキャラが出てきます。
「
ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」のあの小麦ちゃん。
今やオリジナル(コレ)よりそっちの方がずっと有名ですが。
10月からテレビ東京系(3局)で水曜日の深夜に放送中の新番組。
今より未来の時代!?人々が火星のドームシティに住んでいる時代。
この世界では子供が生まれなくなって久しく、
その身代わりに愛玩用の
ドールと呼ばれるロボットが作られた。
また資源はこの世界の全ての人を養うには足りず、
ドーム間で代表闘士戦を行い資源を分配するシステムになっていた。
その世界で一人の女闘士と一体のドールはドームを渡り旅をしている。
あまりろくな評判じゃなかったので心配してたけど、
実際に見た感じはそんなに悪くない。むしろ設定は興味深いかも。
ただ確かにぱっと見の印象は微妙ではあるね。
いちおーSFみたいだけど、見た感じは硬派なファンタジーだし。
さしずめ
サイバーパンクなファンタジーって感じ。って何やそれ。
設定も雰囲気も違うけど方向性としてはFF7あたりに近いかなと。
ちなみに監督は真下さん(NOIR)なんで映像はわりといい感じです。
笑いが足りないので補充しました(爆)。
最近のハイクオリティ作品を見なれてるとボロく見えますな……
まぁ、へっぽこ実験アニメなんで、
元からへっぽこですが(笑)。
そいや、落下シーンって5話がはじめてなんだ。
原作ファンの予想を凌駕する異常ーーーーーに長い落下シーンだけど。
内容は(なんちゃって)社会派ドラマ、サバイバルアクション、ホラー、
そして美少女モノ。って、おいおい!この作品は元からですよ(見えなくても)。
よーするに
男キャラをシャットアウト(声だけ)して女キャラのみ出演してる。
タイトルはズバリ「視聴率強化週間」。このノリ好きです(笑)。
むー、なんか、このへんまでは不完全ながら
全部見たコトはあるみたい。
と言っても録画してなくて中途半端に見てたんだけど。
10月から一部の民放(5局)の動画大陸枠内で放送中の新番組。
本来の1回分を3分割して毎回前口上・OP・ED・次回予告がついてます。
ので12回分だけど実質は4回分すね。OVAの企画だったりのかも!?
内容はBPSと呼ばれる天才プログラマーがその能力を生かして
いろんな事件を解決に導くって感じ。超訳すれば(爆)。
いろいろツッコミどころが満載だけど、
そもそもシャレだし。
リアリティとかそーいうのは期待してはいけません。
まぁ、ノリとか変で面白いとは思います。
あと、恐ろしくマニアックなネタが随所に入ってて何というか(汗)。
ep.1のアレが分かる人はその筋の人だけだろう……
ep.2のは一見するとレーザーディスクのパチもん?って感じだね。
つーか
鋭敏電子とか開拓社ってそのまんまなんすけど(爆)。
ところで、素朴な疑問なんだけど、
この作品の主人公や敵役のキャラって魅力的なんでしょうか?(笑)
確かにキャラメイキング的にはリアルではあるんだけど……
ガキンチョが変なポーズと変な必殺技で戦う方がまだマシな気が(爆)。
それに従妹の女の子(小学生)は何のために出てきてるのでしょう?
あまりにむさい画面なので萌え増強とか!?
小学生に萌えない人はどーすればいいですか先生!
10月からテレビ東京系で木曜日の夕方に放送中の新番組。
前にやってたやつの続きです。
続きと言っても読みきり風味なんで途中から見ても無問題ですが。
よーするに
不真面目な水戸黄門みたいなモンだし。<おいおい
とりあえず見てみる。
オープニングはなかなか良さげ。
1話の前半も結構いい感じ?前シリーズよりいいかも?
CM終わって後半のアクションシーン……
め、眩暈がっっっ(爆)。
2話に至ってはアクションシーンが安易な止め絵ばっかです!奥さん!
探偵Qといい最近のぴえろは時々凄いの作るよな。違った意味で。
この作品って見た目がヘボイとカッコつかないと思うんだけど
原作者や原作ファン的にこれは許容できるデキなのか!?