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亡念のザムド

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亡念のザムド 1~26話

去年の8月からPS3/PSP限定のPPVで配信された全26話の新番組。
4月から一部の民放(3局)で深夜に放送してました。
10月からはBS11で放送しています。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(3巻までリリース済)
現実とは異なる世界、現代と似た部分も有るけど似てない部分も多い時代。
世界は巨大な大陸を南北に分断する二つの勢力によって支配されていた。
この二大勢力は貴重な鉱物資源の赤宙石を巡り長らく交戦状態にあった。
両者を隔てる内海に面した尖端島は戦争の最前線であり要衝であった。
尖端島の日常は一見すると穏やかでも常に戦争と隣り合わせであった。
空を飛び交う軍艦も街の各所での厳しい警備もごく当たり前の光景だった。
(時代感覚が違うけど大戦中のイメージに近い)

アキユキは尖端島で母と二人暮しをしてる高校生。
診療所を営む別居中の父に母の作った弁当を届けるのが日課だった。
今日もいつものように親友のハルやフルイチと共に登校をしていた。
3人の乗ったバスは学校の前に到着して他の人と共にバスを降りたった。
次に瞬間、バスが爆発してアキユキの右腕に謎の光が飛び込んできた。
その光が何だったのかアキユキはすぐ後に身をもって知ることになる。
時を同じくして尖端島の上空には船籍を偽装した軍艦が飛来していた。
軍艦はヒトガタと呼ばれる巨大な生体兵器を尖端島へ向けて投下した。

6話ぐらいまで放送した段階で見てコメントを書くはずだったんだけど
見ただけで時間切れでコメントを落としてそのまんまでした。
先が気になる展開でずるずる毎週見続けて最後まで見てしまいました。
つまり今週全部見たわけじゃありません。最初から見直してもいません。
もう一度通して見たいと思う内容では無かったので……

とりあえずこの作品を見て特に思ったことは3つかな。
この作品はテレビアニメの常識を超えた映像クオリティというのが一つ。
マクロスFの1話も凄かったけどこの作品の1話も映画なみクオリティすね。
2話以降は多少落ちるけどそれでも全編通じてとてもレベルが高かったよ。
キャラの動作や仕草や表情などの人間描写も凄くレベル高かったです。
ただし感情描写はわりと作り物というか記号的で生々しくは無かったけど。
確かに一部を取り出せば共感して感動を覚えたりはすることもあったけど。
後を引くほど響いてきたかというとそれほどでもなかったかなと。
作画力が高ければキャラの内面をより描けるわけではないと言うか。

二つ目も映像クオリティと同様に多くの人が思ったであろう感想。
それはこの作品は(あの)ナウシカにどことなく似てるということ。
ナキアミとビートカヤックなんてまんまナウシカとメーヴェだし
化け物にしか見えないヒトガタすら救おうとする姿も印象が被ってる。
ザンバニ号も含めた空飛ぶ船なんかナウシカ世界から抜け出たようだし
ジバシリたちの見た目だってまんま宮崎アニメのキャラみたいだし。
物語が進むと出てくるテシクの隠れ里やヒルケン皇帝の居城などの
模様の刻まれた石のデザインもとても宮崎アニメのアートワーク風味。
ナウシカやラピュタを知ってたらツッコミたくなること請け合いです。
作ってる人がそのへんを凄く好きなんだろうなと実感させる作品です。
ストーリーとかは特に似てないけどね。

三つ目は物語が核心に近づくにつれて思いを強くすることだけど、
なんだかどこぞの新興宗教の勧誘映画でも見てるようだなと……
視聴者にある崇高な(論理を飛躍した)教えを伝えてるという意味ではなく。
現実とは全く違う理で成り立つ世界の宗教で物語が語られてるって意味で。
「亡念のザムド」教にでも入信しないとすっきり納得は出来そうにないよ。
最後の「愛してる」で一見するとキレイに物語を〆てるように見えるけど
愛だけで片付けるにはあまりにぶっ飛び過ぎな内容だと思うのですが。
これなら内容が空中分解気味のラーゼフォンのほうがまだ納得できます。
品質に難があって展開が散漫過ぎなシャングリ・ラの方がまだマシです。
(コメントを書いてないけどちゃんと最後まで見たのです)
物語の密度は高いしキャラも魅力的だし先が気になる展開でもあるのに、
最後まで見ても終わったという以上の満足感があまりないのでした。
1話を見たときはもっとずっと期待できる作品だと思ったのに。

現実とは全く違う理で成り立つ世界で宗教っぽい内容といえば
「灰羽連盟」がまさにそうだったなとか書いてて思い出しました。
(死後の魂が行く転生のための休息の場所みたいな舞台なので)
その灰羽連盟は見終わった後に比類ない満足感があったわけで。
灰羽連盟とこの作品の満足感の違いはなんだろうと考えてみたり。
灰羽連盟にあってこの作品に欠けてるのはいったい何かなと。
そして気づいたのです。この作品に足りないのは行為の意味だと。
灰羽連盟は確かに現実とは全く異なる理によって物語が動いてる。
でも表面的に見える行為の向こうにはわかりやすい意味があるのです。
伝えたい本質をシンプルな意味を形を変えて描いてるに過ぎないのです。
だから極めて独特な世界観の独特な物語なのに強く響いてくるのでした。
この作品に足りないのは宗教的行為に秘められた意味(の説明)なのです。
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