まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

まりあ†ほりっく

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まりあ†ほりっく 6~12話

とても楽しみとか言ってたのに続きが今頃に(汗)。
時間があると「とらドラ!」を繰り返し見てた&読んでたから……

と言うわけでまりほりの続きです。
1クール作品なのでこれで終わりです。
原作は4巻までしか出てないので原作のままで2クールは無理だけど。
(今回のアニメは3巻までをほぼ使い切ってます)
ストーリーもまるで終わってないのでケリのつけようも無いし。
最終回はオリジナルの内容だとガイドブックに書いてあったけど、
いったいどうやって終わらすんだろう?とか思いながら見てました。

でその最終回ですが、、、
「美少女だらけの水泳大会 ポロリもあるよ」って……
最終回なのに最初から最後までいつもと変わらない内容じゃないですか!
いやまぁ、いつもと違うところが全く無かったわけではないですが。
1話から11話までの内容をアレンジした集大成的な内容でもあったから。
かなこにとってパラダイスな状況は絶対に上手くいかないのも含めて(笑)。
しかしこの内容であの「次回作に~」とどう繋ぐんだ?と凄く謎でした。
(録画をざっと確認した時にその部分だけ見えてしまった)
もしや途中でかなこが水着の美少女たちに何かを無茶をするのかなと!?
実際、かなこさんは無茶しましたが(爆)。
かなこの妄想だと思ってたポロリもホントに有ったしな。スク水なのに。

いつもより多少はお色気が過剰ではあったものの本編はそのまま終了。
しかしエンディング後に静珠とかなこの意味深なシーンが入ってた。
ガイドブックのとこに書いた静珠はかなこを知っているらしいって話。
そしてかなこの十字架ネックレスが鞠也の祖母の形見と似てるって話。
おそらくこれらは物語の核心に近い重要な設定ではないかという話。
静珠にわざとらしくセリフを言わせてそれっぽいことを匂わせました。
この後も作品が続くならそれはとても親切なアレンジだと思います。
でもこの作品はここで終わりで、静珠のセリフでブチと切れるのです。
続いて「遠藤海成先生の次回作にご期待ください」だから……
ナニこのすんげぇ打ち切りくさい終わらせ方は!?とか思ったよ。
このビックリ感こそが新房アニメだ!と最後に実感させて頂きました。

今回はこれで終わりですが是非同じスタッフで2期を作って欲しいなと。
ガイドブックでは原作者も監督も是非2期を作りたいと言ってるし。
メディアファクトリーさえOKすれば1年後ぐらいにやるんじゃないかなと。
よーするにDVDとかの関連グッズが売れれば有りだろうって話ですよ。
現状までにで出てるデータだと続編は有るかも!?って感じでしょうか。
Amazonの順位も最初は多少低かったけど最終的にはそこそこ上がったし。
3月末のオリコンウィークリーでアニメDVDのトップ20に入ってたし。
絶対有るとは言い切れないけど可能性は十分あると思います。思いたい。
それにこのまま終わりだとネタの打ち切りが本当の話になってしまう……
もちろんそれも踏まえて敢えてやったんだろうけど。

内容の話に戻って。
鞠也には顔がそっくりな静珠と言う双子の妹がいるのです。
ってその説明をせずに知ってる前提で静珠のことを既に書いてるが(爆)。
どのぐらいそっくりかと言うとぱっと見は見分けがつかないぐらいです。
とりあえず正面から見て右にホクロがあるのが鞠也で左にあるのが静珠、
と言う識別できる設定が有るんですが、いつもはそこまで見てない(汗)
大概は文脈で判断してるので作者がさりげに入れ替えると気付きません。
実は原作を読んでて鞠也と静珠を間違えて認識してた箇所があります。
桃色コスプレカーニヴァルじゃなくて聖母祭のPANDA-CHANGの時のやつ。
アレ実は原因は鞠也ではなくて静珠なのだとガイドブックを読むまで
全く気付いてなかったですよ。ははは……
原作をよく確認したら確かに左にホクロがあるよ。

この話は自分の間抜けっぷりを告白するという趣旨ではなくて。
アニメだと鞠也と静珠は声が違うからわかりやすくていいねと。
PANDA-CHANGのとこもアニメだと一発でわかるしね。
初登場の身体測定のところもアニメだと声が違うからアレって思うはず。
(原作だと正体をばらすまでわかりません)
プールのところもちょっと声を発した瞬間に静珠ってわかったでしょ。
つまりポロリと行く前にあのオチがある程度は読めてしまうというか。
まぁ、プールの回の大筋は身体測定の回のオマージュみたいなもんだし。
(そこに他の回の内容をリミックスして混ぜてある)

完全なオリジナル作品ではないアニメの場合は原作が存在するわけで。
その原作には原作のファンがいるわけです。この作品にも当然ながら。
他人事にように言ってるけどその原作ファンなわけです。自分こそが。
原作ファンと言っても原作と違うだけで気に入らないとは言わないけど。
むしろ原作そのままだと新鮮味がないのでアレンジした方が嬉しいかな。
でもアレンジの結果として方向性が変わってしまうのはイヤなのです。
なんとも自分勝手な要望。まぁファンなんて自分勝手な生き物ですが(爆)。

そんな原作ファンの視点でこの作品を見ると。
内容はほぼ原作に沿ってるので雰囲気も方向性も完璧に原作通りです。
そしてそれを実に新房アニメらしい多彩な映像表現で彩ってるわけです。
よく知ってる内容が表現を変えただけでずいぶんと新鮮に見えるのです。
多彩な表現を使ってるのに原作の雰囲気からは決して離れてないのです。
好き放題やってるようで実は緻密な計算をして丁寧に作ってあるのです。
どこまでなら許容できるか計算してギリギリいっぱいを狙ってるのです。
今までも新房さんは凄いと思ってたし、何度もそう言及してきたけど、
原作ファンとして新房アニメに接してみて改めてその凄さを実感したよ。

原作ファンとして凄く目を見張ったのが7話の弓弦が嫉妬するエピソード。
このエピソードの内容も少し微笑ましいオチも当然知ってるわけです。
かなこさんが(自業自得で)仲間外れになるオチももちろん知ってました。
そしてこの回は弓弦の心理描写が重要なポイントなのも知ってました。
そのこの回の弓弦の心理描写こそが凄く目を見張ったところです。
キャラの表情を丁寧につけてくる作品はイマドキは他にも有るけれど、
(とらドラ!は表情のつけ方が凄く上手かったし)
キャラ絵以外の部分、主に背景絵で感情を表現したのが印象的でした。
鬱屈した感情を塗り込めた絵画のような背景がインパクトありました。
顔の表情だけでなく画面全体から感情が染み出してくるみたいでした。
よく知ってる内容だからこそ表現でこうも印象が変わることに驚いたよ。

あと特筆すべき回と言ったらやはり鼎神父の11話でしょうか。
この回は原作もいつもとはかなり趣が違う表現を使ってるのです。
(元から表現の幅は広いけど)
具体的に言うと攻●機動隊(原作)っぽくコマの欄外に注釈が入ってます。
てゆーか「趣の違う攻●機動隊」ってアニメでもそのまま言ってるし……
鼎神父自身も紙面いっぱいにモノローグで薀蓄をたれまくってるし。
そんな原作をアニメではいったいどう調理してくるのかなと思ってて。
まさかここまで原作の要素を見事に再現してくるとは思わなかったなと。
いや新房アニメだからここまで原作の表現を再現できたと言うべきか。
画面の端からL字テロップ風の枠がにゅーと出現して注釈を載せてるし。
鼎神父の薀蓄も原作の分に追加してあって原作以上にウザくしてあるし。
内容を知ってたのに笑いすぎで腹が痛くなってしまったですよ。

最後に原作との対応表を。
簡単にコメントも書こうと思ったけど時間切れ……

1話。1巻Prayer01/Spin-Outより
2話。1巻Prayer02/03/04より
3話。1巻Prayer05より
4話。1巻Prayer06より
5話。1巻Prayer07/2巻Prayer08より
6話。2巻Prayer09/10より
7話。2巻Prayer11より
8話。2巻Prayer12/13より
9話。3巻Prayer14より
10話。3巻Prayer15/18より
11話。3巻Prayer16/17より
12話。全編オリジナル
スポンサーサイト

[雑記] まりあ†ほりっく 公式ガイドブック

今週の本題に入る前にまりほりの話を。
前回の更新でいれようと思いつつ時間切れで落ちたネタですが。
ついこの前「まりあ†ほりっく」の公式ガイドブックを買ったのです。
コミックスと同じサイズで間違いそうなぐらいそっくり装丁の。
※4.5巻とか書いてある

まりあ・ほりっく4.5巻公式ガイドブック (MFコミックス アライブシリーズ)

もちろん間違えて買ったわけではないよ。ラブ☆コンの時みたく(爆)。

実は最初はまったく買う気はなかったのです。
この手のガイド本ってたいがい原作の内容を紹介するのが大半なので。
メディア展開で初めて触れた人用に原作の内容を抜粋した感じだから。
このガイドブックもアニメ化で触れた人を対象にしてるわけだし。
でもそもそも「まりあ†ほりっく」ってまだ4巻しか出てないので
わざわざガイドブックに再構成する必要なんかないわけですよ。
原作を4巻分そのまま読み返したって大して時間はかからないし。

そんなわけで買う気はなかったんだけど、Amazonのレビューに
作者や監督の話が載ってると書いてあって興味がわいたのです。
(なぜか今はAmazonにレビューがない)
キャストの人が作品について何か話すのは珍しくもないけど、
意外と作者やスタッフが何か話すのって収録してくれないから。
新房さんがどんな話をするのかも純粋に興味があったしね。
本の厚さと値段に釣り合いが取れてたからというのもあるかな。
懐に余裕がないので薄くて値が張ると躊躇しちゃうのですよ。

そんなわけで実際に読んでみたけど、とても面白かった。
一言でいうと作者のサービス精神が旺盛だからかな。
監督と作者が話してるところなんか遠藤海成さんの妙なノリのよさと
新房さんの微妙に外した受け答えが相まって楽しいことになってます。
バカみたいな話からまともな話まで縦横無尽に行ったり来たりします。
副監督の龍輪さんも同席してるのに、ついていけておりません(笑)

まりほりの本質は作者の空気感だという話が言い得て妙だと思ったよ。
異彩なキャラやストーリーも確かにこの作品の魅力ではあるけど
言語センスを含めた作者の感性そのものが面白さの最たるものだし。
作者がアニメの制作に積極的に参加してくれてるおかげで
作品の雰囲気が存分に再現できたみたいなことも書いてあって。
そこが破天荒とこのアニメのノリの違いなのかもと思ったりしたよ。

あと面白かったのが設定資料が入ってるところかな。
作者による学園敷地の配置図や女子寮の見取り図とかキャラ設定とか。
アニメのほうの学園の施設の絵や美術設定やキャラ設定なんかもある。
キャラ設定の方は読んだり見たりすればほとんど把握できるけど、
空間配置とかってじっくり見てても意外とわからないものだから。
鞠也の隠し部屋だけは配置図の外(時空の間)に存在するけどな(笑)。

定番のキャラの特徴を紹介するページなんかもあります。
原作ファンには9割方わかりきった内容なので特に書くことはないけど
一つだけ見落としてた事実がありました。
身体測定(アニメは6話)で静珠がかなこを「かなちゃん」と呼んでるとこ。
鞠也とそっくりの別人って事実に気を取られて意味に気付いてなかったよ。
かなこと静珠は面識があって静珠はそれを覚えてるってことらしい。
(かなこは忘れてるけど)小さい頃に学園に来たことが有るとか、
鞠也の祖母の形見のロザリオとかなこの十字架ネックレスが似てるとか。
鞠也や静珠とかなこは過去に何らかの関係が有ったことを匂わせてる。
もしかして結構重要な設定だったり!?とか思ったりしますが。
これ以上のことは今のところ(原作4巻までに)出てこないので不明です。
当然今回のアニメにも出てこないでしょう。

書店の店頭ポップやメッセージペーパーなんかも収録されてます。
ペーパーなんかは邪魔で捨てちゃう(おいおい)ので結構いいかも。
店頭ポップも盗んでくるわけにはいかないので結構いいっすね。
10種類とも1巻用らしいんだけど複数見覚えがあるのは何故でしょう?
(ヒロインが偉いんだよと女の子100%と出迎えませんが見覚えある)
2巻以降にもそのまま使いまわしてたんだろうか?

そんなわけで、アニメから入って原作は知らない初心者はもちろん
原作ファンにも十分に楽しめる公式ガイドブックをひとついかが?

[雑記] まりあ†ほりっくのブログパーツ

ついでというわけでもないけど
アニメ「まりあ†ほりっく」の応援ブログパーツを作りました。
公式で提供されてないので勝手にそれっぽく作っちゃいました。
公式の絵をアレしてアレしたというかなりアレな代物ですが(爆)。



勝手ブログパーツ構想自体は以前からあるには有ったのです。
ただ公式サイトにリンクするだけじゃ面白くないし、
作品の魅力の一端が見れる動画を表示できるようにしたかった。
そしてこの作品はプロモーション映像等がYouTubeで提供されていた。
※メティアファクトリーの公式チャンネルで
YouTubeのムービーは自分のページに埋め込むことができるので、
これを使えばずっと考えていたことができるんじゃないだろうか?
そう思った瞬間に試したくなって、いきなり作っちゃった(笑)。
あいかわらずインスピレーションで生きてるご様子(爆)。
以上は20日ほど前の話でブログのサイドにはとっくに貼ってあったり。
※まりあ†ほりっくの単記事かカテゴリーで表示される

作っちゃったというほどあっさりとは動かなかったけれど。
ポップアップしてムービーを表示するのに手間取ってしまったので。
やってること自体はたいした内容ではないんだけど
なにぶんJavaScriptでレイヤーをいじる経験が全く無かったので。
あとブラウザ及びモードごとにプロパティの値が違うとか、もうね。
さらにOperaでは最初の手法だと何故か表示が裏に回ってしまうし。
しかも台座レイヤーは前に表示されるのにその上の動画フラッシュだけ
裏に回って見えないとか全く理解不能な挙動をしてくれたわけで。
(今は問題の出ないやり方に変えてあります)
たいしたことをやってないのにずいぶん苦労してしまいました。

そんな状態なので実際に動作確認したIEとFirefoxとOpera以外は
正常に表示されない可能性も否定できません。
特にSafariとGoogle Chromeはどうなるか保証しかねます。
(仕様どおりに作れば問題ないとか寝言を言う人もいるが)
ブログパーツの絵はただのイメージなので問題は無いでしょうが
ビデオのポップアップの表示位置が変になる可能性がわりとあります。
実際に表示して確認できないので悪しからずってことで。

ここまで読んでそれでもこのブログパーツを使ってみたい
という奇特な人のために埋め込みコードを書いておきます。

[注意]
JavaScriptが動くブログでしか使えません。
公式の絵をアレしてアレしたというかなりアレな代物なので
権利者からクレームが付く可能性があります。
一切のサポートはいたしません

まりあ†ほりっく 1~5話

1月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はマニア系少年誌?(アライブ)のマンガで大ファンです。
※セル・レンタルDVDのリリースは3/25から
宮前かなこは両親が出会った天の妃女学院へと念願の編入を果たした。
かなこもここで両親のような生涯の伴侶を見つけたいと思ってたから。
と言っても目的は数少ない男性教諭ではなく女生徒達のほうだった。
そう、かなこさんは男の人が苦手で女の子が大好きというレズ娘だった。
これから美少女に囲まれて過ごすのだと思うと鼻息が荒くなるのだった。
妄想して道に迷ったかなこの前に祇堂鞠也という凄い美少女が現われた。
彼女は前理事長の孫にして中等部では生徒会長を務めていた才媛で、
この学園では年上のお姉さまにすら絶大な人気を誇っていたのである。
その彼女のキスを受けたかなこはいきなり本命に出会ったと浮かれた。
しかし彼女の幸せはそれから数時間後に終わりを告げるのである。
麗しの学園のアイドル改め女装のドS少年・祇堂鞠也の手によって。

始まりましたよ!待ちかねましたよ!凄い楽しみでしたよ!
だって大ファンの作品を大ファンの監督さんが映像化してるんだから!!
こんな奇跡みたいなこと生きてるうちにもう起きないんじゃないかな。
(確率的にはせいぜい30年とか50年に一度有るぐらいだし)
思わずテレビの前で正座して全裸で見てしまいましたよ!嘘ですが。

前に破天荒遊戯のところにも書いた気がするけど、
遠藤海成さんのあの言葉で畳み掛けるようなセンスが大好きなのです。
ボケにつっこみを入れるような、ボケにさらにボケを重ねてるような、
ひたすら話がずれて行くような、言葉のエンターテイメント、みたいな。
破天荒遊戯のアニメではそこがかなり端折られて不完全燃焼だったけど、
新房さんなら!新房さんなら!きっと完璧に再現してくれるはず!
むしろ今までの作品の出来からいって完璧以上に再現されるはず!
そう期待せずにいられなかったのです。

そして実物を見た感想は……素晴らしいほどに完璧でした。
それどころか原作のテイストを再現しながらえらくパワーアップしてる。
原作すらついて来れない人はお帰りください。このブタ野郎!状態なのに。
(原作コミックのAmazonの評価が両極端なのがいい例かも)
さらにパワーアップしちゃって感覚の合わない人は叩き出すような感じに。
まぁ、新房アニメはいつもそんな感じなので、いつも通りといえますが。
いつも通り原作のテイストを完璧に再現しながら新房アニメになってるし。
相変わらずの素晴らしい手腕にはぐうの音も出ません。
てゆーか大好きな遠藤海成テイストの内容を新房テイストで彩ると言う、
何この貴方のため(だけ)に作りましたみたいな作品は、って感じですよ!

ちなみにアニメの内容は原作の内容をかなり忠実に再現してます。
もちろん細部にアレンジは入ってるけどほとんど原作通りです。
映像表現はさすがに新房アニメらしく大胆に作り変えられてますが。
でも実はいつもの新房アニメな表現だと思ったのが原作由来だったりも。
例えば2話で隆顕さまがかなこに部屋を替えられた訳を聞きに来たところ。
かなこの部屋がKEEP OUTで塞がれてる絵って原作にもそのままあるので。
他にも新房テイストにアレンジされた原作通りの表現が結構有るし。
原作者とアニメスタッフの見事なコラボレーションになってるのです。
なるほど新房さんってこんな手法でアニメにするんだと感心しちゃったよ。
つまりアニメで変わったわけではなく原作からこんな内容なんです。これ。
ゴッドが猫耳だったり鞠也がメイド服を着たりも原作通りなんです。ええ。
(鞠也のナース服のシーンは尺の都合で放送ではカットされたらしい)

実は原作とかなり違ったアニメになってるかも、と考えたりもしました。
原作のエッセンスを使いながら内容を大胆に再構成してしまったりとか。
原作と一風変わったまり†ほりもそれはそれで見てみたいなと思ってた。
新房さんがやるならどんなアレンジでもきっと許容できるハズと思った。
だから原作をきっちり踏襲してきたのにはちょっと肩透かしだったなと。
表現はいつものように異彩で多彩で内容を知ってても楽しかったけどね。
原作を読んでて思ったけど元から新房アニメと方向性が近いような気が。
原作の遠藤海成さんと新房アニメのスタッフの感性が近いと言うか。
(遠藤海成さんはこのアニメの制作が楽しくてしょうがないようで)
どっちのセンスも大好きなあたりで有り得た話なわけですが。

そーいやこの作品がどんな作品か書いてなかったなと。
この作品は一言で言うと美少女萌えアニメの皮かぶった何か違うもの
男性向けに媚びた美少女作品を期待すると唖然とする可能性があります。
破天荒から原作者を追いかけてた人ならそんなの有り得ないとわかるけど、
いきなりこの作品から入った人は期待したものと違うと思ったりしそうだ。
カワイイ女の子ばかりの萌え萌え百合ワールドが展開してるとかね……
まぁ、かなこさんもそれを期待して天の妃に編入したわけですが(笑)。

主人公のかなこは女の子が好きなので女子校はある意味ハーレムです。
毎日どころか日に何度も女の子の可愛さに鼻血を吹き出してるし……
でもまわりのカワイイ女の子たちは誰一人かなこに惚れてくれません
まぁ、女の子に惚れる女の子がそんなにいようはずもないわけですが。
美味しい料理を前にしてひたすらお預けをくらってるような作品。かも。
(そもそもこの作品にはかなこさんの一方通行のラブしかありません)
それどころか女装のドS少年にひたすら足蹴にされる不憫な主人公です。
と言っても9割方はかなこの自業自得な気がしないでもないけど。
なにしろかなこさんの行動は同性愛を別にしてもかなり変態なので(爆)。
鞠也がかなこを歯止めしてなければどれだけ危ないことになってたやら。

実は女装でサドな少年との同居ネタって他にもあったりします。
主人公の女の子がボケをかまして相手の男子に弄られるのもあります。
どちらも少女マンガです。てゆーかかなり少女マンガな構図だね。これ。
さすがに女子校に生涯の伴侶を探して~な内容は少女誌では難しいけど。
それ以外の要素に関しては少女マンガの方が近いんじゃないだろうか。
作者が女性だから女キャラは(変だったりするけど)生っぽいし。
言葉のマシンガンっぷりやギャグの黒さとか新井理恵さんに近いし。
Amazonの女性向けという形容もそう間違ってはいないかもと思ったよ。
あくまで程度の問題で男がついていけないわけではないですが。
いつもの新房アニメより人気が低いのはそのへんの関係でしょう。
(それでも地べたを這いずってた破天荒よりは断然マシです)
ワタシク的にはいつもより楽しいぐらいなのに……

表現のこと。
表現はいつもの新房アニメ的な洗練かつ先鋭的な演出がてんこもりです。
原作は内容こそ尖がってるけど見た目はここまでシャープではないので
アニメの洗練された表現のおかげでより切れ味が鋭くなった気がします。
(実は破天荒遊戯の初期の方が絵は尖がってた)
原作の面白い表現もアニメの表現の中に違和感無く組み込まれてるし。
ずいぶん昔の少女マンガのような悪ノリした表現も随所で入ってる。
(原作はテヘッ程度でここまで突き抜けた表現はありません)
落ち着いたネイチャーカラーの配色に白い校舎のコントラストという、
相変わらずの他の作品とは一線を画す色彩センスにも惹きつけられます。
他の新房アニメと表現技法が似てるようで、でもどこか違ってるし。
ここまで特徴的な表現や配色を使いながら作品毎に変えてくるのも凄い。
この先のシーンがどんな表現になってるのかとっても楽しみです。

そして新房アニメといえばオープニングとエンディングの映像です。
今回ももちろん期待を裏切ることなく凄いものを出してきましたよ。
オープニングなんか単色レインボーカラーのマネキンをCGで並べたり
白い画面にレイボーカラーのバケツを並べたりするポップアートだし。
レタリング文字を画面に散りばめたりクレジットで入れてたりするし。
尾石さんたらすっかり表現技法の最果てにイッちゃってる感じだよ。
もはや今のアニメ業界で敵はいませんな。同じ新房組の中以外には。

エンディングは映像よりも曲にビックリです。
「君に、胸キュン。」ってYMOじゃねーか!元祖テクノポップの。
手元にオリジナル(YMO)版が有ったので思わず聞き返してしまったよ。
これ見てる視聴者の大半はRYDEENとか知らなかったりしそうだね……
※うる星のサントラがかなりYMOテイスト
ちなみにアニメのはボーカルが違うだけでなく曲もアレンジ版です。
さすがにオリジナル版のシンセの出音は今となっては古いから。
ボーカルエフェクトも当時は元声が判別不能なボーコーダしか無かったよ。
なので現代版の「君に、胸キュン。~Ver.2009~」みたいな感じです。

追伸。アニメの公式ブログがとても楽しいです。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。