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奏光のストレイン

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奏光のストレイン 3~7巻

全部レンタルが出たので続きを見てみました。
正確には今週全部見たわけじゃないんだけど。
途中まではリリースされるたびに見てたから。
どんな仕掛けになってるか凄く気になって、ついね。

てなわけで最後まで見て全てを知ったあとの感想。
前に書いた「二人のエミリィが物語の鍵」なのはそのものズバリで、
「ミミックというシステムも物語の根幹に関わる」もその通りでした。
あまりに的確に核心をついてた自分の洞察力が恐ろしい(おいおい)
と言ってもその二つが結びつく具体的な仕掛けはさっぱりでしたが(爆)。
人形のミミックは人型のエミリィの対なのかなとは思ったけど。
その考えはある意味では正しくて、正確に言うとちょっと違ってた。
この想像と違った部分こそがこの物語の根幹だったたわけです。
そしてミミックというシステムの「とんでもない設定」という印象も
エミリィという存在に関連してまさに物語の核心をついていたのでした。

物語の根幹にありながら全く気づかなかったポイントもあります。
それはセーラがエミリィ(ミミック)が組み込まれてた人形に
独りぼっちになった自分の境遇を重ねて愛でていく部分。
実はこれがこのストーリーの行方を決定づけていくのだった。
つまり公式サイトの表紙絵の二人の構図は物語の行き着く先でもあります。
説明だけ聞くとセーラと人形が想いを通じ合わせるメルヘンみたいだね。
しかしそこには全く想像も及ばなかった仕掛けが存在してたのでした。
この作品は中心に女キャラが多くて互いの関係を重視して描いてたので
わりと百合アニメ?とは思ってたけど核心がそのものずばりだったとは。
(セーラに想いを寄せる男性は次から次へと死を賜ってたりするし)
女の子と少女型の人形で百合アニメって何じゃそれ?と思うかもだけど、
そこに関しては重大なネタバレなので実際に見てくれとしか。

最後まで見て気づいたことがもう一つありました。
それはセーラの兄のラルフとセーラがやっていたことは
一見すると全く違うことだけどその根本の想いは同じだったのだなと。
示し合わせたわけでもないのに結果的に同じになるのが兄妹だねと。
ラルフがユニオンを裏切ったと説明されていたのも実は違ってたし。
と言ってもユニオンのスパイだったとかそーいう意味ではなく、
彼はただ一つの為すべき目的があって他はどーでも良かっただけ。
その目的を邪魔する存在は誰であろうと排除してきただけ。
ディーグにいたのは目的を達するのに都合が良かったからでしょう。
だから都合が悪くなったらディーグの船の乗員も皆殺しに……
セーラの友人たちを含めてお兄ちゃんはあまりに殺しすぎだよ。
そんな行為をエミリィ自身は決して望んでいなかったのに。

エミリィの正体については物語の根幹に関わる部分なので
ネタバレを避けるため要領を得ない書き方になるけどご容赦を。
7話で人型のエミリィが「今会いに行くから」とディーグの船を
抜け出してセーラ達のいるグオールへとやってくるのです。
これエミリィが会いに行ったのはてっきり人形の方だと思ってた。
それも間違いではないけどホントに会いたかったのはセーラの方。
セーラが行方不明になった人形を捜索してる時にいきなり現れるし。
しかもエミリィは初対面のはずのセーラにみょーに親しげだったし。
人形を見つけて抱き上げながらセーラに感謝の言葉を喋ってるし。
えっ?何でと大半の視聴者は思っただろうね。もちろん思ったよ。
実はこの部分こそが物語の仕掛けを象徴してるシーンだったりする。

この人形(エミリィ)が行方不明になる部分は重要な分岐点でした。
しかしそこに至るプロセスはちょっと唖然とする展開で……
まるで番外編かと思うほどにいつもと雰囲気が違う回だったよ。
いつもよりお色気過剰だしギャグ多目だしちょっと暴走気味だし。
この作品は女キャラばかりのわりにサービスは控えめだし、
人が次から次へと死にまくりで楽しいよりも重苦しい展開だし、
だからこそ真ん中へんに気を抜いたお遊び回を入れたのかなと。
もちろんお遊び回という印象は正鵠を射てると思われます。
お遊び回の結果が重要な分岐点なあたりがビックリな構成ですよ。

この作品のストーリー構成はかなりシンプルだったりします。
3話以降最後までリベルタッドを追撃するディーグの船という展開だし。
キャラの構図としても極限まで装飾を省くとセーラとラルフの兄妹と
人型と人形の二人のエミリィの4者の関係で全てが動いてたりするし。
つまりラルフは裏切って各地でユニオンを攻撃してたのではなく、
何の巡りあわせかセーラのいたとこだけを攻撃してたわけなのです。
つまり恋愛モノに匹敵するぐらい狭い範囲で展開していた物語
1クールでここまでシンプルな構図や構成の作品は逆に珍しいような。
物語の仕掛けがかなり大掛かりでそこが説明不足にならないように
敢えてストーリーにアレコレ詰め込むのを避けたのかなと思ったよ。
展開がシンプルな分キャラをじっくり描いていたのは好感触でした。

主題歌について。
オープニングに関しては置いといてエンディングの曲がいいね。
中盤以降のメロと音の重ね方がニューエイジっぽくてとても美しいし。
大好きだった地球大紀行のサントラの曲をどことなく彷彿とするし。
なんとなくいいかもぐらいに思ってたけどだんだん欲しくなってきた。
ちなみに作・編曲は今やアニメではお馴染みの上野洋子さんです。
もしかしてオープニングを歌ってるYokoって本人なのかな!?

レンタルについて。
レンタルDVDには映像特典は全く入ってなかったはず。
公式によるとセル版もノンクレジットOP/EDだけみたいだけど。
コメンタリー音声に関してはよく見てなかったのでわからん(爆)。
サントラのレンタルはTSUTAYAのサイトによると無いみたいです。
入荷しなかったからたぶんそうだろうなとは思ってたよ。
発売元(ハピネット)が同じシングルもレンタルはないみたいです。
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奏光のストレイン 1~2巻

11月からWOWOWで放送した全13話のテレビシリーズ。DVDレンタル。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(2巻までリリース済)
遠い未来。人が宇宙に飛び出してからも多くの時が流れた時代。
ユニオンとディーグという二つの勢力が宇宙を二分し覇を争っていた。
ユニオンに生まれたセーラの兄も何光年も離れた最前線に行ってしまった。
それはたとえ無事帰ってきても自分はもう生きてないということなのだ。
だからセーラは兄に再び会うために戦士として同じ最前線を目指した。

セーラのストレインのリーズナーとしての訓練も終盤に近づいたある日。
※ストレイン=ロボットのようなもの/リーズナー=パイロット
前線から遠く離れている訓練基地の星が突如としてディーグの襲撃を受ける。
しかも敵のトゥモールと一緒に紅く輝くストレインが攻撃してきたのだ。
※トゥモール=無人攻撃機
急襲によって指揮系統が混乱してる中でも何とか仲間と出撃したセーラだが
紅く輝くストレインの前に仲間共々一瞬にして撃退されてしまうのだった。

破壊されながらも何とか不時着したセーラは徒歩でストレインの行方を追う。
どーやら紅いストレインの目的は軍の古い研究所にある何かのようだった。
そしてついにセーラはリーズナーに追いついたのだが……
そこにいたのは記憶とはずいぶん違ってたけど確かに兄の姿だった
理由が知りたくてそばに置いてあったストレインで後を追うとするセーラ。
しかし兄は何も語らずなぎ払い、セーラのストレインは地上に墜落した。
セーラは命こそ助かったものの命の次に大事なミミックを破損してしまう。
※ミミックについては後述

セーラはこの戦闘で友達と目的とリーズナーの資格を失ってしまった。
何もかもなくしたセーラだけど、ただ一つだけやりたいことが残ってた。
なぜあの兄が敵と共にいてあんな事をしたのかを知りたいということ。
だから兄に会う。一緒にいたいからではなく、理由を問いただしたいから。
その新しい目的を実現するために、名を変えて歩兵として再び歩き始めた。

スタジオ・ファンタジアとしては久々の新作テレビシリーズってことで
ひそかに期待をしてたんですがなるほどこーいう内容ですか。
※2003年のスト4と君望以来です
方向性としては売れ線というよりちょっとマニアックなSFって感じで。
もちろんスタジオ・ファンタジアらしく!?美少女モノってことで。
美少女SFと言うとスト4を思い出すけど2003年は他にも何本かあったっけ。
ステルヴィアとかダイバージェンス・イブとか。
物語の入りがストレインの訓練学校なので多少そのへんを彷彿とするかも。
そのへんと比べてこれは物語や見た目が多少スマートに感じるような。
そして準備段階を経ずに戦いに巻き込まれるので緊張感は断然有ります。

実は再出発した訓練学校の航行演習中に再び襲撃を受けたりします。
緊張感を緩めないストーリー構成がちょっとゼノサーガを思い出すね。
いきなり襲撃を受けるとこと亜空間航行中に敵と遭遇するとこも似てるし。
メカCGがスマートで光を帯びてるところも似てると言えば似てるかも。
ストーリー自体は全く似てませんが。
光を帯びたメカはゼーガペインとも似てるとはいえるかも。今の流行?
CGの質感が感じられなかったゼーガペインに比べるとマシに見えます。
それでもいつもの三次元のCGに比べると凄くイイって印象はないかな。
※三次元=スト4や「よみがえる空」のCGスタッフ
やっぱり現実を模倣するのと虚像を具現するのでは難易度が違うのかも。
それでもスパロボのテレビアニメとかと比較すれば断然マシですが。

この作品はジャンルとしてはいわゆる美少女アニメなんだけど
1話だけ見てると全くそんな感じがしなかったりして。
学校は男女が普通に存在してたし仲のいい友人も男女同数だったし。
しかし新たな道に進んだ2話からは画面の女キャラ比率が大幅増量
たぶんこの学校も男女比率は1話のとそう変わらないと思われます。
歩兵は集団で行動するから同性である女キャラが目立つってことなのかな。
そして女の集団で誰とも馴れ合わず行動してたので嫌がらせされてる(笑)。
でもセーラは周りの緊張感のない人たちとは目的意識が違いすぎるので
服をビリビリに引き裂かれても平気で着て歩いてたりして……漢だよ。
つまりセーラは見た目はカワイイ感じでも中身は凛々しい系ってこと。

ミミックについて。
ミミックというのは生まれる前のリーズナーの細胞から分裂培養した
いわばリーズナーの双子ともいうべき存在の脳を核にした生体部品。
リーズナーとミミックがシンクロしてストレインを手足のように動かす。
つまりストレインの高度な機動性はミミックが無くては成り立たない。
リーズナーにとって自らのミミックは取替えの効かないパートナーで
それを失うことはストレインのリーズナーの資格を失うことと同義である。
このへんの設定説明は作中ではかなりあっさりと流してくれるけど、
よくよく考えてみればとんでもないことをしてますな。
エヴァが搭乗者とシンクロする理由を思い出してしまったよ……
※エヴァって搭乗者の母親の魂が入ってたはず

実は最初はミミックの説明を耳の右から左へ流してたので
2話でなぜ歩兵部隊に入ってるのかわかりませんでした。
よーするに1話の最後で自分のミミックが死んでしまったからです。
そのへんのシステムを理解してから改めて1話を確認してみたら
セーラは自分のストレイが墜落したときミミックを持って移動してた
※お尻の後ろにミミック用の大きなポケットがあるみたい
だから他のストレインに乗って動かすことができたのだなと。

自分のミミックがいないセーラはもうストレインを動かせない。
そのはずだったんだけど、まるで奇跡のような出会いをするのです。
それは倉庫に放置された人形に組み込まれたエミリィというミミック。
※公式サイトでセーラが抱いてる女の子(の人形)がそれ
最初は何もなくした自分と人形の境遇と重ねて心のより所にしてた。
そして敵の襲撃を受けて絶体絶命な時、彼女(人形)に呼ばれた気がした。
他人のミミックとシンクロするはずがない、シンクロしたら奇跡だから。
その奇跡が起きて技術主任が倉庫で勝手に作ったストレインは動き出す。
そんな感じで3話の最後に再びセーラはストレインに乗るのです。

このミミックにつけられたエミリィという名。
そして兄が奪っていった研究所に眠ってた人型の何かもエミリィだった。
この二人のエミリィが物語の鍵なのは見るからに明らかでしょう。
そしてもしかするとミミックというシステムも物語の根幹に関わるかも。
とんでもない設定のわりにあっさり流してたのはそんな意図かもね。

仲間について。
1話は訓練学校なので同級生みたいのがいっぱいいます。
その中でもよく一緒になる仲のいい人が3人存在してました。
この人たちはなんと1話の襲撃でお空の星になってしまった……
もうすぐ部隊に配属されて別れ別れになるかもとはいってたけどさ。
2話以降の訓練学校では人との壁を作って必死に前に進んでたので
仲間なんているはずもなく、それどころか嫌がらせまで受けていた。
でもそんなセーラに興味を持ってる人が空間機甲科にはいたのです。
※空間機甲科=ストレインのリーズナー養成

空間機甲科のロッティは他人を寄せ付けないセーラの強い目的意識に
自分と似たモノを感じて果敢にアプローチをするのでした。
セーラはこのロッティ(たち)と関わりが深くなっていくんじゃないかな。
おそらくこの後にセーラは空間機甲科に配置換えされると思うので。
(1話の訓練学校では最優秀な生徒だったから)
ロッティがセーラの兄に並々ならぬ敵意も抱いてるという関係性もあるし。
※3話までだとまだセーラの兄とは知らない
もしかしてロッティは1話の襲撃で肉親でも亡くしたんだろうか?
次回予告によると4話でその理由が明かされそうです。

にしても2巻は凄く気になるところで終わってるし。
こんなことならもう1巻まとめて見れば良かったかも。
先も気になることだし全部出たら一気に続きを見ようかな。

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