まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

D.C. ~ダ・カーポ~

D.C.II S.S. ~ダ・カーポII セカンドシーズン~ 13話

あと1話なので最後まで見てみました。
最後まで見た感想も前回同様「もっと上手いやり方(以下略)」でしたが。
後半(D.C.II S.S.)で一番感動的なのは13話ではなく12話だったりするし。
このへんがまさしくこの作品の構成力の弱さを象徴してるわけです。
それぞれefの11話の最後と12話のクライマックスと比べてみればいい。
12話の最後はそこそこ勝負になってるのに13話は全然なわけで。
(勝負になってるのはそこだけですが)
しかもこっちは奇跡を大盤振る舞いをしてるのにこの程度なんだから……

ちなみに前回書いた未来図うんぬんですが。
ほぼイメージどおりの展開になっておりました。
てゆーかクリパの人形劇でやった内容をまんまトレースしてたから。
シチュエーションを重ねるのを物語作法の常套手段ではあるけど
もう少し先が読めないような使い方をしないとまずいのでは?
どうせ奇跡が起きるんだろ?と思われると12話最後の衝撃が半減するよ。

あと、最終話の展開を見てて思ったこと。
音姫と由夢も一度完全に忘れてしまうべきだったんじゃないかなと。
途中までみんなに忘れられそして消えるという展開だったわけだし。
音姫と由夢が忘れないうちに消えてしまったけど。
本来なら12話のラストでは音姫はほとんど忘れてるべきだったんだよ。
(由夢は別れた直後に忘れてしまってそれが消えるキッカケに)
そして13話の冒頭では全て忘れてしまった状態で始まるべきだった。

みんな忘れてしまったけど存在してた痕跡はあちこちに残ってるわけで。
音姫と由夢は最も近い存在だからそれだけ痕跡も多く残ってたわけです。
記憶にはないのにそこには確かに誰かがいた痕跡が残ってる。
(本来は写真の姿も消えてるべき)
記憶にはないのに心の中にぽっかりと大きな空洞が開いている
そこに疑問をもって二人や友人たちは痕跡を拾い集めていくのです。

みんなが存在を忘れてしまえば存在していないのと同じわけで。
逆にみんなが居ると考えるならそこに存在してると言えるわけだ。
みんなが忘れて消えるなら、思い出すことで現われる方がそれっぽい。
それこそ、みんなの強い想いが奇跡を起こしたって感じになるし。
こっちの方が多少マシだったんじゃないかと思うけど、どーですか?

まぁ、この作品の問題点はそこだけじゃないので、
ちょっとぐらい手を入れても劇的に良くなったりはしませんが。
物語をパーツレベルに分解して根本から再構成するぐらいやらないと。
表情のつけかたは致命的なD.C.S.S.に比べて凄くマシだったんだけどね。
ストーリーの構成に難がありすぎで……
D.C.(1作目)の素晴らしい感動再びという期待にはほど遠かった。
(efが5年越しのその期待を叶えてくれましたが)
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D.C.II S.S. ~ダ・カーポII セカンドシーズン~ 1~12話

4月から一部の民放(7局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は18禁の美少女恋愛アドベンチャーでやったことはありません。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(1巻はリリース済)

ホントはここまで見るつもりは無かったんだけど……
嫌な予感ばかりを匂わせていつまでも話は動き出さないし、
動き出したら先が気になってついつい次の話って感じで。
ここまで見るんだったらもう少し待って最後まで見ればよかったね。
この先の考えうる物語の行方は二つしか無いだろうし。
たぶんああなるだろうという未来図もあるけどあえて書きません。

とりあえず12話まで見て、
もっと上手いやり方があったんじゃないかなって思ったよ。
凄くいいシチュエーションがいくつか有ってそこは感動できるし、
物語に光る部分も有るからやり方次第では素晴らしい作品になったかも。
でも全体としては詰めの甘さが見えすぎちゃってあまり誉められない。
物語は終わらせ方次第なので最後まで見たら印象が違う可能性も有るが。
正直なところ1クール目のラブ展開のほうがまだマシだったよ……
キャラの表情がしっかりついてるから恋人っぽい雰囲気出てたしね。
しかしストーリーが深刻なほうに傾くと構成の弱さが露呈してしまう。

あ、説明してなかったけどこれはD.C.IIの2クール目です。
つまり絶望先生と同様の変則2クール作品ということ。
たぶんキリのいいところで終わった1クール目の続きだと思われます。
キャラ以外は引き継いだものは無いみたいだしここから見ても大丈夫かな。
1クール目は途中までしか見てないので小恋はどーしたって感じですが
いろいろあって別れたらしいと1話でフォローが入ってました。
ってことは2クール目は音姫か由夢な展開なのかな?とか思ったよ。
実際、序盤から音姫と由夢の存在感が(当社比で)大きくなってたし。

しかし2クール目はラブストーリーでは無かったのでした……
1クール目もどー見てもD.C.(1作目)です本当にあ(以下略)だったけど
2クール目までどー見てもD.C.で(以下略)なんで苦笑を禁じえないよ。
いくらD.C.を冠する公式な続編だからって内容をトレースしてどーする
てゆーか途中でD.C.(1作目)の話まで出てきたのには呆気にとられたよ。
年齢不詳のさくらはともかく純一(音姫と由夢の祖父)まで出てきて
物語に絡んだのはファンサービスのようで悪い冗談にも見えたし。
(意味深に登場したけどほとんど存在意義が無かったし)

D.C.っぽいモノを作ろうとして劣化コピーになってしまったような。

あとは見てて気になった点をいくつか。
音姫の「正義の魔法使い」という意識みたいなもの。
和菓子が出せる程度の魔法使いが何でそんなことを考えたのかなと。
小さいころ誰にも打ち解けなかった音姫が義之のある行為だけで
あんなに性格が変わっちゃうのもちょっと理解に苦しむし。
自分だけは他の人と違うと思うのも祖父がいるんだから無理あるよ。
(自分の血筋にはやって見せても不思議はない)
そもそも義之も出自を考えると和菓子を出せるのが謎なんですが。

由夢の態度の変化もちょっと不可解。
ずっと感情はあるけどハッキリとは本心を見せなかったのに、
一人ぼっちの誕生日以降は気持ちを隠すのはやめてしまう。
自分の見た予知夢が避けられない未来だと実感したかららしいけど。
でもそれ以前はあえて距離を取ろうとした理由がさっぱりわからん。
未来を変えたいからそんな態度をとってたみたいに言ってたけど。
現状では説明が致命的に足りてないので……
残りの話でそのへんがすっきりする説明があるんだろうか?
と、ここでまは11話まで見ての話で12話に理由の説明はありました。
100%納得できる説明だったかと言われるとかなり微妙ですが。

音姫だけが桜を枯らすことができるって説明もちょっと?
さくらが植えたからさくらなら枯らせるのはまだわかる。
(凄い魔法使いみたいなさくらには違和感満点だったけど)
でも和菓子しか出せない音姫にも枯らすことができるのは?だよ。
それにさくらの祖母の血筋で言うなら由夢だって同様じゃないの?
もしかして由夢には血が繋がってないのか?和菓子出せないし。
でも予知夢みたいのは見てるのは魔法使いの血っぽいような。
そーいや純一が桜をコントロールしようとしたのも?だね。
あちこち設定が穴だらけで破綻してる気がするのですけど……
最後まで見たらそのへんも納得できるんでしょうか?

D.C.II ~ダ・カーポII~ 1~5話

10月から一部の民放(7局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は18禁の美少女恋愛アドベンチャーでやったことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは1/23から
一年中桜の花が咲いている初音島(と言うことはD.C.の未来ではない)。
そこにある風見学園の付属校の3年生である桜内義之(さくらいよしゆき)。
彼は(理由はわからないけど)学園長の芳乃さくらの家に住んでいて、
朝倉音姫(おとめ)・由夢(ゆめ)の姉妹とずっと家族同様に暮らしていた。
学校では幼馴染の月島小恋(ここ)やその親友である雪村杏と花咲茜や
趣味が変な悪友の杉並や板橋渉(わたる)と日々を楽しく過ごしていた。
そんな義之の変わりばえのしなかった日常にある日転機が訪れる。
学園祭の日、ただの幼馴染だと思ってた小恋にある言葉を告げられたのだ。

ああ、なんかとってもD.C.に似てる……
なんて感想もどうかとは思うけど、まさしくそんな感じの作品なので。
キャラ設定とか見た目が似てるのはIIなぐらいだし狙ってるんだろうけど。
それだけでなくどっかで見たようなシチュエーションが続々出てくるから。
てゆーかD.C.(1作目)を見たことある人なら苦笑してしまうぐらいだよ。
だって導入となる1話に続いての2話が美夏(ロボット)のエピソードだし。
さらに続く3話はななか(学園のアイドル)のエピソードですから……
1作目の2つ目(3話)と3つ目(4話)とまんま符合するような構成なんですが。
それだけではなく1作目の該当する話と似たシーンがてんこもりですし。
4話にはネコミミメイドが出てくるかと思った。さすがにそれは無かったが。
ちなみに5話は眞子とのデート(12話)と美春とのデート(14話)を繋いだ感じ。
そんなキャラ設定も含めてD.C.(1作目)をリミックスしたような作品です。

今回は1作目と違って同居するヒロインキャラ(?)が二人いるのです。
朝倉音姫と朝倉由夢という音夢が二つに分離したようなネーミングの(笑)。
このうち妹の由夢が見た目ほとんど音夢で雰囲気もほとんど音夢だったり。
声が違う人(堀江由衣さん)なのに喋り方が似てるのでまるで音夢のようだ。
とは言っても今のところツンツンだけでカワイイ表情は出てきませんが。
なにしろ由夢はメインヒロインではなくただの妹だったから。今のところ。
最初の起こしにくるあたりが1作目と似てててっきりメインヒロインかと。
考えてみたら似たようなキャラで似たような話をやってもしょうがないか。
(GiftはなんちゃってD.C.とか言いたくなることやってたが)

そうなんです、この作品のメインヒロインは実は小恋だったのでした。
いきなり1話で小恋が告白して二人が付き合い始めたのにはちょっと驚いた。
男一人に女数人のハーレムモードって告白しちゃったら成り立たないじゃん。
(同じく最初に告白のSchool Daysの誠は鬼のような所業をしてたらしいが)
最初に告白ということは後は恋人としてのステップでも描くのだろうか?
それとも次の回には無かったことになってて別のヒロインの話になる!?
とか思いつつ2話を見てみたら別のヒロイン(美夏)の話をやったのでした。
だからと言って告白は無かったことにならなかったし二人の関係も続いてた。
つまりは義之と小恋の恋人としてのステップが全体の大きな筋になるのです。
※要するにストーリー展開はD.C.(1作目)とは全く似てない
そこに他のサブヒロインのエピソードが絡まって彩りを添えている感じ。
サブキャラとして絡むので義之といい感じになることはないみたい。今のとこ。

メインヒロインの小恋ですが、見た感じは美春に近いような気がする。
義之と幼馴染ということはポジション的にもオリジナル美春と同じわけだし。
2話の公園のシーンや5話のデートのシーンは1期の美春のシーンに似てるし。
中身は美春とは違うけど美春が控えめになるとあんな感じな気もするから。
1作目は24話で涙ボロボロだったので、幸せな美春を見てるようでいいかも。
(1作目はみんなみんな苦しんでて胸にグサグサ突き刺さってきたけど)
ちなみにロボットの美夏は見た目も中身も美春とは似ても似つきません。
バナナ嫌いだしな(でもバナナを食べないとオーバーヒートする)。

音姫と由夢という名前を見て最初二人の子供なのか?とか思ったり。
他のキャラも1作目のキャラと似てるから子供たちなのか?とか思ったよ。
でも考えてみたらヒロインキャラと苗字が同じ子供って普通無いわけで。
(純一と音夢が結婚した場合は二人とも苗字が同じだから同じになるけど)
だからあくまで似たような名前で似たような設定のキャラなのでしょう。
そもそも枯れない桜はD.C.(1作目)の未来の話には存在しないわけだし
ちなみに杉並だけはそのまんま(同じ見た目・同じ声・同じ性格)出てたり。
あとさくらも出てるよ理事長として。何と見た目はそのままで(年齢不明)。

ラブストーリーは他のジャンルよりもキャラの表情が重要になってきます。
キャラの表情が作品の生死を決めると言っても決して過言ではないほどだし。
そーいう意味でこの作品はどんな感じかというと、結構しっかり描けてるね。
D.C.S.S.があんまりなデキだったので心配してたけど今回はいいみたいだよ。
※制作会社は同じだけど監督も含めてD.C.S.S.とはコアスタッフが結構違う
もちろん記憶との比較は危険だからちゃんと見て確認しました。1期もS.S.も。
改めて見て実感したけどやっぱりS.S.のキャラ描写は全くお話になってない。

今回はなにげない表情やしぐさがきめ細かく描かれてるし。絵も全般にキレイ。
小恋や由夢のリアクションが記号的じゃなくて血の通った感じなのもいいね。
つまりキャラ描写に関してはS.S.よりはるかに1作目のレベルに近いわけで。
キャラ絵もS.S.よりも1作目に近かったりするし。キャラは別人なのに。
※今回のキャラデザインの島沢ノリコさんは1作目でも作監をやってた
そーいう意味でもD.C.(1作目)に似てるって感想になるわけです。

作品のメインになる義之と小恋の恋人のステップはどんな感じかというと、
とてもスローテンポで見てて気恥ずかしくなる「ういうい」な日々って感じ。
体育倉庫の裏で思い出が欲しいのとか言って迫ったのが実は記念写真だとか。
初デートでいい雰囲気になってついに願いが叶ったのは腕組んだことだとか。
(具体例を書かないと分からないだろうからとオチを書いててすまん)
いいムードで次にいくとこはラブホとか思った自分が汚れてる気分ですよ(爆)。
傍で見てるとじれったいほど健全な二人の関係を見てると心が洗われそうだ。

「ういうい」なのはイイんだけど、それだけなのが多少気になります。
5話までの展開では恋人のステップを一つずつ積み重ねているだけだし。
あまりにスローテンポな以外は波乱も起伏もほとんど存在しないから。
つまり小恋は恥じらい顔がやたら多くで泣き顔や怒った顔がほぼ無いのです。
4話の体育祭で巡りあわせが悪かった時が最もマイナス方向に振れた表情かな。
せっかく丁寧に表情がついてるんだしもっと多彩な感情を見せて欲しいなと。
シリーズの終盤ではそれなりの波乱とかあったりするんだろうか?
※今回は1クールのようです

D.C.S.S. ~ダ・カーポ セカンドシーズン~ 1~4話

7月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
D.C.の第2期です。ってタイトルにそう書いてあるがな。
作品の舞台はあれから2年後で、なぜか音夢が居なかったり。
(なぜ居ないのかハッキリしたことは今のところ語られない)
音夢が居ない以外はいつもの日常が繰り広げられているような。
そんなある日アイシアという謎の少女が純一たちの前に現れた。

これって直接の原作(ゲーム)って無いのかな。
マンガ版のセカンドにもアイシアは出てくるけど音夢もいるし。
つまりアニメオリジナルのストーリーってことですかね?
今回は音夢・さくらが居ない代わりに新たなヒロインが何人か登場。
どーやらD.C.P.S.で追加されたキャラ(男キャラも)のようです。
アニメオンリーの人にとってはアンタ誰やねん!って感じだけど。
にしても音夢・さくらの居ないD.C.って……

前作は実に見事に物語に決着をつけていたので続編は無いような、
というか続編は作って欲しくないというのが率直な感想でした。
作り手もきっちり終わらせたという気持ちあったのかは知らんけど
前作と今作とでコアスタッフがごっそり入れ替わってたりして。
当然ながら絵柄が違います。今回の絵もそんなに悪くはないが。
雰囲気も違います。テンポとかノリもずいぶん違います。
OPなんか曲は今回もyozuca*だけど映像はシスプリみたいだよ(笑)。
つーか今作の方が本来の美少女モノって感じになってるよーな。
(前作はテイストが少女モノだったから)

ここまで前作と違うと続編というより同じキャラの別作品ですな。
なんか求めてるD.C.はコレじゃないなぁということで(爆)。
音夢・さくらが出ないからとかそーいう意味ではなくて。
前作と同じキャラのはずなのに今ひとつ魅力的に見えないというか。
映像センスも脚本のデキもガクっと落ちてしまったし……(泣)
ハッキリ言って見続けたいと思わせる吸引力が希薄なんだけど。

口直しに前作の最初の数話を見返してしまったよ!
この前全部見返したばっかなのに……

[DVD] D.C. ~ダ・カーポ~ 1~4巻

DVD-BOX版を最初から最後まで見てみました。一気に。
3巻までは買ってすぐに見てたけど4巻まで見たのは初めてです(汗)。
見る時間が確保できなくて先延ばしになってたのもあるけど、
後半の内容を見るには相当な覚悟が必要だってのもあったり。
情緒に訴えるものが余りに大きくて精神的に磐石でないとキツイので。
実際、多大な情動や充足と引き換えに精神的にかなり消耗したよ。
いわゆる茫然自失ってゆーか。何もやる気にならんつーか。
目もすっかりパンダだし……(汗)
2度目ですらこーなので、1度目なんかそれはそれは凄い状態で。

にしても改めて見てもこの作品の感情描写は凄いっすね。
前半のポップな展開でも随所でさり気なく絶妙な表情描写をしてて、
それが美少女ものらしからぬキャラの実在感みたいのを醸し出してたし。
後半の切ない展開ではその表情描写が震えるほどに凄い効果を発揮してた。
物語と映像のハーモニーがここまで上手く行ったのはホント奇跡だよ。

ま、それはさておき。
これ当時キッズで録画してたので、消す前にちょっと見てみたり。
当時も思ったけどキッズとは思えないほど色合いがキレイだった。
いやもちろんDVDと比較すればやっぱり多少退色した感じなんだけど。
デジタル彩色の利点を生かした凄く繊細で微妙な配色が光ってます。
チュチュもとてもキレイだったけどD.C.はそれ以上にキレイだね。
ちなみにオープニングのロゴにリボンがひらひらしてる部分なんか
DVDで見るととってもキレイで初めて見た時ちょっと感動したよ。
(キッズで見てた時は白飛びしててかなり悲惨だった……)

見返してて気づいたけど後半の曲でも未収録のがいくつかあるようで。
通常2クールモノなら2枚出ればかなりの網羅率なんだろうけど。
この作品に関しては前半と後半で使う曲ががらっと入れ替わるので、
2枚では未収録曲がかなり出てしまうという悲しい展開に。
※2枚で52曲も収録はされてるんですが
やっぱ頑張って(セリフ入り)未収録BGM集を完成させないとダメすね。
あと使用曲リストを完成させないと。20話までは作ってあるので。
(4巻分は見てからと思ってたので)

ちなみにサイドエピソードのサントラは別に存在します。
なんとサイドエピソード(だけ)のDVDの2巻に付属してるのでした。
全部入りのDVD-BOXを持ってるのにサイドエピソードのDVDを買うのは
釈然としないものか有ったけど、選択の余地がありません……

あ、メインとサイドのDVDがバラで出てるけど、メインエピソードを
全部集めると全部入りDVD-BOXとは5000円程度しか違わなかったはず。
なのでメインストーリー以外は一切いらん!って言うんじゃないなら
全部入りのDVD-BOXで買った方がお徳です。売ってるうちは
さらにサイドエピソードは割高なのでメイン+サイドを全部集めると
全BOXにサイド2巻を買い足したのとほとんど価格差有りません。
(声優PVや映像特典はBOXにしか入ってません)

DVDと言えば映像特典ですが
1巻は何もついてません。7話で9800円(税抜)だしってことで。
2巻は初音島放送局番外編と称して声優さんたちが鍋をつつきます。
確か音夢、さくら、鍋姉妹の4人で生の「今日のお鍋は~」が聞けます。
3巻はDVD PG形式のミニゲームが入ってます。
内容としては原作ゲームの雰囲気をちょっと体験って感じです。
4巻は初音島放送局番外編その2で純一(の人)がヒロイン(の人)たちに
一人ずつデート形式で作品やキャラについての話を聞いてきます。

いわゆるノンクレジットOP/EDとかはついてないです。
あとCMやプロモーションクリップとかも一切入ってないです。
キングは映像特典を付けない代わりにDVDを安くするって方針らしいので。
個人的には映像特典は無くてもかまわないオマケって認識なので
その方針はとても有り難かったり。おかげで普通に揃えられたし。

レンタルDVDはDVD-BOXが元になのでメイン・サイド・PV全部入りで、
ディスクは1枚ずつバラバラになってます(DVD-BOXは2枚組)。
映像特典がレンタルにも収録されてるかは1巻しか借りてないので不明。
入ってる場合は4巻(BOX2巻)、6巻(BOX3巻)、8巻(BOX4巻)になります。

ついでにサイドエピソードのDVDについても。
と言っても2巻しか持ってないので2巻の話を。
放送と違ってオープニングが付いてます!それだけ(爆)。
(さくらの人が歌ってます)
新作カットがあるという話だけど中身は見返してないので知らん(汗)。
ちなみに新作OPはメインストーリーと絵柄が違うのが何とも。
まぁ、サイドエピソード自体がメインとは絵の感じが違うんですが。

あとDVD-BOXにはブックレットがついてるけど
サイドエピソードには新聞形式のペーパーが付属してます。
たぶんメインストーリーのDVDも同様だと思われます。
ブックレットとペーパーは体裁や内容の方向性が違うので
完璧を目指すなら全部集めないといけません。ご冗談を……
ちなみにブックレットは各話の内容、キャラ紹介、スタッフの話、
というオーソドックスな構成になってます。
ペーパーはパロディ形式で「萌・眞子のくいしん坊世界を釣る!」とか
「初音島美少女図鑑」とか「天声犬語」とかそんな感じです(サイド2巻は)。

[CD] ダ・カーポ玉 1~3

DVD-BOX2~4巻を買った時に付いてきたオマケCD(ROMデータつき)
店舗限定で配ってたので通販とかだとついてなかった可能性が。
さすがに今はもう付いてないと思います。
※実質初回特典で封入特典ではないです

1巻の内容
「音夢××」(一人語りミニドラマ)
「初音島放送局」第1回放送→単品CDが4枚ほど出てます
ダ・カーポよろず箱(ラジオ版?CMスポット集)
壁紙カレンダー(データ)

2巻の内容
「風見学園校歌」(歌:音夢・さくら・萌・眞子・美春・ことり)
「ダ・カーポ~第二ボタンの誓い~ -Candy morning Ver.-」(歌:音夢)※

3巻の内容
「幸せレシピ(short version)」(歌:音夢)※
「D.C. ~ダ・カーポ~」CMスポット集(ラジオ版?)
野川さくらが選ぶ「音夢エピソード BEST5」(ムービー)
「幸せレシピ PV(short version)」(ムービー)※

※は「D.C.~ダ・カーポ~ 音夢アルバム」にも収録されてます

この中で一番面白いのは「音夢エピソード BEST5」かな。
こーゆーのこそDVDの映像特典で入れればいいと思うんだけど。

[CD] D.C.P.S.C.S. 1

D.C.プラスシチュエーションキャラクターソングの略です。略しすぎ!
内容はタイトル通りコンシューマ版ゲームのキャラソングです。
なんでそんなのを聞いてる(レンタルですが)かと言うと、、、、
これにことりの劇中歌の「そよ風のハーモニー」が入ってるから。
それ以外はアニメとは関係ないのでアニメオンリーの人には微妙かも。
歌ってる声優は同じだしキャラ設定も同じ(当たり前)なので
君望とかのように作中では使わないキャラソングと思えばいいのかも。
(10曲中3曲ほどアニメに出てこない人が歌ってます)
人によって歌唱力にかなり差があるけど、そーいうのは気にするな(笑)。

ちなみにアニメ版のキャラソングCD・ボーカルCDは何枚も出てます。
つーか関連CDの数はゲーム版よりアニメ版の方が圧倒的に多いです。
全部集めたらDVDより金額多いぞ(爆)
しかもまだまだ現在進行形で増えていってます。

音楽的に見た場合は……
こーゆー系統の曲は聞かないので評価しようがない。
そもそもキャラソングをいらん!っと言うのは曲の問題なのです。
声優さんが歌ってるOP/ED/挿入歌でもいい曲は何曲もあるわけだし。
「dolce」みたいな曲をみんなで歌ってれば聞けたんだけど。
つまりそれと似たテイストの「未来地図」(yozuca*)と
「Eternal~眩しい季節~」(rino)はなかなかいい感じに聞けます。

[CD] 「brillante」D.C. ~ダ・カーポ~ サウンドトラック vol.2

未収録曲はどの程度入るかと思ってたんだけど……
見事に入ってませんでした。3曲しか入ってないよ。
とっても入れて欲しい曲が何曲かあったのに(泣)。
サイドストーリーズの曲も全く入ってないのでもう一枚出る?
つーか出してくれ!アニメのサントラとしては売れてるわけだし。

肝心の中身に関しては後半の繊細で美しい曲が半分。
残り半分は中盤のストーリー用のキャッチャーなシーン曲。
1枚目のアルバムがシチェーション曲やキャラクター曲など
わりとベースパターンとして多用される曲が多かったけど
2枚目は特定のシーン向けや感情の変化を表現した曲が多くて
ある一箇所かその近辺でしか使ってない曲が多かったり。

多用しないならあまり記憶に残らないかと言うとそーでもない。
ざっと聞いただけでもハッキリ記憶に残ってる曲が多い。
使用サントラリストを作っててその理由を実感してしまったよ。
後半はシーンの切り替えが少なめで表情を濃厚に描いてる。
そしてその間じゅうずっと同じ曲を流してたりする。
なるほど、それなら覚えてるわけだよ……

全曲の収録順リストで
1~20話で使ってるシーンをいくつか紹介。
「愛しい存在」
20話の冒頭のお出かけ前のキスのシーン
「兄妹なんだから…」
19話の杉並がやめるなら今のうちだのシーン。20話の次回予告。
「恋人への推移」
19話の恋人だよね?のシーン。20話のさくらが「恋人みたい」のシーン。
「幸せのひととき」
19話の冒頭の学校のシーン。
「さくらと純一の約束」
20話の屋上で約束覚えてる?のシーン。「兄妹なんだから…」の別アレンジ。
「崩れていく関係」
20話の音夢VSさくらのシーン。
「真実の告白」
20話のいけないことしたの?のシーン。「恋人への推移」の別アレンジ。
「狂い散る枯れない桜」
20話の音夢が倒れるシーン。
「過去の記憶」
20話までは未使用。
「自分を責めて…」
20話までは未使用。
「さくらの決意」
20話までは未使用。
「不安」
20話までは未使用。18話の音夢が閉じこもるシーンで別バージョンを使用。
「救われたことり」
20話までは未使用。
「美春の告白」
20話までは未使用。「救われたことり」の別アレンジ。
「新しい朝」
未収録M-3。6話の水着を披露するシーン。
「謎のポエマー」
9話のみ使用。冒頭の純一のポエムシーン
「見えない影」
9話の校門シーン他多用。19話の音夢が倒れた?のシーン。
「サスペンス」
9話のみ使用。ゲタ箱のシーン。PCにメールが来たシーン。
「金髪の美少年」
9話の薫くん登場シーン。16話の次回予告。
「文化祭」
10話用?実際は「宝物 ~ボーカルレスVer~」を使用しててこれは未使用。
「引っ張り出そう♪」
11話のみ使用。冒頭のミュージカル風のシーン
「外に出られない」
11話のみ使用。純一が頼子さんの様子を語るシーン。
「訳あっての恋人」
12話のみ使用。一緒に食べよ!一緒に帰ろ!のシーン。
「うたまるマリンバ」
未収録M-17。7話の次回予告。8話のことりを紹介するシーン。
「うたまるリズム」
未収録M-19。8話の鍋姉妹を紹介するシーン。
「指輪を買ってあげる」
18話の兄さんが好きなののシーン。19話の二人っきりだなのシーン。
「祖母の想い出」
16話のばあちゃんの夢のシーン。以降、記憶のシーンで多用。
「片思いの少女達」
16話で最近映画見てないのシーン。17話のさくらと向き合うシーン。
「枯れない桜の謎」
17話のさくらがこの島の桜は~のシーン。
「存在(TV ver)」
21話以降のEDのテレビ使用バージョン。

9話以降の未収録曲はそのうちまたリストを載せます。
使用サントラリストも今年中を目標に!

[CD] D.C. ~ダ・カーポ~ 未収録BGM集

そんな商品は世の中に存在しません。つまり自作オリジナル。
DVDから使ってる部分を録音して編集してCDに焼いたもの。
音楽に被ってる部分のセリフ付きなのでドラマCDのようでもある(笑)

とりあえず8話までの未収録曲を完全に収録しました。
収録位置を紹介するので興味があるなら自分で作ってちょんまげ。
(曲番は出てきた順で長くて聞きやすい場所から収録しました)

「M-1」1話、冒頭の夢のシーン
ファンタジーな曲
「M-2」2話、音夢とさくらの登校シーン
夢色のため息 ~アレンジVer~
「M-3」6話、水着を披露するシーン
サクラサクミライコイユメ ~アレンジVer~
「M-4」7話、鴨を捜してるシーン
ファニーな曲
「M-5」2話、さくらがネムネムって言うシーン
雨のち晴れ ~アレンジVer~
「M-6」2話(8話かも)、アイキャッチ前
アイキャッチ・その1
「M-7」2話、アイキャッチ後
アイキャッチ・その2
「M-8」2話、音夢のお風呂の前のシーン
メロウな曲。さしずめ「すれ違う気持ち」か?
「M-9」4話、ことりが倒れるシーン
揺れる心 ~アレンジVer~
「M-10」3話、本物の美春は……なシーン
メロウな曲。
「M-11」3話、アイキャッチ後
アイキャッチ・その3
「M-12」4話、ことりが木のとこで歌ってるシーン
そよ風のハーモニー ~ラララVer~
「M-13」7話、塀を乗り越えるシーン
ファニーな曲
「M-14」6話、萌が自己紹介をするシーン
ファニーな曲
「M-15」6話、美春がバナナナナナ……なシーン
ポップな曲。これもうる星の曲みたいだよ(似た曲がある)。
「M-16」6話、最後のみんなで花火だ!のシーン
木漏れ日のウインク ~ボーカルレスVer~
ボーカル版と全く同じアレンジの木漏れ日バリエーション。
「M-17」7話、次回予告
うたまる絵かき歌 ~インストVer~
「M-18」8話、音夢を紹介するシーン
うたまる絵かき歌 ~インストVer~
「M-19」8話、鍋姉妹を紹介するシーン
うたまる絵かき歌 ~インストVer~

サントラのvol.2は3月末に発売予定です。
それに収録された曲は削って作りなおす予定。
でもどの程度まで収録されるんだろう……
DVDの3巻(14~20話)が出たのでちょっと後半を見返してたけど
使ってる曲が前半とかなり違うのだった(前半の曲もあるけど)。
前半と後半でここまでテイストを変えるのも珍しいなと。

そうそう
後半(16~20話)を見返してて今さら気付いたんだけど
19話の最後のところで純一と音夢はエッチしてるっぽいね。
あそこでエッチしてると考えれば筋が通る描写が結構あるし。
そー思って見てるとセリフも妙に意味深に聞こえてくるし。

まぁ、当時もこのまま突入しそうだなと思って見てたけど(笑)。
でも映像的にはそのへん曖昧にボカしてハッキリ描写してない。
だからやらなかったと解釈したのかな!?<他人に聞くなよ
つーか、考えてみたらエッチしてると思われるシーンの直前の
音夢のセリフからしてやってないと解釈する方が難しいかも。
「兄さんを感じていたいの」とか言ってるわけで……
で翌日の「いけないことしたと思ってるの?」だし。

もひとつ。
前回rinoボーカルの挿入歌は使ってたっけ?と書いたけど
実際に使ってるとこを発見(?)しました。
5話で「夢色のため息」を。
8話(総集編)で「宝物(yozuca*)」「雨のち晴れ」「特別な予感」を。
今まで見返してなかった総集編で使ってたとは油断大敵。
「木漏れ日のウインク」は13話までには使ってないようだけど。
(これのカラオケVerとも言えるM-16は6話と8話で使われてます)

[CD] 「AMOROSO」D.C. ~ダ・カーポ~ サウンドトラック vol.1

前に長々と書いて収拾が付かなくなった内容は捨てました(爆)
どこで使ってるかを詳細に書きすぎたので。
でも、その延長でサウンドトラックリストを作ってみたり。
こんなのやったのうる星以来かもしれない。
完成したら特設ページでも作って載せてみようか?(笑)

全曲の収録順リストで
1~4、9、11、13話のあたりで使ってるシーンをいくつか紹介。
「サクラサクミライコイユメ(TV edit)」
OPのテレビ使用バージョンです。
「揺れる心」
ピアノ曲。2話の冒頭(の夢のシーン)に流れるあの曲。
「優しい時間」
1話の下校シーンや2話の仲直りのシーンなど最も使われる曲の一つ。
恋心のピアノVerでこの2曲がD.C.のメインテーマと言っていいかと。
「木漏れ日」
13話の最後の方のこれがお母さんの気持ちとか言ってるあたり。
「恋心」
1話の登校シーン。3話の夕陽の海のシーン。9話の最後の詩を読むシーン。
「恋の予感 ~ピアノVer~」
1話の頭ごっつんシーン。3話のゼンマイ巻くシーン。
恋の予感は3バージョン収録されてて、これも最も使われる曲の一つ。
「雨のち晴れ ~日常Ver~」
このVerは調べた回には使ってなかったような。
「いつもの二人」
ポップな曲。9話の冒頭のポエムの後のやりとりに流れる曲。
「夢色のため息」
4話でことりがやきそばパンを持って現れるシーンの曲。
「学校にて...」
ノリノリの曲。11話で恋人のふりの最中に走り出した時の曲。
この曲自体はあまり使われないけど、この1回がえらく印象的です。
「いろんな事が次々と」
ファニーな曲。1話の追いかけっこのシーン。13話のお風呂のシーン。
なんかうる星の曲みたい(笑)。こんな感じの曲があるんだよ。
「さくらにふりまわされる」
13話の萌がパニックに陥るところで使ってる曲。
この曲はわりとよく使ってるけど、このシーンがえらく印象的。
「雨のち晴れ」
13話で下着が入れ違った後に萌が登場するシーンで使ってる曲。
「恋の予感 ~ストリングVer~」
9話の薫くんとダンスのシーン。11話の真似だけだからのシーン。
「海水浴」
6話の冒頭にちょっとだけ使ってた。そこ以外は無いかも。
まるでGクレフですか?って感じの曲。
「無邪気な乙女たち」
前半の次回予告の曲。3話の噴水のシーンで長々と使ってます。
「笑顔で毎日」
3話のバナナパフェのシーン。このシーンもえらく印象的だった。
まるで超GALSに出てきそうな曲(作曲してる人同じ)。
「恋の予感」
11話で頼子が自分の身の上を話すシーンの曲。
「かわいくていざこざ」
11話の恋人のふりにさくらがツッコミを入れるシーンの曲。
さくらのシーンでよく使うさくらのテーマって感じの曲です。
「純粋さが癒していく」
4話の帰り道のシーン。13話の夕陽のベンチのシーン。
「のんびりな行動」
スローでファニーな曲。13話で萌が迷ってるとこで使ってる。
「天然姉妹」
2話の今日のお鍋は~のとこで使ってる曲。鍋姉妹のテーマ
「総天然姉妹」
天然姉妹のスローアレンジ版。1話の今日のお鍋でかかってます。
「杉並」
変なビートのみの曲。11話の杉並が珍説を披露するシーン。
「特別な予感」
調べた回には使ってないようです。
「未来へのMelody (TV edit)」
EDのテレビ使用バージョンです。

聞いた感じはキレイな曲とポップ&ファニーな曲って感じ。
喩えるならうる星+ぴえろ魔法少女って感じの曲調が多い!?
(どっちもとっくに絶版でまずイメージできないだろうけと)
全体にキャッチャーで聞いてて楽しくて心地よい感じです。
曲だけを改めて聞いてみて、いい曲が多いことを実感したり。
印象的に使われた曲が並んでるので作品を熱心に見てた人なら
とってもいいアルバムに感じると思うよ。
すでに何度リピートしたかわかりません!(力説)

主な未収録の曲についても(4話まで)。
1話の冒頭のシーンの曲
・1話の窓から覗く少女のシーンの曲(夢色のため息 ~アレンジVer~)
・2話の純一が言い訳をするシーンの曲
・2話のウサギみたいのシーンの曲(雨のち晴れ ~アレンジVer~)
・2話で音夢がカップ麺を取り出すシーンの曲(これわりと良く使う)
・3話で美春が事故でのシーンの曲(揺れる心 ~メロなしVer~)
・3話の本物の美春はのシーンの曲

9、11、13話も含めて結構未収録曲はあるなって感じ、
特に暗い感じの曲がごっそり抜けてるかも。
後半の曲も含めてそのへんはvol.2(出れば)に収録するのかな?

とりあえず作品が好きだった人なら素直に買っとけ!
このジャケ絵を手にする勇気は必要かもしれませんが(笑)。

[CD] 「dolce yozuca* & rino」D.C. ~ダ・カーポ~ ボーカルアルバム

最初買おうかどーしようか迷ってたんだけど
新エンディング「存在 (CooRie)」はシングルにならないみたいだし。
この1曲を目当てに買ったようなもんです。
作品を見てた人なら知ってるだろうけど、とってもキレイないい曲で。
あの映像(+後半の展開)とセットになると背筋がゾクゾクする。
今まで聞いたCooRieの曲では一番胸に来る名曲だと思う。

新エンディング以外は挿入歌が入ってるみたいに書いてあって
アレそんなに挿入歌ってあったっけ!?とか思ってたら……
サントラ曲のボーカルVerが入ってました。使ってたっけ!?

作品の挿入歌は(ボーカルは全てyozuca*)
「Chime to you」14話「わんこなショッピング」で使った曲
「ほんとのきもち」22話「すてきな思い出」で使った曲
「宝物」どこかで使ってたはず(未確認)
サントラ曲のボーカルVerが(ボーカルは全てrino)
「雨のち晴れ」「特別な予感」「夢色のため息」タイトルそのまま
「木漏れ日のウインク」サントラでは「木漏れ日」
追加トラック?として
「第2ボタンの誓い (yozuca* & rino)」ゲームの曲らしい
「サクラサクミライコイユメ ~アコVer~ (yozuca*)」

よーするにテレビで使用してる曲を集めたわけではなく
使用曲+作品のイメージ曲のまさにボーカルアルバムです。
へたなキャラソング集と違って本職(?)の人が歌ってるので
結構聞けるアルバムに仕上がってるのが好感触かも。
(rino=CooRieのボーカルの人)
PVの曲はいったいなんだったんだろうって感じが(禁句?)。

作中でことりが歌ってる曲(そよ風のハーモニー)と
総集編でうたまるが歌ってるED曲は残念ながら未収録。
yozuca* & rinoって表記だからそれ以外の人が歌ってるのは
入れないのは分からないでもないんだけど……
このCDってジャケ絵がことりなので
ことりの曲はすでにCDがリリースされてるPVの曲なんかより
作中の曲の方がずっといい曲(作詞・作曲CooRieコンビ)なのに。

こっちは「存在」が欲しいなら3000円のシングルと思って買え!(爆)
それで他の曲が楽しめれば得したってコトで(笑)。

D.C. ~ダ・カーポ~ 21~26話

ラストです。
純一が音夢を選んだ時点で三角関係にけりがついた感じなんですが
その先いったい何を描くのかと思ってたら……

初音島の奇跡というのはさくら(と純一)の祖母が植えた大きな桜が
引き起こした現象で、さくらの望みを叶えようとしたってコトで。
そしてさくらはある決断をするわけで。
その結果、桜が散りはじめ、初音島の奇跡が消え始める。

22~24話と奇跡の終わりと別れがやってくる。
この作品はジャンル的には美少女アニメなので中心の3人以外にも
準ヒロインが何人か出てきて、純一に想いを寄せるわけです。
そして一人ずつデートみたいなシチュエーションが有ったりして。
今まで無かった頼子さんとことりの出番が何とここに。
ことりはまだいいけど頼子さんは存在自体が初音島の奇跡だから……
結末を知ってて楽しげにデートする光景を眺めるのは何とも言えん。

最後の25、26話はクライマックスで再び3人の話。
というか選ばれなかった方のさくらがメインのお話です。
選ばれなかったことは悲しいけど、世界は続いていくわけで。
きっぱり諦めて、前向きに進んでいこうと思ってた。
だけど心の底にはまだ諦めきれない気持ちが残ってて。
それを見透かすように枯れたはずの桜が狂ったように咲き乱れる
そして快方に向かってた音夢にも異変が。

ラストの大きな桜の前のシーンのやりとりは壮絶なものがあるよ。
特にさくらの表情は見ていてツライものが。
いくら心の底では音夢が邪魔で消えてしまえばいいと思ってても
それが自分のせいで現実になったら無邪気に喜べるわけではないし。
でも実はその結果自分が純一に嫌われることが一番怖かったわけで。
(選ばれた相手を強引に排除したら普通好かれないで嫌われるわな)
純一の「何があっても嫌ったりしない」のセリフで少し救われた感じ。

もちろん音夢はどーでもいいってワケではなくて、
むしろ音夢のことは一番大事に思ってるのを痛感するような
「ちょびっツ」のラストの方を彷彿とするようなセリフが有ります。
最初から少女マンガみたいだったけど最後まで少女マンガみたいだった(笑)。
作品のテイスト的にも最初から最後までフルバ(アニメ)に近かったし。

一見ハーレムモードだけど
基本的には純一、音夢、さくらの3人の関係の話で、
純一が選ぶのは血は繋がってないけど実の妹の音夢の方で。
でもさくらにも多少の花を持たせる展開になっている。
この手の作品は中途半端な関係のままずるずる続くのが多いけど、
ちゃんと選ぶし、選ばれなかったヒロインは退場していくのだった。
最後の方の数話がさくらも含めてどんどん退場する展開になってる。
(準ヒロインの人たちも少しずつ花を持たされて退場する)

最後の最後の大きな桜が一斉に散るシーンで、
まるでさくらまで一緒に消えてしまうんじゃないかと思ったよ。
よーするにさくら=桜の精が人型をしてたみたいな感じで。
(ちょっと「季節を抱きしめて」を思い出しました)
違った意味でさくらは消えてしまうけど。

消えるといえば、
この作品は最初から初音島の奇跡という舞台があって
そこに主要な登場人物がどんどん参加して来るわけです。
そして途中から参加してきた人物は全員消えてしまう(ネタバレ)。
最後には初音島の奇跡も消えちゃうし。風景すら変わるから。
「ああ終わった」という実感と、寂しい気分がこみ上げてきました。

最初から楽しくて時には胸にグッと来る内容で好きだったけど
見続けるうちにどんどん好きになっていった作品でした。
特に後半に入ってシリアス展開になって正直ビックリしたよ。
ホントこんなにいい作品になるとは予想だにしなかったから。
放映の途中でDVDを買おうと決心したのは初めてだったけど、
その後の展開でその判断が正しかったことを痛感することに。

ってことで、本編はここまで。
あとは思ったことなどをアトランダムに。
すでに過ぎ去った前半のネタとかも。
ここで書かないともう書く機会はないので。
興味がない人は適当に読み飛ばしてくだされ。

この監督(宮崎なぎさ)さんはシスプリリピュア・キャラクターズの
と紹介されるけど私的にはフルバの(助監督)って印象が強いのだった。
(サブタイトルの入れかたがフルバそっくり)
ちなみに他にも大地丙太郎さんの作品にはよく名前が出てくる。
で、シリーズ構成の池田眞美子さんもフルバやってたので
余計にフルバ路線?って思って、実際に見てさらにそう思ったり。
池田眞美子さんは「ぶーりん」の弾けた印象がメッチャ強いけど
他にもチュチュとかやってたりして少女ものが多いような気がする。
だからできあがったものを見ても、ああやっぱりって感じが。

あとコンテスタッフを見てて気づいたけど
しまづ聡行さん(バナナっなんですねぇ~他)が何度か出てくるすね。
この人は「魔法遣いに大切なこと」の1/3ぐらいコンテやった人です。
現実描写の優れた下田組(?)の中心スタッフの一人でしょうか!?
あと佐山聖子さん(外にでよう!他)とか。天使禁猟区の監督さんです。
他にはチュチュやちょびっツもやってました。
25話(壊れゆく心)の林明美さんはフルバのキャラデザ・総作監の人です。

他の人の名前はよく知らないけど、全般にいい映像を見せてくれました。
D.C.の第一印象はポップな脚本と表情を含めた映像のデキの良さだったし。
特に志田ただしさんの「さくらの胸(ハート)騒ぎ!?」はシーン構成が秀逸!
今後は他の作品で名前見たらD.C.やってた人として認識するのでしょう。

「さくらの胸(ハート)騒ぎ!?」で思い出したけど
さくらって見た目が子供だけど他のキャラよりも中身が大人びてたり。
で、育ってない外見にコンプレックスを持ってるって描きかたに。
この回なんか「むなさわぎ」ではなく「むね(ハート)さわぎ」だし(笑)。
純一が鍋姉妹の姉の胸に目が行ってデレデレしてるのをムッとしてるし。
お風呂では泡でなんかやってるし(爆)。
「男の子っておっぱい大きい方がいいのかな」なんて露骨なセリフまで。
考えてみたら無駄にお色気路線の作品は腐るほどあるけど
こーいう露骨なセリフって滅多に見ないような気がする。

「胸(ハート)騒ぎ」の回も含めて中盤付近の作品は演出スタイルが
確立してノリノリで突っ走ってた面白い作品が目立ちます。
「謎のポエマー」とか「外にでよう!」とか凄くよく出来てるよ。
(このあたりの内容でDVDを買うのを決意したわけです)
この3回と序盤の「バナナっなんですねぇ~」が
ポップコメディとしてのD.C.を象徴する代表作っすね。
16話以降のシリアスで切ないD.C.ももちろん好きだけど
ポップコメディなD.C.も楽しくてやっぱ好きなのです。

シリアスというと、1、2話でやってる本筋(3人の話)の内容も
ポップコメディとシリアスの二つの側面をミックスした感じだったり。
今にして思えば、この2話は後半への布石だったわけですな。
16~20話は全くお遊びなしの超シリアス展開だったけど
21話以降はポップなテイストも多少は戻ってくるのでした。
ベースがシリアスなのは最後までずっと変わらないけどね。
延々とあの(16~20話)ノリだとさすがにキツイものが有るし。
(君望は最初から最後までずっとやってますが……)

何度か見返してて気づいたコト。
最初の1話ってそれ以降と若干演出スタイルが違うのでした。
コメディな表現が多少オーバー気味なんです。
さくらと再会した時のあたふたした表現とか。
家で音夢にぶっ飛ばされるシーンとか。
2話以降はこのへんの表現が少し押さえた感じに。
もーちっと肩の力が抜けた表現になるってゆーか。

あと、今思い出したことがあった。
ことりの取り巻きの二人だけど、
わざとらしいほどに顔が出てこないんですけど(笑)。
首から下だけとか、後ろ頭だったりとか、棒に隠れてたりとか。
「素顔の告白」では顔が出るけど逆に寄り過ぎで顔半分とかだし。
ここまで徹底してるのも凄いなと感心してしまったよ。

OPとEDのことも。
なんと全26話なのに21話からEDが変わります。
(2回有る総集編も別のEDだったりするけど)
タイミング的には散らない桜が散りはじめて変わるのでした。
まさに内容に合わせて変えたってことで。
「ちょびっツ」も後半の展開とEDのテイストが合わないので
急遽新しいのに変えたそうです(DVDの8巻にそう書いてあった)。
1クール毎に機械的に変えるんじゃなく内容に合わせて変えたので
作品の展開にとっても合ってるのがいい感じです。
つーか本来は全ての作品がこーするべきなんですが。
最終回はOPとEDが逆になってて、これもなかなか絶妙だったりして。
EDのしっとりした曲調で終わるより最後は明るく終わるって感じで。

サントラについてはまた機会があれば。
実は前のアニソンスペシャルの時にいろいろ書いてて
そして収拾がつかなくなって保留にしたのです……(汗)

なわけで今度こそ本当にお終い。

[CD] サクラサクミライコイユメ / yozuca

(C/W 未来へのMelody / CooRie)
D.C. ~ダ・カーポ~のOP/EDのカップリングマキシです。
OP/EDともイマドキのアニメソングって感じですな。
もちろん作品が気に入ったから買ったということで。
でもOP曲なんかよくよく聞いてると面白い音のつけ方してる。
この曲をそんな聞きかたする人はあまりいないと思うけど。
何度も聞いてると結構クセになるっていうか。スルメな感じ。
ところで、DVDやサントラも含めてamazonで買ったもんだから、
ミュージックのおすすめがD.C.だらけになってます(笑)

D.C. ~ダ・カーポ~ 17~20話

う、そう来ますか。
14話までのポップコメディな展開も楽しくて良かったけど
16話以降の一切ごまかしなしのガチンコラブストーリーもいいっすね。
気恥ずかしいというよりは、切なさ爆発って感じの内容で。

14話までの展開でも純一に対してあからさまな態度を見せてたのって
音夢とさくらだけだったし、互いに意識してるのもミエミエだったし。
ストーリーを突き詰めるならこの3人の関係だろうなとは思ってたけど
16話以降は完全にこの3人の話になってしまったようで。
他のキャラも出てはくるけど完全に脇にまわってしまった感じ。

純一と音夢がお互いの気持ちを通じ合って、なんか夢のような展開で。
もしかして夢だったのかも?と純一が思ってるとこに音夢が起きてきて
「夢じゃ、ないよね?」とか言うのでした。もう、キュン死に(爆)。
ここで最終回なら良かったんだけど、そうは問屋(さくら)が卸さない。

音夢とさくらが純一を巡って直接対峙するシーンも出て来たり。
考えてみたら同じ男が好きで、しかも互いにそれを知ってるなら
早晩こーなるのは見えてたわけで、来るべきものが来たというか。
同じ人が好き=感性が同じ=仲良くなれる、なんてキレイゴトは
こと恋愛に関しては信じられないっていうか。

一見するとよくある三角関係だけど純一の態度はハッキリしてるっすね。
血が繋がらないとは言え実の妹の音夢を選んだ時点で腹はくくってるし。
曖昧な態度を取ることが優しさではないってことも分かってるみたいだし。
それでもさくらの悲痛な叫びは純一と音夢の心にグサっと突き刺さってる。
誰も傷つけないで幸せにはなれないよ、とでも言いたげな展開で。

そして、
あと6話もあるのでこのまま終わらないんだろうなと思ってたら……
ここであのファンタジックな設定が生きてくるのか。
なんか、すんごい気になるところで終わってるのだった。
もう毎週見るしかないかも!?

にしても男に都合のよい幻想・妄想の産物のハズの美少女アニメで
他よりもよほど現実を投影した男女関係が展開してるのはなんなのかな。
キッズはこれの後半戦と「君望」を連続してやってたりするもんで
一見すると「萌え萌え枠」その実は「痛い切ない枠」だったり。

そうそう。結局DVD買っちゃいました(笑)。
録画したのを何度か見直してたので、これは買うに値するかなと。
キャラの表情が絶妙なのは前にも書いたけど、何度か見直してて
実はシーン構成がさりげなく上手いことに気付いたのでした。
まさかその後にこーいう展開が待ってるとは思わなかったけど。

D.C. ~ダ・カーポ~ 9~16話

やっぱりコレ良くできてる。
男キャラ一人に女キャラ数人のハーレムタイプの作品としては
今まで見た中でも一番いいデキなんではないだろうか。
この手の作品の女キャラは記号化されたステレオタイプなキャラが多いけど、
この作品に関してはわりと実際にいそうなキャラ描写なのが好感触すね。
実際にいそう=血の通った、生き生きとしたキャラって意味でもある。
さくらが音夢のコトを「ネムネム~」とか呼んだ時に、「ネムネム!?」と
ぎょっとしてる反応が、普通なら当たり前なんだけど新鮮だったよ。

つーか美少女アニメって女の子の魅力が売りだと思うのですが……
例えばシスプリのキャラって世間的には魅力的なんでしょうか!?
まるで血の通ってない死んだキャラにしか見えないんだけど。
キャラメイキングがお話になってないとは、つまりそーいう意味です。
ハピレスも女キャラとしての実体感はほとんどないけど(爆)、
あまり媚びてないのとコメディ色が強いのでそれなりに楽しめたよ。

ダ・カーポの話に戻って、15話に再び総集編が入ります。
そしてなんか16話以降はラスト(26話)までストーリーが繋がってる!?
それまではわりとライトタッチの読みきりストーリーだったけど
八方美人の主人公に対する女同士の壮絶な争奪戦にでもなるのか?(笑)
そーいえば、この作品は女キャラが露骨にやきもちを焼くのです。
これも当たり前なんだけど、この手の作品では珍しいっすね。

そうそう。前に書いた声優のPVですが、それは7話で終わりました。
その代わりに8話以降は短編(サイドエピソード)がついてます。
ストーリーが有るような無いような、そんな感じの内容で。
監督すら違うので本編とは雰囲気が(絵も)かなり違います。
で、本編と短編の間はフェードアウト・フェードインだけなので
切り替わってすぐはアレ?って感じがします。
PVは実写だったからいいけど、せめてアイキャッチ入れてくれ。
ちなみに本編とは別物だと思って見るのが吉。

おまけ。
(レンタル)DVDは本編(OP:1話:ED)→PV→本編(OP:2話:ED)のようです。
最後まで見て満足できたら(良心的な価格設定なので)買ってもいいかな
と思ってるけど、とりあえず中身の確認などをしてみたよ。