ウィッチハンターロビン
やっとラストです。
プロモーションクリップに入ってたロビンプロジェクトってコレか。
そして
ラスボスはこの人だったのねん(誰かは自分の目で確かめろ)。
堂島の裏の顔にもビックリ。そんな設定があったとは。
なるほどアレなら最初の方のあの態度でもクビにならんよな。
(上司の強力なコネで遊んでてもクビにならないと思われてた)
堂島は後半キャラが化けたっすね。署長も最後は大活躍してるし。
驚きと言えばマイケル。
彼ってSTNJに住んでたよーで(笑)。引きこもり状態だったとは。
家に帰らず夜でもずっとパソコンの前に居ると思ってたら。
建物から出ても敷地内の噴水?の穴の前で休憩してるだけだし。
つーかマイケルのゴハンは誰が買ってきてるんでしょう?
ところで
マイケルみたく同業者がカッコ良く描かれてるとちょっと嬉しい(笑)。
カッコ良いと言ってもうわべだけのペラいカッコ良さではなくて、
カッコ悪さや弱さも描いたうえでの魅力的な描かれ方というか。
BPSは確かにリアルだけど……やつは全然魅力的じゃないし(爆)。
(BPSでやってる内容はリアルではないっす)
この作品はラストに向かって怒涛のように盛りあがるわけではなくて。
最後のクライマックスも結果的にクライマックスって感じだし。
なんと言うか最後まで空間の雰囲気とかなにげない感情表現とか
そーいう
ディティールに徹底的にこだわった作品でした。
話の盛り上がりと反比例して人間描写が希薄になったLASTEXILEと
全く逆の展開だったっすね。最後まで人間のスケールの話だし。
作品は全く似てないけど「魔法遣いに~」にスタンスが近いかも。
考えてみたら両方とも魔女っ娘ものだし(笑)。
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そろそろ佳境に入ってきたようです。
にしても毎月2話ずつだとえらい時間がかかるんですが……
1巻の値段を5000~6000円にして話単価から収録話数を決めてる
みたいだけど2クールもので1巻2話だと
レンタル屋もイヤだろう。
ところで前回書いた内容が
思いっきり間違ってた(汗)。
ロビンが狙われた理由のとこ。
やっぱりソロモンに自分で連絡してたんだよな、あのシーンは。
つーかロビンは何か表向きの立場と違う役割があると思ったら。
だけど結局狩られる立場になってしまったのは変わらない。
そして亜門が久しぶりに登場する。
ロビンを助けた亜門がその口で狩らねばならないと言ってる。
でもそのわりにロビンを狩るために送られてくる人の情報を
横流ししたり、
ロビンを観察していたりと謎な行動を。
財前(ロビン達の上司)も謎の行動を取ってたりして。
ストーリーの行方がイマイチ想像できなかったり。
そうそう、インタビューで言ってたのでふと再確認したこと。
この作品って
喋りや仕草の間をとっても大事にしてる。
言葉のないシーンとか凄く多いし。
この作品の雰囲気ってそのへんから来てるんだろうね。
登場人物が設定よりも大人びて見えるのもそのへんですな。
ロビンが街に潜伏する展開が続きます。
凪羅が裏でやってる仕事はどんなのだとか、
凪羅がなんで亜門と知り合いだったのかとか、
亜門がなんで
凪羅のとこに行けといったのかとか、
そのへんが明らかになります。
そしてロビンがソロモンに狙われた理由がおぼろげに見えてきます。
つーか
内容をしっかり注視してれば気づいてたりするけど。
だってあの時にソレを託されたことをロビン自身が連絡してたし。
その直後に審問官が急遽来日したし。その後はすぐにアレだし。
勘のいい人にはすぐ分かってしまうことでも、ちゃんと順序だてて
丁寧に説明するのは良いですな。説明不足でわけ分からんのは困るよ。
ところで公式サイトに書いてあった
「
リアルな魔女っ娘モノを狙った」って話に受けました(笑)。
なるほど!そーいう路線だったのか、と。
言われてみればそーいう感じだよ。
今生の分かれに近い状態とはそーいう意味か。
全然違う展開をイメージしてました。
生きてるか死んでるかすら分からない状態ってコトすね。
てっきり
関係が破滅的に悪くなってもう会えない状態だとばかり。
つーか、今生の分かれとはフツーに考えれば死のことだった(汗)。
8巻ではついにロビンを襲った連中がSTNJまで襲撃してきた。
目的のためには多少の犠牲は厭わない冷酷な意思を感じるよ。
しかも真の目的は別に有ったとか?
ちなみにメンバーは生きてこそいたけどみんな満身創痍な状態に。
それで堂島が
仕事に意欲を持つようになったのは皮肉というか。
アモンは上に書いたけど生死不明で行方不明に。
ロビンはSTNJから離れて街に潜んで生きている。
なわけで先が気になるっす。
早く続きを見たいっす!
ちょーど真ん中へんでストーリーが連続してます。
そして後半に向けで
大きな変化がありました。
オールドシティという九龍城のようなビル郡で事件が起きる。
そしていつものようにロビンたちは調査に行くのです。
そしてロビンは一人の老婆と出会い
幻影を受け取るのだった。
何百年の昔から続けられてきた魔女狩りが今も続いてることを。
そして今まで続けてきたことが正義だったのか分からなくなってくる。
STNが(ウイッチ)ハンターを得るためにしてきたコトのおぞましさ。
ウイッチがウイッチを狩る、狩る側と狩られる側を峻別するのは誰か?
そして狩る側が狩られる側にならない保証もないことを。
それは誰かの意図で
勝手に決まってしまうことを。
つまりロビンの立場が決定的に悪い方に変わるのです。
そもそもロビンがSTNJにやってきたのは前任者の変わりで、
その前任者の殉職にも疑問があることに今ごろ気付くのです。
次の話では
亜門とロビンは今生の分かれに近いような状態になるらしい。
てなわけで、
ヤな感じに盛り上がってまいりました(爆)。
あ、7巻にはインタビューが入ってて作曲の人が出てきます。
監督でもキャストでもなく
まず音楽の解説なのが珍しいっすね。
でも、なんかこの作品らしいって気もする。
で、その人の話でたった1回しか使われない曲の話が出るのです。
それが次の回の別れのシーンで使われる曲なんだそうだ。
(サントラの2枚目に入ってる「SAY GOODBYE」って曲)
この巻に収録されてる話は2話ともウィッチ=悪って構図ではないっす。
自分で望んでこんな力を持ったわけでは無いのにってコトで。
そして力を持っていたために疎まれたり、命を狙われたりして。
自分が生きるために襲ってきたものを殺しただけだけど、
結果的にそれは犯罪でそして狩られることになるという結末が。
強すぎる力を持つロビンに対してもなんか含みのある伏線が。
後半に向かってそれが大きなポイントになってくるのかもしれないね。
前にも書いたけどこの作品って
1話読みきりストーリーなので、
エピソードによって思い入れの度合いが違ってきます。
4巻の収録分だと、患者の命を救うために裁かれない犯罪者の生命力を
吸い取って患者に与えてしまうウイッチの話が印象的だったよ。
そんな能力が有ったからって勝手に命を選別する権利など無いけど。
当人は分かっててやってただろうし。行為に共感してしまうのも事実。
冷徹な正義ではなく、
優しいエゴとでもいうか。
ちなみにこの物語は
勧善懲悪ではないカタチで幕をひきます。
普通なら悪いことをやったウィッチは退治されるのだけど、
この話は、悪いことだけど……って感じのケリのつけ方に。
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