まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

美鳥の日々

美鳥の日々 5~13話

物語をどー終わらせるのか気になってたので見てみました。
というか最後は元に戻るのだろうとは予想してたけど。
ハッキリとした解釈はなされないけど生霊みたいなもんだろうし。
当人が戻りたいと願えば元に戻る可能性は高いと思ってたから。
(つまり美鳥がそばに行きたいと願ったからああなったわけで)

長さが1クールで3ヶ月だけど物語の時間展開はもっと短い感じ。
最後の方で美鳥の日記を読み返すシーンが出るけど2ヶ月ぐらい?
てゆーか異常な状態をそんなに長く続けられないわけで。
だいたいこのぐらいが妥当な長さだったのかな、って思ったり。

原作も最近完結したみたいだけど内容的に倍ぐらいあるのかな。
読んだ1巻分を見た限りは筋はそのまま細部を膨らませてる感じ。
高見沢のアレとか綾瀬のアレとかも原作そのままとは思えんし。
なのでバッサリとエピソードを削ったんだろうね。
でも結果的にゆるい回のない中身の充実した13話になった感じです。
まぁオリジナルを入れて2クールやっても良かったとは思うけど。

特に印象的なエピソードと言うと綾瀬が猛アタックする回。
~作戦と銘打った綾瀬の妄想(予定)がひとしきり流れた後に
実際は思ったように行かない展開の繰り返しというお約束で。
気持ちをストレートに伝えられなくて回りくどい方法をとる綾瀬と
それに気づいた美鳥が阻止しようと頑張るとこがカワイイっつーか。
ちなみに正治はまるで気付いてません。普通はだいたいそーだよ。

あとはやっぱ最終回かな。
美鳥は元に戻った時に右手だった時のことを忘れてしまう
だから自分が正治に自分の思いを告げたことを知らない。
右手だった頃の美鳥は自分の気持ちをストレートに表現してたけど
実際の美鳥は何度も告白しようとしながらできなかったから。
だけど右手から消えた美鳥の様子を見に来た正治の姿を見て
今度こそ自分の気持ちを伝えようと追いかけるのです。
そして……結果はこの展開からみんなが想像する通りですが。

よく少女マンガとかで自分が告白すると実は相手も好きだった
みたいな「そんな出来すぎた展開あるかい」なシーンがあるけど、
この作品はそこに至る展開を用意した上でそれやってたり。
ちょっと感心したよ。

ちなみにこれDVDレンタルやってます(全4巻)。
セルDVD(全3巻、ディスク4枚)とディスク構成がまるで違うので
一部だけ買って残りをレンタルする場合は注意が必要です。
(レンタルは2-4-4-3、セルは5-4-4になってます)
にしてもキングを真似てトータル巻数を減らしたのはいいけど
話単価が高いままなのでパッケージが凄く高く感じるよ。
(話単価は2500円ぐらい)
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美鳥の日々 1~4話

4月から一部の民放(6局)で放送してる新番組。
5月からアニマックスでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(サンデー)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
この作品の主人公の沢村正治。彼は悪魔の右手を持つ男として周囲から
恐れられ、そのせいで女が近寄らず、告白しても振られ続ける日々。
そんな彼がある朝目がさめるとナゼか右手から女の子が生えていた
「美鳥」と名乗った彼女は以前から正治が好きだったと言うのだ。
そして右手が恋人(爆)ならぬ右手の恋人との奇妙な生活が始まる。

これ原作を読んだ時、結構面白い設定とか思ったよ。
いかにも萌え設定なんだけど目の付け所がシャープと言うか。
どことなく「ななか6/17」にスタンスが近いというか。
設定的には「南くんの恋人」の方がもっとずっと近いけど。
なんてコト言ってるわりには原作の続き読んでないけど(汗)。

で、アニメですが、さすがにいいデキだね。
監督さん(及びコアスタッフ)が超GALS・十二国記の人だけあります。
やっぱり現実をポップに描く方がいい絵を作ってくるよーで。
1話なんか暴走しすぎな気もするけど。ってゆーか動きすぎ(笑)。
あとなにげに裸出しまくりです。確か原作そのまんまだけど。
さすがにこれだと深夜しか放送できないっすね。