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Φなる・あぷろーち

Φなる・あぷろーち 7~13話

1クールなんでこれで全部です。
しかも通常の半分なんで通して見ても3時間ぐらい。
アップテンポだし軽めだし気楽に楽しめる作品っすね。

コメディで軽い展開とはいえ深刻なシリアスも有ります。
6~7話の西守歌(しずか)がデートしてる二人が心配でしてたことが
方法に問題が(かなり)あって涼を激怒させるって展開とか。
ラストの方で西守歌が実は親の承諾を得ずに押しかけてきていて、
帰らなくちゃいけなくなってしまう展開だったりとか。

特にラストの方の展開は
こちらの都合を考えず勝手に押しかけてきて
いつもは邪魔に思ってぞんざいに扱ってたけど
居なくなってみるととても寂しかった。
いつのまにか傍にいるのが当たり前になってたから。
みたいな、よーするに「うる星」展開だったり(笑)。

この手の作品はほぼ全てうる星がルーツと言っていいけど、
この展開ってうる星の要所で繰り返し使ったお約束なので。
で、この手の内容だと会いに行くのが一つパターンだけど
12話がそのまんまの展開でラストに感動のフィナーレ……
では終わらず13話が有っていつものお約束展開で落とすし(爆)。

つまりこの作品って
うる星から脈々と続くラブコメお約束展開のど真ん中で。
つーかうる星そのまんまのいきなり押しかけ女房だし。
表現スタイルがとってもポップでD.C.の前半を彷彿とする。
表情描写に関しては抜群に秀でてたD.C.には及ばないけど
SDキャラを使いまくったりしてポップ表現はD.C.以上すね。
そのへんが「軽い」って印象に集約される部分でもある。
通常の1クールの半分だけど短めのエピソードを各種織り交ぜ
そして本筋のストーリーもキレイにまとめてて結構楽しめるよ。
5話の温泉エピソードは秀逸で一見の価値は有ると思うし。

ストーリーや表現スタイルもわりと馴染み深いけど
キャストの組み合わせがD.C.とそっくりなのも親しみやすい。
つーか最後まで見てしまった理由の何割かはそれかも。
もしかして制作側の思惑にまんまとハメられたのか!?(笑)

お詫び
以前にここに書いてあった
DVDは16話収録というのは他の作品(↓)と混同した勘違いでした。
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Φなる・あぷろーち 1~6話

10月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
プリンセスアワー枠で放送してる15分2番組の片方です。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はPS2のゲームでやったことありません。
ちなみにプリンセスアワーとはプリンセスソフト原作の
アニメ2本をカップリングして放送してる枠です。

内容は、、、いきなり窓を蹴破り美少女が出現してみたり。
パイロットスーツ?を脱いだら着物だし。許婚とか言い出すし。
勝手にウサ耳をはめて無理に外すと爆発しますよ!とか言うし。
黒服軍団が乱入するし。国家の極秘プロジェクトとか言うし。
断っても一歩も引かないし。超高性能の大和撫子を自称するし。
力ずくで追い出そうとしたら逆に力ずくでねじ伏せられるし。
常識を踏み外したような呆気に取られる展開なのでありました。

15分×1クールだと長さ的には微妙な感じだと思ったけど
思いきった手段でその問題をクリアしてしまったようで。
ここまで強引な展開だとリアリティなんてどーでもいいっすね。
そもそも設定に現実味がない場合はストーリーも変なほうが合うし。
例えばシスプリの1作目とか。そーいや話の唐突さ加減が似てるかも。
双恋もこんな感じに作るべきだったんじゃないかと思ったよ。

ハチャメチャおポンチお約束てんこもりのこの作品には
もうひとつ一目見て分かる特徴があるのでした。
それはデフォルメのSDキャラを使いまくってるところ。
見た目重視の美少女アニメでこんなにキャラ崩すの珍しいような。
雪山で遭難して天然の温泉につかる回なんて裸になりまくりだけど
SDキャラですっぽんぽんになってもまるでエッチくないよ(笑)。

ところでキャスト(CV)のこと。
押しかけ婚約者が音夢で幼馴染がさくらで妹が頼子で主人公が杉並って。
D.C.を見てた人にオイオイと突っ込まれそうな組み合わせはなんですか?
普通ならあからさまに他の作品をイメージする組み合わせは避けるのに。